多くの中小企業経営者は、クラウド型チャットボットシステムの導入に関して悩んでいると思います。
そのため、今回は、『法人(中小企業・零細企業)におすすめのクラウド型チャットボットシステム3選。機能面でおすすめのクラウド型チャットボットシステムはこれだ!』という記事のタイトルで、法人(中小企業・零細企業)におすすめのクラウド型チャットボットシステムを3つ詳しく解説します。
法人(中小企業・零細企業)におすすめのクラウド型チャットボットシステム3選。機能面でおすすめのクラウド型チャットボットシステムはこれだ!
今回は、法人(中小企業・零細企業)におすすめのクラウド型チャットボットシステムを3つ詳しく解説します。
今回、紹介するクラウド型チャットボットシステムは、以下の3つです。
- chamo(チャモ)
- TalkQA(トークキューエー)
- Zendesk Chat(ゼンデスクチャット)
①chamo(チャモ)
1つ目は、chamo(チャモ)になります。
chamo(チャモ)は、4,500社に導入されている国産No.1のクラウド型チャットボットシステムです。
chamo(チャモ)では、サイトに訪問した方に、顧客の状況にあわせたダイレクトメッセージの自動配信などをスタートしてすぐに運用することが可能です。
また、chamo(チャモ)は、管理画面上から、自社の顧客のLINEやFacebookに対してメッセージを送ることもでき、Salesforceなどの情報を読み込んで、各顧客にあわせたOne to One マーケティングを実現します。
以下が、chamo(チャモ)の料金プランになります。
スタンダードプラン | プレミアムプラン | ||
---|---|---|---|
月額費用(1オペレータIDあたり) | 24ヶ月契約:¥4,980 / 月・人 | 24ヶ月契約:¥9,800 / 月・人 | |
12ヶ月契約:¥5,980 / 月・人 | 12ヶ月契約:¥11,500 / 月・人 | ||
3ヶ月契約:¥6,980 / 月・人 | 3ヶ月契約:¥12,800 / 月・人 | ||
チャット回数 | 無制限 | 無制限 | |
ログ保存日数 | 無制限 | 無制限 | |
自動応答 | ◯ | ◯ | |
自動応答パターン数 | 無制限 | 無制限 | |
スマートフォン対応 | ◯ | ◯ | |
管理用スマホアプリ | ◯ | ◯ | |
デスクトップ通知 | ◯ | ◯ | |
API連携 | ◯ | ◯ | |
デザインカスタマイズ | ◯ | ◯ | |
多言語対応 | ◯ | ◯ | |
ファイル送信 | ◯ | ◯ | |
営業時間設定 | ◯ | ◯ | |
部署管理機能 | – | ◯ | |
履歴エクスポート | – | ◯ | |
電話サポート | – | ◯ | |
設定代行・サポート | – | ◯ | |
サイト訪問者の可視化(企業名/地域/流入経路etc) | – | – | |
サイト訪問者リスト出力 | – | – | |
Salesforce連携 | – | – | |
Microsoft Azure音声認識連携 | – | – | |
Softbank aptware連携 | – | – | |
各種自然言語AI連携 | – | – |
また、以下が、chamo(チャモ)の導入企業になります。
- インフォテリア
- GMOイプシロン
- mediaconsal
- WIN-GET
- ISO総研
- エコノス
- ネオマーケティング
- 株式会社船井総合研究所
- ECのミカタ
- ペライチ
- ミスターフュージョン
- ウェイビー
- 誹謗中傷対策センター
- 株式会社クロス・マーケティング
<chamo(チャモ)の機能体系>
以下が、chamo(チャモ)の機能体系になります。
チャット履歴管理 | 過去のチャット情報を管理画面上で参照し、次回の対応に活かうことが可能。 |
チャット履歴エクスポート | チャット履歴をCSV形式で一括エクスポートすることが可能。(プレミアムプランのみ) |
簡易CRM | ユーザーの名前やメモなどを保存しておくことが可能。ユーザーごとに過去のチャットを参照しながらの対応も可能。 |
ユーザー情報表示 | 各ユーザーの訪問回数、過去のチャット回数、滞在時間、閲覧中のページ、参照元、ブラウザ、OS、IPアドレスなどの情報を閲覧可能。 |
ファイル送信 | オペレータからユーザーに対して、任意のファイルを送ることが可能。 |
選択肢送信 | ユーザーがクリックするだけでメッセージを送れる、選択肢を送ることが可能。 |
部署の選択 | オペレータごとに所属部署を設定し、各部署のオペレータへのエスカレーションをすることが可能。(スタンダードプラン以上のみ) |
定型文(テンプレート登録) | よく使う文章を定型文として登録しておいて簡単に入力することが可能。全オペレータ共通の「共用定型文」と、各オペレータ固有の「My定型文」がそれぞれ設定可能。一括でのインポート・エクスポート(CSV形式)も可能。 |
メール通知 | お客様からチャットがあった際に、指定したメールに通知を実行。 |
チャット通知 | ユーザーが御社サイトに訪問した時や、ユーザーが発言した時などに通知する音を変更可能。またPC画面上にもチャットがあった旨を通知。(Google Chrome,Firefox,Safariのみ対応) |
レポート機能 | サイトへの訪問者数や、チャット回数などをレポート表示。 |
営業時間設定 | 曜日ごとに営業時間を設定することが可能。「10時〜12時と13時〜18時のみ営業」といった設定も可能。営業時間外は、チャットを非表示またはフォームに切り替え。(スタンダードプラン以上のみ) |
チャット表示位置指定 | チャットの表示位置を、左右および下からのピクセル・パーセントで指定可能。 |
既読表示の有無 | ユーザー側に「既読」を表示するかどうかを選択。 |
メールフォーム切替 | 対応できるオペレータがいない際には、メールフォームに自動で切り替えるよう設定可能。フォームの内容および自動返信メールの内容も変更可能。 |
多言語対応 | チャット本文はもちろん、システムメッセージの言語も変更可能。 |
社内名設定 | ユーザーにも見える名前とは別に、社内で区別するための社内名を設定可能。ユーザーには、同じスタッフがずっと対応しているように見せつつ、社内では別のオペレータにバトンタッチすることが可能。 |
IPアドレス制限 | 管理画面にアクセスできるIPアドレスを制限可能。(プレミアムプランのみ) |
デモページ | チャットの練習に使える専用デモページを用意。 |
API機能 | チャモの挙動をJavaScriptで制御することが可能。 |
②TalkQA(トークキューエー)
2つ目は、TalkQA(トークキューエー)になります。
TalkQA(トークキューエー)は、エクスウェア独自のAIエンジンとIBM Watson™を活用したAI自動応答チャットボットです。ウェブサイトや社内でのお問い合わせ対応、店頭案内、コールセンター支援、採用イベントなど様々な場所でご利用できるクラウド型チャットボットシステムです。
また、TalkQA(トークキューエー)は、テンプレート化された学習モデルの提供だけではなく、お客様のご要望に合わせた専用AIの構築が可能で、パソコン、スマートフォン、タブレットなどのWebインターフェイスはもちろん、LINE@など様々なデバイスにも対応しています。
そして、TalkQAのAIエンジンは、エクスウェア独自で開発したAIエンジンまたは、IBM Watsonのどちらかを選べるため、自社の決済金額に合った値段でチャットボットを提供できます。
<TalkQA(トークキューエー)の機能体系>
以下が、TalkQA(トークキューエー)の機能体系になります。
- 自由なUI/UX:AIチャットボット機能をAPIとして提供しますので、お客様は自社のWebページに合わせてUI/UXを自由にデザインし、チャットボットを実現可能。
- 顧客のニーズに合わせたカスタマイズ:顧客の要望に応じてシステムのカスタマイズを行い、提供することができます。UI/UXはもちろん、社内システムとの連携、そしてより高度なAIチャットボットへの改造のカスタマイズが可能。
- 豊富な機能で様々な活用シーンをカバー:社内問い合わせ、コールセンター支援、施設案内など、様々なシーンで活用可能。一問一答ではなく、AIが質問に応じて複数の回答を出すことで、相手の質問をさらに掘り下げることが可能。また、AIが答えられない質問に対して、AIと人を混在したサービスを提供することで適切な回答を提案可能。
- 様々なデバイスに対応:パソコン、スマートフォン、タブレットなどのウェブインターフェイスはもちろん、LINE@とLINE WORKSとも連携す。LINE@といった親近感のあるメッセージアプリと連携することで、幅広い利用者が利用可能。また、PepperとGoogle Homeを使うことで、音声での対応も可能。
- 複数回答候補の提案:顧客からの質問の内容が曖昧で回答の候補が複数ある場合、確信度に応じて複数の回答候補を提案することが可能。
- 質問の掘り下げ:お客様からの質問に対する回答が一意に特定できない場合、回答を導き出すための質問を順次掘り下げることが可能。
- 関連するトピックへのリンク:顧客からの質問に対する回答に関連する他の回答がある場合、関連トピックへリンクさせることが可能。
- エスカレーション:顧客からの質問に対する回答が行えられない場合、オペレータ(人)にエスカレーションすることが可能。
- マルチボット:複数のサービスの質問を受け付ける場合に、サービスに応じて頭脳(人工知能学習済モデル)を切り替えることが可能。
- 回答履歴検索:チャットボットとの一連のやり取りをID管理しているため、特定の質問に対する前後関係を含めて容易に検索し表示することが可能。
- 簡単運用:学習済データや、AIチャットボット運用中の対話ログまで、専用のクラウドツールから様々な機能を利用してAIチャットボット運用が簡単に可能。
③Zendesk Chat(ゼンデスクチャット)
3つ目は、Zendesk Chat(ゼンデスクチャット)になります。
Zendesk Chatがあれば、お客様はチャットを通して
カスターサービスとリアルタイムに対話することができます。
チャットによるお問い合わせの満足度は、メールや電話を大きく引き離し最高となる73%を獲得しています。
チャットなら複数のお問い合わせに同時対応が可能。返信テンプレートを活用すれば回答速度がさらに早まります。
<Zendesk Chat(ゼンデスクチャット)の機能体系>
以下が、Zendesk Chat(ゼンデスクチャット)の機能体系になります。
- トリガ機能:訪問者の行動に応じてメッセージを送信するように条件を設定。たとえば、再訪者にメッセージを送ったり、製品や価格ページなど指定のページで任意のタイミングでチャットを開始可能。
- プリチャットフォーム機能:チャットを開始する前に、顧客に連絡先情報の入力を求めることで、対応の優先順位付けを実行。
- Webサイト訪問者の可視化機能:Webサイトの訪問者と閲覧ページをリアルタイムで一覧表示。特定のユーザーに対して、最適なタイミングで能動的にアプローチ可能。
- オフラインフォーム機能:営業時間外やエージェントが離席している場合には、顧客がメッセージを残せるようにオフラインフォームを表示可能。
- フィードバック機能:顧客からフィードバックを収集し、パフォーマンスの向上に役立てることが可能。
- ファイルの送信機能:スクリーンショットや製品ガイド、アニメーションGIFなどを送信可能。
- レポーティング機能:Zendeskのデータ分析機能を使用して、対応チャット数やエージェントの応答時間などから顧客ニーズを予測し、顧客満足度の向上に役立ち。
- リアルタイムモニタリング機能:対応チャット数や、顧客満足度、エージェントのパフォーマンスに関するデータをリアルタイムにモニタリング可能。
- コンバージョンのトラッキング機能:どのチャットが顧客の購入や資料請求などビジネス目標に直結する形で影響を与えたのかを分析可能。
- チャットの転送機能:受信したチャットを対応可能なエージェントに自動的に割り当てることで、迅速なサポートを提供。エージェントの負荷を平均化。
- チャットタグ機能:チャットにタグを追加することで、問い合わせの傾向を分析可能。
- チーム作り機能:ブランドごと、もしくはスキル、言語、専門知識、ブランドに基づいて、エージェントを複数のチームに振り分け。
- 対応時間の設定機能:チャットウィジェットで対応する時間を1日または週単位で設定すれば、対応時間のみエージェントをオンライン化。
- テンプレートの利用機能:よくあるサポートリクエストへの回答をテンプレート化することで、対応のスピードアップが図れることが可能。
- ロールと権限機能:各エージェントのアクセス権限を細かく設定し、Zendesk Chat内でアクセスできる範囲を制御。
- デザインの変更機能:ブランドイメージに合わせてチャットバッジのデザインを自由にカスタマイズ可能。レイアウトやテーマが選べるほか、画像全体を入れ替えることも可能。
Web SDK機能:チャットウィジェットをフルカスタマイズすることで、一貫性のあるユニークな体験を顧客に提供で可能。 - サードパーティサービス機能: WordPress, Drupal, Joomla, Wix, SquareSpace, Shopify, Prestashop, Magentoといったサードパーティ製のCMSに追加可能。
- マルチプロフィール管理機能:1つのダッシュボードでFacebookやTwitter、LINEの複数のメッセージングプロフィール、すべての会話を管理可能。
- タイムライン機能:ボタンをクリックするだけで、顧客との会話履歴の別のポイントにジャンプ可能。
- Chatbotとの組み合わせ(英語のみ)機能:エージェントと直接会話することを望む顧客には、ChatbotからZendesk Messageへと質問を引き渡し(現在、この機能を利用できるのはChatではなくMessageのみ、また利用言語が英語の場合のみ。)。
今回、紹介した以下の3つのクラウド型チャットボットシステムは、それぞれ特徴が異なります。
また、導入する際は、比較検討してからにしましょう。
- chamo(チャモ)
- TalkQA(トークキューエー)
- Zendesk Chat(ゼンデスクチャット)
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、『法人(中小企業・零細企業)におすすめのクラウド型チャットボットシステム3選。機能面でおすすめのクラウド型チャットボットシステムはこれだ!』という記事のタイトルで、法人(中小企業・零細企業)におすすめのクラウド型チャットボットシステムを3つ(chamo(チャモ)、TalkQA(トークキューエー)、Zendesk Chat(ゼンデスクチャット))詳しく解説しました。
今回、紹介した以下の3つのクラウド型チャットボットシステム(chamo(チャモ)、TalkQA(トークキューエー)、Zendesk Chat(ゼンデスクチャット))は、上記で解説したように、それぞれ違う特徴を持っています。
また、クラウド型チャットボットシステム(chamo(チャモ)、TalkQA(トークキューエー)、Zendesk Chat(ゼンデスクチャット))は、機能面だけでなく、料金面も異なるため、比較検討してから導入しましょう。