全てはユーザーのために「コンテンツSEO」の知識と6つの手法

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「コンテンツSEO」とはGoogle上でのサイト順位を考えるためには欠かせないものになります。それではこの「コンテンツSEO」で必須となる知識「良質なコンテンツについて」、そして実践となる6つの手法について解説していきましょう。

1.「コンテンツSEO」を上手に行うための知識

つい「コンテンツを更新し続けること」ばかりに意識が向いてしまいますが、「中身の品質が大切である」・「ユーザーに利益が高いコンテンツを提供する」といった2つの認識が必要です。
それに、Googleが数多くのアップデートを行う理由は「ユーザーのためになる優良なサイトを作っている人の努力を正しく評価する」というもの。あくまでも「ユーザーサイド」で考えることが必要になるのですね。

1-1.「良質なコンテンツ」について学ぶ

良質なコンテンツといっても非常に曖昧で掴みにくい部分があるかとは思いますが、ある程度定義を決めてお話ししましょう。
良質なコンテンツ=訪問するユーザーの性質にあっており、かつユーザーの役に立つようなコンテンツ」と考えると良いでしょう。もっとかんたんに言えばサイトを訪れたユーザーがコンテンツを読んで「ためになった!」「いいことを知った」などプラスの感情を得るような内容。こういった認識ですと分かりやすいでしょう。

1-2.低品質と高品質、2種類のコンテンツに見るサイト実態

毎週4~5回以上、同じようにSEO内部対策をほどこし、どちらもブログタイプという条件で更新されたサイトを見ていくと、アクセス数が伸びているサイトとそうでないサイトが存在しています。
あるサイトでは、ほぼ1年更新を行っていたのですが、検索流入数の伸びは芳しくありませんでした。なぜかというと「更新をすることに気をとられ、中身に関して意識が薄くなっていた」からです。
しかし「良質なコンテンツ」にこだわって更新をした場合、アクセス数がどんどんと伸びていくことが分かっています。例えばあるサイトでは半年で100万PVを超えるようになり、あるサイトは3カ月で18万PVを超えるようになりました。
かんたんな説明ながらも、コンテンツSEOでは質がいかに重要なのかが分かります。

2.優れた「コンテンツSEO」を行う6の方法

それでは「コンテンツSEO」に効果の高い手法6個をあげていきましょう。

  1. ユーザーが何を求めているかをキーワードから探る
  2. 「コンテンツSEO」では欲を出さない
  3. 有益な情報を提供する必要性
  4. 情報を提供する優先順位
  5. 検索エンジンに働きかける「Webライティング」を
  6. ソーシャルメディアを活用する

2-1.ユーザーが何を求めているかをキーワードから探る

まずは、自社サイトに対してユーザーが求めているものを検索キーワードからあぶりだしましょう。何を調べて辿り着いているのか、それが分かるとこちらが提供できるコンテンツも質が高くなります。

2-2.「コンテンツSEO」では欲を出さない

自社サイトという形式上、つい「商品やサービス」についてもアピールしたくなりますが、その気持ちはそっと抑え込みましょう。
なぜなら「コンテンツSEO」を上手に行うための知識でもお話しした通り、大切なのは「中身の品質」「ユーザーに利益が高いコンテンツを提供する」、この2つの認識です。
ユーザーはとても敏感です。もし、「売りたい」「買って欲しい」という気持ちを含ませて「コンテンツSEO」を行うと、ユーザーの離脱はもちろんのこと、ユーザーは「情報に信憑性がない」とまで感じます。さらに、このようなコンテンツの場合、ソーシャルメディアで共有されにくくなりますから、クローラーも回らず被リンクもつきにくく、つまりせっかくの効果も今ひとつになってくるのです。
「コンテンツSEO」ではあくまでも、「ユーザーが満足するもの」を基本理念として組み立てていきましょう。

2-3.有益な情報を提供する必要性

やはり、商品を求める人が手に入れて「良かった」と思える情報を提供することが重要です。パソコンを扱っていたとして、パソコンに関するうんちくなどがずらずらっと並べられているよりは、「用途別に見た選び方」や「選ぶときにどういうポイントを見ればよいのか」など具体的な情報の方が良いでしょう。
買いたい人は「使う」ことを目的に選んでいるので、このような情報を知ることは有益になりますし、キーワードから将来商品を買ってくれる見込み顧客が訪れてくれる可能性も上がるのです。

2-4.情報を提供する優先順位

こちらは、「有益な情報」を作るためには「どのようなコンテンツにすればよいのか」を考える際に有効です。
ユーザーの買いたい気持ちに対して助けとなるコンテンツ(例えば選び方などですね)を作る前に、深い知識ばかり(例えば用語辞典などですね)を掲載したコンテンツを作ってしまうことがありますが、こうなると本末転倒ですよね。「そこじゃないんだ」とユーザーが感じるため、離脱する原因となってしまいます。
ですから、状況に応じて「どういったコンテンツ」がユーザーに必要かを見極め、優先順位をつけた「コンテンツSEO」を行いましょう。

2-5.検索エンジンに働きかける「Webライティング」を

コンテンツのほとんどは文章ですから、これらの書き方を工夫していきましょう。
適切なWebライティングを行いますと、検索エンジンへきちんとしたインデックスが行われます。すると検索エンジンが「このサイトの内容はどういうものか」を正しく分かってくれますから、サイトが正当な評価を受けることにつながっていきます。
あなたが作り上げた「良質なコンテンツ」を正しく評価してもらうためにも、「Webライティング」は重要でしょう。

2-6.ソーシャルメディアを活用する

ここまでは「コンテンツの中身」についてお話ししてきました。さて、これを読んでいるあなたは、もちろんソーシャルメディアは利用していますよね?
きちんとしたコンテンツを作ることができましたら、ソーシャルメディア(FacebookやTwitterなど)で更新情報を流していきましょう。見てもらう可能性をあげるためだけではありません。ここまで読み、「良質なコンテンツ」の実践ができていれば、更新情報からの流入は見込めます。
またソーシャルメディアと良質なコンテンツは相性がよく拡散されやすいため、あなたの「コンテンツSEO」はまた一つ成果を上げることができます。

つまり「ユーザーが喜ぶ」ものを作り出すのが「コンテンツSEO」

もう一度6個について見ていきましょう。

  1. ユーザーが何を求めているかをキーワードから探る
  2. 「コンテンツSEO」では欲を出さない
  3. 有益な情報を提供する必要性
  4. 情報を提供する優先順位
  5. 検索エンジンに働きかける「Webライティング」を
  6. ソーシャルメディアを活用する

お分かりでしょうか?
「コンテンツSEO」はユーザーのために、そう「ユーザーが喜ぶ」ものを作り出すために行っているのです。
検索エンジンに働きかける、ソーシャルメディアの活用と外部への働きかけもありますが、これもすべて「画面の向こうにいるユーザーが喜んでくれる」ことをメインとした「コンテンツSEO」があってこそです。
最後になりますが、すぐに結果が出なくとも焦らずに行っていきましょう。成功したサイトの多くが何ヶ月かのちに結果を出しています。実行と同じくらい「続けること」も「コンテンツSEO」の重要なポイントです。

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