セミナー概要
【開催日時】
2025年03月13日(木) 13:30 – 16:00
【講 師】
青山特許事務所 東京オフィス
顧問 弁理士
知的財産大学院協議会 会長
加藤 浩 氏
【受講方法】
会場受講
ライブ配信
アーカイブ配信
【会 場】
港区南麻布/JPIカンファレンススクエア
【講義概要】
近年、特許の実用化が推進される中、用途発明の重要性が高まっています。
また、生成AIにより新たな用途(例えば、第二医薬用途)の研究が効率的に
推進される中、用途発明への関心が高まっています。
このような用途発明について研究開発とその実用化を推進するためには、特許
戦略の構築が必要不可欠です。すなわち、用途発明の特許実務を習得したうえ
で、特許登録や特許活用に向けた最適な特許戦略を構築することが重要です。
その結果、研究成果を事業活動に最大限に活かすことができます。
本講演では、このような視点から、医薬品・食品・化粧品を中心とする用途発
明の特許実務と特許戦略について説明し、今後の対応策について詳説します。
【講義項目】
1. 用途発明の現状
(1) 用途発明の定義
(2) 用途発明の種類と役割
(3) 用途発明の特許動向
2.用途発明の特許実務
(1) 用途発明の新規性・進歩性の判断手法
(2) 用途クレームの記載方法(記載要件)
(3) 特許審査への対応(拒絶理由への対応など)
(4) 特許ポートフォリオの構築に向けて
3.用途発明の特許活用
(1) 用途特許の効力範囲(適用外処方、ラベル論)
(2) 直接侵害と間接侵害
(3) 用途特許の活用事例(商品化事例)
(4) 事業活動と特許出願の関連性(パテントリンケージ)
4.用途発明の裁判例
(1) 知財高裁令和4年12月13日判決「エルデカルシトールを含有する前腕部骨折抑制剤事件」
(2) 知財高裁令和3年5月17日判決「多糖類-タンパク質コンジュゲート事件」
(3) 知財高裁令和2年12月14日判決「炎症性疾患および自己免疫疾患治療剤事件」
(4) 知財高裁平成31年3月19日判決「インターロイキン事件」
(5) 知財高裁平成30年7月18日判決「デクスメデトミジン事件」
(6) 知財高裁平成29年2月28日判決「乳癌再発の予防用ワクチン事件」
5.用途発明の特許戦略に向けて
(1) 登録クレームの最近の傾向
(2) 登録特許の審査経緯の分析
(3) 諸外国の登録クレームの比較(米国、欧州、中国など)
(4) 最近の裁判例からの教訓
(5) 事例を踏まえた最適な明細書・クレームの提案
6.関連質疑応答
7.名刺交換・交流会
【受 講 料】
1名 :33,970円(税込)
2名以降:28,970円(社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
※セミナー情報は、更新されているケース、登録情報が誤っているケースもあるため、公式サイトで正確な情報をご確認ください。
セミナー開催情報
セミナー分類
- ジャンル ベンチャービジネス、起業、開業 司法・訴訟、法律、企業法務 技術、生産、品質管理 知的財産、ISO、個人情報保護 経営戦略、事業戦略
- 対象職種
- 対象業種
- 対象者
セミナー基本情報
- セミナー形態リアル(オフライン)
- セミナー定員 25人
- セミナー費用 33,970円
- セミナー主催企業名 JPI日本計画研究所
セミナー講師情報
- 講師名青山特許事務所 東京オフィス 顧問 弁理士 知的財産大学院協議会 会長 加藤 浩 氏
- 講師プロフィール1988年3月 東京大学薬学部卒業 1990年3月 東京大学大学院薬学系研究科修了 1990年4月 特許庁入庁(2009年3月まで) 2019年6月 青山特許事務所 弁理士(現在に至る)
セミナー日程
- セミナー開催日 2025年4月13日
- セミナー開催時間13:30 - 16:00
- セミナー応募締切日 2025年3月12日
セミナー開催地
- セミナー開催地住所 東京都 港区南麻布5-2-32 興和広尾ビル
- セミナー開催地交通・アクセスJPIカンファレンススクエア TEL:03-5793-9761 https://www.jpi.co.jp/access ■ 東京地下鉄(東京メトロ)日比谷線 広尾駅 3番出口 徒歩3分(250歩) ●3番出口を出て右手、西麻布方面に進み、最初の信号の先の赤レンガのビル。 ●1階に輸入車のショールームがあり、ビルの中央に入り口。
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