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戦略PR 世の中を動かす新しい6つの法則 Kindle版
○なぜ、「片づけの魔法」は米国でベストセラーになったのか?
○インスタグラマーは、どれだけの影響力を持っているのか?
「商品力」や「宣伝力」だけでは、もはや人は動かない。
5万部ベストセラー『戦略PR』著者の最新作!
PRとは「世の中を舞台にした情報戦略」であり、
その究極の目的は「人の行動を変えること(=ビヘイビア・チェンジ)」。
最前線で活躍する著者が、国内外の最新事例を交えながら、
そのフレームワークを解き明かす。
従来の社会常識に挑み、「買う理由」をつくりだす6つの黄金律
1 おおやけ→「社会性」の担保 社会課題解決をめざす「ソーシャルグッド」の潮流
2 ばったり→「偶然性」の演出 コンテンツが演出する偶発的な「セレンディピティ」
3 おすみつき→「信頼性」の確保 多様化する「インフルエンサー」の影響力
4 そもそも→「普遍性」の視座 「よくぞ言ってくれた」を引き出す本質的な価値転換
5 しみじみ→「当事者性」の醸成 「自分ゴト化」させ感情に訴えるストーリーテリング
6 かけてとく→「機知性」の発揮 PRクリエイティビティの真髄は「とんち」にある
- 言語日本語
- 出版社ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日2017/3/20
- ファイルサイズ4446 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
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出版社より
戦略PRをやるべき3つの理由/社会常識に挑み、「買う理由」をつくる戦略PR
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情報洪水と選択率の低下2000年代より始まった情報洪水は進行中であり、生活者の「情報選択率」は下がり続けている。一方で、僕たちが1日に接する企業発信のブランドメッセージは4000とも5000ともいわれ、生活者はますます広告的なコンテンツを避ける傾向にある。 |
アンコントロール領域の拡大生活者はSNSで自由に発信する。タイムシフト視聴が当たり前になり、コンテンツ消費の主導権は生活者に移った。こうした情報環境では、相対的に企業がコントロールする情報の影響力は低下する。アンコントロールな世界との対峙が求められる。 |
社会関心の多層化SNSでつながった生活者は、共通の趣味や価値観などが同じ「関心グループ」でのやりとりを増やしていった。スマホによって情報入手はパーソナライズされ、情報流通は限定的になった。社会の興味関心はミルフィーユのように多層化している。 |
PRの究極目的はビヘイビアチェンジ

PRのピラミッド(PRの目的構造)
パブリシティ(Publicity)
一番下の階層は、パブリシティによる「情報の露出」。パブリシティとは、主にメディアリレーションズと呼ばれるPR活動の結果、記事やテレビ番組として世の中に出る情報だ。
PR主体者はあくまでプレスリリースや参考資料をメディアに提供し、メディアはその一次情報をもとに自身の判断(編集権、編成権)で報道する。これによってパブリシティには第三者判断が担保され、ペイドメディア(お金を支払って利用するメディア)である「広告情報」と差別化される。その意味においては、ブロガーやインスタグラマーへの働きかけによって露出される投稿記事や写真も、広い意味でのパブリシティであるといえる。
パーセプションチェンジ(Perception Change)
この階層から上が、パブリシティによってもたらされる具体的な変化だ。「パーセプション」とはまた聞きなれない英単語が出てきたが、一般には「認識」「理解」などと訳される。
パーセプションといってピンとこなければ、「モノの見方」くらいに考えてもらえばいいだろう。逆にいえば、人々にあるモノの見方を与えることで、それに沿った行動が期待できる。つまり、特定のビヘイビア(行動)は特定のパーセプション(認識)によって起こるという考え方である。それが、パーセプションチェンジ(認識変化)が二階層目にある理由だ。
ビヘイビアチェンジ(Behavior Change)
ピラミッドの最上階が、ビヘイビアチェンジ(行動変容)だ。パブリシティが世にあふれ、それに触れた人々のパーセプション(認識)が変化し、その結果、それまで当たり前のようにとっていた行動が変わったり、新たな習慣が始まったりする。人の行動はそうそう簡単に変わるものじゃない。信頼できる情報に必要十分にふれて、その結果ジワジワと自分のモノの見方が変わっていき、最後にはコップの水が溢れるかのように、具体的な行動に変化が現れる。その結果、ビジネスや事業目的が達成される。
ビヘイビアチェンジを起こすために重要なのが、「社会関心を料理する」という発想です。基本となる「関心テーマ」の具体的なフレームワークについて解説します。

「空気」をつくるために必要な考え方として、戦略PRの提唱時からこれは変わっていない。別の言い方をすれば、これはPR対象と世の中との橋渡し(ブリッジング)に他ならない。
商品を売りたいという「あなたの関心」を、広い世の中の「みんなの関心」、そしてその商品を使う人の「生活者の関心」とどう結びつけていくか。これがポイントとなる。
- 商品便益:商品やサービスが提供する機能、既存品や競合との差別化ポイント
- 世の中の関心事:世間や第三者が気になっていること、世間の話題
- 生活者の関心事とメリット:商品やサービスを使う人が抱えている問題、その解決
これらの3つの要素を結ぶ真ん中に「関心テーマ」がある。ここでのミソは、この三位が一体となる「テーマ」を見出すことにある。そのテーマを世に広め増幅させることを目指すのだ。
国内外の事例を多数交えながら、世の中を動かすPRの法則を紹介します。

- 「いいベビーカーとは」の常識に挑んだピジョン
- 家事をしないインドのお父さん-150万人の父親を動かしたP&Gの戦略PR
- 「イクメン」はもう古い?-ベネッセがしかける「うちパパ」
など、国内外の事例を多数紹介します
商品の説明
出版社からのコメント
著者について
ブルーカレント・ジャパン株式会社代表取締役社長/CEO
1970年生まれ。戦略PRプランナー。「世界でもっとも影響力のあるPRプロフェッショナル300人」にPRWeek誌によって選出された日本を代表するPR専門家。99年、世界最大規模のPR会社フライシュマン・ヒラードの日本法人に入社。2006年、ブルーカレント・ジャパンを設立し代表に就任。2009年に『戦略PR』(アスキー新書)を上梓し、広告業界にPRブームを巻き起こす。『広告やメディアで人を動かそうとするのは、もうあきらめなさい。』(田端信太郎氏との共著、ディスカヴァー刊)などの著作、国内外での講演実績多数。2015年よりJリーグマーケティング委員。2015年の『PRWeek Awards』にて「PR Professional of the Year」を受賞。
登録情報
- ASIN : B06Y64ZSW3
- 出版社 : ディスカヴァー・トゥエンティワン (2017/3/20)
- 発売日 : 2017/3/20
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 4446 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 238ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 41,720位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 170位マーケティング (Kindleストア)
- - 1,281位産業研究 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
著者について

本田 哲也 Tetsuya Honda 株式会社本田事務所 代表取締役/PRストラテジスト
「世界でもっとも影響力のあるPRプロフェッショナル300人」にPRWEEK誌によって選出された日本を代表するPR専門家。世界的なアワード『PRWeek Awards 2015』にて「PR Professional of the Year」を受賞している。
セガの海外事業部を経て、1999年に世界最大規模のPR会社フライシュマン・ヒラードの日本法人に入社。2006年、スピンオフのかたちでブルーカレント・ジャパンを設立し代表に就任。2009年に「戦略PR」(アスキー新書)を上梓し、マーケティング業界にPRブームを巻き起こす。P&G、花王、ユニリーバ、アディダス、サントリー、トヨタ、資生堂など国内外の企業との実績多数。2019年より、株式会社本田事務所としての活動を開始。
著書に「その1人が30万人を動かす!」(東洋経済新報社)、「ソーシャルインフルエンス」(アスキーメディアワークス)、「最新 戦略PR 入門編、実践編」(KADOKAWA)、「広告やメディアで人を動かそうとするのは、もうあきらめなさい。」、「戦略PR 世の中を動かす新しい6つの法則」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。
外務省のアドバイザーやJリーグのマーケティング委員などを歴任。海外での活動も多岐にわたり、世界最大の広告祭カンヌライオンズでは、公式スピーカーや審査員を務めている。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
読みやすくかったので、すぐに読み切ることができました。
内容は
①PRとはそもそも何か?
②目的は何か?
③6つの方法
です。
6つの方法は例が豊富でわかりやすい印象でした。
個人的には、本全体として何が言いたいのかイマイチわからなかった。一貫性が感じられなかったと思います。
最初のPRのピラミッドであったり、社会関心マップ・社会関心テーマなどの内容と6つの方法論をもっと紐づけた方が一貫性があってよかったと思います。
戦略PRプランナーの本田哲也さんによるPRについての本。
作家のはあちゅうさんが紹介していたので思わずカートに入れてしまった。
後悔はしていない。
それどころか、最近色々と考えていることのヒントがたくさん散りばめられていて大変参考になった!
PRとは「世の中を舞台にした情報戦略」である。
そうなのですね。
人の流れを情報によって作り出すことがPRの目的。
ひいては「人の行動を変える」ことが究極の目的なのです。
レオナルド・ディカプリオ主演の映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』でジョーダン・ベルフォートが仲間にペンを渡して、「これを俺に売ってみろ」というシーン覚えていますか?
そこで仲間はそのペンの品質をプレゼンするのですが、ベルフォートはその案をサラリと没にします。
「じゃあお前がやってみろ」と仲間が言うと、紙ナプキンを渡して「これに名前を書け」と。
「ペンがない」と仲間が答えると、ベルフォートはペンを出して「お買い上げありがとうございます」と。
確かそんな感じ。
つまり、客は良い品物を求めているのではなく、「買う理由」を求めているのです。
そのアプローチの方法が分かりやすく書かれています。
僕が「お!」と感動したのは、社会的合意は時代によって移り変わるという点。
つまり、時代によって「良さの本質」が変わるということ。
例えば「いいクルマ」。
消費者のニーズは 「ハイパワーで見栄えの良さ」から「子どもたちの楽しめる広い車内空間」、そして「家計と環境に優しいクルマ」
と時代と共に世間的な「クルマの良さ」は変わっています。
この時代の流れと共に、良さの本質を再定義することの大切さ、を学ぶことが新たな価値観を提案できるのです。
人の関心を料理する、と言いますか。
そういうことも含め情報の戦略なのですね。
続きはブログで♪
結果とてもよかったです。完全になにも知識がない人だと何を言ってるかわからないかもしれません。
ちょっと業務でやってるとか、経験があるなら読んでみてよいと思います。
世の中を動かすっていうより動かすのはひとりのひとなので、そこ外さないで読んだ方がいいです!
さらりと読めてしまいますが、何度も立ち止まって自身に刷り込むべき重要なエッセンスが盛りだくさんです。
戦略PR 世の中を動かす新しい6つの法則
私も誤解していたひとりです。
広報担当者、上場企業のPR担当者は読むと良いのではないでしょうか。
とてもわかりやすく内容のイメージができました。
後半の6つの法則の部分は、「世の中を動かす新しい6つの法則」というほどの内容でないかな。大げさなタイトルをつけるのは著者の責任でなく編集者の問題かもしれない。本が売れない時代、大げさなタイトルで関心を引こうとしているのだろうか。サクッと読めるけど、この内容で1600円はちょっと高いね。