日本国内ペット関連スタートアップ 14選

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2014年のデータで、総市場で1兆4285億円の規模(矢野経済研究所発表による予測値)の市場規模で、その市場に参入する企業は増えています。
ペット系の新興企業というと、アニコムやアイペットなどの損害保険会社や、少額短期保険など、金融系の企業がイメージが個人的にはありますが、最近は様々な分野でのペット関連スタートアップが出てきています。
今回は、注目の国内ペット関連スタートアップを紹介します。

1.Anicall(アニコール)


http://www.anicall.net/
ペット専用の電子タグ「つながるコル」で注目のスタートアップ。Bluetooth L.E.のビーコン機能により、ペットが迷子となった場合でも、ペットの周辺約50mに迷子通知を発信。アプリをダウンロードしたスマホは、迷子通知を検出し、飼い主は、検出通知と検出場所の地図表示を確認できる。またタグを装着したペットの飼い主同士がコミュニケーションはかる機能もあり。

2.PETLY


https://rinn.co.jp/petly/
ハードウェアスタートアップRINNの提供する自動給餌器。小型犬・猫用。決められた時間に定量の餌を自動で供給。ペットの留守番や餌のあげ過ぎ対策に重宝する一品。

3.DogHuggy


http://doghuggy.com/
犬を預けたいペットの飼い主と、飼育経験のあるペット飼い主(主に犬)をマッチングするサービス。ペット版のAirbnbのようなイメージ。動物取扱業の保管と貸出の免許を取得するなど、法規制もクリアし、安心のサービス体制。サイバーエージェント・ベンチャーズよりシードマネーを調達し、サービスの拡充をはかる。

4.Onebox

※現在、このサイトは閲覧できません。
犬の飼い主とトリマーのマッチングサービス。出張トリミングサービスを提供する。ペットサロンに連れて行く時間がない飼い主など、トリミングサービス弱者をターゲットとする。2015年12月サービスリリース予定。

5.HONEY(ハニー)

※現在、このサイトは閲覧できません。
ペットと飼い主の思い出管理SNS。サイト上にアップした画像を月1枚無料でフォトカードにして届けてくれる。サイバーエージェント・ベンチャーズよりシードマネーを調達。今後はペットに関する正しい情報発信サービスなどを拡充予定。

6.PECO


http://peco-japan.com/
ペットに関するキュレーションサイト。情報を閲覧できるだけでなく、ユーザー自身がまとめ記事を作ることが出来る。運営会社は、DeNAより資金調達。

7.Dear Puppy

※現在は、サービスを終了しています。
ペットに関するグッズや、アパレル、アプリなどを企画販売する。仮面ライダーデザインの犬の服を開発するなどユニークな企画もある。また、PochiPostNewsというペット向けニュースアプリもリリース。

8.PETWORK


http://www.petwork.jp/
青山学院大学の大学院の研究グループが開発した、「ペットの無料健康診断ビジネス」がルーツ。現在は、高齢犬用や口臭予防など様々な症状に応じた、ペットの健康に配慮したペット食品を企画販売する。現在の運営会社は、日本プロジェクトソリューションズ株式会社。

9.ペットのおうち


http://www.pet-home.jp/
ペット全般の里親探しサービスを提供。月間150万人が利用する。殺処分ゼロを目指し、里親文化の醸成にも寄与する。

10.Cocoro


http://www.yuhobica.jp/
札幌のスタートアップ、ゆほびかが提供するペットの3Dプリントサービス。写真一枚からでもオリジナルフィギアの制作が可能。

11.Audrey


http://audrey-animals.com/
動物の皮膚・耳・鼻などの皮膚ケアに特化した動物病院を運営。運営は広島の株式会社ベットワーク。同社は動物ケアに従事するスタッフのスキルアップ事業も展開。

12.VEQTA


http://www.veqta.jp/
犬の遺伝性疾患の検査・親子判定サービスを提供する。愛媛大学を拠点。ペットだけでなく家畜の遺伝子型判定など、家畜向けのサービスも実施。経営陣は、経験豊かなビジネスマンや研究者が参加している。

13.ECOワンワンペーパー


http://www.panaxmedia.com/
福岡の企業が開発のペット用の袋。ペットのフン処理をするときに袋ごとトイレに流せる。旅行やイベントなどの時にペットのトイレを気にする必要がなくなる。市場を一気に変える爆発力を秘めた製品。

まとめ

純粋なスタートアップだけでなく、一部企業の新規サービスも取り上げました。いわゆるIoTやSNSなどの先進的なものから地域に根差したものまで、多岐に渡って色々な企業がペット市場に挑戦しています。今までの商慣習や規制などで未開拓な分野もまだあるでしょうから、この分野は続々とサービスが出てきそうです。今後が楽しみです。

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