２００６年ｉＰｏｄの行方

セミナー概要

　一年前に生まれたＰｏｄｃａｓｔｉｎｇという言葉がこんなにポピュラーな存在になるとは当時だれが予想したでしょうか？　音楽のあるライフスタイルを大きく変え、現在でも世界中で圧倒的なシェアを持つＡｐｐｌｅ社のＭＰ３プレーヤー「ｉＰｏｄ」をインフラとして使い、蓄積型のコンテンツ配信を行うＰｏｄｃａｓｔｉｎｇは、インターネット上に出現した新しいメディアとなりました。ラジオが沈滞する中、音声のみのコンテンツがここまで爆発的な人気になるとはだれも想像が出来ませんでした。アメリカの調査会社は、２０１０年までに全ての世帯のうち１１％がＰｏｄｃａｓｔｉｎｇを使用すると予測しています。　そして、今年１０月１２日にＡｐｐｌｅ社より発表されたビデオが再生可能なｉＰｏｄと、ＡＢＣ／ディズニーとの提携によるテレビドラマの有料配信開始のアナウンスは、コンテンツ業界、放送業界に大きな衝撃を与えました。巨大な放送チャネルが突如インターネットに出現して、テレビやビデオを極めて低コストで配信・販売出来るようになったと表現することもできます。Ｐｏｄｃａｓｔｉｎｇは早くも次のフェーズに突入しました。音声のみから動画へ、そして、無料のラジオからお金を取れるものへと変化したのです。　今回のセミナーは、すさまじい勢いで変化進化していくｉＰｏｄとその周辺機器のビジネス及び、ｉＰｏｄ上のコンテンツ配信であるＰｏｄｃａｓｔｉｎｇ及びＶｉｄｅｏｃａｓｔｉｎｇが、今後のコンテンツ市場やコミュニケーションのあり方をどう変えてくかを理解し、新しいビジネスチャンスを創出するヒントを得る絶好の機会です。　ｉＰｏｄビジネス最先端の米国でｉＰｏｄ周辺ビジネスやＰｏｄｃａｓｔｉｎｇの最新技術と事例、日本での現状やビジネスチャンス、配信インフラの選択やコンテンツの作成など多岐に渡るテーマを広くカバーします。　日米で業界の最前線にいる３人のスピーカーから直接話しを聞くことが出来る滅多にない機会です。

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