パンダアップデート対策|影響を受ける4つのコンテンツとは

2012年7月に日本にパンダアップデートがやってきて以来、検索結果に対して大きな影響を及ぼしました。今では月に1回のペースでアップデートされているようでビクビクしながらWEBサイトを運営されている方も多いのではないでしょうか。
 
パンダアップデートを知らない方の為に説明すると、
パンダアップデートというのはおかしな名前のように聞こえますが、アップデート開発の中心人物であったビスワナス・パンダの名前をとって名付けられています。
内容としては質の低いコンテンツのランキングを下げて質の高いコンテンツを評価し直しランキングを上げようというものです。これによって検索ユーザーに対してより質の高いコンテンツを優先的により高い精度で表示させることが可能になります。
逆にWEBサイト運営者にとってはコンテンツの見直しが必要になってくるということです。それでは、どのようなコンテンツがパンダアップデートの影響を受けやすいのでしょうか。
ここでは、パンダアップデートの影響を受けやすいWEBサイトの特徴を4つご紹介したいと思います。
いつ次の大きなパンダアップデートが来てもいいように今のうちに見直しを行いましょう。

パンダアップデートの影響を受けやすい4タイプのコンテンツ


早速パンダアップデートによる影響を受けやすいサイトの特徴をチェックリスト形式に紹介していきたいと思う。1つでも当てはまれば影響を受ける可能性があるのでチェックしてみよう。
1、2、に関しては恐らく理解されている方も多いと思いますが、3、4、に関しては気づかずに当てはまるコンテンツを作ってしまっているケースもあると思いますのでよく目を通してください。

参考:品質に関するガイドライン

1、自動的に生成されたコンテンツ

RSSフィードで取得してきたコンテンツを組み合わせただけのコンテンツであったり、複数のコンテンツを切り張りしただけのコンテンツ、海外ページを翻訳しただけのページ、これらは確実にパンダアップデートの影響を受ける。
読者にとって何の意味も持たないので当てはまる場合には見直しを行うべきだ。
 

2、無断複製されたコンテンツ

他のサイトのコンテンツなどを独自の付加価値が加えられていないものを無断複製されたコンテンツとみなされる。いくらページ数を増やす目的であったとしてもGoogleはそういったコンテンツを見逃すことなくペナルティを与えることになるでしょう。
 

3、アフィリエイトプログラム

アフィリエイトプログラムを利用することが悪いのではなくて、ユーザーに対して付加価値を与えてないコンテンツを作るようにとGoogleはアドバイスしています。
アフィリエイトは同じプログラムに参加しているサイト同士がどうしても同じようなコンテンツになりがちであり、差別化できていないサイトは付加価値がないとしてランキングを大きく下げてしまいます。アフィリエイトプログラムに参加する場合には下記の視点からコンテンツを作っていく必要があります。

  • 直接広告主のサイトを訪れずにこのアフィリエイトサイトを挟む理由は何か
  • 自分だったらこのアフィリエイトサイトから商品を購入しようと考えるか
  • コンテンツ内容と紹介するアフィリエイトプログラムに関連性はあるか
  • サイト全体を見渡して広告が過剰でないか

4、誘導ページ

WEBサイトへユーザーを誘導させることを目的に地域名の掛け合わせなどで似たようなページを複数用意することをGoogleはペナルティの対象とします。
 
例えば、不動産サイトの場合には物件情報は他の不動産サイトとも似たコンテンツになりがちですので独自のコンテンツを付加価値として与えてあげることで、ユーザーにとって価値あるコンテンツとなります。
また、物件情報以外にも「渋谷 賃貸」「山手線 賃貸」といったコンテンツがそれぞれ独自のコンテンツを持っていないと誘導ページまたは重複コンテンツとみなされてしまい検索のランキングを下げてしまう原因となります。
また、他店舗展開している飲食店やサロンなどのWEBサイトも重複したコンテンツが生まれやすい構造になってしまいがちですので、手遅れとなる前に各コンテンツの見直しを図りましょう。
 

パンダアップデートの影響を受けないコンテンツを作るためには

上記の4タイプをご覧になればわかると思うがパンダアップデートの影響を受けないコンテンツを作るためには、ユーザーにとって価値を感じてもらえるコンテンツであるかどうかに尽きる。価値を感じてもらうというのは極端に言えばお金を払ってもいいと思えるかどうかだ。
サイトのコンテンツを増やすために適当な文章を大量に作っていないだろうか。クラウドソーシングなどの記事作成依頼の検索結果をみると分かるが、500文字200円だとか800文字200円といった有り得ないくらいに安い報酬の案件が多過ぎる。
ライターはこの報酬では間違いなく気持ちの入った記事なんかは書けないし適当な記事になって当然であるが、気持ちの入っていない記事を読んだユーザーは間違いなく気持ちよく読んでくれるはずなどない。場合によってはクオリティが低すぎて不愉快に感じてしまうケースさえあるだろう。
 
逆にライターに気持ちを込めて書いてもらった記事は読者にとっても読んでいていい記事に仕上がるはずだ。そんな記事を書いてもらうには1日に書けて1~2記事が精一杯なところだろうから安くても1記事に対して6,000円~12,000円程度支払うのが当然だと言える。オリジナルなコンテンツを書くためにはある程度の投資(出費ではなく投資です)は当然だと考えましょう。クラウドソーシングで良質な記事を書けるライターさんが見つからない場合にはコンテンツ作成のサービスなどを利用してみるのも手ではないでしょうか。
 

終わりに

いかがだっただろうか。
Googleは今後もより高い精度でパンダアップデートを行ってくることが予想される。上場企業のWEBサイトが上位表示されていたのが一気に圏外に飛ばされてしまうくらいにサイトや企業の大小関係なくGoogleは低クオリティのページを含むサイトを圏外へと追いやる。更に注意したいのは1ページでも品質の低いコンテンツがあった場合、そのページの評価だけでなくWEBサイト全体の評価を落とされてしまう。
しかし、これは結果として検索ユーザーでもある私たちにとって検索体験がより便利になる事を意味することである為、むしろ歓迎するべきだと筆者は思う。
コンテンツの充実化さえ行っていれば、ここで説明したような事は気にする必要はない。
パンダアップデートの影響を受けないコンテンツを作成する為にも、記事作成代行サービスを使ってみるといい。

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