CMSツール5つを比較!作成ニーズに合わせておすすめします!

そもそもCMSツールとは?

まずは、CMSツールとは何かを解説します。CMSとは「Contents Management System」の略称で、Webサイトの構築やコンテンツの更新を行うためのシステムを意味します。

CMSを使えば、Webページを構成する要素であるHTMLやCSSの知識を一切必要とせず、テキストや画像を直感的に入力するだけで、サイトを構築できるのです。

CMS登場以前は、Webサイトの構築は難易度の高いものでした。HTMLやCSSでファイルを記述し、それをFTPサーバーにアップロードするといった手順を踏む必要があったのです。編集やレイアウトの調整も、画像がうまく表示されなければ、再度やり直しとなってしまっていました。専門的な知識や技術を要するため、外部に委託する企業も多かったようです。

しかし近年、CMSの登場により、状況は一変しました。CMSでは、Webサイトに必要な画像やテキストをデータベースに格納し、システム側が自動的に組み合わせて、Webページを作成します。

これにより、Webサイトの作成から、細かいレイアウトの調整・デザインまで、CMS上で簡単に行うことができるようになったのです。

CMSは基本的に、ブラウザから管理画面にアクセスし、そのままブラウザ上でコンテンツ作成・編集を行います。また複数のユーザーがアクセスし、それぞれ作業を行うことも可能です。

テンプレートやプラグインを活用し、自社のイメージや運用方法に合わせたカスタマイズができるのも、CMSの魅力と言えるでしょう。

昨今は、企業の積極的な情報発信がビジネスにかかせない時代です。検索エンジンを経由して顧客を集めたり、自社製品の認知を広めたりすることで、売上アップにつながります。人材採用においても、いかに自社の強みや魅力を知ってもらうかが、重要なポイントとなっています。

このような情報発信をシンプルに実現するツールとして、CMSは大きな注目を集めています。

CMSツールと類似ツールの違いを解説!

CMSは、Webサイトを簡単に構築できるツールです。さまざまな企業が利用しているほか、個人でホームページを自作して情報発信を行う人もいます。

CMSとホームページを作る「ホームページビルダー」は何が違うのだろうと思われる方もいるでしょう。CMSとホームページビルダーは同じもののように見えて、実はまったく異なるシステムです。

もっとも大きな違いは、インストール先です。CMSはWebサーバーにインストールし、ブラウザからアクセスする形で利用します。編集やコンテンツの作成は、オンライン上で実施します。

一方、ホームページビルダーは、パソコンに直接インストールを行います。システムの導入から利用方法まで、全く異なることが分かるでしょう。

ホームページビルダーは、オフラインでの作業ができるので、一見メリットがあるように思えますが、インストール済みのパソコンでしか利用できない点がデメリットとなります。

特に企業でマーケティングなどに活用する場合は、さまざまな部署の担当者がアクセスし、コンテンツに触れられる環境を作るべきなので、不向きと言えるかもしれません。またホームページビルダーは機能性も乏しく、一括編集できないなどの不都合が生じます。

CMSツールのメリット、デメリットをまとめました!

CMSツールのメリット、デメリットを紹介します。

メリット

まずは、CMSツールのメリットを見てみましょう。

専門知識がなくても、サイト運営ができる

CMSを使えば、社内に専門知識を有する人材がいなくても、本格的なサイト運営を行えます。特別なツールを用意する必要もありません。Web記事を構成する見出しの配置や画像の挿入も、ドラッグ&ドロップで直感的に操作できます。

Webサイト運営の分業化が可能

CMSを使えば、Webサイトの運営を社内で分業化できます。例えば、人事部は採用に関するコンテンツの管理を行い、マーケティング部がサービス情報紹介ページの作成を行う、といったことも可能になります。すべて自社内で完結するので、外部にアウトソーシングする必要はありません。

CMSは担当部署や社員ごとに、権限を割り当てる設定も簡単に行えます。シンプルかつ安全に、分業化を実現できるのです。

もちろん社内にはWebページの扱いに不慣れな人もいるでしょう。しかしそういった人でも簡単に扱えるほど、CMSはシンプルな操作性に優れているので安心です。

スマートフォン向けのレイアウトも簡単

Webサイトのレイアウトを検討する際、ついパソコン画面を基準に考えてしまいがちです。しかし、近年はパソコンよりも、スマートフォンからの閲覧の方が多くなっています。実際に2015年以降、スマートフォンからの検索数がパソコンを上回ったという調査結果も発表されています。

ユーザーの行動の変化に伴って、Googleはモバイルファースト・インデックスと呼ばれる施策を開始しました。スマートフォンなどのモバイル端末に適したレイアウトを行っているページを高く評価するというものです。

スマートフォンは画面が小さく、操作もスワイプで行うため、改行を多くとって見やすくするなどの改善が必要になります。

モバイルファースト・インデックスによって、スマートフォン向けにレイアウトされたページが上位に上がるようになり、アクセスをアップさせる上で欠かせないものとなったのです。

スマートフォンやタブレットは、端末によって画面の大きさが異なります。それぞれに適したレイアウトを作成するのは、レスポンシブデザインなどを組む必要がありますが、これはCMSによって簡単に実現可能です。

CMSは画像やテキストデータを、閲覧者のデバイスに合わせて最適な形で配置する機能を持っています。デザインや配置は、使用するテンプレートによってさまざまですが、どれも的確に、見やすい形で表示されます。

特に複雑な設定をすることなく、スマートフォン向けのデザインを作り出せるのは、CMSの大きな魅力と言えるでしょう。

コンテンツマーケティングの実現

ユーザーにとって有益な情報を発信して、自社製品へのコンバージョンにつなげる手法をコンテンツマーケティングと呼びます。Web記事や動画などを用いて、質の高い情報を届けます。

ただ単にコンテンツを作るだけでなく、SEO対策を行い検索エンジンからの流入を増やしたり、SNSで認知を拡大するなど、さまざまなチャネルと手法を意識しなければなりません。

企業がCMSを活用する事例は、主に以下のようなものになります。

  • 検索エンジンから新規顧客の獲得
  • 自社製品の認知拡大
  • 問い合わせフォームやランディングページの作成
  • 採用ブランディングにおける情報発信
  • オウンドメディア運営

これらはCMSの導入により、簡単に実現できます。最大のメリットは更新のハードルが低い点にあります。Webサイトは、作って終わりでは意味がありません。高い頻度で更新を行い、ユーザーの反応を見ながら改善を繰り返していくことが大切です。

CMSであれば、ページ更新のハードルは低くなるので、施策の実行や改善の速度を上げることができます。PDCAを回し効果を測定し、有効なマーケティング施策を実行できるようになるでしょう。

大量のコンテンツを作成したい場合は、外部に委託することもあります。その際も、CMSにコンテンツを入稿するという形を取れば、社内のページ管理の負担も減らすことができます。

顧客に合わせたデザインのサイトを構築できる

コンテンツを差別化する上で、デザインは大事なポイントとなります。重要なのは、自社の製品やペルソナに合わせたデザインを構築することです。

例えば、ライフスタイル系のサービスを展開しているのであれば、おしゃれなテイストの色合いで整えるとよいでしょう。一方、法人向けのサービスのサイトであれば、機能的でスタイリッシュな見た目が最適です。

CMSを使わずにこれらを実現しようとすると、Webデザイナーや外部のエンジニアに依頼しなければならず、工数と費用がかかってしまいます。

しかしCMSであれば、このようなデザインの変更も、容易に可能です。ツールによってはさまざまなテンプレートが用意されており、設定するだけですべてのページデザインを一括で変更可能です。

SEO対策による認知度の向上

CMSで構築したWebサイトは、SEO対策が施されています。Webサイト自体の構成やタグ、パンくずリストなどを、検索エンジンが高く評価する仕様にしてくれるのです。

これは利用者が特に意識しなくても、CMSが自動的に行ってくれます。結果的に、ページがGoogle検索の上位に表示されやすくなり、アクセス数の増加が見込めるようになるのです。

デメリット

次に、CMSのデメリットを紹介します。

使いこなすにはある程度慣れが必要

CMSツールは、あらゆる機能を搭載している反面、使いこなすのにはある程度慣れが必要です。特にWebシステムを普段使わない人にとっては、難しいと感じてしまうこともあるでしょう。

基本的な使用方法は理解できたとしても、マーケティングへの活用を考えているのであれば、より複雑な設定を行わなければならなくなるかもしれません。操作性がデメリットとなるケースも想定しておきましょう。

柔軟性がないと感じる場合もある

CMSツールには、さまざまなテンプレートが用意されていたり、独自の仕様となっていたりする場合があります。複雑な作業をシンプルに実現できる一方で、融通が利かないと感じてしまうこともあるかもしれません。

特に、デザインやシステムの設定を細かくカスタマイズしたいと考えている企業にとっては、適していないこともあるでしょう。

CMSツールのシェアNo1はどれ?

数あるCMSツールの中で、圧倒的なシェアを誇るのが「WordPress」です。2003年に開発されたオープンソースのCMSで、個人ブログから企業のオウンドメディアなど、さまざまな用途で使用されています。

WordPressは世界的に利用されているCMSであり、W3Techsの調査では、Web上に存在するサイトの29.2%はWordPressによって構築されているという結果が出ています。つまり、世の中のWebサイトのうち3つに1つは、WordPressが使われているのです。

具体的には、メルセデス・ベンツや、ディズニーパーク公式ブログなど、業界や規模を問わず用いられています。

またWordPressは、日本国内でも高い人気を誇ります。同機関が2019年に発表した調査によると、日本のCMS市場におけるWordPressのシェア率はおよそ82.4%にまで昇るという結果になりました。これは中国やイタリア、イギリスなどの各国と比較しても、非常に高い数値となっています。

日本国内のCMSツールのほとんどは、WordPressが占めていると言ってよいでしょう。

WordPressが圧倒的なシェアを誇る理由

では、なぜこれほどまでにWordPressは利用されているのでしょうか。もっとも大きな理由は、コスト面にあります。WordPressは、非常にローコストでありながら高機能なCMSなのです。

そもそもWordPressには「WordPress.org」と「WordPress.com」の2種類が存在します。前者は自社のサーバーにアップロードするという形式です。サーバーやデータベースの知識は多少必要ですが、それほど専門的な操作を行うことはありません。

サーバー代などのコストが発生するものの、システム自体は無料で使用できます。ビジネスで利用するのであれば、「WordPress.org」の利用が推奨されます。

後者は、一般的なブログシステムのように、完全に無料で使い始めることができますが、機能がある程度限定されます。

サーバー代などが一部必要となりますが、WordPressは無料で提供されているシステムなので、手軽に導入が可能です。この点が世界的にシェアを拡大している大きな要因であると言えるでしょう。

WordPressは、カスタマイズ性にも優れています。WordPressにはデザインを簡単に変更できる「テンプレート」が無数に存在します。無料で提供されているものもあり、本格的なデザインのWebサイトを作ることができるのです。

またプラグインをインストールすることで、機能を拡張できるのもWordPressの魅力の一つです。

これは標準搭載されていない機能を追加できるというもので、SEOに必要な設定を一括で行ったり、Googleクローラー向けのサイトマップを自動で作成したりと、さまざまなカスタマイズが可能になります。

CMSツールの種類を解説!オープンソース、無料(フリー)・有料、国産・海外製の特徴とは?

CMSツールの種類を解説します。

オープンソース

オープンソースとは、ソースコード(プログラム)を改変・再配布できるソフトウェアです。コードは無料で公開されており、誰でも自由にカスタマイズして扱うことができます。ライセンス明記などの条件付きで、商用利用ができるものも多数存在します。

WordPressもオープンソースのソフトウェアです。

社内に技術者が存在すれば、オープンソースのコードをもとに、さまざまなカスタマイズが可能になりますが、やや難易度は高くなると言えるでしょう。

無料のCMS

オープンソースではなく、企業が無料で提供しているCMSツールも数多く存在します。導入費用やランニングコストを一切かけず、Webサイトを構築することができます。ただし、ページ内に広告が表示されたり、データベースの容量が決まっているなど、何かしらの制限がついてしまいます。

またサポートは基本的につかないので、社内に知識を有する人がいない場合は、その都度調べながら運用していかなければなりません。

有料のCMS

企業がオウンドメディアを作るのであれば、有料のCMSを選ぶことをおすすめします。有料ツールであれば、サポートがついていたり、サーバーを各自で用意する必要がなかったりと、スムーズに運用を開始できるでしょう。

国内製

国内製のCMSは、管理画面が日本語なので、非常に分かりやすく操作も簡単です。サポートつきのツールを選べば、操作で問題を抱えることもないでしょう。

海外製

海外製のツールは、ハイセンスなデザインが魅力的なものが多いです。ただし、管理画面がすべて英語になってしまうので、操作性は落ちてしまいます。トラブルが発生した場合の対処も難しくなるので、特別な理由がない限り、海外製のものは避けておく方が無難でしょう。

ECサイトの構築に特化

ECサイトの構築に特化したCMSツールも存在します。ショッピングカート機能や在庫管理、ポイントシステムなど、ECサイト運営に欠かせない機能を搭載しています。

Webメディア運営に特化

ライターごとに権限を切り替えたり、SNSと連携したりと、Webメディアに特化したCMSも提供されています。SEO対策の施されたシステムであれば、検索上位表示も期待できるでしょう。

CMSツールの選び方を解説!

CMSツールの選び方を解説します。

コスト

業務用ツールを導入する上で、コスト面は慎重な検討です。ビジネスとして活用するのであれば、有料ツールも視野に入れておくとよいでしょう。有料ツールやある分野に特化したツールは、アクセス解析などのマーケティングに役立つ機能を提供しているものも存在します。

このような業務を一括で行えば、複数のサービスに契約する必要がなくなるため、結果的にコスト削減につながることもあります。

用途・サイトの規模

用途や想定するサイトの規模に合わせて、ツールを選択することは非常に重要です。人気だからといった理由だけで、安易に選ぶのはやめておきましょう。CMSを選ぶ際は、そもそもなぜCMSを導入するのかを明確にすることが前提となります。

目的が決まれば必要な要件を洗い出すことができ、どのような機能が搭載されていればよいか、といった基準も明確になるでしょう。

CMSツールのおすすめ5選!作成ニーズに合わせておすすめします!

おすすめのCMSツールを紹介します。

手軽にサイト構築ができる、Jimdo

Jimdo

Jimdoは無料で利用をはじめられるCMSです。個人サイトから飲食店まで、幅広い用途で活用されています。サイトを本格的に運用する段階になれば、ビジネス向けの有料プラン「JimdoBusiness」へ変更することができます。まずは小規模のサイトを作ってみたい、という方におすすめです。

カスタマイズ性が高い、RCMS

RCMSは、自由なカスタマイズが魅力のCMSです。記事作成やメルマガ、カテゴリ別の絞込みなど、およそ250種類もの機能が搭載されています。自社のニーズに合わせて機能を設定できます。外部のプラグインなども必要としないので、セキュリティ面でも安心と言えるでしょう。

RCMS

大規模サイト向け、Drupal

Drupalは世界的に利用されているCMSです。グローバルに事業を展開する企業や大学などの機関でも広く利用されています。カスタマイズや設定には専門的なスキルが必要となりますが、本格的にサイト運営を行うのであれば、候補に入れてみてもよいでしょう。

Drupal

ECサイトに特化、MakeShop

MakeShopは、ECサイトの構築に特化したCMSです。ショッピングカートなどECサイトに必要な機能はもちろん、サイト運営に関する疑問を相談できるサポート体制も整っています。

MakeShopでは、162種類ものテンプレートが搭載されているので、販売する商品や顧客に合わせたデザインのサイトを作ることができるでしょう。

MakeShop

企業向け、はてなブログMedia

はてなブログMediaは、はてなブログのビジネス版とも言えるCMSです。大手企業による導入実績もあり、セキュリティや保守面でも安心できます。操作は直感的で、とてもスピーディなため、難しさを感じることなくコンテンツの更新・編集を行えます。

はてなブログMedia

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