セミナー概要
【開催日時】
2024年06月20日(木) 13:30 – 15:30
【講 師】
株式会社旭リサーチセンター
シニアリサーチャー
府川 伊三郎 氏
【受講方法】
会場受講
ライブ配信
アーカイブ配信
【会 場】
港区南麻布/JPIカンファレンススクエア
【講義概要】
プラスチックは、海洋プラスチック問題、循環経済移行の要請、カーボ
ンニュートラルの要請などそのもののサステイナビリティが問われる課
題に直面している。この問題を解決する方法とし、石油化学に依存しな
い技術が活発に開発、工業化されている。
①建設が進むケミカルリサイクルプラントの動向
②従来技術のメカニカルリサイクルの技術革新(欧州の優れたPE・PPのMR技術)
③バイオマスプラスチックの新たな潮流
これら3つの技術の比較評価を通して、将来の本命技術とすみわけを詳説する。
【講義項目】
1. プラスチックのサステイナビリティを脅かす問題
(1)プラスチック循環経済への移行加速の要請
①欧州の2030年リサイクル規制と②国連(UNEA5)決議の行方
(2)カーボンニュートラルへの要請
2. プラスチックのケミカルリサイクル(CR)
(1)各種ケミカルリサイクル法の比較(強みと弱み)
(2)世界的に勃興する混合廃プラ(PE/PP/PS)の熱分解による石油
化学原料(ナフサ)製造工場の建設:世界の熱分解油メーカーと
石油化学企業の開発・工業化状況、プロセス、技術課題とビジネス課題
(3)PS、PMMAの熱分解によるモノマー製造:技術、工業化、課題
(4)PET、PC、PA6、PUなどの化学分解によるモノマー製造:同上
(5)ガス化法、鉄鋼関係のリサイクルプロセス:同上
3. プラスチックのメカニカルリサイクル(MR)
(1)リサイクルのお手本となるPETのMR
(2)欧州が断然優れるPE・PPのMR(最新技術)と日本の課題
4. バイオマスプラスチック
(1)バイオエタノールを原料とするバイオPE、バイオPPの最近の動向、
バイオPETの開発と製造
(2)バイオナフサを原料とするバイオPE、バイオPP、バイオPVC、
バイオPCなどの新規製造法(マスバランス方式)
(3)バイオ化学品、バイオマスプラスチック、生分解性
プラスチックの開発、工業化、将来展望
5.CR、MR、バイオマスプラスチックの総合的比較
6. 2030年の日本のプラスチックの姿(リサイクルとバイオマスプラスチック)
7. 世界の大手化学企業のリサイクル、バイオマスプラスチックの
資源化の開発・事業化の状況等
8. 関連質疑応答
9. 名刺交換・交流会
■人脈形成・新規顧客開拓・新事業展開にお役立てください。
■ライブ配信受講の方も、会場の名刺交換終了後に講師と個別オンライン対話ができる時間を設けております。
【参 加 費】
1名 :33,610円(税込)
2名以降:28,610円(社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
※セミナー情報は、更新されているケース、登録情報が誤っているケースもあるため、公式サイトで正確な情報をご確認ください。
セミナー開催情報
セミナー分類
- ジャンル 環境、リサイクル
- 対象職種
- 対象業種
- 対象者
セミナー基本情報
- セミナー形態リアル(オフライン)
- セミナー定員 25人
- セミナー費用 33,610円
- セミナー主催企業名 JPI日本計画研究所
セミナー講師情報
- 講師名株式会社 旭リサーチセンター シニアリサーチャー 府川 伊三郎 氏
- 講師プロフィール1969年 東京大学理学部化学科修士課程修了、 博士(工学) 1969年 旭化成(株)入社 ・合成ゴム、合成樹脂、モノマー、機能性ポリマーの研究開発 ・取締役・中央技術研究所長、MMA事業部長、富士支社長 ・旭化成(株)顧問 2010年 福井工業大学工学部経営情報学科教授 2013年 (株)旭リサーチセンター シニアリサーチャー(現在に至る) 「CO2を原料とする非ホスゲン法ポリカーボネートの開発と事業化」で、GSC賞・通産大臣賞、日本化学会化学技術賞、 大河内記念賞、米国化学会ヒーローオブケミストリー賞を受賞
セミナー日程
- セミナー開催日 2024年6月20日
- セミナー開催時間13:30 - 15:30
- セミナー応募締切日 2024年6月19日
セミナー開催地
- セミナー開催地住所 東京都 港区南麻布5-2-32 興和広尾ビル
- セミナー開催地交通・アクセスJPIカンファレンススクエア TEL:03-5793-9761 https://www.jpi.co.jp/access ■ 東京地下鉄(東京メトロ)日比谷線 広尾駅 3番出口 徒歩3分(250歩) ●3番出口を出て右手、西麻布方面に進み、最初の信号の先の赤レンガのビル。 ●1階に輸入車のショールームがあり、ビルの中央に入り口。
※セミナー情報は、更新されているケース、登録情報が誤っているケースもあるため、公式サイトで正確な情報をご確認ください。