ラグジュアリーカード評判レビュー。13つのメリットと3つのデメリット。ポイント・年会費・審査・優待・サービスを総合評価

ラグジュアリーカードの基本情報

ラグジュアリーカードは、2008年にアメリカで創業したBlack Card Ⅰ 株式会社が発行する、歴史の新しいクレジットカード会社の法人カードです。

日本では、まだ知名度は低いですが、ブラックカードレベルの法人カードを発行する唯一のクレジットカード会社であり、24金コーティングのカード券面など、独自のサービスが多い法人カードとして注目されえちます。

ラグジュアリーカードは、最高品質かつ独自性の高いサービスが用意されています。
メリット
  • ブラックカードレベルの法人カードが用意されている
  • 独自の券面デザイン。24金のカード券面も
  • キャッシュバック率最大1.5%
  • メール対応ができるコンシェルジュデスク
  • 1滞在当たり5万5000円相当以上のホテル優待
  • プライオリティ・パス無料付帯
  • 自宅から国内空港間カード1枚につき3個無料配送
  • 海外旅行傷害保険は最高1.2億無料付帯
  • 個人賠償責任保険最高1億円無料付帯
  • 予約困難な名店や厳選したレストランへ無料送迎
  • 2名以上でコースを予約の場合、1名分か無料
  • 国立美術館無料
  • TOHOシネマズで毎月最大3回無料
デメリット
  • 高額な年会費
  • 日本ではまだ知名度の低いカード会社
  • コンシェルジュデスクの質は競合に追い付いていない
法人カードレビュー評価
発行スピード
(2.5)
審査の通りやすさ
(3.0)
限度額の高さ
(4.5)
管理画面・明細
(3.0)
ポイントのお得さ
(4.5)
年会費の安さ
(1.0)
サポート対応
(4.5)
ステイタス性
(4.5)
海外利用・ホテル優待
(5.0)
レストラン優待
(5.0)
総合評価
(4.0)

ラグジュアリーカード年会費・追加カード・ETCカード比較

  • ゴールドカード 年会費:220,000円
  • ゴールドカード 追加カード年会費:55,000円
  • ゴールドカード ETCカード年会費:-
国際ブランドMastercard®Mastercard®Mastercard®
カードランク一般カード,プロパーカードプラチナカード,プロパーカードブラックカード,プロパーカード
初年度年会費(税込)55,000円110,000円220,000円
2年目~年会費(税込)55,000円110,000円220,000円
年会費優遇条件---
追加カード/初年度年会費(税込)16,500円27,500円55,000円
追加カード/2年目~年会費(税込)16,500円27,500円55,000円
追加カード発行枚数制限無制限無制限無制限
ETCカード/初年度年会費(税込)---
ETCカード/2年目~年会費(税込)---
ETCカード発行枚数制限---

ラグジュアリーカードポイント還元率・マイル還元率比較

  • ゴールドカード ポイント還元率/基本:1.50%
  • ゴールドカード ポイント還元率/上限:3.30%
  • ゴールドカード キャッシュバック:-
カードランク一般カード,プロパーカードプラチナカード,プロパーカードブラックカード,プロパーカード
ポイント還元率/基本1.00%1.25%1.50%
ポイント還元率/上限2.20%2.75%3.30%
ポイント倍増方法商品券との交換商品券との交換商品券との交換
ポイントサイト経由---
ポイントプログラムポイントプログラムポイントプログラムポイントプログラム
マイル還元率/基本0.60%0.75%0.90%
マイル還元率/上限0.60%0.75%0.90%
マイル取得方法●ポイント交換
JALマイル:1p → 3mile
ANAマイル:1p → 3mile

●Mastercardトラベラーリワード
(北米中心に合計約3,000店舗)
JALマイル:200円 → 1mile
手数料:無料
●ポイント交換
JALマイル:1p → 3mile
ANAマイル:1p → 3mile

●Mastercardトラベラーリワード
(北米中心に合計約3,000店舗)
JALマイル:200円 → 1mile
手数料:無料
●ポイント交換
JALマイル:1p → 3mile
ANAマイル:1p → 3mile

●Mastercardトラベラーリワード
(北米中心に合計約3,000店舗)
JALマイル:200円 → 1mile
手数料:無料
フライトマイルボーナス---
キャッシュバックプログラム---

ラグジュアリーカード旅行傷害保険・ショッピング保険比較

  • ゴールドカード 海外旅行傷害保険:最高1.2億円+家族特約あり
  • ゴールドカード 国内旅行傷害保険:最高1億円
  • ゴールドカード ショッピング保険/国内:最高300万円
カードランク一般カード,プロパーカードプラチナカード,プロパーカードブラックカード,プロパーカード
ショッピング保険付帯条件カード購入+90日間カード購入+90日間カード購入+90日間
ショッピング保険/海外最高300万円最高300万円最高300万円
ショッピング保険/国内最高300万円最高300万円最高300万円
海外旅行傷害保険付帯条件自動付帯自動付帯自動付帯
海外旅行傷害保険/家族特約条件会員の方と生計を共にする親族(6親等以内の血族、3親等以内の姻族)の方会員の方と生計を共にする親族(6親等以内の血族、3親等以内の姻族)の方会員の方と生計を共にする親族(6親等以内の血族、3親等以内の姻族)の方
海外旅行傷害保険/死亡・後遺障害最高1.2億円+家族特約あり最高1.2億円+家族特約あり最高1.2億円+家族特約あり
海外旅行傷害保険/傷害治療費用最高200万円+家族特約あり最高200万円+家族特約あり最高200万円+家族特約あり
海外旅行傷害保険/疾病治療費用最高200万円+家族特約あり最高200万円+家族特約あり最高200万円+家族特約あり
海外旅行傷害保険/賠償責任最高1億円+家族特約あり最高1億円+家族特約あり最高1億円+家族特約あり
海外旅行傷害保険/携行品損害最高100万円+家族特約あり最高100万円+家族特約あり最高100万円+家族特約あり
海外旅行傷害保険/救援者費用最高500万円+家族特約あり最高500万円+家族特約あり最高500万円+家族特約あり
海外航空機遅延保険/乗継遅延費用保険金(客室料・食事代)最高2万円最高2万円最高2万円
海外航空機遅延保険/出航遅延費用等保険金(食事代)最高2万円最高2万円最高2万円
海外航空機遅延保険/寄託手荷物遅延費用保険金(衣料購入費等)最高2万円最高2万円最高2万円
海外航空機遅延保険/寄託手荷物紛失費用保険金(衣料購入費等)最高4万円最高4万円最高4万円
国内旅行傷害保険付帯条件利用付帯利用付帯利用付帯
国内旅行傷害保険/死亡・後遺障害最高1億円最高1億円最高1億円
国内旅行傷害保険/入院日額5,000円/日5,000円/日5,000円/日
国内旅行傷害保険/手術費用---
国内旅行傷害保険/通院日額3,000円/日3,000円/日3,000円/日
国内航空機遅延保険/乗継遅延費用保険金(客室料・食事代)最高2万円最高2万円最高2万円
国内航空機遅延保険/出航遅延費用等保険金(食事代)最高2万円最高2万円最高2万円
国内航空機遅延保険/寄託手荷物遅延費用保険金(衣料購入費等)最高2万円最高2万円最高2万円
国内航空機遅延保険/寄託手荷物紛失費用保険金(衣料購入費等)最高4万円最高4万円最高4万円

ラグジュアリーカードの評判・口コミ

ラグジュアリーカードの良い評判・口コミ

ラグジュアリーカードの良い評判・口コミまとめ

  • コンシェルジュデスクがメール回答で対応してくれる
  • ステータス、所有欲、ポイント還元率を全て兼ね備えてる
  • 金属の券面
  • ホテル予約で活躍する
  • 美術館などが無料になる
  • かっこいい
  • コンシェルジュデスクにすぐつながる
  • TOHOシネマズも無料
  • リムジンでの送迎がある

ラグジュアリーカードの悪い評判・口コミ

ラグジュアリーカードの悪い評判・口コミまとめ

  • コンシェルジュデスクの質が悪い
  • 年会費が高い

ラグジュアリーカードのメリット

1.ブラックカードレベルの法人カードが用意されている

ラグジュアリーカードは、カードの名称とランクが他の法人カードと異なります。

  • Mastercard Titanium Card → 通常のゴールドカードスペック
  • Mastercard Black Card → 通常のプラチナカードスペック
  • Mastercard Gold Card → 通常のブラックカードスペック

という位置づけです。

通常、法人カードでは「プラチナカードが最上位のランク」というカード会社が多いのですが、ラグジュアリーカードは、ブラックカードスペックの「Mastercard Gold Card」を持つことができるメリットがあります。

法人カードとして「Mastercard Gold Card」を発行する場合は、申込で取得可能です。(※個人カードとして使う場合は、インビテーション(招待)になる)

2.独自の券面デザイン。24金のカード券面も

ラグジュアリーカードは、独自の券面デザインが売りの法人カードでもあります。

  • Mastercard Titanium Card → ブラッシュド加工金属製カード
  • Mastercard Black Card → マットブラック金属製カード
  • Mastercard Gold Card → 24金仕上げ金属製カード

という券面デザインになっています。

券面が珍しいため、友人や同僚、飲み会で注目されることが多く、話題になりやすいメリットがあります。

3.キャッシュバック率最大1.5%

ラグジュアリーカードは、高いキャッシュバック率を誇ります。

  • Mastercard Titanium Card → キャッシュバック率:1.0%
  • Mastercard Black Card → キャッシュバック率:1.25%
  • Mastercard Gold Card → キャッシュバック率:1.5%
法人カードの中でも、1位、2位を争うキャッシュバック率です。

4.メール対応ができるコンシェルジュデスク

ラグジュアリーカードには

  • メール対応できるコンシェルジュデスク

が利用できます。※Mastercard Black Card、Mastercard Gold Cardのみ

他の法人カードのコンシェルジュデスクは、基本的には「電話対応」です。

電話対応は、時間と場所が必要になるため、電車での移動中や会議中など時間を選ばず、コンシェルジュデスクに依頼や相談ができる抜群の利便性があります。

5.1滞在当たり5万5000円相当以上のホテル優待

ラグジュアリーカードには

グローバルホテル優待

というホテル優待があります。

1滞在当たり5万5000円相当の優待を利用することができます。

具体的には、ホテルで使えるクレジット(クーポン)や、お部屋のアップグレードやアーリーチェックイン、レイトチェックアウトなどがあります。

6.プライオリティ・パス無料付帯

海外空港ラウンジを無料で利用できるプライオリティ・パスが無料付帯されています。

世界中1300カ所以上の空港ラウンジが利用できます。

7.自宅から国内空港間カード1枚につき3個無料配送

ラグジュアリーカードでは

  • 自宅~国内空港間:カード1枚につき3個まで無料配送
  • 自宅~海外滞在先:優待価格で配送

という配送サービスが用意されています。

海外旅行、国内旅行、海外出張、国内出張など、空港まで、空港から帰宅する間を手ぶらで過ごすことができます。

出張などでは、そのまま打ち合わせ、そのまま会社に戻る、というケースが少なくないため、使い勝手の良いサービスです。

8.海外旅行傷害保険は最高1.2億無料付帯

ラグジュアリーカードは、どのカードランクでも

海外旅行傷害保険:最高1.2億円
国内旅行傷害保険:最高1億円

と、他の法人カードよりも、高い補償が用意されています。

海外旅行、海外出張に行く機会が多い方にメリットがあります。

9.個人賠償責任保険最高1億円無料付帯

ラグジュアリーカードは「Mastercard Gold Card」だけですが

  • 個人賠償責任保険:最高1億円

が付帯されています。

日常生活中に生じた法律上の賠償責任が回避できる保険です。

自転車の事故やペットの犬が通行人に噛みついたり、マンションで漏水によって階下の家にダメージ与えたり、日常の賠償責任が発生する事故のリスクを回避することができます。

10.予約困難な名店や厳選したレストランへ無料送迎

ラグジュアリーカードでは

サービス対象のレストランとご指定の場所をご送迎する「ラグジュアリーリムジン」

というサービスを用意しています。

  • Mastercard Black Card → 片道の送迎無料
  • Mastercard Gold Card → 往復の送迎無料
会食や異性とのデートなど、送迎付きで有名レストランで食事をすることができます。

11.2名以上でコースを予約の場合、1名分か無料

ラグジュアリーカードでは

  • 2名以上の利用で1名分のコース料理が無料になる

レストラン優待が用意されています。

月1回、月2回、利用すれば年会費の元を簡単に取ることができるメリットがあります。

12.国立美術館無料

ラグジュアリーカードの独自の優待サービスとして

  • 所蔵作品展の無料鑑賞
    (東京国立近代美術館、 国立西洋美術館、 京都国立近代美術館、 国立国際美術館、 国立映画アーカイブ(7階展示室))
  • 企画展の無料鑑賞
    (東京国立近代美術館、 国立新美術館)

という美術館の無料鑑賞が可能です。

他の法人カードにはない点がメリットです。

13.TOHOシネマズで毎月最大3回無料

TOHOシネマズの英河岸で無料で映画を鑑賞できます。

  • Mastercard Titanium Card → 毎月最大1回無料
  • Mastercard Black Card → 毎月最大2回無料
  • Mastercard Gold Card → 毎月最大3回無料
映画好きには大きなメリットがあるサービスです。

ラグジュアリーカードのデメリット

1.高額な年会費

ラグジュアリーカードの最大のデメリットは「高額な年会費」です。

  • Mastercard Titanium Card → 年会費:5.5万円
  • Mastercard Black Card → 年会費:11万円
  • Mastercard Gold Card → 年会費:22万円

です。

他の法人カードと比較すると圧倒的に高いコストが設定されています。

とくにブラックカードレベルの「Mastercard Gold Card」は、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードよりも高額で、法人カードの中で最も年会費の高いカードとなっています。

年会費永年無料のNTTファイナンス Bizカード レギュラーカード、プラチナカードでも年会費2.2万円のセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードと比較すると、年会費の高さがわかります。

2.日本ではまだ知名度の低いカード会社

ラグジュアリーカードは

2008年に設立された「ブラックカード・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー」が提供するエグゼクティブ向けのクレジットカードのこと

を言います。

2016年11月、日本にてBlack Card Ⅰ 株式会社がラグジュアリーカードの提供を開始しました。

100年以上の歴史のあるアメリカン・エキスプレスや三井住友カード、JCBと比較すると、歴史の浅いカード会社であり、日本での知名度もまだまだ低いクレジットカードと言えます。

法人カードとして提示しても、知っている方が少ない分、ステイタス性などを与えにくいデメリットがあります。

3.コンシェルジュデスクの質は競合に追い付いていない

ラグジュアリーカードには

メール対応できるコンシェルジュデスク

があり、場所や時間を問わずにコンシェルジュデスクに相談、依頼ができるメリットがあります。

しかし、筆者が使い比べて見た印象で言うと

  • 顧客数が多いクレディセゾンのコンシェルジュデスク
  • 自社でコンシェルジュを抱えるアメリカン・エキスプレスのコンシェルジュ

よりも低い印象があります。

  • 提案してくれるお店が意図とあっていない
  • 提案してくれるお店の内容が乏しい(自分で探せる)
  • 返信のスピードが遅い

などのデメリットがあり、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードやアメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードのコンシェルジュデスクの方が電話対応しかできませんが、対応が良いと思います。

コンシェルジュデスクの対応の質の面で、不足する部分があります。

ラグジュアリーカードの申込・発行手順

手順1.ラグジュアリーカードのウェブサイトへ行く

手順2.オンライン申込をする

オンラインから申込が可能です。

ウェブサイトの申込フォームから必要な情報を入力します。

手順3.審査

ラグジュアリーカードが審査をします。

手順4.本人確認書類の提出

審査が通過した場合は、ラグジュアリーカードから申込書が送付されます。

手順5.申込書を記入、必要書類を同封し、返送

申込書を記入し、必要書類(申込書、預金口座振替依頼書、本人確認書類のコピー)を同封の上、返信用封筒にて返送します。

手順6.カードの送付

申込書、必要書類の内容に不備がなければ、ラグジュアリーカードが発行され、郵送で届きます。3週間~4週間の時間がかかります。

ラグジュアリーカードのよくある質問

ラグジュアリーカードの審査は甘いですか?厳しいですか?
ラグジュアリーカードは、年会費が高額な分審査の厳しいイメージはありません。筆者の場合は、発行することができました。
ラグジュアリーカードはどのくらいで手元に届きますか?
カード送付には3週間~4週間かかるため、実際に申し込んでからカードを手にするまでは、1カ月強の時間がかかります。
ラグジュアリーカードの利用限度額はどのくらいですか?
ラグジュアリーカードの利用限度額は、変動制ですので、発行直後は、数十万~100万円程度と低い限度額設定になり、利用実績が積みあがることに徐々に限度額が引き上がる仕組みです。
ラグジュアリーカードとアメリカン・エキスプレスの法人カードはどちらがおすすめですか?
カードのランクと経営者の好み次第だと言えます。アメックスの方が歴史があり、多くの方が知っているステイタス性がありますが、ラグジュアリーカードの方が独特なカード券面が注目されます。メールのコンシェルジュデスクで見るとラグジュアリーカードの方が使い勝手が良く、ホテル優待などの充実度はアメックスの方が手厚く、年会費も安いです。甲乙つけがたい法人カードと言えます。

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