【必見】ネット集客方法5つの特徴と活用方法について

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ネットを利用した集客を活用することで効果の測定が容易になり結果として企業に大きな利益をもたらします。しかし一方、ネット集客は初心者には非常に難しいものであり何も知らない状態で利用すると無駄にコストを使ってしまう場合もあります。こういった事態を防ぐためにもネット集客は正しく利用しなければなりません。
 
ここでは、まず基礎としてネット集客方法の全体の概要についてご紹介します。ネット集客を勉強したばかりの方はご一読ください。
 

インターネットの集客方法は大きく分けて5つ!

WEBサイトへのアクセスを大きく分けると以下の5つになります。実際に、GoogleAnalytics(Googleが提供するWEBサイトのサクセス解析ツール)でもすべてのアクセスを6種類に分類しています。
※ローマ字表記のものはGoogleAnalytics上で表記されているものに合わせています。

  1. 1、Social=ソーシャルメディア集客
  2. 2、Direct=直接入力
  3. 3、Referral=外部サイト
  4. 4、Organic Seach=自然検索
  5. 5、Paid Search=有料検索、Display=ディスプレイネットワーク(※Googleの場合の名称)

有料検索とディスプレイネットワークは同じ管理画面上で操作するため同じ項目として解説します。
それぞれ特徴や利用方法なども異なってきますので、1つ1つ覚えていきましょう。
 

1、ソーシャルメディアによる集客

ソーシャルメディア
ソーシャルメディアによる集客は、もはや当たり前になってきております。
以前はメルマガの購読者数を重視していた企業が今はソーシャルメディアのファンの数を増やすことに注力するといったケースが増えています。ソーシャルメディアのファンの数は”企業が発信する情報がいつでも届けられる数”ということになります。
また、メルマガとは違って拡散することで自社のファンだけじゃなくてファンの友達、ファンの友達の友達・・・・といった人にも情報を届けることが可能なため企業の情報発信のツールとして非常に有効です。
 
以下にそれぞれのソーシャルメディアの特徴を紹介しますが、どれがいいということではなくて全て運用する事をお勧めします。
 

1-1、Facebookの特徴

・実名登録のため反応率が高い
⇒Facebookは実名登録が必須ですのでtwitterに比べて4倍ほどの高い反応率を得られます。
 
・投稿した情報が長時間、ファンのタイムラインに残る
⇒twitterは匿名ということもあり気軽に投稿できるため1人で1日に何十tweetする場合が有り、タイムラインに表示されてもあっという間に埋もれてしまいがちですが、Facebookは多くても1日1人2~3投稿程度と抑え気味ですので企業が投稿した情報も埋もれにくいです。
 
・ファンに対してアンケートなどのコミュニケーションが容易にできる
⇒Facebook側の機能が充実しておりファンに対してアンケートを取ることでマーケティングデータの収集が可能になります。
 
・実名登録のため炎上しにくい
⇒実名登録ということもありユーザーはネガティブな投稿内容は避けます。企業にとって悪い炎上はしにくいでしょう。
 
・数人単位から広告によりファンを増やせる
⇒Facebookはファンを増やそうと思えば広告により数人単位から手軽にファンを増やせます。広告はほぼリアルタイムで出稿や掲載の停止が可能なためコントロールが効きやすく初心者でも簡単に運用できます。

参考:最低限知っておくべき!企業がFacebookを使う10のメリット

1-2、twitterの特徴

・いい意味でも悪い意味でも拡散力が強い
⇒twitterは匿名で気軽に投稿できるためユーザーは周りの目をあまり気にせずにアクションを起こします。その為、いい情報も悪い情報も一瞬で広まることになりますので、投稿内容に関してはFacebookよりも気を使ったほうがいいかもしれません。アパレル通販の社長さんがユーザーに対しての心無い一言が一瞬で広まって企業の信頼が落ちてしまったという出来事は記憶に新しいですね。
 
・Facebookに比べて、より気軽にコミュニケーションできる
⇒上でも挙げたように注意は必要ですがフォロワーと普通に会話する程度では心配ありません。むしろ気軽にコミュニケーションとることで身近に感じてもらえファンが増えるでしょう。
 
・ユーザーサポートツールとして利用することも可能
⇒ユーザーからの質問をtwitterで受け付けるというのもいい手段です。twitterでサポートすることでより気軽で身近に感じてもらうことができます。

参考:企業のtwitter活用5つのパターンと始める前の心得

1-3、Google+の特徴

・検索において非常に有利
⇒Google+には記事URLをGoogle+で投稿してからわずか数十秒でインデックスされたという事例がアメリカであるくらいSEO効果に優れています。

参考:コンテンツマーケティングに取り組むなら!無視できないGoogle+の3つのメリット

2、直接入力による集客

URL直接入力
直接入力とはURLを直接入力して訪問することです。これは既にどこかでWEBサイトを知って訪れたかリピーターのどちらかになりますので既にWEBサイトが知られていることが前提となります。
 
よって、直接入力による集客を増やすという手段はなく、直接入力で訪れようとしたユーザーを取りこぼしなく確実にWEBサイトへ流入させる必要があります。
その為に、長く意味不明なURLよりかはサービス名を表すような短くて明快なURLにするといいでしょう。
 

3、外部サイトからの集客

外部サイトからのアクセス
自力で集客を行うのも限界がありますので、外部サイトをうまく使い集客を考える必要があります。
案外ここが一番知らない人が多いかもしれません。外部サイトからの流入を得るためにはいくつか方法がありますので、1つ1つ紹介します。
 

3-1、プレスリリース配信

プレスリリースとはメディア向けに企業からのお知らせを発信する手段です。上手く発信することで大手メディアなどに取り上げられ莫大なアクセスを獲得することが可能になります。
ポイントはメディア側の視点に立って取り上げたいと思うようなリリースを打つことです。
費用:無料~数万円程度
媒体:PRTIMESValuePressゼロ
 

3-2、アフィリエイト広告

会員登録や購入、資料請求などの目的が達成された場合のみに広告を支払うタイプで成果報酬型の広告モデルです。
費用対効果が良いのが魅力的で一般にはASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)というところを通して出稿を進めます。別途、ASPとの契約に際し初期費用や月額費用が発生する場合がありますので、その点は確認しましょう。
アフィリエイト運用を行えるスタッフがいない場合は手数料を支払い代理店を利用する形もとれます。
費用(相場):会員登録⇒300円程度、購入⇒サンプルの場合商品単価と同等、本商品の場合30%程度、資料請求⇒700円程度
媒体:A8.netアフィリエイトB
 

3-3、アドネットワーク広告

クリックや広告表示がされた場合のみに広告費用を支払います。配信先等もカテゴリ等で指定できるため調整しだいで大きな効果を得られます。
多数のブログやアプリ、WEB媒体を束ねたネットワークに配信できるため短期で大量のアクセスを流し込むことが可能になります。
費用:1クリック数十円程度~
媒体:nendi-mobile
 

3-4、外部サイトへの寄稿

外部サイトに記事を提供する代わりにリンクを送ってもらうという手法です。
外部サイトのユーザーを自サイトに送ることが可能ですのでジャンルがマッチしていれば非常にいい効果を得られる場合があります。寄稿を募集しているサイトは多数ありますのでコンタクトをとってみることをお勧めします。
費用:無料
媒体:http://matome.naver.jp/odai/2137708598614892901
 

3-5、キュレーションサイトの利用

NAVERまとめなどのユーザー数を多く抱えるキュレーションサイト内で自社サービスとマッチングするコンテンツを作成して投稿することで集客が可能になります。
NAVERまとめ以外にもキュレーションサイトは増えてきていますので自社サービスと相性の良さそうなものは試してみましょう。
質のいいコンテンツであればあるほど自社にとっていいユーザーが集客できます。
費用:無料
媒体:NAVERまとめ
 

3-6、純広告

WEBサイト上にアドネットワークやアフィリエイト等を介さずに直接掲載するタイプの広告です。
純広(じゅんこう)などと略して言われることが多いです。
費用:媒体による
媒体:属性がマッチするなどで気になる媒体にコンタクトを取ってみましょう
 

3-7、記事広告

純広告とは違って記事タイプで見せることができ、ユーザーとしては通常の記事を読む感覚であるため質のいいアクセスを獲得することが可能です。
記事広(きじこう)と略されて言われます。
費用:媒体による
媒体:属性がマッチするなどで気になる媒体にコンタクトを取ってみましょう
 

3-8、メルマガ広告

メルマガに号外などの形であったり、最上部や最下部に短い紹介分を入れる形の広告手法です。今でもメルマガ読者との属性がマッチしていれば大きな効果が得られる場合もあるようですが昔に比べればソーシャルメディアの流行により廃れてきています。
しかし、純広などと違って一瞬で大きな集客を得られるという瞬発力が魅力です。
費用:媒体による
媒体:属性がマッチするなどで気になる媒体にコンタクトを取ってみましょう
 

4、自然検索

自然検索
自然検索というのは一般的に言われているSEO(=Seach Engine Optimization)の事でGoogleなどの検索エンジンで特定の狙ったキーワードで上位に表示されるように対策する一連の施策のことを言います。
 
検索で上位表示させるということは簡単なことではありませんし短時間で実現できることでもありませんので長期的に検討する必要があります。
しかし、インターネットの集客においてSEOは最も重要なポジションであるといっても過言ではありませんので必ず行うようにしましょう。
以下では自然検索での流入を増やすSEO対策の方法について大まかではありますが解説します。SEOの具体的な方法については後日何回かに分けて解説しますので必ず目を通すようにしてください。
SEOに強いコンテンツ制作サービスの一覧はこちらでまとめました。
 

4-1、コンテンツ最適化

検索結果で上位を勝ち取るにはコンテンツの質の重要性が増しています。以前はペラページ(コンテンツの薄い1ページのWEBサイト)も自作自演の被リンクや隠しテキスト(背景と同色でSEOキーワードを羅列するような行為)などのスパム的な方法でも上位表示が出来ることがありました。
しかし、今は良質なコンテンツが検索上位表示において何よりも大事です。
 
Googleは様々なアップデートを更新しながら検索エンジンがユーザーにとって、より良い体験のものとなるように検索エンジンを良いものに変えていっています。
その中の1つにパンダアップデートという質の低いコンテンツを見極めて検索順位を大幅に落としてしまうアルゴリズムがあります。これを攻略するためにも「良質なコンテンツ」がやはり重要なのです。
 
では「良質なコンテンツ」とはなんでしょうか。著者は良質なコンテンツを以下のように定義します。
キーワード検索したユーザーが120%満足するような有料で提供してもいいくらいのクオリティとボリューム(=お金を払ってもいいと思えるコンテンツ)
今後、コンテンツを作成するような機会があれば上記を満たしているかどうか意識しながら作成を行いましょう。
 

4-2、内部リンクの最適化

内部リンクというのはWEBサイト内のページ同士でリンクを送ることです。これによってWEBサイトの訪問者はWEBサイトの隅々まで迷いなく読むことが出来るとともに、検索エンジンもWEBサイトの隅々までインデックス(検索エンジンが持つデータベースへの登録)してくれるようになります。
例えば、Wikipediaを見てみてください。Wikipediaは文章のあちこちが青文字のリンクになっておりクリックすると該当のワードについて説明するページに遷移することができます。そうすることでユーザーはより理解度を高めることができるのです。
これは、ユーザーのためであると同時にWEBサイト全体のSEO価値を高めるという意味で重要となりますので意識して行いましょう。
 

4-3、外部リンクの獲得

Googleは200以上のアルゴリズム(サイトを評価する上での評価項目)を元にサイトの点数を決めて順位を決定していますが、その中でも重要な要素のうちの1つとなっているのが外部からのリンクをどれだけうけているかです。
外部からのリンクは投票に例えることができますが権威のあるサイトであればあるほど1票の重みが変わってきますので、良いサイトから多くの外部リンクをもらうことが検索上位表示に大切な要素となります。
 
その為の手法として筆者はソーシャルメディアを用います。
良質なコンテンツとソーシャルメディアの相性はものすごくいいです。誰かに教えたくなるようなコンテンツはソーシャルメディアによってシェアされて発信した情報が波のように広がり同時に外部リンクを獲得します。
 
上記で挙げた3つの事以外にも検索エンジンで上位表示するには多くの知識や作業を必要とします。ここでは紹介しきれませんので、こちらをご覧になってみてください。

参考:SEO 検索エンジン最適化

5、有料検索、ディスプレイネットワーク

Pay Per Click
有料検索というのはGoogleやYahoo!でのPPC広告(クリック課金型の広告)の事で検索エンジンで検索した際に最も上に表示される広告の事です。
メリットとして自然検索(SEO)とは違って時間がかからず短期間で効果が得られるというのと、狙った指定のキーワードの検索結果上にリアルタイムで僅かな予算から管理画面上で広告が出せるので広告効果の調整が容易な点です。
しかし、慣れが必要なため初心者はある程度勉強する必要があります。
 
次に、ディスプレイネットワークというのはGoogleが束ねる大量のWEBサイト群の広告枠に対して広告をいつでも好きなタイミングで掲載出来る機能です。
PPC広告が検索結果上に表示されるのに対してディスプレイネットワークではWEBサイト上に掲載できます。
 

5-1、キーワード選定(PPC広告)

PPC広告の出来はキーワード選定が左右するといっても過言ではありません。サービスに興味がないキーワードのアクセスを集めても広告費の無駄遣いですからサービスに興味があるキーワードのアクセスだけを集める必要があります。

参考:キーワード選定方法と利用すべき無料ツールやデータ

5-2、広告文最適化(PPC広告)

広告文を最適化してクリック率を上げることで結果としてクリック単価を下げることが出来ます。広告文を最適化するためにはユーザーの立場に立ち「どんな広告文ならクリックしてくれるだろうか」と仮説を立てた上で複数の広告文のテストを繰り返す必要があります。

参考:いいことづくめ! リスティング広告でクリック率を上げるための3つのポイント

5-3、配信先最適化(ディスプレイネットワーク)

ディスプレイネットワークは配信先を自由に指定することができます。自社サービスに興味を持ちそうなユーザーが訪れるWEBサイトをピックアップした上で様々な配信先に広告を配信して最適な配信先を探しましょう。
 

まとめ

いかがでしたでしょうか。新卒のWEB担当者が最低限押さえておくべきネット集客方法についてまとめてみました。
ネットの集客方法は数多く存在し1つ1つが非常に奥が深いのでここでは表面の部分だけを紹介しましたが、こうして概要を掴むだけでもWEB担当者としてのレベルは格段に上がります。
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もしお役に立てましたらシェアして頂けますと幸いです。

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