法人(中小企業・零細企業)におすすめのCRM(顧客管理システム)4選。機能面でおすすめのCRM(顧客管理システム)はこれだ! 

CRM(顧客管理システム)を機能で選ぶとき、迷いやすいのは「どこまでが標準機能で、どこから別契約か」です。顧客データを集めるところまでは似ていても、分析、メール・LINEの配信、承認フロー、在庫や販売管理との連携は、製品ごとに得意な範囲が違います。

そのため、今回は、『法人(中小企業・零細企業)におすすめのCRM(顧客管理システム)4選。機能面でおすすめのCRM(顧客管理システム)はこれだ! 』という記事のタイトルで、機能面でおすすめのCRM(顧客管理システム)を4つ紹介します。

法人(中小企業・零細企業)におすすめのCRM(顧客管理システム)4選。機能面でおすすめのCRM(顧客管理システム)はこれだ!

機能面で法人(中小企業・零細企業)におすすめのCRM(顧客管理システム)を4つ紹介します。

この記事では、機能の守備範囲が異なる4つを取り上げます。2026年10月17日に各社の公式ページで提供状況と名称を確認しています。

  1. Zoho CRM
  2. Vtiger CRM(ブイタイガーシーアールエム)
  3. 楽楽販売(旧「働くDB」)
  4. カスタマーリングス
サービス 提供会社 得意な範囲 料金の公表
Zoho CRM ゾーホージャパン 営業・マーケティング・サポートを1つで管理 公開(3ユーザーまで無料プランあり。有料は1ユーザー月1,760円〜)
Vtiger CRM Vtiger(米国) オープンソース系。販売CRMとヘルプデスク 公開(米ドル建て)
楽楽販売(旧「働くDB」) ラクス 販売管理・案件管理を含む社内業務のデータベース化と承認フロー 問い合わせ
カスタマーリングス プラスアルファ・コンサルティング 顧客データの統合・分析とメール/LINE/SMSの配信 非公開(顧客データ件数とオプションで変動)

料金の公表状況は2026年10月17日に各社の公式ページで確認した内容です。金額を載せていない2社は、見積もりを取らないと総額が分かりません。

①Zoho CRM

1つ目は、Zoho CRMになります。

Zoho CRMは、1つのシステムで営業、マーケティング、サポートを管理する、オンラインのCRM(顧客関係管理システム)です。

Zoho CRMは、50000社を超える企業から信頼されており、無料のトライアル版もあります(3ユーザーまで無料)。

適時に見込み客にアプローチし、各チャネルでそれらの見込み客を惹きつけるため、特に、中小企業から人気のあるサービスです。

<Zoho CRMの機能一覧>

以下が、Zoho CRMの機能一覧になります。

Zoho CRM には3ユーザーまで使える無料プランがあり、有料は以下の4つです。2026年10月17日に公式の料金ページで確認した1ユーザーあたりの月額(税抜)は、本記事の公開当時とすべて変わっています。

プラン 月額(1ユーザー・現在) 本記事公開当時(2019年)
スタンダード 1,760円 1,440円
プロフェッショナル 3,260円 2,400円
エンタープライズ 5,660円 4,200円
アルティメット 7,360円 12,000円

Zoho CRM の料金プラン|ゾーホージャパン株式会社

以下の機能の内訳は2019年に確認したもので、現在のプラン構成とは一致しない箇所があります。最新の機能はプランごとの比較表で確認してください。
⑴スタンダードプラン:1ユーザーあたり月1,760円(税抜)

※15日間の無料お試しあり

  • スコアルール
  • メールの洞察
  • ワークフローによる商談化
  • タグとグループ
  • Webフォーム
  • 一意なカスタム項目
  • カスタムのレポートとダッシュボード
  • レコード数上限:100,000件

⑵プロフェッショナルプラン:1ユーザーあたり月3,260円(税抜)

※15日間の無料お試しあり

スタンダードのすべての機能に加え、

  • SalesSignals – リアルタイム通知
  • Blueprint(ブループリント) – プロセス管理
  • Webフォームからの問い合わせへの
  • マクロ
  • 在庫管理
  • 検証ルール
  • 項目の自動更新
  • Google Ads連携
  • Web通知
  • レコード数:無制限

⑶エンタープライズプラン:1ユーザーあたり月5,660円(税抜)

※15日間の無料お試しあり

プロフェッショナルのすべての機能に加え、

  • Zia Voice – 対話型AI(英語のみ)
  • SalesInbox – 営業担当者向けのメール
  • Canvas – ビジュアルなCRM表示
  • BIツール – ターゲットメーター、コンパレーター、異常検出
  • マルチユーザーポータル
  • カスタムタブ、ボタン
  • サブフォーム
  • モバイルSDKとアプリ配布
  • 自動応答
  • メールパーサー
  • 条件項目
  • データ暗号化(EAR)

⑷アルティメットプラン:1ユーザーあたり月7,360円(税抜)

※15日間の無料お試しあり

エンタープライズプランのすべての機能に加え、

  • 専用のデータベースクラスタ
  • 高度なカスタマイズ
  • 自動化の提案
  • データエンリッチメント
  • 強化されたストレージ
  • メールの感情分析

②Vtiger CRM(ブイタイガーシーアールエム)

2つ目は、Vtiger CRM(ブイタイガーシーアールエム)になります。

Vtiger CRM は、オープンソースのCRM(顧客管理)ソフトウェアです。

Vtiger CRM(ブイタイガーシーアールエム)の販売CRM機能により、「最善のリード発見」「フォローアップ自動化」などにより、より多くの取引を通じて売上向上をサポートします。

また、Vtiger CRM(ブイタイガーシーアールエム)のヘルプデスク機能を利用することで、多チャネルのカスタマーサポート組織を構築でき、顧客重視プロセスによる大規模かつSLAスピードで各種ケースを管理できます。

<Vtiger CRM(ブイタイガーシーアールエム)の機能一覧>

以下が、Vtiger CRM(ブイタイガーシーアールエム)の機能一覧になります。

販売CRM系

Vtiger CRMの販売CRM機能として次のような機能を提供します。

<パイプライン管理>

  • リードランク​​付け機能
  • 取引状態アイドル警告機能

<取引育成加速機能>

  • 連絡先一元管理機能
  • スケジューリング機能
  • ワンクリックアプローチ機能
  • ドキュメント共有機能
  • 見積作成機能
  • 販売洞察機能

ヘルプデスク機能系

Vtiger CRMのヘルプデスク機能として次のような機能を提供します。

<エージェント設定機能>

  • エージェントへの自動ルーティング機能

<目標管理機能>

  • 営業時間設定機能
  • ターンアラウンドタイムターゲット機能

<ケースフロー定義機能>

  • 顧客セルフケア機能
  • チャンネル選択機能
  • エスカレーションルール機能

③楽楽販売(旧「働くDB」)

3つ目は、楽楽販売です。提供元の株式会社ラクスが2019年11月11日に名称変更を告知し、「働くDB」から「楽楽販売」へサービス名が変わりました。2026年10月17日時点で旧ドメイン(hatarakudb.jp)は楽楽販売のページへ転送されます。本記事の以下の説明は「働くDB」当時に確認した内容です。

クラウド型販売管理システム「楽楽販売」提供開始のお知らせ(2019年11月11日)|株式会社ラクス

働くDBは、販売管理・案件管理をはじめとして、あらゆる社内業務をシステム化することができるCRM(顧客管理システム)です。

働くDBは、販売管理業務を飛躍的に効率化させれる点が特徴です。

特に、以下の3点には、定評のあるCRM(顧客管理システム)です。

  • ルーチンワークの自動化
  • リアルタイムでの情報共有
  • 自社仕様でのカスタマイズ

働くDBの導入実績として、以下の企業が挙げられます。

  • 株式会社ラクス
  • 株式会社ベーシック
  • ブラッシュアップジャパン株式会社
  • 株式会社エイチ・アイ・エス
  • 株式会社京王エージェンシー
  • ロジザード株式会社
  • プライム・スター株式会社
  • 中部電力株式会社
  • 株式会社ドミノ・ピザジャパン
  • 株式会社イヤマオートプロモーション
  • サイバーソリューションズ株式会社
  • 株式会社アクア
  • 株式会社ファーストペンギン
  • 株式会社ループ
  • 中央職業能力開発協会

<働くDBの機能一覧>

以下が、働くDBの機能一覧になります。

データベース関連

  • 項目設定(項目の追加・削除・入力制限が自由に行うことが可能。)
  • DBリンク(データベース同士の関連付けを行うことが可能。)
  • 検索(フリーワードでの曖昧検索はもちろん期間や数値範囲での詳細検索も可能。)
  • 集計(データの件数や数値の集計が行え、集計した結果は複数のグラフで閲覧可能。)
  • テンプレート入出力(項目・メニュー・自動処理などのデータベースの設定情報をシステム外に出力し、コピー環境として取り込むことが可能。)
  • Excelからの自動取込み(データべース項目およびレコードデータをExcelシートにて取り込み、データ込みのデータベースを簡単に作成する事が可能。)

表示カスタマイズ関連

  • メニューの作成(ユーザー別や用途別など、利用方法に合わせた画面を複数作ることが可能。)
  • 一覧表示(複数のレコードデータを、予め設定した項目に従って、一覧表示が可能。)
  • 閲覧表示(データの詳細な項目情報を1画面に表示して確認することが可能。)
  • 絞り込み(検索条件を登録して、表示するデータを絞り込むことが可能。)
  • カレンダービュー(働くDBに設定した日付項目を基にデータベースをカレンダー表示することが可能。)

自動処理関連

  • 自動処理ボタン作成(複雑な処理でもボタンひとつで自動的に行うことが可能。)
  • 夜間タイマー起動処理(夜間に、自動で一括データ処理が可能。)
  • レコード登録時の自動処理(レコード入力画面にて、確定時のタイミングで自動処理を起動することが可能。)
  • メールからの自動取り込み(定型のメールを解析し、自動的にデータベースに登録可能。)
  • 通知メール(レコード登録・更新・削除の際に、通知メールを送ることが可能。)

データ入出力・帳票作成関連

  • 入力フォーム作成(データ入力専用の画面を、項目を自由に組み合わせて設定可能。)
  • CSVインポート(CSV形式でのインポート・エクスポートが可能。)
  • Excelへの流し込み(ボタンひとつでExcelファイルが生成できます。フォーマットは自由に変更可能。)
  • 印刷用出力(申請書類用の帳票出力が可能。)
  • ファイルアップロード(様々な形式のデータファイルを、レコードデータに紐付けて格納可能。)
  • アクセス権・ワークフロー関連
  • DB権限・アクセス制御(詳細な操作権限やアクセス権の設定を行うことが可能。)
  • レコードアクセス制御(レコードに対するアクセス権限の設定が行うことが可能。)
  • ユーザーグループ(アクセス権制御単位として利用できるグループの管理が可能。)
  • 承認フロー(承認・否認・差戻しがボタン一つで行え、承認履歴も残すことが可能。)
  • ユーザ情報一括取込み(ログインユーザ情報をExcel、CSV形式で一括登録・更新可能。)

④カスタマーリングス

4つ目は、カスタマーリングスです。提供会社は株式会社プラスアルファ・コンサルティングで、公式サイトは2026年10月17日時点で customer-rings.com に移っています(本記事がもともと案内していた pa-consul.co.jp のサービスページは404になっています)。

カスタマーリングスは、マーケッターのやりたいことをカタチにでき、デジタルの先でも顧客をリアルに感じ取ることができるCRM(顧客管理システム)になります。

業界問わず誰でも直感的に使える点もカスタマーリングスの魅力と言えます。

料金は公開されていません。公式サイトには初期費用・設定支援費用と月額料金があると書かれているだけで、金額は「顧客データ件数やオプションにより異なります」とされています(2026年10月17日に確認)。導入を検討する場合は、顧客データの件数と使う配信チャネルを決めてから見積もりを取ってください。

導入実績として、以下の企業が挙げれらます。

  • エストネーション
  • コメ兵
  • JAL(日本航空)
  • マードゥレクス
  • エバーライフ
  • F・O・インターナショナル
  • ミズノ
  • フェースビューティ

<カスタマーリングスの機能一覧>

以下が、カスタマーリングスの機能一覧になります。

  • 外部連携(様々なシステムと連携することで、カスタマーリングスによる顧客の一元管理、マルチチャネルでの施策実行が可能。)
  • 在庫連動(在庫情報と連携することで、 お気に入り商品の在庫数が少なくなった時のお知らせなど、ユーザへのリアルタイムな施策が可能。)
  • アクセスログ(顧客のサイト閲覧履歴を連携し、カート情報を活用したかご落ちフォローや、購買に至る前のユーザへの効果的なアプローチが可能。)
  • 顧客登録/管理(貴社システムからの顧客データ連携はもちろん、カスタマーリングスの登録フォームから顧客を登録することも可能。)

顧客セグメント関連

  • 顧客セグメント分析(顧客データや購買データ、サイトや実店舗への来店履歴、実施した施策の結果、アンケートの回答内容などから、自由な条件で顧客をセグメントすることが可能。 また、作成したセグメントは施策や分析にすぐ活用することも可能。)
  • シナリオ構築(顧客・購買データから、経過日数に応じた顧客セグメントへのシナリオを自動実行。 メールなどの施策への反応からシナリオ分岐に活用したり、メール以外のチャネルを活用したアクションも実現可能。)

データ分析

  • 顧客分析(顧客・購買データから、優良顧客の特徴など顧客ランク別の分析をし、顧客を見える化できます。 特定条件でのセグメントと組み合わせれば、絞り込みした顧客の分析も簡単に切り替えて実行可能。)
  • 商品分析(購買データから売れ筋商品を見つけたり、バスケット分析や、購買パターンの分析など、購入の共通点を商品軸で分析が可能。)
  • RFM分析(Recency(最終購入日からの経過日数)、frecuency(購買頻度)、monetory(購買金額)を貴社なりの閾値でランク分けし、優良顧客を見つけたり、顧客育成の推移を見ることができ、施策実行時の顧客抽出などに活用可能。)
  • LTV分析(顧客の継続率を把握する、LTV(Life Time Value)が一目でわかります。 また、顧客獲得月別や、広告チャネル別、購入商品別など様々切り口で分析でき、また分析結果から、獲得施策、継続施策で何が有効だったかをみることで、施策の見直しが可能。)
  • ダッシュボード(分析内容をボタン1つでダッシュボードに登録すれば、タイムリーな社内共有が可能になります。顧客の現状、売り上げの推移、顧客セグメント別の集計表、メールの効果など日々モニタリングしたい指標をまとめて管理できます。

顧客へのアクション

  • メール配信(使いやすさを重視したメール作成フォームで顧客に合わせたメールが簡単にセットできます。デバイスごとのメール設定や、過去の開封時間に合わせた最適タイミングでの配信、レコメンドメールなどが1つの作成フォームで完結可能。)
  • アンケート(顧客へのアンケートが手軽な操作で作成できます。さらに顧客登録のWebフォームとしても活用でき、フリーアンサーの内容も、テキストマイニング機能で話題の分析が可能。また、アンケート回答結果を次の施策に活用することも可能。
  • LINE連携(自社LINEアカウントと連携することで、LINEを使ったメッセージ配信が可能。また、メールなどのシナリオ施策と組み合わせたり、より細やかな対象に絞って配信するなども可能。)
  • アプリプッシュ連携(自社アプリと連携することで、カスタマーリングス内のデータを活かして配信が可能になります。アプリ上だけでは設定できない細やかなセグメント対象に向けてメッセージを送ることが可能。)
  • SMS配信(開封率、到達率が非常に高いSMS配信(ショートメッセージサービス)をカスタマーリングスで自由にセグメントした対象に向けて、個別にメッセージ配信することが可能。)
  • Web接客(Web接客ツールと連係することで、自社Webサイトの閲覧情報だけでなく、顧客の購買データを含めた接客が可能になります。カスタマーリングスのセグメントを活用し、より細かいWeb接客が可能。)
  • 郵送DM(オンラインでのシナリオ施策にDM発送によるシナリオを追加。DMの配信内容、配信タイミングなど、配信の細かい制御まで管理画面上で可能。)

今回、紹介した以下の法人(中小企業・零細企業)向けCRM(顧客管理システム)は、機能面で守備範囲が異なります。

  1. Zoho CRM
  2. Vtiger CRM(ブイタイガーシーアールエム)
  3. 楽楽販売(旧「働くDB」)
  4. カスタマーリングス

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、『法人(中小企業・零細企業)におすすめのCRM(顧客管理システム)4選。機能面でおすすめのCRM(顧客管理システム)はこれだ! 』という記事のタイトルで、法人(中小企業・零細企業)におすすめのCRM(顧客管理システム)を4つ紹介しました。

顧客データを分析して配信までやりたい

カスタマーリングス。顧客・購買データの統合と分析、メール/LINE/SMS/郵送DMの配信までを1つで扱う。料金は非公開。

販売管理や承認フローも載せたい

楽楽販売(旧「働くDB」)。項目を自由に作るデータベースに、承認フローと夜間の一括処理が付く。料金は問い合わせ。

営業・マーケ・サポートを1画面で

Zoho CRM。3ユーザーまで無料プランがあり、有料は1ユーザー月1,760円から。金額が公開されている。

自社で手を入れて使いたい

Vtiger CRM。オープンソース系で、販売CRMとヘルプデスクを併せ持つ。米ドル建て。

機能の守備範囲で見た4サービスの選び分け(2026年10月17日に各社の公式ページで確認)

上記で説明したように、CRM(顧客管理システム)は、それぞれのサービスで機能の充実している領域が違います。顧客データの分析と配信まで一体でやりたいならカスタマーリングス、販売管理や承認フローまで社内業務を載せたいなら楽楽販売、営業・マーケ・サポートを1つの画面で回したいなら Zoho CRM という分かれ方です。

なお、2026年10月17日にこの記事を見直したところ、「働くDB」は2019年11月に楽楽販売へ名称が変わり、カスタマーリングスの公式サイトも別ドメインへ移っていました。CRMの比較記事を読むときは、製品名と提供会社が現在も同じかどうかを提供元の公式ページで確かめてください。

料金の決まり方から選びたい場合はCRM(顧客管理システム)の料金比較を、営業活動の管理が主目的ならSFA(営業支援システム)比較を併せてご覧ください。

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