おすすめ電子契約サービス9選。サービスごとのメリットデメリット料金を比較

電子契約は近年急速に実用段階を迎えています。

電子署名が署名や押印と法的に同等であることを明記した電子署名法や、会計情報を電子データとして保存することを認めた電子帳簿保存法など、実用化にあたっての法的準備が整いました。

技術的にも、電子署名などが実用化され、契約処理のスピードアップとコスト削減を図りたいという企業ニーズに応えられる環境が整ってきています。

そのため、今回は『おすすめ電子契約サービス9選。サービスごとのメリットデメリット料金を比較』という記事のタイトルで、おすすめの電子契約サービスについて解説します。

電子契約とは?

電子契約とは、今まで書面にて締結していた契約を、電子データを用いて行う契約を指します。

電子データには電子署名やタイムスタンプが押されることで法的拘束力を持ち、書面での契約同様に取引を行えます。

作成した電子データはデータベースで保管することができるので、様々なビジネス効果を持つのです。

おすすめの電子契約サービス9選

電子契約サービスは世の中にたくさんありますが、今回はおすすめできる電子契約サービスを9つ紹介します。

①CloudSign(クラウドサイン)

CloudSign(クラウドサイン)は、弁護士ドットコムが運営している、ネット上で契約書を交わすサービスです。

  • 紙の契約書不要
  • 印鑑不要
  • 手書きのサイン不要
  • 専用のソフト不要
  • 相手がクラウドサインを利用していなくても使える
  • マルチデバイス(パソコン・タブレット・スマホ)対応
  • 毎月10件まで無料で使える
  • 契約書のテンプレートが豊富(ケース・バイ・ケースで選べる)

など、個人事業主はもちろんのこと、契約締結を円滑に進めたい企業にとっても心強い味方と呼べるサービスです。

実際、公式サイトによると、

  • パーソルキャリア
  • クレディセゾン
  • クラウドワークス

などの名だたる企業がクラウドサインを利用しています。

以下がCloudSignで利用できるまたは利用できないサービスないし、機能の一覧です。

※◯が利用できる、×が利用できないになります。
  • テンプレートから契約書を作成:×
  • 自社テンプレートをアップロードし契約書を作成:◯
  • アップロードした契約書の直接カスタマイズ:×
  • スマホから締結:○
  • 既読機能:○
  • 契約書の管理:×
  • 紙の契約書の管理:×
  • 他社サービスとの連携:○
  • API連携:○
  • 二段階認証ログインサービス:○
  • 印影の登録:×
  • 契約書の検索:○
  • アラート機能:○(kintoneと連携すれば)
  • 内部統制機能:○(自社従業員のアカウント作成を制限する)
  • チャネルによる閲覧制限:×
  • 締結依頼ロック機能:×
  • リンク先URLに対してのパスワード付与:○

以下が料金を含めた一覧表になります。

料金<個人事業主向けプラン>

  • 月額固定費用  0円
  • 契約書送信件数ごとの費用 0円

<企業様向けプラン>

  • 月額固定費用 10,000円
  • 契約書送信件数ごとの費用 50円
セキュリティ機能SSL暗号化通信、書類バックアップなど。
マルチデバイス対応一部機能において対応
契約締結までの所要時間最短数分で契約締結が完了する。
カスタマイズ性テンプレート機能、検索機能等有。追加料金が必要だが、APIを使った連携も可能。
不明点の質問のしやすさオンラインチャットで質問可能。加えてメールフォームでも問い合わせ可能。ホームページ上に電話番号は公開されていないが電話サポートはある。

②Holmes

Holmesは、契約書の作成、締結、管理など、 契約書にまつわる業務の全てをスムーズに解決する 契約書に特化したデジタルプラットフォームです。

Holmesは、特に、個人事業主、中小企業、フリーランスから圧倒的な人気を得ています。

料金は従業員の数によって異なります。

  • 従業員数が10名以下の場合、月額 20,720 円(税抜き)
  • 従業員数が11名以上の場合は要お問合せとなり、変動制となっています。

以下がHolmesで利用できるまたは利用できないサービスないし、機能の一覧です。

※◯が利用できる、×が利用できないになります。
  • テンプレートから契約書を作成:○
  • 自社テンプレートをアップロードし契約書を作成:○
  • アップロードした契約書の直接カスタマイズ:○
  • スマホから締結:○
  • 既読機能:○
  • 契約書の管理:○
  • 紙の契約書の管理:○
  • 他社サービスとの連携:×
  • API連携:×
  • 二段階認証ログインサービス:×
  • 印影の登録:○
  • 契約書の検索:○
  • アラート機能:○
  • 内部統制機能:×
  • チャネルによる閲覧制限:○
  • 締結依頼ロック機能:○
  • リンク先URLに対してのパスワード付与:○

③DocuSign

DocuSignは43の言語で署名することができ、188か国・2億人以上のユーザーを抱える本社米国の電子契約サービスです。

マルチデバイス対応のため、どこでもいつでも契約書にサインすることが可能。また、スマホであれば専用のアプリが利用できます。

DocuSignは料金はいずれも個別見積もりになります。

HPの参考価格(税別)によると、

  1. ビジネスプロは100文書当たり年額10万円で、最小契約時は500文書(50万円)
  2. エンタープライズプロは、100文書当たり年額21万円で、最小契約時は500文書(105万円)

になるそうです。

④SIPS-BOX +Sign

SIPS-BOX +Signは、フィッシング対策(なりすまし防止)を目的として、既存の電子メール環境にゲートウェイ型の電子署名付加サーバーを構築し、自動的に電子署名を付加したメールを送信するためのサービスです。

SIPS-BOX +Signは、発信元のメールアドレスに対応する電子証明書をSPIS-BOXが自動判断し、電子署名を付与します。

また、電子署名が付与されたメールを受信した場合、自動的に電子署名の検証を行います。

SIPS-BOX +Signは、電子証明書の管理や電子署名の付加をSPIS-BOX Signを搭載した電子署名付加サーバー(またはメールサーバー)がすべて対応するため、既存のメール環境にほとんど影響を与えることなく導入することが可能です。

製品概要は以下の通りです。

対象従業員規模全ての規模に対応
対象売上規模全ての規模に対応
提供形態その他
参考価格別途お問い合わせ

⑤BtoBプラットフォーム 契約書

BtoBプラットフォーム 契約書は、企業間における契約書の締結・管理・ワークフロー(社内承認)を電子化し、Web上で一元管理できる仕組みです。

契約書業務のペーパーレス化により、時短・業務軽減・コスト削減(郵送代・印紙税等)が実現します。

BtoBプラットフォーム契約書の強みは以下の3点になります、

  • 最新のブロックチェーン技術により、契約内容の信頼性(機密性)を確保
  • PDF電子署名+タイムスタンプの組み合わせで、本人・時刻認証と改ざん耐性に強い
  • ワークフロー機能(契約稟議)により、社内稟議をWeb上で完結

料金に関しては月額10,000円からになります。(企業ごとに料金が異なります。)

主な機能は以下の8点になります。

  • 契約書発行
  • 契約締結
  • 自社保管
  • 契約書管理
  • 参照者設定
  • 契約期限切れ
  • アラート機能
  • 押印機能
  • ワークフロー

⑥かんたん電子契約

かんたん電子契約は、Webブラウザによる契約書の締結、保存、閲覧を可能にした、クラウドベースの電子契約システム、タイムスタンプサービスです。

印紙税のカットや郵送コストなどの削減効果はもとより、文書の配布を自動化し、大量の契約処理を実行する「自動化ツール」を用意、大幅な業務効率化を実現します。

作成した契約書も、PDFで開くだけで電子署名とタイムスタンプの確認ができ、クラウド環境を活用し、いつでもどこでも証明情報を見ることが可能となっています。

かんたん電子契約のメリットは以下の3点になります。

  1. 契約書の印紙税が不要になるため、郵送コストを削減できる
  2. 証明情報の確認はAdobe ReaderをPDFを開くだけで済ませれる
  3. 業務システムとのスムーズな連携で業務を効率化できる

以下がサービス規格表になります。

製品名(サービス名)かんたん電子契約サービス
サービス提供会社セイコーソリューションズ
動作環境【対応ブラウザ】 Internet Explorer 8~10
【対応ソフトウェア】 Adobe Reader X以降
提供エリア全国
オプションサービス
その他サービス長期署名クラウドサービスeviDaemon(エビデモン)
その他特記事項使用タイムスタンプ SEIKOタイムスタンプサービス
(日本データ通信協会認定、有効期間10年)

最後に料金に関してですが、料金は企業ごとに異なります。

⑦Meeepa

Meeepaの特徴は3つあります。

1つ目はMeeepaを利用することにより一連の購買業務が全てペーパーレス化となるため、手運用を行っていた場合に発生し得る、メールの誤送信や注文書の誤郵送などのインシデントリスクがなくなります。

また、請求金額が自動算出されることで計算ミスがなくなったり、技術者や契約のデータが一覧で可視化できるので、発注漏れや支払い漏れといったヒューマンエラーが抑止されます。

2点目のMeeepaの特徴は、下請法や派遣法、電子帳簿保存法などの法対応も万全なので、法改正が発生した際に都度社内運用の見直しや変更を行う必要がなくなり、監査や税務調査の対応を意識することなく管理できます。

また、クラウドサービスのため、バージョンアップなどの追加作業も不要となります。

そして、3つ目ですが、スキル、人員を求めている技術者が在籍するパートナー企業を検索してフレンドになると、取引が可能になります。

自社の技術者には足りないスキルを他社の技術者で補完し、ビジネスを拡大していただくことが可能になります。

以下がサービスの機能になります。

  • 見積もり手続き(見積依頼/見積登録)
  • 発注手続き(注文書作成・送付/受託)
  • 作業・実稼働(作業実績確認、経費確認)
  • 支払額計算
  • 実績管理
  • 支払手続き
  • パートナー検索(公開/非公開設定可)
  • 技術者スキル管理登録

以下が料金を含めたサービスの概要になります。

対象従業員規模全ての規模に対応
対象売上規模全ての規模に対応
提供形態クラウド / SaaS / サービス
参考価格12,800円 ~
参考価格補足
  • 初期費用 0円
  • 発注側 月額 12,800円・1注文書あたり400円の従量課金 (税別)
  • 受注側 0円

⑧Cloud Contract

Cloud Contractは日本で初めて電子契約サービスに「ブロックチェーン機能」を取り入れた非常に先進的なサービスです。

Cloud Contractの特徴は何と言っても、取り扱いが簡単な点です。

基本的に以下の3つのステップで、業務を終わらすことができます。

STEP1:契約書の送信

あらかじめ契約条件について、当事者間で合意した上で、契約書(PDF)をアップロードし、署名欄を追加して送信します。

STEP2:取引先での確認
Cloud Contractから契約書確のメールが送信されます。
メール内のURLにアクセスし、受信者自身のメールアドレスを入力すると契約書が表示され、内容の確認と署名が行えます。
STEP3:契約書の送信

契約書受信者が書類内容に同意すると、契約書の合意締結完了のメールが双方に送信されます。

Cloud Contractの機能は以下の6点になります。

  • 契約書保管機能(契約書(pdfファイル)をアップロードして保管できます。)
  • 契約状況確認機能(確認が必要な書類や先方が現在確認中の書類がひと目でわかります。)
  • マルチデバイス機能(PCだけでなく、スマートフォンやタブレットでも操作可能です。)
  • 電子署名機能(契約書にweb上で署名を付与することができます。)
  • 合意契約締結確認書発行機能(合意の上、契約が行われたことを証明する書類をpdfファイルで発行できます。
  • 記録管理機能(契約書類の合意締結完了時に、ブロックチェーンに登録し、記録を厳重に保持いたします。)

以下がCloud Contractのサービス概要になります。

料金<基本料金>

  • 月額固定費用 9,980円
  • 6ヶ月分一括 49,800円
  • 12ヶ月分一括 89,800円
  • 初月無料サービスあり
セキュリティ機能サーバー側とブロックチェーン上に取引記録が半永久的に残る。契約締結確認書をpdfで出力することができ、オンラインストレージ上にファイルを保管することができ、かつブロックチェーン上には契約締結後のファイルが全て保管される。
マルチデバイス対応スマートフォン、タブレットなどから利用可能。
契約締結までの所要時間最短数分で契約締結が完了する。
カスタマイズ性要見積もり
不明点の質問のしやすさオンラインチャットで質問可能。加えてメールフォームもしくは、電話でも問い合わせか可能。

⑨GMOagree

GMOagreeは大手インターネット企業のGMOが提供する電子契約サービスです。

GMOagreeは証拠力が高いハイブリッド署名を使用した実印版と、リーズナブルな認印版を選択することができます。

ただし、実印版を利用する場合は、契約書受信者側の相手先企業もGMOagreeへの利用登録が必要です。

以下が、GMOagreeの実印版、認印版と紙を比較した表になります。

実印版認印版
導入面電子証明書必要不要不要
導入スピード
取引先費用負担ありなしなし
証拠力完全性の担保
(改ざん防止)

(タイムスタンプ)

(タイムスタンプ)
契印・割印
本人性の担保認証局による本人確認
(印鑑証明/企業DB+電話確認)
メール認証押印+印鑑証明
証拠力の強さ
(電子署名法第3条)
◯︎  
導入効果コスト削減
印紙税、郵送費、作業コスト、封筒、保管料

印紙税、郵送費、作業コスト、封筒、保管料
×
契約締結業務の効率化◯︎×
コンプライアンス強化◯︎
セキュリティ

GMOagreeの料金プランは以下の3つのうちから選ぶことができます。

⑴Agree締結 実印版の料金

プラン名契約数ユーザー数
(組織内での利用者数)
利用金額電子証明書発行料1枚
無料プラン3契約/月 まで2人0円/月3,500円/年
有料プラン30契約/月 ごと無制限10,000円/月0円/年

⑵Agree締結 認印版の料金

プラン名契約数ユーザー数利用金額
無料プラン10契約/月 まで2人0円/月
有料プラン無制限無制限8,000円/月

⑶Agree管理の料金

プラン名文書数ユーザー数利用金額
無料プラン50件 まで2人0円/月
有料プラン100件 ごと無制限1,000円/月

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、『おすすめ電子契約サービス9選。サービスごとのメリットデメリット料金を比較』という記事のタイトルで、おすすめの電子契約サービスを9つ紹介しました。

ただ、上記の電子契約サービスは企業によって、値段が変わる場合もありますし、スマホ対応していないサービスもあります。

そのため、導入を考えているのであれば、一度、企業のHPからカタログを請求してから、サービスを導入することをおすすめします。

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。