セミナー概要
【開催日時】
2025年11月07日(金) 13:30 – 15:30
【講 師】
千代田化工建設株式会社
地球環境プロジェクト事業本部 O&M-Xソリューション事業部
国内プロジェクト企画遂行セクション(工学博士)
久郷 信俊 氏
【受講方法】
会場受講
ライブ配信
アーカイブ配信
【会 場】
港区南麻布/JPIカンファレンススクエア
【講義概要】
現在、日本では2050年のカーボンニュートラルの達成を目指し、CO2削減戦略
の一環として、石炭火力発電所におけるアンモニア混焼発電の実現に向けた各
種プロジェクトが進行中である。その中で、劇物であり可燃物であるアンモニ
アの大量貯蔵・操作を行うアンモニア燃料設備において、安全性をいかに合理
的に担保するかが課題の一つとなっている。本講演では、管理対象であるアン
モニアの性質および人体への影響に関する理解を踏まえ、実際のプラント設備
における安全担保の考え方や、リスク評価に基づく安全対策の意思決定手法に
ついて解説するとともに、アンモニア燃料設備のリスク評価ならびにリスク軽
減対策技術の最新動向について詳説する。
【講義項目】
1. 日本のアンモニア混焼発電による脱炭素戦略
2. アンモニアをよく知ることが安全管理の第一歩
(1) アンモニアの性質を知る
(2) アンモニアが人体に及ぼす影響を理解する
3. 実際のプラント設備の安全はどのように担保されているのか
(1) 安全防護層による多重防護
(2) 安全法規制と自主保安活動
(3) セベソ事故の教訓から学ぶ、安全管理のあり方
(4) 安全性を評価する技術
4. リスク評価に基づく設備安全対策の意思決定手法
(1) 安全をリスクで見える化
(2) リスクの許容レベルとALARPの考え方
(3) リスクの評価方法
(4) コストを考慮したリスク低減の考え方
5. アンモニア燃料設備のリスク評価の実際
(1) アンモニア燃料設備概要
(2) アンモニア燃料設備の安全上の課題
(3) 設備防災リスクアセスメントの実施意義
(4) リスク評価の実際
6. リスク軽減対策技術の最新動向
(1) アンモニア燃料設備の潜在危険・漏洩シナリオ
(2) 事故の発生を防止する対策
(3) 事故の拡大を防止する対策
(4) 今後の対策技術の進展に期待するところ
7. 関連質疑応答
8. 名刺交換・交流会
【受 講 料】
1名:37,540円(税込)
2名以降:32,540円(社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
※地方公共団体ご所属の方は、2名まで11,000円(税込)
但し、会場受講またはライブ配信受講限定。2名様の受講形態は同一でお願いいたします。
※セミナー情報は、更新されているケース、登録情報が誤っているケースもあるため、公式サイトで正確な情報をご確認ください。
セミナー開催情報
セミナー分類
- ジャンル 技術、生産、品質管理 環境、リサイクル 経営戦略、事業戦略
- 対象職種
- 対象業種
- 対象者
セミナー基本情報
- セミナー形態リアル(オフライン)
- セミナー定員 25人
- セミナー費用 37,540円
- セミナー主催企業名 JPI日本計画研究所
セミナー講師情報
- 講師名千代田化工建設株式会社 地球環境プロジェクト事業本部 O&M-Xソリューション事業部 国内プロジェクト企画遂行セクション(工学博士) 久郷 信俊 氏
- 講師プロフィール神戸商船大学大学院(現神戸大学大学院)修了、千代田化工建設(株)入社、プラント設計・建設工事を経験後、国内外の石油・化学・ガスプラントの設備安全リスク、信頼性・保全性・健全性改善、設備管理技術に係るエンジニアリングコンサルティングならびにプラントの総合補修計画・延命化プロジェクトに従事。博士(工学)。
セミナー日程
- セミナー開催日 2025年11月7日
- セミナー開催時間13:30 - 15:30
- セミナー応募締切日 2025年11月6日
セミナー開催地
- セミナー開催地住所 東京都 港区南麻布5-2-32 興和広尾ビル
- セミナー開催地交通・アクセスJPIカンファレンススクエア TEL:03-5793-9761 https://www.jpi.co.jp/access ■ 東京地下鉄(東京メトロ)日比谷線 広尾駅 3番出口 徒歩3分(250歩) ●3番出口を出て右手、西麻布方面に進み、最初の信号の先の赤レンガのビル。 ●1階に輸入車のショールームがあり、ビルの中央に入り口。
※セミナー情報は、更新されているケース、登録情報が誤っているケースもあるため、公式サイトで正確な情報をご確認ください。

