法人携帯の「かけ放題」プラン徹底比較。低コストで導入できる「かけ放題」法人携帯はどこ?

あまり知られていない法人携帯のプラン

あまり知られていませんが、法人携帯の適したプランを選ぶ事でムダな通信コストを抑える事ができます。

携帯電話を会社で利用されている場合は、実際に社員に聞いて調査してみると、 業務連絡などで会社にかける事が多かったりと、通話全体の70%前後が社員同士だったりという事も珍しくはありません。

携帯電話を法人契約されると、社員間の通話には法人割引が適用されることがあり、上記の場合ですと、最大で70%のコスト削減が可能の場合があります。

また、営業マンが多い企業などでは、取引先の担当者とのコミュニケーションが多くなり、通話全体として社外への通話割合が高くなります。

この社外通話は「同じ携帯会社か?または違う携帯会社か?」という内訳になり、同じ携帯会社同士の通話は無料など、契約する携帯会社ごとの割引サービスがあります。

このように、法人携帯には様々なサービスがありますが、あまり知られていないため、今回は『法人携帯の「かけ放題」プラン徹底比較。低コストで導入できる「かけ放題」法人携帯はどこ?』というテーマで法人携帯について解説します。

3大キャリア、2大SIM会社の法人向けサービスを徹底比較

法人携帯を導入してコストを削減したい、法人携帯をスマホにしてクラウドサービスを利用したいまたは、法人携帯をスマホにしてクラウドサービスを利用したいと考えている経営者の方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

そして、法人携帯を導入しようと考える際、肝心になってくるのが、「どこの会社と契約するか?」ということです。

携帯なので、

  • au
  • docomo
  • Softbank
  • その他のSIM会社

などのショップに問い合わせるのもいいですが、どこの会社がいいのか理解している方は少ないのではないでしょうか。

そのため、まずはau、docomo、Softbankの3大キャリアに加え、Y!mobile、BIGLOBEの5社のそれぞれの特徴を比較していきます。

①au

実は割引プランが豊富のau。

auは割引プランを組み合わせる事ができ、さらにおとくになります。

中でも「誰でも割」は名前の通り誰に対してもオススメの割引プランであり、基本使用料が1,500円割引になったり、基本プランによっては半額になるのもあります。

auの料金形態はドコモと似ており、

【基本使用料】+【データ定額プラン】-【割引プラン】

となっています。

そして、auの基本使用料は数多くあります。

それぞれの機種によってプランが用意されていますが、その中でも基本は「スーパーカケホ」と「カケホ」の2タイプになります。

また、基本使用料にの種類によって、付けれるデータ定額プランが異なるので、あわせて紹介します。

auの基本プラン

スーパーカケホ

3,200円(2年契約の「誰でも割」適用時は1,700円)
1回5分以内の通話が無料
5分以降は20円/30秒
国内SMS 送信:3円/通 (社員間無料)受信:無料
カケホ
4,200円(2年契約の「誰でも割」適用2,700円)
国内通話無料
国内SMS 送信:3円/通 (社員間無料)受信:無料

スマホ対応の「LTEプラン」に関してですが、

携帯電話向けプランでは

  • VKプランS
  • VKプランM
  • VKプラン
  • スーパーカケホ(ケータイ)
  • カケホ(ケータイ)」

などが対象になります。

さらに組み合わせ可能な定額プランもそれぞれ違いますので、最新のプランや自社にとって最適なプランを提案してもらいましょう。

割引プラン

割引プランに関してですが、auは割引プランが豊富で、基本使用料が割引になるプランや通話料が割引になるもの、さらに利用料金全体が割引になるものがあります。

それぞれ割引プランを組み合わせて使用することもでき、個々に最適なプランを組み立てることができます。

基本使用料割引

基本使用料割引の割引は以下の3種類があります。

⑴auビジネスW割

「誰でも割」+「法人通話・パケット割」の組み合わせで、基本使用料も通話料もお得になるプラン
⑵誰でも割
2年単位の継続利用で基本使用料が割引になるプラン
⑶法人割
2~10回線利用で、基本使用料や国内通話がお得に!さらに「誰でも割」との組み合わせで社員間の国内通話料が24時間無料になるプラン
通話料割引

通話料割引に関してですが、以下の6つがあります。

⑴au国際通話定額

定額980円/月または1,480円/月(加入のデータ定額サービスの種類によって定額量が異なる)で、auから世界23の口や地域に月々最大750分の国際通話が可能(1回15分以内×月50回まで)になるプラン

⑵ビジネス通話定額

月々プラス300円でauから国内社員間通話が24時間無料になるプラン
⑶まるごとビジネス割引
月々の利用金額と利用期間を約束することで、基本使用料と通話料とパケット通信料が一括割引になるプラン
⑷無期限くりこし
3Gスマホ・携帯を利用の方は余った無料通話がある上限額まで無期限で繰り越し可能になるプラン
⑸通話ワイド24
月額934円でどこへかけても国内通話が24時間半額になるプラン
⑹au通話定額24
月額477円でauのスマホ・携帯への国内通話が24時間無料になるプラン

②docomo

docomoはとにかくプラン数が豊富!!細分化されたプランで個々人にぴったりのプランが選択できます。

また、シェアパックは最大3000GBのプランまであり、1000回線までシェアできるので、社員数の多い大規模な会社におすすめです。

ドコモの料金形態は

【基本プラン(=カケホーダイプラン)】+【パケットパック(=ビジネスシェアパック)】-【ずっとドコモ割】

となっています。

通話料金が無料になる「カケホーダイプラン」

ドコモの基本プランは「カケホーダイプラン」いう、通話料金が社員間でも社外への発信も無料になるプランになります。

「カケホーダイプラン」は2つのタイプから選べます。

⑴カケホーダイプラン

カケホーダイプランはスマホ・タブレットを選ぶ場合とガラケーを選ぶ場合で料金体系が変わります。

スマホ・タブレット→定期契約あり(月額2,700円)/ 定期契約なし(月額4,200円)

ガラケー→定期契約あり(月額2,200円)/ 定期契約なし(月額3,700円)

通話料に関しては国内通話ならすべて無料になります。

⑵カケホーダイライトプラン

カケホーダイライトプランはスマホ・タブレットを選ぶ場合とガラケーを選ぶ場合で料金体系が変わります。

スマホ・タブレット→定期契約あり(月額1,700円)/ 定期契約なし(月額3,200円)

ガラケー→定期契約あり(月額1,200円)/ 定期契約なし(月額2,700円)

通話料に関しては国内通話ならすべて無料になります。

③Softbank

Softbankの特徴はなんといっても、プランが分かりやすいことです。

そのため、初めて法人携帯を導入される方にも内容が把握しやすく、優しいプラン内容となっています。

では、どのようなプランがあるのかご紹介していきます!

通信コストを安く抑えられる「スマ放題」

  • 取引先との通話も多く、他社の携帯や固定電話への発信が多い
  • クラウドサービスの利用やちょっとした検索にネットをよく使う
  • 社員同士で通話が多い

上記の3つの項目に当てはまる場合スマ放題」がおすすめです。
この「スマ放題」には契約タイプが大きく2つに分かれます。

⑴社員同士でデータをシェアするタイプ

代表回線のデータ容量を子回線とシェアするという仕組みです。
そのため、個人によるデータ使用量の差があっても分け合うことができるので、データを無駄にしないのが特徴です。
⑵回線ごとに定額パックをつけるタイプ>
回線ごとに2GB~30GBまでのプランを自由に選択可能です。
よくネットを使う人はデータ容量を大きく、通話メインの社員は小さい容量でもOKになります。
余ったデータ容量は翌月に繰り越すことができます。月によってデータをよく使う月、あまり使わない月があっても、100MB単位で繰り越せるので無駄にしません。
では、それぞれのタイプの料金プランを見てみましょう。
料金の仕組みは
通話定額基本料3,000円/月(基本料2700円+ウェブ使用料300円)
⑴のプランか⑵のプランの合計
となります。

通話がお得な「ホワイトプラン」

  • 社員間通話が基本で、通話利用時間は日中が多い
  • ネットは使用しない
  • 通話が基本なので、コンパクトなガラケーにしたい
  • とにかくコストを抑えたい

上記項目に当てはまる場合は、「ホワイトプラン」がおすすめになります。

この「ホワイトプラン」の基本プランは

  • 月額料金:934円/回線
  • 通話料金:1~21時(無料)、21~1時(20円/30秒)

となっており、オプションが

  1. ホワイト法人
  2. Wホワイト
  3. ホワイトプラン24(モバイル)

の3つ用意がされています。

ではそれぞれのオプションプランの内容をみていきましょう。

⑴ホワイト法人

料金体系は以下の2つの合計です。

  1. 月額料金:2~30回線(0円)、31~100回線(500円)、101~1000回線(880円)
  2. 通話料金:社員間通話が24時間無料!(ソフトバンク以外への通話も10~30%割引)

ホワイト法人では24時間社員間通話が無料なので、時間を気にせず通話できます。

⑵Wホワイト

料金体系は以下の2つの合計です。

  1. 月額料金:934円/回線
  2. 通話料金:1~21時(無料)、21~1時(10円/30秒)、通話先がソフトバンク以外(10円/30秒)

Wホワイトはホワイトプランそのものの基本料金と大差ないのですが、21時以降の通話やソフトバンク以外への通話料が基本料金の半額になるのが特徴です。

⑶ホワイトプラン24(モバイル)

料金体系は以下の2つの合計です。

  1. 月額料金:934円/回線
  2. 通話料金:1~21時(無料)、21~1時(「おとくライン」への通話は無料)、通話先がソフトバンク以外(他のオプションプランにより変動)

ホワイトプラン24(モバイル)は、固定電話の基本料金がお得になるソフトバンクの直収サービス「おとくライン」に加入されている方、または一緒に加入を考えられている方にはおとくなオプションです。

④Y!mobile

Y!mobileは利用するデータ通信量から

  • スマホプランS
  • スマホプランM
  • スマホプランL

から選ぶことができます。

法人名義で2回線以上、6回線以上と、まとめてご契約いただくと割引サービスの適用でさらにお得です。

Y!mobileでは、時間・回数とも無制限、他社ケータイへも通話料が0円になる「スーパーだれとでも定額」というオプションサービスがあります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です