ハッシュタグを活用した秀逸なSNSキャンペーン3選

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FacebookやTwitter、そしてInstagram。プロモーション活動において、次第にSNSの存在感が高まりつつありますね。SNSの活用により、「新規顧客開拓」「既存顧客のリピート率向上」「顧客単価アップ」など売上への効果を実感している企業は確実に増加しています。(参考:http://markezine.jp/article/detail/22842)
SNSプロモーションの代表例として、SNSキャンペーンがありますね。このSNSキャンペーンには「ハッシュタグ」の利用が欠かせません。このハッシュタグをうまく活用できるかどうかが、キャンペーンの成果を大きく左右します。
今回はハッシュタグを利用したキャンペーンとは何か?さらにハッシュタグを利用した秀逸なSNSキャンペーンペーンの実例をご紹介します。

ハッシュタグキャンペーンとは?

1.ハッシュタグとは?

ハッシュタグとは、キーワードの前に「#」(半角)をつけてタグにする機能のこと。ハッシュタグ検索によって、同じハッシュタグがついた他の投稿を閲覧ができ、同じ趣味趣向の人と交流したり、同じテーマで盛り上がれたりします。

2.ハッシュタグキャンペーンの仕組み

ユーザーが企業アカウントをフォローし、キャンペーン指定のハッシュタグをつけてSNSに投稿すると参加ができるキャンペーン。
2.3年前まではTwitterで投稿型キャンペーンを実施する企業が多かったのですが、Instagram利用ユーザー急増とともに、Instagramでハッシュタグを利用した写真投稿キャンペーンを導入する企業が増えている印象です。

ハッシュタグを活用したSNSキャンペーン3選

ハッシュタグを活用したキャンペーンを3つご紹介します。ハッシュタグの付け方や投稿画像の二次利用など、参考にできることが非常に多いです。是非ご参考ください!

1.森永製菓:森永2016バレンタインキャンペーン「いざ、セルフバレンタイン!汝、全力で自分を愛せ!」


https://www.morinaga.co.jp/2016vd/
2016年のバレンタインデーが日曜日ということから、自分を愛でる一言を投稿して、独り身のセルフバレンタインを盛り上げるキャンペーンを開催。
Twitter・Facebookで、“セルフ愛2016”というハッシュタグとともに「自分を愛でる」投稿をした人の中から、抽選で20名に森永製菓のチョコレート詰め合わせがプレゼントされました。
バレンタイチョコを自分にプレゼントして、女性が自分自身を労うという昨今のトレンドを活かした企画であることや、少しネタ的な要素があることがTwitterの特性とマッチし、参加者が30,000人を超える盛り上がりを見せました。
毎年バレンタインデーを面倒に感じている女性の心理に目をつけ、思わず投稿したくなるハッシュタグを付けたところがポイントですね。

2.BROOKS「“ナイトラン” フォトコンテスト 2015」

Brooks Running
(キャンペーンページは閉鎖)
“ナイトランのハッピーな瞬間”がテーマのキャンペーンを開催。参加者は、夜間や明け方などにランニングを楽しむナイトラン自体の写真や、ナイトラン中のハッピーな瞬間、ナイトランをハッピーにするモノやコトを表現した写真に、ハッシュタグ“ナイトランハッピー”をつけてInstagram投稿するもの。
1次審査を通過した画像がキャンペーンページに掲載※され、最終的には応募者の中から毎週2名当選者を厳正に審査した上で、ブルックスの最新シューズをプレゼントしました。(※写真の利用には許可が必要です。)
投稿した写真が審査の上でキャンペーンページに投稿されることもあって、参加者の「掲載されたい」という欲求を刺激。趣向を凝らした写真投稿が期待できる座組となっており、ナイトランの魅力を十二分にアピールできています。
このような体験型のキャンペーンは、企業やブランド、イベントに対して熱量の高いユーザーを巻き込めます。参加者の投稿によって、それぞれのフォロワーに熱量の高い情報を伝えられるメリットがありますね。

3.サッポロ不動産開発株式会社:恵比寿ガーデンプレイス「イルミネーション フォトコレクション インスタグラム プレゼントキャンペーン」(Instagram)


http://gardenplace.jp/special/1611baccarat/instagram/
恵比寿ガーデンプレイスのイルミネーション写真を投稿するキャンペーンを開催。恵比寿ガーデンプレイス内で撮影した写真を、ハッシュタグ“ygpイルミ”をつけて投稿を促しました。
恵比寿ガーデンプレイスに行くことが条件の、「体験」型キャンペーンは参加者のハードルが高くなりますが、既に1500枚(1月13日時点)近くの投稿がされています。実際にその場に出かけた熱量の高いユーザーがキャンペーンに参加することで、そのフォロワーへ情報が伝達されていきます。
指定のハッシュタグをつけて写真を投稿するオーソドックスなInstagramキャンペーンですが、投稿された写真をキャンペーンページに埋め込むことで、キャンペーンの盛り上がり演出する工夫も施されています。
また広告用にプロが撮った写真よりも、体験者自身が発信した“生活者目線のリアルな写真”の方がSNSフィードに馴染み、共感や好感を得やすい特徴があります。
このように投稿された写真を二次利用できる点もハッシュタグキャンペーンのメリットになりますね。

まとめ

今回はハッシュタグ活用したSNSキャンペーンの概要から、仕組みが秀逸なハッシュタグキャンペーンの事例についてご紹介しました。キャンペーン情報を効果的に拡散させ、参加者との関係性を深いものにするのがハッシュタグの役割となります。
ハッシュタグの活用によってキャンペーンの話題が広まれば、販促費をかけずにキャンペーンや情報が効率よく拡散されていきます。中小企業のマーケティング担当者にとって、販促費を抑えて効率的なプロモーションを展開できるのは嬉しいですね。「ハッシュタグ」を上手に活用して、SNSキャンペーンを成功に導きましょう!

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