Webからのステップメール読者募集テクニック!「ネット」を使いこなせ!

ステップメールを活用するためには当然ながら読者が必要で、メールアドレスを集めることが求められます。
前回はそのやり方として、直にアドレスを頂くパターンとWebで収集するというパターンの2種類をご紹介しました。

ネットショップはいうまでもありませんが、最近では実店舗であってもWebサイトやSNSを活用していることが多いようです。今回は、それらを活用して読者を集めるためのテクニックについてご紹介します。

ネットを通じて読者を集めるテクニック

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ネットを通じて読者を得る方法については、概ね二つが一般的に用いられています。
一つは「セミナー」形式のメールマガジンを配信する、もう一つは「プレゼント」で読者登録してもらう、というもので、どちらも実店舗での募集とは違った、「ネット」ならではのテクニック、といえます。

「セミナー」形式のメールマガジン配信

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販売している商品やサービスに関連してあなたが持っている専門知識について「セミナー」形式のメールマガジンを配信します。
読者募集とただ銘打ってみても、収集は難しいかもしれません。そこでWebサイトに読者募集ページと同じようなスタイルで、セミナーの無料受講者募集ページをつくります。

セミナーや講座を配信するとなると、それに興味がある人が登録してくることが予想されますが、それが即ち「読者」になるわけです。これを実践している多くの人が既にいますが、目次を公開してどのようなことを配信するのか、どれくらいの頻度で送信するかについて事前に情報を掲載してさらに読者の興味を引くようにしています。

ステップメール自体が「段階的に配信」していくというものなので、系統だてて学んでもらうセミナーや講座に向いています。

セミナーといっても難しく考えることなく、自分の持っている専門知識の中から基礎的なものを選りすぐれば十分に「メールセミナー」として成り立ちますので、是非試してみたいテクニックの一つです。

プレゼント企画

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提供するサービスや商品に関連したものを「プレゼント」として提供する企画も、多くの人がテクニックとして使っています。
メールの読者になればプレゼントをもらえるようにして、その旨の情報を読者募集のページに掲載して登録を促します。

実際によく用いられるものとしては、そのサービスに関連したノウハウを掲載した「冊子」や関連する商品の「無料クーポン」などをダウンロードできるようにするというもの、お試しのサンプルセットを送る、というものがあります。

実例としては、

・期間限定の割引クーポンのダウンロード(外食系)
・各種の公的手続きに関する独自のノウハウをまとめた冊子をPDF形式で配布(公認会計士、税理士など)
・数日間分のお試し版を提供(健康食品・美容関係)

などが行われているようです。

ただ、プレゼントを行う際に注意することがあります。あまり豪華だったり過剰なものにならないようにしなくてはなりません。例えば、無料クーポンにしても、実商品との価格差をあまりに大きくすると、その商品に対する信頼を失ったり無料クーポン目当ての「一見客」的なものを増やすだけにしかならない時があります。

あくまで、読者を集めるための手段として割り切ったものを提供することが重要なのです。

「アクセス数増加」を図るために

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ここまでネットを通じた読者募集についてのテクニックをご紹介しました。しかし、これらも実際に「読者募集ページ」にアクセスしてもらわねば全く意味をなしません。

根本的な読者募集テクニックとして「アクセス数増加」は必須といえるでしょう。ここでは、そのための基本的テクニックをご紹介していきます。

検索エンジン対策(SEO)とは?

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何か欲しいものがあったり、特定のサービスを受けたいと思ったとき、それを購入する前に多くの人はネットで検索を行ってそれについて調べる傾向があります。

Yahoo!やGoogleをはじめ多くの検索エンジンがありますが、キーワードを入力して最初の方に表示されるサイトはそれだけ多くの人がアクセスしているサイトということになります。

それからいえることはつまり、今読者募集のページがあるサイトについて、できるだけ最初の方に表示させることができれば、すなわちそれが「アクセス数増加」ということである、ということです。

そのためにどうすればいいか、対策を練ることを専門用語で「検索エンジン対策(SEO)」といいます。

これはメール読者募集のみならず、あらゆるネットに関わる企業などが必死で取り組んでいる事柄で、それゆえ難しい面もありますが、基本は比較的絞られています。

行うことは次の三つの「最適化」です。

・キーワードの最適化
・自分のサイト内を最適化(内部対策)
・他のサイトからのリンクを集める(外部対策)

キーワードの最適化

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検索エンジンに表示させたいキーワードは何か、を考えます。それもできるだけ最初の方へ。この最初の方で表示させることを一般的には「上位にヒットさせる」といいます。

検索エンジンにキーワードを上位にヒットさせるためには、何よりも自分がどのようなお客様を求めているのか、そしてそのお客様はどのような状況で検索をかけているのかを、その立場になって考えてみることがまず重要です。

三つの「最適化」の中で、実はこの「キーワードの最適化」こそ一番大切で、これがなければ他の二つは成立しないといっても過言ではないのです。

キーワードをある程度絞り込んだら、それを実際に検索エンジンにかけてどれだけアクセスが見込まれるかを調べてみます。

できるだけ上位にヒットさせるようなものになるよう、繰り返し修正を行っていきます。

自分のサイト内を最適化(内部対策)

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キーワードの最適化がある程度進んだら、次に募集ページのあるサイトについて、最適化を行います。

タイトルタグやサイトの紹介文にキーワードを配置していき、できるだけ検索エンジンの上位にヒットされるよう内容の修正を行っていきます。

他のサイトからのリンクを集める(外部対策)

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他のサイトからリンクを貼られる数が多ければ多いほど、検索エンジンの上位にヒットする確率が高くなります。「サイトが評価されている」と検索エンジンが判断し、その場合には上位に位置するよう場合が多いようです。主に以下のようなことが行われています。

・プレスリリースを配信してもらい、各ニュースサイトにリンクを貼ってもらう
・SEO業者への依頼(いろいろなサイトへリンクを貼ってもらえる、有料)
・無料ブログなどでサテライトサイトをつくる

サテライトサイトとは、今ある自分のサイトに対してリンクを貼るために別のところで(自分で)作ったサイトのことをいいます。
近年SEO業者による外部対策に対して、Googleなどは金銭を通じた相互リンクについて完全ではないながらも禁止する方向へ動いていることもあり、一見グレーゾーンのように見えるこの方式ですが注目を浴びています。

広告で集めるテクニック、SEMとは?

検索エンジンのヒット対策と双璧をなすのが、広告による対策、いわゆるSEMといわれるものです。ある程度の資金力がある事業者などはこちらを採用しているところも多いようです。

Yahoo!やGoogleでは、有料ですが、その広告枠にサイトの紹介をしてもらうことができるようになっています。
「Yahoo!プロモーション広告」「Googleアドワーズ」といった名前でサービスが提供されており、多くの事業者に利用されています。

SEOを行っているが、なかなか実績が上がらない、という場合には検討する価値はあるかもしれません。

どちらもクリックしたりアクセスしたりしただけ課金、というシステムの「成果主義」になっています。ただ、それでも費用対効果でペイするかどうかは見極める必要がありますので、導入は慎重に検討してみる必要はあると思います。

いかがでしたでしょうか。

前回とあわせて、読者を集めるためのテクニックをほぼ網羅いたしましたので、それぞれの状況に合わせて実践してみてください。
今回は少し高度なところまで踏み込みましたが、Webを使ったマーケティングにおいては避けては通れない関門でもあります。
さらに具体的な内容について解説する書籍も多く出版されてもいますので、もし興味がある方はそちらも参考にしてみてください。

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