アフィリエイトマーケティング導入|導入前に知っておきたい5つの基礎

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アフィリエイト市場は、2010年に1.000億を突破してからも着実に成長しています。スマートフォンやソーシャル系などでの利用も拡大していますし、ネットでは販売しにくい商材とされていた服や靴なども販売されるようになってきています。
この巨大市場に参入するためにマーケターとしての確認、実施ポイントを紹介します。すでに始めている方はチェック要素として読んでみてください。

1・アフィリエイトマーケティングって?

バナー形式やテキスト形式の広告を多数のサイトに掲載してもらい商品やサービスをオンライン販売するマーケティング戦術です。
商品が売れた場合、広告主(マーチャント)は広告を掲載してくれたウェブサイトのオーナー(アフィリエイト)にサイトからお客様を導いてくれた報酬を支払います。 報酬には、購入売上に基づくものやクリック回数によるもの、広告表示の回数、広告主のサイトを完全に読み込んだカウントに応じて。などいろんな様式がありますので始める前に確認しておくことが必要になります。
 

2・準備① -どう行うか

アフィリエイトマーケティングを実践する方法は大きく分けて2つあります。1つは自社専用アフィリエイトシステムを構築して運用する方法と、アフィリエイトを目的としたサイトオーナーが集まるネットワーク(ASP:アフィリエイト・サービス・プロバイダーが運営)に参加して、商品を紹介してくれるアフィリエイトを募集する方法です。
ASP業者の活用の方が、コストを低くおさえシステムがすぐに利用できる・アフィリエイトを獲得しやすいなどのメリットがあります。デメリットとしては、同業他社も利用している可能性がありますし、数ある広告主の中で埋没してしまう可能性があることです。
 

3・準備② -アフィリエイトサイトを知る

商品のを販売する立場としてものごとを考えることも重要ですが、アフィリエイトを行うサイトオーナーの立場になって考えてみることも重要です。
ここで気が付いてほしいのはいくら良い商品であっても、よほどの条件(報酬)がでなければ自分の運営しているサイトに合わない広告は掲載しない。というサイトオーナーの感覚です。
広告を掲載してくれるサイトオーナーが持っているサイトは、真面目なニュースを扱うブログかもしれませんし女性が作ったカワイイサイトかもしれません。 はたまた同業他社の商品も並べた徹底比較サイトかもしれないのです。「提携したけど自分の趣味にあうバナーがないのでリンクを貼らなかった」というサイトオーナーはたくさんいます。商品の内容を考慮するとともにいろんなタイプのサイトオーナーを意識したバナー広告のバリエーションを意識することも重要です。
 

4・準備③ -アフィリエイト募集の配信をする

ASPを活用する場合、アフィリエイト募集のメッセージにも一工夫しておくと効果がアップします。ポイントは、文字数が限られていますので一般的なサイト紹介文ではなく、「誰に」「どんな情報を期待しているか」を考慮して相手が興味を持ちそうなポイントを抑えることが必要です。 また、アフィリエイトを行うオーナーへの情報提供を目的としてページを割り当ててくれるASPもあります。
その様な場合は、自社との提携の強みや売れる感は強力にアピールする。契約内容・条件は分かりやすく簡潔にまとめる工夫が重要です。 また、ナショナルブランドなら別ですが、企業の安心感や信頼感を与えるために、「日本で初めて○○を製造」などの歴史的な重みを伝えたり、「業界初」「テレビ(雑誌)でも紹介されました」などの強みの裏付けも忘れないでアピールするようにしましょう。
 

5・アフィリエイトを開拓する

ASPに登録してアフィリエイトを募集する段階になったら、ASPからのオファーを待つばかりでなく、アフィリエイト開拓を目的とした勧誘を開始する「攻め」のアプローチも必要になります。このアプローチで重要なのは「機械的に行わないこと」目標は数ではなく“質”だという認識を持ちましょう。
「どういうサイトに掲載してほしいか」というサイト選定を考える際には、同業他社が掲載さえているかどうかを確認してみるのも良い方法です。例えばブログなどはそれが表れる顕著な例です。 ブログを読む人はブログに関連している内容の商品のラインナップや掲載企業が気になるものです。
同様の商品を乗せることを嫌がるサイトオーナーもいるかもしれませんがそのサイトに広告が掲載されることが業界認定、企業認定につながると考えアタックしてみましょう。勧誘の際には、一斉同報メールではなくサイトを見た感想や提携してほしいと考えた理由なども記載した担当者オファー(個別のオファー)が良いでしょう。
だからこそ数多くは対応できませんので、ここぞと思う先に送ることが重要です。また、商品の使用体験レポートなどをブログに記載してもらうなど、内容(企画、相手にとってはブログネタ)も用意して話を展開してみるのも良いかもしれません。
 

最後に

SEO同様に使用感のあるアフィリエイトマーケティングですが、「利用媒体に特化する」「コンテンツにこだわってみる」「内容をアフィリエイトサイトごとに変更してみる」など工夫次第でまだまだ化ける可能性があります。今回紹介したポイントも考慮してアフィリエイトマーケティングを実践してみるのも方法の1つです。

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