現在、中小企業ベンチャー企業を経営していて、EC事業を営んでいる経営者の中には、決済代行サービスを導入してみようかどうか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
しかし、決済代行サービスは世の中にたくさんあり、どのサービス、会社も価格帯はバラバラで、且つ提供しているサービス、機能もそれぞれ異なります。
そんな決済代行サービスの中でも特徴があり、注目を浴びているサービスはいくつかあります。
そのため、今回は『【EC事業者向け】決済代行サービス7社の人気ランキング7選 おすすめの決済代行会社はこれだ!』という記事のタイトルで、EC事業者向けにおすすめの決済代行サービスをランキング形式で解説、説明します。
EC事業者必見!決済代行サービスの人気ランキング7選 おすすめの決済代行会社はこれだ!
今回は、EC事業者向けにおすすめの決済代行サービスをランキング形式で7つ紹介します。
今回紹介するのは、
- PGマルチペイメントサービス
- ペイジェント
- ゼウス
- SBペイメントサービス
- イーペイメント
- VeriTrans(ベリトランス)
- イプシロン
の7つのサービスです。
①PGマルチペイメントサービス
まず、1つ目はPGマルチペイメントサービスです。
GMOペイメントゲートウェイが提供するPGマルチペイメントサービスはクレジットカード決済やコンビニ決済など、様々な決済方法を選択できる通販・ECサイトの総合決済システムです。
決済代行だけではなく、様々サービスを提供しており、且つ非常に実績もあるため、決済代行サービスの中では一番、人気のあるサービスになっています。
実際、PGマルチペイメントサービスは
- 新規導入を検討中
- 既に当サービスをご利用中
- 運用中に機能追加が必要になった
など、あらゆる場面に合わせて、様々なサービスが悩みを解決してくっる体制が整っています。
セキュリティ面
PGマルチペイメントサービスは決済前から決済後まで、安心・安全な決済環境が提供されています。
また、クレジットカード取引におけるセキュリティ対策の強化に向けた実行計画にも対応しています。
以下がPGマルチペイメントサービスがセキュリティ面で提供しているサービスです。
- 不正防止サービス(スクリーニング技術で、不正利用を未然に検知)
- 3Dセキュア(「なりすまし」による不正利用を防止)
- セキュリティコード(偽造カード対策)
- トークン決済(情報漏えいリスクの軽減)
- チャージバック補償団体保険(不正利用が起きてしまった時の損害補償)
サービス導入までの流れ
サービス導入までの流れは以下のようになります。
1ヶ月前後で運用開始が可能になります。
- 問い合わせ・資料請求
- 申し込み
- PGマルチペイメントサービスにて加盟店審査・登録
- PGマルチペイメントサービスより本番環境を提供
- 本番環境での接続テスト
- 運用開始
対応している決済サービス
- クレジットカード決済
- コンビニ決済
- 口座振替
- 多通貨
- クレジットカード決済
- LINE Pay
- 楽天ペイ(オンライン決済)
- キャリア決済
- 電子マネー決済
- プリペイド決済
- ビットコイン決済
- 代引決済
- PG配送サービス
- Pay-easy決済
- PayPal決済
- リクルート
- かんたん支払い決済
- ネット銀聯決済
- 銀行振込(バーチャル口座)
- Apple Pay
- Paid決済
- 払込票決済
- Google Pay
- 決済サービス
- PAYSLE決済
②ペイジェント
2つ目はペイジェントです。
ペイジェントは、クレジットカード決済や各種オンライン決済サービスなど、様々な決済手段のニーズに対し、最適な決済方法を提供する決済代行サービスになります。
対応している決済手段
実際、以下の決済手段に対応しています。
- クレジットカード決済
- コンビニ決済
- 銀行ネット決済(ネットバンキング)
- ATM決済(ペイジー)
- 払込票決済
- 携帯キャリア決済
- 後払い決済
- 多通貨決済
- 銀行振込
- 口座振替(ワイドネット)
- WebMoney決済(電子マネー)
- 楽天ペイ(オンライン決済)
- Alipay国際決済
- 銀聯ネット決済
- Anywhere端末連携
- Paidy
- メールオーダー/テレフォンオーダー
- Apple Pay
また、2種類の接続方式があり、主要なECサービスとの連携が可能で、自社の状況に応じて臨機応変に対応が可能です。
安定した経営基盤を持ち高い信頼性を誇ります。
対応しているサービス
ペイジェントは以下のサービスに対応しています。
- 早期入金
- セキュリティサービス
- スマホ最適化
- 決済画面のカスタマイズ
- 月複数締め
- 分割・リボ払い
- 継続課金に対応
- デジタルコンテンツ対応
- EC-CUBE向けモジュール
- 売上管理ツール
③ゼウス
3つ目はゼウスです。
ゼウスは自社のサービス提携パートナー400社以上持っており、パートナー提携は業界きってのボリュームがあり、業界から非常に高い信頼を得ています。
多くのパートナーと提携できているゼウスはオープンソース、ASPカート、通販管理システムやSlerまで多岐にわたるパートナー網で、事業者をバックアップしてくれます。
また、ゼウスのセキュリティ面に関してですが、外部からの攻撃に対する防御を目的として、業界で認知された構成基準を基に、サーバ・ネットワーク機器などを堅牢に設計し運用を行っています。
実際、ゼウスは下記のような運用を行い、外部侵入を防御しています。
- 重要システムへのアクセスにおける多要素認証の実施
- 業界で認知された強力な暗号化プロトコルの使用
- 必要最低限の通信のみを許可したファイアウォールの導入
- 安全なコーディングガイドラインに基づくアプリケーション開発
- 不正アクセス監視の実施
- 各機器にデフォルトのパスワードを使用しない
- 不要なサービスの停止
対応しているサービス
また、ゼウスは以下のサービスに対応しています。
- 早期入金
- セキュリティサービス
- スマホ最適化
- 決済画面のカスタマイズ
- 月複数締め
- 分割・リボ払い
- 継続課金に対応
- EC-CUBE向けモジュール
- 仮売決済
- 与信後決済
- QuickCharge決済
④SBペイメントサービス
4つ目はSBペイメントサービスです。
SBペイメントサービスは携帯電話会社であるソフトバンクグループの企業で、
対応している決済手段
SBペイメントサービスは、以下の決済手段に対応しています。
セキュリティ面
SBペイメントサービスは大手企業のソフトバンクグループの企業であるため、セキュリティ面も力を入れており、以下のセキュリティサービスを提供しています。
⑤イーペイメント
5つ目はイーペイメントになります。
イーペイメントは、2009年に設立された決済代行会社で、クレジットカードや電子マネー、銀行振込、銀行口座振替、コンビニ決済、代引き決済だけでなく、物流や倉庫管理などに幅広く対応している決済代行サービスになります。
イーペイメントは、セキュリティ面での定評も高く、VISA、Master、JCBだけでなく、AmericanExpress、Dinersのクレジットカード会社5ブランドが制定した国際セキュリティ規格の「PCI-DSS」に準拠し、その中でも最新の規格である最新バージョン2.0にも対応しています。
これら以外にも、イーペイメントは、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)に関する国際規格「JIS」の準拠証明を取得しています。
対応している決済手段
イーペイメントは、以下の決済手段に対応しています。
- カード決済
- コンビニ決済
- 代引決済
- 口座振替
- 電子マネー決済
- PayPal決済
- ネット銀行決済
- 多通貨決済
- 後払い決済
⑥VeriTrans(ベリトランス)
6つ目はVeriTrans(ベリトランス)になります。
VeriTrans(ベリトランス)は今後、グローバルEC、越境ECを検討している事業者におすすめです。
ベリトランスはマルチ決済ソリューションであり、国際決済である『VeriTrans4G』を提供しているだけでなく、中国人消費者を対象とした『銀聯ネット決済』『Alipay国際決済』、世界各国の消費者を対象とした『PayPal決済』『多通貨クレジットカード決済』など、多彩な国際決済を用意しています。
また、海外展開の必要性は感じているものの、ECサイトの多言語対応や海外への物流体制の整備などの面から越境EC対応を躊躇している事業者は、まずはトライアルとして、既存ECサイトに簡単なコードを加えるだけで、多言語対応のカートが提供され海外発送も代行する『BuySmartJapan』がおすすめです。
契約に関してですが、複数の国際決済をベリトランスと契約するのみで一括導入でき、精算時も日本円にて入金するため、導入・運用の負荷もかかりません。
ただ、注意すべき点が1つあります。
VeriTrans(ベリトランス)は契約方法が2つあり、それぞれで受けられるサービスが全く異なるため、契約をする前に、どちらの契約方法を選ぶのかを決めておきましょう。
包括契約 |
|
---|---|
直接契約 |
|
対応している決済手段
VeriTrans(ベリトランス)は、以下の決済手段に対応しています。
- クレジットカード決済(VISA、Mastercard®、JCB、AMERICAN EXPRESS、Diners Club)
- コンビニ決済(セブン・イレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルK/サンクス、ミニストップ、デイリーヤマザキ、セイコーマート)
- 電子マネー決済(Suica、モバイルSuica、楽天Edy、WAON、nanaco)
- 銀行決済(都市銀行、ゆうちょ銀行、ネット銀行、地方銀行など350以上の金融機関)
- ポイント決済(永久不滅ポイント)
- キャリア決済(docomo、au、SoftBank、NTT東日本、NTT西日本)
- PayPal(ペイパル)決済
- 銀聯ネット決済
- Alipay(アリペイ)国際決済
- ID決済
- 多通貨クレジットカード決済
- Apple Pay
⑦イプシロン
最後に、イプシロンです。
イプシロンは決済代行サービスだけでなく、ECショップに必要不可欠な様々なサービスを提供しています。
特に、イプシロンは売上や入金の管理が容易となり、仕入れやお客様対応に注力することが出来るため、ECショップの売り上げを伸ばしたいと考えている方には非常におすすめです。
また、複数のクレジットカードブランドやコンビニ決済等の豊富な決済サービスだけでなく、セキュリティや配送、融資などの幅広いサービスがイプシロンにはあります。
対応している決済手段
イプシロンにおける利用可能な決済手段は法人と個人で異なります。
利用可能な決済手段 | 法人 | 個人 | |
---|---|---|---|
クレジットカード決済 | VISA/MASTER/DINERS | ○ | ○ |
JCB/AMEX | ○ | ○ | |
コンビニ決済 | セブン-イレブン | ○ | × |
ファミリーマート | ○ | ||
ローソン | ○ | ||
セイコーマート | |||
ネット銀行決済 | 楽天銀行 | ○ | ○ |
PayPay銀行 | ○ | ○ | |
住信SBIネット銀行 | ○ | ○ | |
ペイジー | ○ | × | |
電子マネー決済 | ウェブマネー | ○ | × |
BitCash | ○ | ○ | |
電子マネーちょコム | ○ | × | |
代引き決済 | ゆうパックコレクト | ○ | ○ |
カンガルー代引き | ○ | ○ | |
ウォレット決済 | PayPal決済 | ○ | ○ |
Yahoo!ウォレット決済サービス | ○ | ○ | |
スマートフォンキャリア決済 | ドコモ払い | ○ | × |
auかんたん決済 | |||
ソフトバンクまとめて支払い | |||
後払い決済 | GMO後払い | ○ | ○ |
プリペイド決済 | JCB PREMO | ○ | ○ |
クレジットカード決済(多通貨) | VISA/MASTER | ○ | ○ |
セキュリティ対策
また、イプシロンのセキュリティ対策として、以下のものが挙げられます。
- セキュリティーコード
- 3Dセキュア認証支援
- チャージバック保証
- 不正検知
オプションサービス
- 分割・リボルビング
- 2回締め
- 3Dセキュア認証支援サービス
- 決済承認通知メール
- チャージバック保証サービス
- GMO後払い(請求書タイプ:はがき)
- 早期入金サービス
- 定期課金サービス
- 不正検知サービス
- らくらく送金
- メールリンクサービス
今回、説明、紹介した以下した7つのサービス
- PGマルチペイメントサービス
- ペイジェント
- ゼウス
- SBペイメントサービス
- イーペイメント
- VeriTrans(ベリトランス)
- イプシロン
はそれぞれ違った特徴がそれぞれあります。
また、利用料金はどの決済代行サービスもEC業者によって異なるため、資料を取り寄せ、色々なサービス会社をそれぞれ比較しながら、どのサービスを使うのかを決めましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は『【EC事業者向け】決済代行サービス7社の人気ランキング7選 おすすめの決済代行会社はこれだ!』という記事のタイトルで、EC事業者向けにおすすめの決済代行サービスをランキング形式で解説、紹介しました。
今回、紹介した以下した7つのサービス
- PGマルチペイメントサービス
- ペイジェント
- ゼウス
- SBペイメントサービス
- イーペイメント
- VeriTrans(ベリトランス)
- イプシロン
はそれぞれ、多くの決済サービスに対応できる、色々な業者と連携しているため、決済代行サービス以外のサービスを受けることができる、実勢やブランドがある、セキュリティ対策がしっかりしているため、情報漏洩のリスクがないなどの特徴を持っています。
また、上記で説明したように、決済代行サービスの利用料金はどの決済代行サービスもEC業者の業界、規模、過去の決済履歴などによって、利用料金が変わります。
- そのため、決済代行サービスを選ぶ際は、
- 多くの決済サービスに対応しているのか
- 決済代行サービス以外のサービスを受けることができるのか
- 実勢やブランドがあるのか
- セキュリティ対策をしっかり行なっているのか
といったことを比較しながら、自社が決済代行サービスを使った際、利用料金がいくらぐらいになるのかを問い合わせたから、最適な決済代行サービスを選ぶことをおすすめします。