法人(中小企業・零細企業)におすすめのコンテンツセキュリティサービス3選。機能面でおすすめのコンテンツセキュリティサービスはこれだ!

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コンテンツセキュリティサービスを導入する中小企業、零細企業が急速に増えています。

そのため、今回は、『法人(中小企業・零細企業)におすすめのコンテンツセキュリティサービス3選。機能面でおすすめのコンテンツセキュリティサービスはこれだ!』という記事のタイトルで、法人(中小企業・零細企業)におすすめのコンテンツセキュリティサービスを3つ詳しく解説します。

法人(中小企業・零細企業)におすすめのコンテンツセキュリティサービス3選。機能面でおすすめのコンテンツセキュリティサービスはこれだ!

今回は、法人(中小企業・零細企業)におすすめのコンテンツセキュリティサービスを3つ詳しく解説します。

今回、紹介するのは、以下の3つのコンテンツセキュリティサービスです。

  1. ウイルスバスタークラウド
  2. KASPERSKY(カスペルスキー)
  3. Anti Phishing Mail Gateway(アンチフィッシングゲートウェイ)

①ウイルスバスタークラウド

1つ目は、ウイルスバスタークラウドになります。

ウイルスバスタークラウドは、トレンドマイクロが提供するサービスで、AI(人工知能)技術を搭載されており、日々巧妙化する新たな脅威から守ってくれます。

ウイルスバスタークラウドは、クラウド技術でパソコンやスマホにかかる負荷を軽減してくれ、快適に操作できます。

<ウイルスバスタークラウドの機能一覧>

以下が、ウイルスバスタークラウドの機能一覧になります。

ウイルス/ランサムウェア/グレイウェア対策
機能 説明 Windows
対応機能
Mac
対応機能
リアルタイムスキャン リアルタイムスキャン:ファイルの読み込みや書き込みを常に監視。
メッセンジャースキャン:インスタントメッセージの受信/送信時にスキャンを実行。 ×
ルートキット対策:ウイルスやスパイウェアだけでなく、ルートキットのスキャンも実行。 ×
予約スキャン 指定の曜日、時刻に自動的にスキャンを開始。詳細なスキャン条件を設定可能。
スマートスケジュールスキャン※1 パソコンの使用状況により、適切なスキャンのタイミングを設定し自動的にスキャンを開始。 ×
クイックスキャン 不正プログラムが潜みやすい場所に重点をおいて短時間でスキャン。
カスタムスキャン スキャンをかけたい場所を自分で指定してスキャンを開始します。
機械学習型スキャン AI(人工知能)技術を活用し、未知のファイルが脅威かどうかを判別。また、既存の技術との組み合わせにより、誤/過検出を抑制。ウイルスバスター クラウド(Windows版)ではファイルの特徴からそのふるまいを予測して判定精度を高める技術「ハイブリッドモデル」を新たに搭載。
※ハイブリッドモデル非対応
クラウドストレージスキャン OneDrive上に保存されているファイルをスキャン。 ×
保護レベルの自動切り替え 不審な挙動を示すプログラムに対する保護レベルを自動で切り替えます。 ×
セキュアブート対応 (Windows 8.1/10 環境のみ)
Windows 8.1/10 の機能であるセキュアブートにELAM(Early Launch Anti-Malware)ドライバで対応。OS 起動時のマルウェア対策を行います。
×
不正変更の監視 不正な挙動と判定した場合、システムが変更される前に変更をブロック。 ×
ファイルの自動復元 未知のランサムウェア(身代金要求型ウイルス)がデータを不正に暗号化したり、変更する動きを検知してブロック。また、ファイルが暗号化/変更される前にファイルを自動でバックアップし、ブロックした際に暗号化されてしまったファイルを復元。 ×
フォルダシールド 未知のランサムウェア等の疑わしいプログラムが、あらかじめ指定されたフォルダやクラウドストレージ(Dropbox、Google ドライブ、OneDrive、iCloud Drive)と同期するフォルダ、パソコンに接続されたUSBメモリや外付けストレージ内のファイルにアクセスするのをブロックし、大事なデータを保護。
感染ファイルの自動駆除 感染ファイルを自動的に駆除します。自動駆除できない場合はその旨を通知。
ウイルス/スパイウェア隔離 ウイルスやスパイウェアに感染したファイルが動作しないように、隔離処理を実行。
不要と思われるプログラムの自動削除 不要と思われるプログラムを自動で削除。 ×
ジョークプログラムの自動削除 ジョークプログラムを自動で削除。 ×
スマートプロテクション
ネットワーク
レピュテーション技術:Webサイトの安全性をページ単位で評価する「Webレピュテーション」やファイルの評価を行う「Fileレピュテーション」の評価情報を連携させ、感染を「未然に」防ぐ技術基盤を実装。
スマートスキャン:パソコンに保存されているパターン情報では判定できなかった不正プログラム(=ファイル)の安全性をクラウド上のデータベースにリアルタイムでクエリをかけ、不正プログラムをブロック。
スマートフィードバック:発見した最新の脅威に関する情報をトレンドマイクロ スマートプロテクションネットワークにフィードバックし最新の対策を提供するための仕組みを提供。
ローカル相関分析:マルウェアが検知された場合、そのファイルがどこから来たのかを分析し、SPNサーバに反映しトレンドマイクロ スマートプロテクションネットワークに接続されているユーザを保護。 ×

②KASPERSKY(カスペルスキー)

2つ目は、KASPERSKY(カスペルスキー)になります。

KASPERSKY(カスペルスキー)は、ウイルス対策、危険なWebサイトへのアクセス防止、ネット決済時の保護など、インターネットを安全に使うためのセキュリティを提供してくれるコンテンツセキュリティサービスです。

高い防御力と軽快なパフォーマンスを両立しており、巧妙化するネット犯罪からパソコンやモバイル端末をしっかりと守ってくれます。

<KASPERSKY(カスペルスキー)の機能一覧>

以下が、KASPERSKY(カスペルスキー)の機能一覧になります。

ウイルス/スパイウェア対策
ファイルスキャン ファイルの読み込みや書き込みなどの操作を監視し、ウイルス感染からパソコンを保護。
メールスキャン 送受信するメールをスキャン。
添付ファイルのスキャン メールの添付ファイルをスキャン。
簡易スキャン パソコンを安定して動作させるために必要なファイルのみをスキャン。
オブジェクトスキャン ファイルやフォルダ、ドライブなど、スキャンする範囲や対象を個別に指定してスキャン。
リムーバブルドライブスキャン USBメモリやメモリカードなどのメディアをスキャン。
メッセンジャースキャン インスタントメッセージの送信/受信データを監視して、ウイルスを検知。また、メッセージ内に記載されているURLの安全性をチェックし、危険なWebサイトへのアクセスを防止。
ルートキット対策 ルートキットのスキャンをバックグラウンドで実行。
不正ロック対策 画面やキーボードをロックしてパソコンを操作不能にし、ロックの解除に金銭を要求する身代金要求型ウイルス(ランサムウェア)に対抗。
クラウドプロテクション 従来のウイルス定義ファイルやふるまい検知技術に加えて、最新のクラウド技術を組み合わせた「ハイブリッドプロテクション」を採用。クラウド上に収集されたリアルタイムの脅威情報を利用することで、最新のウイルスや脅威にも迅速に対応可能。
セキュアブート/メジャーブート対応(※1) ELAM(早期起動マルウェア対策ドライバー)を搭載し、Microsoftの持つ最新のセキュリティ技術に対応。OS起動時、パソコンにルートキットやウイルスが入り込むのを防ぎ、より安全にシステムを起動可能。
予約スキャン 指定したスケジュールで、自動的にスキャンを開始。
自動駆除 ファイルに感染したウイルスを自動で駆除。
感染ファイル隔離 感染ファイルをパソコン内の特別な領域に移動して、感染被害を防止可能。
その他
ソフトウェアアップデーター インストールされているソフトの更新プログラムの有無をチェックし、必要なアップデートを通知。
PCクリーナー 長期間使われていないソフトウェアや、同意を得ずに無断でインストールされたソフトウェア/ブラウザー拡張機能、アドウェアとして分類されるソフトウェアの有無をチェック。
システム変更コントロール 迷惑ソフトによるブラウザーやプロキシなどの設定変更をブロック。
データ通信量の自動節約 従量制課金接続を使用してネットワークに接続している場合、カスペルスキー製品が行うデータ通信量を抑制。
ゲームモード ゲームなどのアプリケーションが全画面表示になった時、ポップアップ通知を無効にしたり、スキャンやアップデートなどを一時的に停止してパソコンにかかる負荷を最小限に抑制。
Windows設定診断 悪意のあるソフトウェアの活動、システムエラー、またはシステム最適化ソフトの不適切な動作によるWindows設定の破損、異常を診断。
Internet Explorer設定診断 悪意のあるソフトウェアの活動、システムエラー、またはシステム最適化ソフトの不適切な動作によるInternet Explorer設定の破損、異常を診断
パスワード設定 他のユーザーが設定を変更できないようにパスワードを設定することが可能。
処理結果(レポート)の表示 検知した脅威の数や種別、処理結果などを、わかりやすいリストやグラフで表示。

③Anti Phishing Mail Gateway(アンチフィッシングゲートウェイ)

3つ目は、Anti Phishing Mail Gateway(アンチフィッシングゲートウェイ)になります。

Anti Phishing Mail Gateway(アンチフィッシングゲートウェイ)は、通常の電子メールを電子署名メール(S/MIME)へ自動変換するコンテンツセキュリティサービスです。

Anti Phishing Mail Gateway(アンチフィッシングゲートウェイ)は、により電子署名の付与された電子署名メール(S/MIME)の受信者は、送信元の特定、改ざんの検知が可能となります。

そのため、安心してメールを受信/閲覧する事が可能となり、大切な顧客をフィッシングやウィルス等の被害から守る事ができ、且つ、メール送信元である企業等もブランドの盗用(実在する企業等を騙りフィッシングメールやウィルス付きメールを送信する事)から守る事が可能です。

<Anti Phishing Mail Gateway(アンチフィッシングゲートウェイ)の機能一覧>

以下が、Anti Phishing Mail Gateway(アンチフィッシングゲートウェイ)の機能一覧になります。

  • 電子メールへ電子署名を自動付与:APMG(ゲートウェイ)を通過する電子メールに電子署名(S/MIME署名)を自動的に付与。電子署名に使用する電子証明書はSymantec、CyberTrust等の主要PKIベンダーの発行する電子証明書を幅広くサポートし、複数枚の電子証明書を扱うことが可能。
  • 独自のゲートウェイ処理機能:APMGは、DITが独自に開発したゲートウェイ処理方式を採用しており、MTAのようにキューを持たず、全て高速にリアルタイム処理する方式を採用。この独自のゲートウェイ処理方式により、どのような環境にも容易に導入する事ができ、且つ、既に配信管理やシステム管理等を行なっている環境であっても容易に導入する事が可能。
  • 抜群のパフォーマンス:1署名あたりの処理時間が0.015秒※といった高パフォーマンスにより、ダイレクトメールのような大量メール送信にも対応可能。又、受信ポートによる振り分け機能により最大で10台のSMTPサーバへメールを振り分けることも可能。
  • 大量の証明書管理:APMGは、通常の管理者機能(ウェブブラウザにて操作する管理者インターフェースによる証明書の登録/更新/削除等)以外に、一括登録/更新/削除等を行なえるコマンドラインツールも提供。又、登録されている証明書の各種検索機能等も提供しており、大量の証明書を扱う際にも十分対応できる機能を実装。
  • 多彩な機能:APMGは、1枚の電子証明書を複数のメールアカウントでシェアする機能や、宛先アドレスを条件に署名メールを参照できない携帯電話等のメールアドレス宛てには署名を付与しないようにするフィルタリング機能、署名済/暗号済みのメールが来た際にどのように取り扱うか設定できる機能等、多彩な機能が搭載。これらの機能は、管理者機能にて容易に設定/管理が可能。
  • 高可用性の提供:APMGは、電子証明書やフィルターの登録/更新/削除を即時反映する機能を実装しており、APMG®を稼働させたまま変更を即時反映する事が可能。

Anti Phishing Mail Gateway(アンチフィッシングゲートウェイ)の基本仕様は、以下の通りです。

使用可能証明書 シマンテック セキュアメールID (SHA-2対応版動作確認済)(基本的にX.509 V3の電子メールアドレスが記載されている証明書であれば使用可能)
電子署名形式 クリアテキスト署名形式
署名アルゴリズム
  • Sha1WithRSA
  • Sha256WithRSA
  • Sha384WithRSA
  • Sha512WithRSA
署名付与判定方式
  • envelope-fromによる判定
  • メールヘッダのFromによる判定
フィルタリング方式
  • 部分一致
  • 前方一致
  • 後方一致
連携可能MTA 基本的にSMTPに準拠したMTAであればどのようなMTAとも連携可能

今回、紹介した以下の3つのコンテンツセキュリティサービスは、それぞれ特徴が異なります。

また、導入する際は、比較検討してからにしましょう。

  1. ウイルスバスタークラウド
  2. KASPERSKY(カスペルスキー)
  3. Anti Phishing Mail Gateway(アンチフィッシングゲートウェイ)

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、『法人(中小企業・零細企業)におすすめのコンテンツセキュリティサービス3選。機能面でおすすめのコンテンツセキュリティサービスはこれだ!』という記事のタイトルで、法人(中小企業・零細企業)におすすめのコンテンツセキュリティサービスを3つ詳しく解説しました。

今回、紹介したように、コンテンツセキュリティサービス(ウイルスバスタークラウド、KASPERSKY(カスペルスキー)、Anti Phishing Mail Gateway(アンチフィッシングゲートウェイ)は、それぞれ特徴が異なります。

また、コンテンツセキュリティサービスは、多くの場合、無料でで資料請求ができるため、導入を検討している方は、資料請求することをおすすめします。

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