日々仕事していると「こんなにやっているのに稼げない」「ビジネスのスピードが上がらない」と焦ることありませんか?
自分が思い描くスピードと現実がマッチせずに悩む日々を過ごしているあなたに朗報です。
本書「マル秘・資産形成術」は、そんな状況のあなたに具体的なヒントを与えてくれる一冊です。
著者は、年商100億円以上の会社を2社、50億円以上の会社が2社、10億円以上の会社を10社以上保有しているスーパー起業家、マイケル・マスターソン。
マイケル・マスターソンといえば、自らビジネスの一線で活躍するだけでなく「大富豪の起業術」、「大富豪の仕事術」、「社員を動かす社長のカリスマ仕事術」など、そのノウハウ紹介した書籍を出版し、出版事業でも成功を収めています。
本書は、普通のビジネスマンが最短(7年で百万ドル)で資産を築いた事例を8つ学ぶことが出来ます。しかも、全てマスターソン自身が直接アドバイスをした人物が実現した事実のみで構成されています。
現状を変えたい全てのビジネスマンにおすすめします。
最優先事項にずっと集中し続ける…020
マスターソン自身も最初から上手くいっていたわけではありません。彼には「小説家・人道支援活動家・教師・哲学者」など目標が多すぎて何から手を付けていいかわかりませんでした。
そこで彼は最初に挙げた夢を全て叶えるために、まず「お金持ちになること」を最優先事項に設定します。
「お金持ちになること」を最優先事項にすることで、「どの選択肢を選べばお金持ちになれるか」という視点で物事を考えることが出来、行動がシンプルになりました。
本書で紹介されている8つの事例のうち、本ブログの読者に比較的身近なセールス・ライティングで百万ドルが視界に入っている35歳主婦の事例を紹介します。
ライティングで稼ぐ セールスライターで百万ドルを目指すモニカ・デイの物語…173~
2人の子供抱える35歳の主婦、モニカ・デイは、年収260万円から最初につかんだ小さなきっかけを梃に、好きなライティングの仕事で、2年で年収1340万円に収入を伸ばしました。
フリーのライターが成功するための秘訣として、5つの秘訣が紹介されています。
1.スケジュールをたてる
成功しているフリーのセールスライターは、自分をコントロールすることが出来ます。1000万円クラスの収入を狙うなら、日々の予定を自分で管理出来ることが必須条件。
以下、モニカさんのスケジュールですが、執筆などの生産的な作業は午前中にし、ルーチンワークやリサーチは午後にするなど、パフォーマンスを最大限に発揮できるよう、工夫されています。
2.セールスライターを必要としている会社をみつける
セールスコピーによって、クライアントの商品が売れれば、必ずセールスライターは必要とされます。本書では、手始めに地元のパン屋や会計事務所、旅行代理店等に売込みをかけてみることを奨励しています。
モニカさんは、最初は中小企業のセールスライティングからスタートしつつ、ダイレクトメール業界のトップ企業をクライアントにすることを目標に企業の傾向を分析。傾向を完全に把握したところで、無料でセールスコピーのオファーを出し採用され、その後、有償での仕事を獲得しています。無料で書くことを嫌がらない姿勢もプラスに作用しました。
3.セールスライターが自分を売り込む相手
「セールスライターが自分を売り込む相手は、ダイレクトレスポンス広告のセールスライティングがどういうものかを知っていて、その会社のとっての価値を理解しており、それにお金を払う用意がある人でなければいけない。」というのが鉄則。クライアントがその価値を感じない限り、売り込みは徒労に終わります。
4.サンプル数と経験を増やす
スタートするときには、どんな人でも経験がないのは当たり前です。それを克服するために、まずは友人のビジネスのセールスレターを書かせてもらえるよう説得することが近道です。また、ダイレクトレスポンス業界向けのイベントに頻繁に出向き、チャンスをうかがうのという手法も有効です。
5.専門的なスキルにセールスライティングのスキルを加える
市場で自分のライティングの価値をあげるために、専門的なスキルにセールスライティングのスキルを加えることで強力な方法です。自分の知識や経験、または学習した成果をもとに、強い分野を作ることが、差別化要因となります。
このほかに、成功するために必要な要素が具体的な事例とともに紹介されています。彼女はまだ、百万ドルには達していませんが、セールスライティングのノウハウを応用した新会社を立ち上げる予定しています。
本書では、これ以外にも7つの百万ドルを生み出す手法が紹介されています。不動産・営業・情報出版など、その事例は多岐にわたるので、ビジネスをしていれば何かしら参考になるヒントが隠されています。
レビュー
良いレビュー
「お金」ではなく「資産」, 2016/8/30By 本田
・一番満足したところ。
この本を読むまでは、とにかく「お金」がほしい。どんどん「貯金」することが大事だと思っていました。「お金」ばかりに目がいくことで、結果、経済的に裕福になれない、ということがよくわかりました。本書のタイトルにある「資産」形成に対する考え方が変わっただけでも大変満足しています。精神的には「お金」が大事だということを理解できた上で、「お金」に執着しなくてもよくなりました。本書に書かれていることを忠実に実行すれば、「お金」は結果として自分の支配下にあるとわかったからです。
タイトルに騙されるな!, 2016/8/30 By 牧野
秘・資産形成術と聞いて皆さんはどんな本を想像するだろうか?
私は最初、よくあるお金まわりのテクニックや資産運用などが思い浮かんだ。
しかし、この本はスーパー起業家で有名なあのマイケル・マスターソンが書いたとあって読んでみたら。。。
資産ほぼゼロから最低1億円のゴールまでの詳細で具体的なストーリーが9つも用意されていた。
もちろんマイケル・マスターソン本人のストーリーも含めてだ。
このストーリーの何がすごいかというと、必ず今の自分に近いジャンルの人が見つかるということだ。9人のストーリーそれぞれ、スタート時点の環境や状況が異なるので、ぴったり当てはまるとは約束できないが、必ず今の自分に近いモデルが見つかるだろう。
そのモデルのストーリーを読み、今の自分に応用できる部分やそのまま適用できる部分を見つけ、あとは実際に行動に移すことができれば、そのモデルに近い結果を得ることもできると感じさせてくれる。
最後にストーリーそのものも参考になるが、その過程で必要なリソースやマイケル・マスターソンのアドバイスもあり、各ストーリーの最後には、必ずマイケル・マスターソンのストーリーに対する分析やまとめが述べられている、この部分を読むだけでも非常に価値があると思う。
タイトルだけで判断して購入を見送るのはもったいない本です!
為になります。, 2016/8/24 By 石崎
より具体な考え方と意識の持ち方が書かれているので共感できました。
抽象的な精神論ばかりの本は口先だけの人でもいくらでも語れるので買いません。つまり具体的に行動をハッキリ示すものに価値を感じます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
本の題名だけだと、お金を稼ぐことだけに主眼が置かれているように見えますが、要諦は「いかにビジネスを効率的かつ自分に合った形で立ち上げ、軌道に乗せていくか」という一点です。
お金を媒介にしつつ、目指すべき自分の将来像を具体的に想像できる好著ですので、ぜひ手に取ってみてください。
万が一気に入らない場合でも90日返金保証があるので安心して購入できます。
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冒頭で挙げた関連書籍もレビューしています。
マイケル・マスターソンの「社員を動かす社長のカリスマ仕事術」読了後レビュー
マイケル・マスターソンの「大富豪の仕事術」読了後レビュー