【検証】会計ソフト「弥生会計」の評判は?メリットデメリットと注意点

現在、起業家、経営者、会社勤めの経理部など方の中には会計ソフトを導入してみようかどうか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

しかし、会計ソフトは世の中にたくさんあり、どのサービス、ソフトも価格帯はバラバラで、且つ提供しているサービス、機能もそれぞれ異なります。

そんな会計ソフトの中で、会計ソフト「弥生会計」が人気を集めています。

そのため、今回は『【検証】会計ソフト「弥生会計」の評判は?メリットデメリットと注意点』という記事で、会計ソフト「弥生会計」の評判、メリット、デメリット、注意点などを紹介し、解説します。

会計ソフト「弥生会計」とは?

「弥生会計」は最も支持される会計ソフトとして多くの企業や個人事業主に使用されています。

「弥生会計」は中小企業や個人事業主用に作られており、「敷居の低さ」が大きな特徴で、新しいバージョンが出るたびに、性能や使いやすさが向上しており、長年使い続けるユーザーも多くいます。

そのため、安心できる会計ソフトとして人気があります。

また、会計ソフト「弥生会計」は

  1. 簡単
  2. 安心
  3. 頼れる

といった3つの特徴があります。

①簡単

会計、販売管理、給与計算など、業務経験がない初心者の方でも、誰でも使いこなせる簡単に使いこなせる設計が追求されています。

②安心

新元号や消費税改正など法令・税制改正にもスムーズに業務が行えるよう、製品とサポートでしっかり対応しています。

また、業界最大規模のカスタマーセンターで、専門スタッフが製品の導入から日々の運用まで、電話やメールで答えてくれます。

③頼れる

面倒な業務の手順や手続きなどの質問や相談に丁寧に応えてくれます。スモールビジネスの経営状態がわかるグラフ・レポート機能や経営を支援するサービスを提供してくれます。

また、全国の税理士・会計事務所が推奨している点も魅力と言えるでしょう。

実際、全国8700件の税理士・会計事務所とパートナーシップ(弥生PAP)を結んでおり、無料であなたにぴったりの
税理士・会計事務所を紹介してくれるようなサービスも行っています。

※実際、困りごとを丁寧にヒアリングして、最適な税理士・会計事務所を無料で紹介するサービスを実施している会計ソフトは弥生のみです。

このような、会計事務所とシームレスなデータ共有ができているからこそ、弥生会計は、顧客と会計事務所がクラウドでデータ共有できる「弥生ドライブ」を提供できると言っていいでしょう。

会計ソフト「弥生会計」の価格

会計ソフトを選ぶ上で価格は非常に重要と言えるでしょう。

以下が会計ソフト「弥生会計」の価格になります。

価格はソフトの種類によってそれぞれ異なります。

「弥生会計」基本ソフト

製品名直販価格(税抜)
製品+
セルフプラン
製品+
ベーシックプラン
製品+
トータルプラン
弥生会計 オンライン26,000円/年30,000円/年なし
弥生会計 19 スタンダード39,800円39,800円49,300円
弥生会計 19 プロフェッショナル77,200円77,200円92,000円
弥生会計 19 プロフェッショナル 2ユーザー105,000円105,000円118,400円

「弥生会計」確定申告ソフト

製品名直販価格(税抜)
製品+
セルフプラン
(フリープラン)
製品+
ベーシックプラン
製品+
トータルプラン
やよいの白色申告 オンライン0円/永年8,000円/年なし
やよいの青色申告 オンライン8,000円/年12,000円/年なし
やよいの青色申告 1912,000円12,000円20,000円

「弥生会計」給与計算ソフト

製品名直販価格(税抜)
製品+
セルフプラン
製品+
ベーシックプラン
製品+
トータルプラン
やよいの給与計算 1927,000円27,000円34,000円
弥生給与 1977,200円77,200円92,000円

「弥生会計」給与計算ソフト(オンライン版)

製品名直販価格(税抜)
プラン10プラン30
月額年額月額年額
やよいの給与明細 オンライン450円4,500円1,200円12,000円

「弥生会計」販売管理ソフト

製品名直販価格(税抜)
製品+
セルフプラン
製品+
ベーシックプラン
製品+
トータルプラン
やよいの見積・納品・請求書 195,000円5,000円13,000円
弥生販売 19 スタンダード39,800円39,800円49,300円
弥生販売 19 プロフェッショナル77,200円77,200円92,000円
弥生販売 19 プロフェッショナル 2ユーザー105,000円105,000円119,500円

「弥生会計」顧客管理ソフト

製品名直販価格(税抜)
プラン15プラン100プラン1000
月額年額月額年額月額年額
Misoca800円8,000円3,000円30,000円10,000円100,000円

「弥生会計」ネットワーク製品(パソコン3台以上で利用する場合)

製品名メーカー希望小売価格(税抜)
弥生会計 19 ネットワーク(SQLServerなし)3ライセンス for SQL240,000円
5ライセンス for SQL360,000円
8ライセンス for SQL480,000円
10ライセンス for SQL600,000円
15ライセンス for SQL700,000円
20ライセンス for SQL800,000円
弥生会計 19 ネットワーク(SQLServer付き)3ライセンス with SQL301,000円
5ライセンス with SQL460,000円
8ライセンス with SQL636,000円
10ライセンス with SQL795,000円
15ライセンス with SQL990,000円
20ライセンス with SQL1,190,000円
弥生販売 19 ネットワーク(SQLServerなし)3ライセンス for SQL240,000円
5ライセンス for SQL360,000円
8ライセンス for SQL480,000円
10ライセンス for SQL600,000円
15ライセンス for SQL700,000円
20ライセンス for SQL800,000円
弥生販売 19 ネットワーク(SQLServer付き)3ライセンス with SQL301,000円
5ライセンス with SQL460,000円
8ライセンス with SQL636,000円
10ライセンス with SQL795,000円
15ライセンス with SQL990,000円
20ライセンス with SQL1,190,000円

会計ソフト「弥生会計」の機能

また、価格と同じくらい重要なのが、機能です。

今回は「弥生会計」シリーズで非常に人気がある

  • 「弥生会計」スタンダード
  • 「弥生会計」プロフェッショナル
  • 「弥生会計」ネットワーク

の機能をそれぞれ解説します。

以下が会計ソフト「弥生会計」の機能になります。

使用場面機能名スタンダードプロフェッショナルネットワーク
導入・設定ナビゲーション機能 クイックナビゲータ
操作説明動画 スタートアップガイド ◯ ◯ ◯
設定機能 導入設定ウィザード ◯ ◯
設定機能 部門設定 ◯
設定支援 業種別テンプレート ◯ ◯ ◯
取引入力かんたん取引機能 かんたん取引入力 ◯ ◯
帳簿入力 現金出納帳 預金出納帳 売掛帳 買掛帳
経費帳
 ◯ ◯
伝票入力 入金伝票 出金伝票 振替伝票 ◯ ◯ ◯
簡単入力機能 仕訳アドバイザー ◯ ◯
仕訳帳/元帳 仕訳日記帳 総勘定元帳 ◯ ◯
自動取込・自動仕訳機能 スマート取引取込 ※1 ◯ ◯ ◯
集計試算表 残高試算表(月次・期間/前期比較/グラフ) ◯ ◯
データ書出し Excel ®への書き出し ◯ ◯
各種集計表 残高推移表 消費税集計表 日計表
現預金明細表 科目別税区分表 補助残高一覧表
 ◯
高度な集計表 元帳摘要集計表 摘要損益計算書
資金操り回収/支払管理 回収予定表 支払予定表 ◯ ◯ ◯
未来資金管理 資金繰りシミュレーター ◯ ◯
手形管理 受取手形 支払手形 ◯ ◯
高度な資金繰り管理 実績資金繰り表 預貯金管理 借入金管理 ◯ ◯
経営分析経営分析 5期比較 損益分岐点分析 比率分析 ABC分析 ◯
予算実績管理 予算実績対比表 ◯
資金管理 キャッシュ・フロー計算書 ※2 ◯ ◯
法人決算法人決算書 貸借対照表 損益計算書 製造原価報告書
注記表 株主資本等変動計算書
 ◯ ◯
消費税申告書 消費税申告書(一般用・簡易課税用) ◯ ◯
固定資産管理 固定資産台帳 減価償却費の計算 ◯ ◯ ◯
法人決算書添付書類 勘定科目内訳書 ◯
法人税申告書添付書類 法人事業概況説明書 ◯
個人決算・申告個人決算書 青色申告・白色申告(収支内訳書) ◯ ◯ ◯
所得税確定申告書 平成30年分所得税確定申告書B対応 ※3 ◯ ◯
消費税申告書 消費税申告書(一般用・簡易課税用)  ◯ ◯
固定資産管理 固定資産台帳 減価償却費の計算  ◯ ◯ ◯
データ関連データ保存・共有 データバックアップサービス データ共有サービス ◯ ◯
データ連携 弥生製品間 他社ソフト ◯ ◯
複数運用分散入力機能 分散データ作成 ◯ ◯
2台での運用 2ユーザー機能 ◯
3台以上での運用 3台以上での運用 ◯
印刷汎用用紙(白紙)印刷 ◯ ◯  ◯
専用用紙(サプライ)印刷 ◯ ◯

会計ソフト「弥生会計」の4つのメリット

①自動で取引明細(銀行、クレジットカードなど)を仕訳けてくれる

多くの企業では商取引における銀行やクレジットカードの取引明細を経理担当が取引明細とにらめっこしながら一つ一つ手作業で管理画面へと打ち込んでいるのではないでしょうか。

これがかなり神経を使う業務なので、この仕訳業務を簡素化することができれば経理担当の業務効率化に繋がり労働生産性がアップするでしょう。

クラウド会計ソフトでは様々な銀行やクレジットカードにおける取引明細を自動で仕訳できるようになるので、従来のような仕訳業務は必要ありません。

ただし手形や現金での取引が多い場合は手作業で入力しなければならないのでそこまで、この点にそこまでメリットを感じることはないかと思います。

銀行やクレジットカードでの取引が主流ならばかなり大きな業務効率化になりますね。

②操作が非常に簡単

「弥生会計」は「複式簿記などの知識がなければ使用できないのでは?」と思われるかもしれませんが、実際そのようなことはありません。

むしろ必要な知識は最低限なものであり、誰でも簡単に使用できるのが特徴です。

そのため、これまで会計処理を税理士に任せてきた会社でも内製化をすることができます。

③情報共有が簡単

「弥生会計」によって、情報共有ができるメリットは意外と知られていません。

例えば、複数拠点を抱えている会社であれば、「弥生会計」を拠点間で共有することができるので、日次や週次で売上げデータを本社へ送信する必要がなくなります。

本社からしてみても各拠点の状況をリアルタイムに可視化できるので経営戦略の判断材料とすることができるでしょう。

また、「弥生会計」によって情報共有できるのは組織内だけでなく、顧問税理士など外部ステークホルダーとも共有できます。

④外出先でも自宅でもシステムの利用ができる

会計ソフト「弥生会計」はインターネット経由で会計ソフトを利用するサービスなので、PCへのソフトウェアインストールやサーバ上にシステムを構築する必要はありません。

また、インターネット環境とPCさえあれば、会計ソフト「弥生会計」は簡単に導入することができます。

会計ソフト「弥生会計」以外のサービスだと一般的に「会社、あるいはインストールしたPCでしか利用できない」という場合があります。

しかし会計ソフト「弥生会計」ならインターネット環境とPCさえあればいいので、使用する場所やデバイスを選びません。

経営者は出張先や外出先から会社の経理状況を確認でき、従業員に対しては自宅などから出社せずに仕事をするリモートワークを提供することができます。

会計ソフト「弥生会計」はもちろんリモートワークを提供しない企業でも様々なメリットが受けられます。

会計ソフト「弥生会計」の3つのデメリット

一方で、会計ソフト「弥生会計」には3つのデメリットがあります。

以下が会計ソフト「弥生会計」の3つのデメリットになります。

①機能に「紐付け」がない

最近は会計ソフトも安価になっており、また会計ソフトを導入したほうが効率的に記帳業務を行うことができるため、多くの会計事務所は顧問先に会計ソフトの導入を進めています。

会計事務所と顧問先とのデータの送受信をする際、弥生会計には「データ送信」という機能があり、会計事務所とデータのやり取りを効率的に行える便利な機能があります。

しかし、その機能には「紐付け」という概念がありません。

「紐付け」がないため、例えば、顧問先が会計事務所に1月分のデータを送信した後でも、1月分の入力や編集が可能です。

本来は、送信後はロックがかかり入力や編集ができないようにすべきなのです。

なぜなら、会計事務所と顧問先とのデータの整合性が取れなくなるからです。

このように、弥生会計は会計事務所向けに作られたソフトではなく、一般事業会社向けに作られたソフトであるため、顧問先に会計ソフトを導入してもらう時に、実はこの紐付けの機能の有無は非常に重要になってきます。

②帳票の出力がやや限定的

会計事務所にとって「月次報告書」はある種、商品と考えています。

そのため、お客様から預かった資料を元に会計事務所が会計ソフトで帳簿を作成し、その後、お客様に報告書を提出しますが、その報告書がいわゆる商品になってくるので、やはり「一覧性、豊富かつ見やすい」ことが要件になってきます。

そうした中、弥生会計が出力できる帳票は貸借対照表、損益計算書、月次推移表の3種類のみです。

また、印刷時のレイアウト設定もA3が標準になっているのか、ビジネススタンダードであるA4で印刷すると若干、文字が小さくなってしまうのが、現状です。

③各データの同時起動が不可能

いくつかの会計ソフトは、ライセンス体系が許す限りそのライセンス数だけ同時起動が可能です。

そのため、マルチモニターの環境だと、左画面に過去データ、右画面に当期データを起動し、過去データと当期データを相互に確認しながら業務を進めることができますが、弥生会計はそれができません。

過去データを見たい時は、一旦、当期データを終了し、過去データのファイルを開くことになります。

このように、弥生会計では、データファイルの同時起動ができません。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は『【検証】会計ソフト「弥生会計」の評判は?メリットデメリットと注意点』という記事のタイトルで、

  • 会計ソフト「弥生会計」について
  • 会計ソフト「弥生会計」の価格や機能
  • 会計ソフト「弥生会計」のメリット
  • 会計ソフト「弥生会計」のデメリット

などについて解説しました。

今回記事で説明したように、会計ソフト「弥生会計」は当然、メリットもありますが、デメリットも存在します。

そのため、自社の会計業務に会計ソフト「弥生会計」を導入する場合は、それらのメリット、デメリットなどを考慮してから、決断することをおすすめします。

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