「ザ・ストーリー(ロバート・マッキー)」読了後レビュー

このサイトの読者であれば、商品やサービスを魅力的に紹介し、コンバージョンへとつなげるためのコピーライティングや、顧客に商品を売り込むためのセールス方法に興味を持っていることでしょう。
そのスキルを身に付けるために私たちは講演を聞いたり、書籍を読んだりしますが、大体がビジネスマン目線のアプローチのものが多いのが実情です。
ビジネス目線からのアプローチも当然有効ですが、どうしても機能や価格などの論理的な主張が前面に出てしまい、顧客の「買いたい!」というスイッチを押すという観点からは少し押しが弱いと思ってしまうのは私だけでしょうか?
本書は、そんな不満を補ってくれる一冊です。全米で数多くのアカデミー受賞者を育てたシナリオライターであるロバート・マッキーが、人々の感情を揺さぶり行動へと結びつけるために必要なノウハウを余すところなく紹介してくれます。
このノウハウは当然、ビジネスの現場でもそのまま使うことが出来、アメリカを始め全世界で多くのビジネスマンが、既にビジネスで使い成果を出しています。

  • この本は、
  • コピーライター
  • Webコンテンツ制作者
  • 営業マン
  • 起業家

におススメです。

ロバート・マッキーとは?

robart_mckee情熱的なセミナーで知られるシナリオ講師。ロサンゼルス、ニューヨーク、ロンドンなど、世界の映画産業、テレビ産業の中心地でシナリオのセミナーを開催しています。彼の教え子から、35名のアカデミー賞受賞者、164名のエミー賞受賞者が出ているそうです。
そのほか、企業家に向けたセミナーも開催しており、トライスター・ピクチャーズやゴールデン・ハーベストなどのメジャースタジオのコンサルタントを務め、成果を挙げています。

「ザ・ストーリー」の内容を少しだけ紹介!

サイトの紹介文には、

優れたストーリーを作って語るスキル。「ストーリー・テリング」のスキルがあれば、、、
マーケティングやセールスコピーの反応を劇的に高める、大勢の見込み客や従業員をモチベートして動かす、書いた記事をネット上で一気に拡散(シェア)させる、営業での成果を上げる、プレゼンテーションで人を魅了する、「話が面白い」という印象を与え人に好かれる、、、
など、ビジネスや人生の成功における、こんな力が手に入るのです。

とありますが、具体的にどのようなことが書かれているのか紹介したいと思います。

ジャンルを極めて、観客の期待を超える 109

創造的な作品を生むためには、脚本家はそのジャンルに関する”型”を学ぶ必要があります。そのためにはそのジャンルに関する作品を数多く触れる必要があります。成功作も失敗作も含め多くです。その中からそのジャンルの成功パターンにはどのような決まりごとがあるのかを導き出すことが出来なければ、観客(顧客)の先を行くことは出来ません。
観客が何を期待しているかを見越すには自分のジャンルとその決まりごとをマスターしなければいけません。
マーケティング用語でいうと、これは「観客のポジショニング」と同じ事です。シェイクスピアも「ハムレット」「空騒ぎ」などで使っていた伝統的な技法です。
巧みなマーケティングはジャンルをわからせます。タイトル、ポスター、活字、テレビ広告を使って人々の心にどのようなストーリーなのかを事前に刻む込みます。それを観客に知らせたら、脚本家は約束通りのものを届ける必要があります。
約束事を省いたり、間違って使ってしまった作品は酷評され、評価を下げることになります。

タイトルーマーケティングの要となるもの 458

映画のタイトルはマーケティングの要です。人々が何に期待して映画館に行けばよいか、これによって位置づけられるからです。
効果的なタイトルは、ストーリーの中に実際にあるもの、-人物、設定、テーマ、ジャンル、を示しています。優れたタイトルはその中のいくつかのあるいはすべての要素を言いあわらしているものが多いのです。
例えば「ジョーズ」というタイトルは、登場人物を明らかにし、場所を自然界に設定し、人物隊自然というテーマを設定し、ジャンルをアクション・アドベンチャーだと伝えています。
「クレイマー・クレイマー」は2人の登場人物の名前を明示し、テーマは離婚、ジャンルは家庭ドラマであることを伝えています。
「スター・ウォーズ」からは銀河系の戦士の壮大な戦いが描かれることがわかります。

『ザ・ストーリー』のレビュー

良いレビュー

※お客様個人の感想であり、成果や成功を保証するものではありません。

ストーリーテリングに困っている方へ, 2015/12/18By 本田
ストーリーテリングによって、信頼や親近感を伝え、結果的にお客に選んでもらえる、といったことは多くの方が周知の事実だと思います。しかし、実際どのよ うにやれば良いのかわからなかったり、やれたとしてもものすごい時間がかかったり、内容が正しいのかもわからなかったりします。そんな悩みがある方はぜひ 本書を読むことをお薦めします。ハリウッド式なので映画を中心とした部分は多いですが、原則に関することなので、色々な分野の方でも応用してオリジナリティを論じるように少しづつなっていくと思います。

ザ・ストーリーに関して, 2015/12/18By 上繁 
作品に裏打ちされた論旨展開に
安心して読める反面、紹介される
作品の知識が無いとどうしても
難しさを感じ感じずにはいられない
ものがありました。
しかし理解しやすい論旨展開に
腐心されているからか、
コピーライティングを学ぶ身としては
大変参考になる内容でした。
有り難うございます。

絶対に必要なストーリー, 2015/12/18By 若林
「人はストーリーに引き付けられる」は今では誰でも知っているマーケティングの基本です。でもそれを学ぶ機会はなかなか無い。ましてや大金を払ってストー リーの作り方だけを学ぶのももったいない、と思ってしまう。この本は、そんなセミナーに出なくても、充分にストーリーとはいかなるものかを教えてくれま す。この本を読んだ後には、もうストーリーがないプロモーションは一切できないな、という妥協を許さないストーリー作りに集中させてくれます。


まとめ

いかがだったでしょうか?
彼のセミナーは450ドルの参加費がかかるのですが、そのノウハウを凝縮したのが本書で、既に19か国で翻訳出版されています。日本初上陸なので、まだこのノウハウを自分のビジネスに応用しているビジネスマンは少ないので希少性は高いです。
筆者も一読しましたが、以下の2点について大変有用だと感じました。

  • 自社の商品やサービスが、顧客のどのような価値や感情を提供できるのか振り返ることが出来る
  • 多くのテクニックがコピーやセールスレターを書く時の参考として具体的に使える

手元に置いておきたいと思える数少ない本の一冊になりました。
万が一この本に満足いかない場合でも、90日以内であれば返金保証がついているので安心です。
読者の評判も上々ですので、是非、手にとって読んでみてはいかがでしょうか?
※本書はとても評判がよかったのですが、絶版になってしまったそうです。マーケター・ライターであれば押さえておくべきエッセンスが詰まっています。amazonでいくつか中古本が出ていますので、チェックしてみてください。
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