「市場独占マーケティング(ダニエル・プリーストリー)」の読了後レビュー

スタートアップや中小企業、大企業での新規ビジネスなど一番頭を悩ませるのは集客です。あの手この手で色々な施策を打ってもそれが響かずに苦労している方も多いはず。
一方でそんな苦労はどこ吹く風で、次々と新しい事業を立ち上げ、軌道に乗せていく経営者も存在します。彼らの出すサービスは顧客を満足させ、クライアントになりたい人の行列は途切れることはありません。
webビジネスでも同様です。書いている内容は同じでも、集客できるサイトとそうでないサイトには圧倒的な差が出来ます。
その違いは何なのでしょうか?
その問いの答えとなるのが本書「市場独占マーケティング」です。
本書では、うまくいっている経営者の集客のスキルやノウハウを学ぶことが出来ます。一度学べば一生集客に困ることはありません。
本書は、

  • 起業家及びそのボードメンバー
  • 伸び悩んでいる経営者
  • 企業の新規ビジネス担当者
  • webマーケター

におススメします。

ダニエル・プリーストリー(Verne Harnish)とは?

daniel_priestleyダニエル・プリーストリーは、ベストセラー作家にして、受賞歴を持つ起業家です。オーストラリア・ロンドンでゼロからのビジネスを次々と成功させています。わずか2年で10億円規模にまでビジネスを成長させた実績の持ち主です。その過程で、世界トップクラスの起業家の指導を仰ぎながら、ビジネスの立ち上げ、構築、買収、資金提供、売却など多くの経験を積んできました。
そして現在は、ビジネスと起業の分野で、世界トップレベルのプロ講演家との評価を得ています。
ダニエルは、商品を売り手市場にする手腕で知られている。巨大な劇場のチケットを売り切り、国際的な規模のキャンペーンを展開し、商品を改良して、売り上げを劇的に伸ばしてきたそうです。
投資家としてもキャリアを積み、スタートアップへの投資をするプライベートキャピタルを保有しています。

『市場独占マーケティング』の内容を少しだけ紹介!

大人数をターゲットにする必要はない… 032

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ロンドンで有名なフィットネストレーナーのクライアントはたった8人。彼は逆にクライアントを選ぶことの出来る立場にあります。対象は高品質のフィットネスサービスを求める各界の富裕層のみ。彼らに対して、他のトレーナーでは到底なし得ないようなきめ細やかなサービスを提供することによって差別化を図り、クライアントを獲得しています。彼の年収は40万ポンド(7200万円程度)だそうです。
成功の秘訣は、フィットネス市場のトレーナー単価の価格競争の巻き込まれないように、限られた富裕層の目に触れるようなメディアへの露出をするなどの宣伝活動・ブランディングを実施したこと。それによって、彼自身の市場が出来、クライアントは向こうからやってくるようになりました。毎日、新聞の紙面を飾らなくても、ビジネスは充分可能です。

クライアントと顧客はどう違うのか… 128

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筆者もそうでしたが、この問いに明確に答えられる人は少ないのではないでしょうか?本書では、以下のように答えています。
”顧客は商品を買う。クライアントは何度も戻って来る。顧客は取引から生まれるが、クライアントは人間関係から生まれる。あなたの仕事は両者をうみ出すことだ。”
その具体的な方法として、安価で低リスクの商品を市場に投下することで顧客を獲得し、そのうちの何割かをクライアントに変えていくことを推奨しています。
このプロセスを通じて、クライアントを獲得し続けることが、長くビジネスを持続させるために最良かつ唯一の方法です。
 

『市場独占マーケティング』のレビュー

良いレビュー

読んで3日後、結果でました。, 2015/12/10 By  H
リストもある、リピーターもいる。ビジネス10年目。ですが、この先のビジネスモデルを悩んでいました。もはや相談できる人もいなくなって。そんなときに この本を引き寄せて、良すぎるタイミングでした!リスト5000名にキャンペーン商品を告知したところ、限定30が1週間で完売です。これはフロントエン ドなので、この本のとおりに市場独占シナリオへと進めていきたいと思います!ありがとうございます!

付箋紙でいっぱいになりました。, 2015/11/19By 姫野
ドラッカーもダン・ケネディももれなく商売にとって重要なのは「マーケティング」であり、その要となるのは「顧客」と言っていますが、具体的な手法についてはそれらの全ての書籍を読むか、他の指南書がないと理解しづらいのも事実です。
その中でも本書は「超売り手市場を作る7つの原則」とある程度絞っていて、とてもわかりやすく、すぐに実践できそうです。
本書で特にすごいと感じたのが「弱点を隠さずに逆手にとる」「クライアントは待たせてかまわない」「流行に逆らってかまわない」など他の指南書ではタブーかと思えることも、その理由と事例で書かれていて、目から鱗です。
そして最後には「クレイジーな時代チームを作る」として「3つのゲーム」などわかりやすく表現しています。
小生は読みながら重要だと思われるところに付箋紙をつけるのですが、重要なことが多すぎて書籍が付箋紙でいっぱいになりました(笑)
それぐらい読み応えがある書籍です。
「集客ビジネス」を考えている方は必読書だと断言できます。

共感しました!, 2015/11/19By  Atom
読みながら、「そう!そういうこと!」とつぶやいてしまいました!σ(^_^;)
売り手市場になるには、「飛び抜ける」ことが必要。では、「飛び抜ける」には?
実感として感じてはいたものの、こう言ってくれると納得できる!という感想です。
素晴らしいと思います。

 
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最後に

いかがだったでしょうか?本書は、前述した通り一生使える集客ノウハウについて書かれているので、これから集客を考えるビジネスマンだけでなく、現状のやり方から一段上の成果を求めている方にとっても大変役に立つ内容となっています。
万が一この本に満足いかない場合でも、90日以内であれば返金保証がついているので安心です。
集客についてのノウハウやテクニックについて、より深く学びたい方は是非手に取ってみてください。

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