一番ポイント還元率が高い法人カードはこれだ!還元率で法人カード比較

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Man
「せっかく法人カードを利用するのであれば還元率が高いものを利用したい。」
「法人カードの中で最も還元率が高いクレジットカードを利用したい。」

法人カードは一般のクレジットカードと比較してポイント還元率が低い、といった特徴があります。だからこそ少しでもポイント還元率が高いものを見つけ出して利用したい、という方が多いのです。

個人向けのクレジットカードの中には、通常のポイント還元率が「1.0%以上」に設定されているものも少なくありません。しかしほとんどの法人カードの通常ポイント還元率は、「0.5%以下」に設定されている事実もあるのです。

だからといってポイント還元率が高い法人カードの取得を諦めることはありません。実際にポイント還元率が高く設定されている法人カードもあるのです。

こちらでは一番ポイント還元率が高いクレジットカードを紹介します。さらにそのカードに 次いでポイント還元率が高い法人カードを2つ紹介します。

ポイント還元率の基本的な仕組みや計算方法がわからない、という方もいるかも知れません。今回はポイント還元率とはどういったものなのかを、仕組みや計算方法からも明らかにしていきます。

ポイント還元率の仕組みと計算方法とは

クレジットカードのポイントプログラムについて

具体的には「クレジットカードを利用した金額に応じてポイント(マイレージ)がもらえるサービス」のことを指しています。

すべてのクレジットカードに、ポイントプログラムがついているわけではありません。法人カードの中で年会費が無料のものの中には、ポイントプログラムがないものもあります。しかしほとんどのカードにポイントプログラムはあるのです。

ポイントは「報酬」や「ご褒美」といった言い方もできるかもしれません。獲得したポイントには、様々な利用方法があります。

  • ギフトに交換する
  • 他社のポイント(マイレージ)サービスに移行する
  • 電子マネーに交換する
  • 支払いに利用する(キャッシュバック)
  • 寄付をする

ポイントの使いみちに関しては、カードによっても大きく異なっています。たくさんの選択肢があるカードもあれば、限定されてしまっているカードも存在をしているわけです。

なぜカード会社はポイントサービスを実施しているのか?

販促策の一つです。クレジットカード会社はユーザーにカードを利用してもらわなければ、収益に繋がりません。カードをたくさん利用してもらうためにも、ポイントという報酬を付与するのです。

Man
「そもそもなぜカードを利用するのでしょうか?」

多くの方が、

Man
「ポイントが獲得できるから。」

といった回答をするでしょう。ポイントサービスを行わなければユーザーに見限られてしまいます。よって多くのカード会社がポイントサービスに力を入れているわけです。

カード会社はポイントを付与して赤字にならないのか?

加盟店手数料から賄うシステムとなっています。

クレジットカードには加盟店があります。要はVISAであれば、VISAの加盟店があります。アメリカン・エキスプレスであればアメリカン・エキスプレスの加盟店があるわけです。

カードの加盟店でカードが利用されると、カード会社に対して加盟店により手数料が支払われます。手数料率に関しては、「2%程度から7%程度」に設定されています。

よって1%程度のポイントをユーザーに提供したとしても収益が上回る、といった仕組みになっているわけです。

ちなみに加盟店手数料は、大手の企業であれば2%以下に設定されることもあります。一方で水商売などは10%前後になる場合もあり、業種によっても異なった設定がされている点は注目に値します。

ポイント還元率の計算方法とは?

「獲得できるポイントの価値÷購入金額=ポイント還元率(%)」

上記が簡単なポイント還元率の計算方法となります。

例えば100円をカードで購入し1円分のポイントをゲットしたとします。計算式は「1円÷100円」となり、計算結果は「1%」となるわけです。

ポイント還元率を計算する時に注目したいのが、「1ポイントあたりの価値」です。実は「カードによって大きく異なっている」といった特徴があります。

  • 1ポイント:1円相当
  • 1ポイント:2.5円相当
  • 1ポイント:5円相当
  • 1ポイント:10円相当

1ポイントあたりの価値が異なっているのでポイント還元率を計算する場合には、まずは1ポイントあたりの価値を算出しなければなりません。

例えば500ポイントで500円の商品券と交換できるのであれば、1ポイントの価値は1円相当となります。1,000ポイントで5,000円の商品券と交換できるのであれば、1ポイントの価値は5円相当となります。

ポイント還元率の計算は難しい!

ポイント還元率は交換する商品等によっても、大きく異なっている事実があるのです。

例えばポイントを買い物として利用する時には1ポイントあたり1円で利用できたケースであったとしても、商品券と交換するときには1ポイントあたり0.5円相当になってしまうこともあるのです。

ですからポイント還元率が高いカードだと思っても、使い方によっては低くなってしまうこともあります。カードごとに最もお得なポイントの利用方法を知っておく、ということも大事になってくるのです。

ポイント還元率が最も高い法人カード:楽天ビジネスカード

個人向けのクレジットカードとしても、「ポイント還元率が高い」ということで有名なのが「楽天カード」です。その法人カードである「楽天ビジネスカード」が、法人カードの中でも最もポイント還元率が高い設定となっているわけです。

Man
「楽天ビジネスカードのポイント還元率は、どの程度に設定されているのでしょうか?」

さらに楽天ビジネスカードのお得な使い方についてもお伝えします。

楽天ビジネスカードの通常のポイント還元率とは?

1.0%」となっています。

法人カードのポイント還元率は、基本的に0.5%以下に設定されていることが多いので、標準の2倍以上のポイントが獲得できるカード、ということになります。

ポイント還元率が1.0%になるのは、特約店というわけではありません。加盟店のどこを利用しても、ポイント還元率は1.0%以上に設定されているのです。

海外の一般加盟店でも国内の一般加盟店でもポイント還元率は1.0%です。AMAZONやYahoo!ショッピングといったネットショッピングサイトを利用してもポイント還元率は1.0%なのです。

ではポイント還元率が半分の0.5%の法人カードと、ポイントの獲得を比較してみましょう。

利用金額 楽天ビジネスカードで獲得できるポイント 還元率0.5%のカードで獲得できるポイント
1万円 100円相当のポイント 50円相当のポイント
10万円 1,000円相当のポイント 500円相当のポイント
100万円 1万円相当のポイント 5,000円相当のポイント
300万円 3万円相当のポイント 1万5,000円相当のポイント

ポイント還元率が0.5%違うだけで、獲得できるポイントに大きな開きが出てきてしまうのが分かると思います。

ポイント還元率の注意点~楽天ビジネスカード~

通常のポイント還元率が1.0%になるケースですが、

  • 「楽天スーパーポイント」として利用した場合
  • 電子マネーである「楽天Edyのチャージ」に利用した場合
  • キャッシュバックとして利用した場合

に限定されます。楽天ビジネスカードではANAマイルへの交換も行っていますが、ANAマイルへ交換をしてしまうとポイント還元率は、0.5%相当となってしまうので注意してください。

楽天ビジネスカードは、「マイル交換ではない利用方法のほうがお得」なのです。

楽天ビジネスカードのポイント還元率をさらに高める方法

  1. 楽天市場での利用
  2. 誕生月に利用する

1.楽天市場で利用するとポイントが5倍に!

楽天市場で利用するとポイント還元率が「5.0%」になります。「通常の5倍」ものポイントをゲットできるのです。

個人向けの楽天カードの場合は楽天市場の利用で4.0%のポイント獲得となります。個人向け楽天カードよりも、楽天ビジネスカードのポイント還元率は高くなっているわけです。

法人としても楽天市場を利用する価値はあります。様々な企業向けのオフィス用品などを取り扱っている店舗も出品しているからです。

Expert
楽天ビジネスカードを利用するのであれば、楽天市場も有効活用してポイントを着実に獲得していきましょう。
楽天市場で楽天ビジネスカードを利用した場合のポイント獲得額
100円の利用 5円分のポイント
1万円の利用 500円分のポイント
10万円の利用 5,000円分のポイント

仮に楽天市場で5万円分の買い物を楽天ビジネスカードでおこなうと、2,500円相当の楽天スーパーポイントが獲得できるわけです。

獲得した楽天スーパーポイントは楽天市場での買い物に利用できます。楽天市場にて5%オフで買い物がし続けられる、と言っても過言ではありません。

2.楽天ビジネスカードを誕生月に利用するとポイントが1.0%加算

誕生月は加盟店を利用すると、ポイントが1.0%加算されるシステムになっています。

例えば6月が誕生日であれば、6月1日から6月30日までにカード利用した分のポイント還元率が1.0%加算されるわけです。通常のポイント還元率が1.0%なので誕生月であれば「2.0%」になります。

例えば普段は10万円を利用すると還元率は1.0%なので1,000円分のポイント獲得となります。しかし誕生月に10万円利用したら還元率は2.0%になるので、2,000円分のポイント獲得となるわけです。

楽天ビジネスカードのポイント還元率以外のスペックにも注目
ポイント有効期限 最大で24ヵ月
利用限度額 最高300万円
初年度年会費 2,200円(税込み)
2年目以降年会費 2,200円(税込み)
追加カード年会費 2,200円(税込み)

ポイント還元率で注意をしなければならないのは、ポイント有効期限です。いくらポイントがためやすいカードであったとしても失効して使えなくなってしまっては意味がありません。

楽天ビジネスカードの「ポイント有効期限は24ヶ月」となっており、クレジットカードの中では比較的短めです。定期的にポイントを交換するように心がけましょう。

また年会費についても確認しておきましょう。どれだけカードを利用すればポイント還元率分のもとを取れるのか、というところも大事なのです。

年会費は税込み2,200円なので、通常のカード利用であれば1年間で21万6,000円のカードショッピングをすればもとが取れます。それほど高いハードルではありません。会社の経費に積極的にカード利用をしていけば、すぐに達成できるでしょう。

楽天ビジネスカードは楽天プレミアムカードの追加カードとなっています。楽天プレミアムカードの年会費が別途かかってくるので注意しましょう。楽天プレミアムカードの年会費は税込みで11,000円となっています。

「楽天ビジネスカード」の公式サイトはこちら

ポイント還元率が高い法人カード第2位:EX Gold for Biz M(ID×QUICPay)

EX Gold for Biz M(ID×QUICPay)はゴールドカードタイプの法人カードとなっています。ゴールドカードではありますが、年会費はそれほど高いわけではありません。

カードの特徴としては電子マネーの付帯があります。iDとQUICPayといった利用できる店舗が、極めて多い電子マネーが付帯されているので、「カード決済と電子マネー決済の両方が利用できる」タイプの法人カードなのです。

EX Gold for Biz M(ID×QUICPay)の通常のポイント還元率とは?

あまり高いとは思わないかもしれません。通常のポイント還元率は「0.6%」となっています。

カードを加盟店で利用すると、1,000円につき1ポイント(暮らスマイル)が付与されます。暮らスマイルは1ポイントあたり、5オリコポイントへ交換できます。5オリコポイントは、nanacoやEdyさらにはiTunesギフト5円分として利用できます。

要は暮らスマイル1ポイントあたり5円相当となるので、「5円÷1,000円」といった計算式となり、ポイント還元率は0.5%となるのです。

しかし0.5%というのはあくまで標準のポイント還元率です。実はEX Gold for Biz M(ID×QUICPay)には大きな秘密があります。

EX Gold for Biz M(ID×QUICPay)の特典として、「ポイント還元率が20%加算」されるのです。よって0.5%に20%が加算され、ポイント還元率が0.6%となるわけです。

クラスステージ制度あり

EX Gold for Biz M(ID×QUICPay)にはクラスステージ制度というものがあり、「前年度の利用金額によってポイント還元率が変化」するのです。

要はスタートのポイント還元率が0.6%であり、カードとの付き合い方によっては、さらに大きポイントが獲得できるチャンスが有るわけです。

EX Gold for Biz M(ID×QUICPay)のクラスステージ
1年間の利用額 翌年度のポイント還元率倍率 ポイント還元率
50万円未満 1.2倍 0.60%
50万円以上 1.7倍 0.85%
100万円以上 1.9倍 0.95%
200万円以上 2.2倍 1.10%

注目してほしいのがEX Gold for Biz M(ID×QUICPay)で年間200万円以上利用したケースです。通常0.5%のポイント還元率が2.2倍となり、ポイント還元率は1.1%になります。

Expert
条件付きではありますが、楽天ビジネスカードよりもポイント還元率が高くなる、といった可能性を秘めているカードなのです。
EX Gold for Biz M(ID×QUICPay)の還元率が1.1%の場合のポイント獲得額
1万円の利用 110円分のポイント
10万円の利用 1,1000円分のポイント
100万円の利用 11,000円分のポイント

オリコモール利用でポイント還元率がアップ!

EX Gold for Biz M(ID×QUICPay)はオリコカードの一種です。オリコカードの専門のネットショッピングモールであるオリコモールを利用することで、通常よりも多くのポイントを獲得できる可能性があります。

利用方法は簡単です。オリコモールを経由してEX Gold for Biz M(ID×QUICPay)にて買い物をすれば良いのです。ただしポイント還元率については、「ショップによって大きく異なっている」ので注意してください。

オリコモールを経由して楽天トラベルを利用すると、ポイント還元率は+1.0%となります。じゃらんnetに関しては、+1.5%です。Yahoo!ショッピングについては0.5%のプラスとなっています。

経由しないでカードショッピングをしてしまうと、通常のポイントしか獲得できないので気をつけましょう。

ちなみにクラスステージのポイント増量はオリコモールの利用でも加味されるので安心してください。例えばクラスステージの影響で通常ポイント還元率が1.1%であり、オリコモール経由でじゃらんnet(+1.5%)を利用した場合には、ポイント還元率は2.6%(1.1%+1.5%)となるのです。

EX Gold for Biz M(ID×QUICPay)のポイント還元率以外のスペックにも注目
ポイント有効期限 最大で24ヵ月
利用限度額 最高300万円
初年度年会費 無料
2年目以降年会費 2,200円(税込み)
追加カード年会費 2,200円(税込み)(初年度無料)

ポイント有効期限や利用限度額については、楽天ビジネスカードと大きな差はありません。カードとしてのスペックに関しては、ほぼ同等となっているのです。

注目すべきは初年度年会費です。楽天ビジネスカードは初年度から年会費がかかってきますが、EX Gold for Biz M(ID×QUICPay)はかかりません。

どの程度のカード利用で年会費のもとが取れるのか、という部分にも注目しましょう。

年会費は税込みで2,200円なので、ポイント還元率が通常の0.6%である場合には36万円でもとが取れることになります。ポイント還元率がクラスステージ最高の1.1%である場合には19万7,000円の利用でもとが取れる計算となります。

年間200万円以上を法人カードで利用するのであれば、楽天ビジネスカードよりも有利なポイント還元率設定である、ということは覚えておくに値します。

「EX Gold for Biz M(ID×QUICPay)」の公式サイトはこちら

ポイント還元率が高い法人カード第3位:JCB法人カード

あのJCBが発行している法人カードの一つです。ノーマルカードとなっており、国際ブランドはJCBとなっています。

JCBカードは、特に国内で利用できる店舗が多くなっており、「使い勝手は抜群」です。海外利用ができないわけではありません。海外でも観光地であれば利用できる店舗やATMが設置されているのです。

Man
「ではJCB法人カードのポイント還元率はどのくらいなのでしょうか?」

JCB法人カードの通常のポイント還元率とは?

0.47%」の設定となっています。ただし交換するモノによって、ポイント還元率が大きく異なってくるのもJCB法人カードの大きな特徴です。

ポイント還元率が0.47%となっているのは、国内一般加盟店でJCB法人カードを利用し、獲得したポイントをJCBギフトカードに交換したケースです。

国内一般加盟店でJCB法人カードを利用すると、1,000円あたり1ポイントの獲得となります。(Oki Dokiポイント)Oki Dokiポイントを1,050ポイント貯めると5,000円分のJCBギフトカードと交換できるわけです。

よって通常のポイント還元率は「約0.47%」(5,000円÷1,050ポイント)となるのです。しかしカードの使い方によっては、さらにポイントが獲得できるのもJCB法人カードの大きな特色になります。

スターバックスでJCB法人カードを利用すると還元率は2.0%を超える!

スターバックスでJCB法人カードを利用すると、「5倍のポイント」が獲得可能です。1,000円の利用で5ポイントも獲得できるのです。

JCBギフトカードは前述したように1,050ポイントを貯めると5,000円分と交換できます。スターバックス利用分に関しては、2.38%のポイント還元率となるわけです。

Expert
コーヒーショップを利用する機会が多い、という方にJCBギフトカードは適しています。

他にも優待店あり

  • セブン-イレブン:ポイント3倍
  • イトーヨーカドー:ポイント3倍
  • AMAZON:ポイント3倍
  • ガソリンスタンド:ポイント2倍
  • 海外利用:ポイント2倍

優待店はスターバックスだけではありません。他にもいくつもの店舗が用意されているのです。

特に注目してほしいのが海外利用です。国内利用と比較すると、「海外利用時にはポイントが2倍」となります。海外出張が多い、という方に適しているのもJCB法人カードの大きな特徴です。

JCB法人カードのポイント還元率以外のスペックにも注目
ポイント有効期限 最大で24ヵ月+15日
利用限度額 最高100万円
初年度年会費 無料
2年目以降年会費 1,375円(税込み)
追加カード年会費 1,375円(税込み)

最高利用限度額は、ここまで紹介した楽天ビジネスカードやEX Gold for Biz M(ID×QUICPay)と比較して低い設定となっています。「高額の利用を考えている方には向いていません」。

一方で年会費に関しては、前述した2つのカードよりも低くなっています。ポイント還元率が0.47%だとして年会費の1,350円の元を取れる利用額ですが、単純計算で28万8,000円となっています。それほどハードルが高い訳ではありません。

年会費が低いからこそ、ポイント還元率が多少低かったとしても、それほど大きなマイナスを感じないカードといえます。

少額の利用を考えており、年会費が低く確実にポイントが獲得できる法人カードを利用したい、という方にJCB法人カードをおすすめします。

「JCB法人カード」の公式サイトはこちら

法人カードで効率的にポイントを獲得する方法とは

少額の利用にも積極的にカードを利用すること

当たり前ですが、クレジットカードのポイントはカードを利用すればするほど獲得できるのです。どんなに還元率が良いカードであったとしても、利用金額が少なくなければポイントが手に入りにくい状態になってしまいます。

Man
「少額の決済にクレジットカードを利用するのはもったいない。」

と思うかもしれません。しかし「少額の決済にもカードを利用すべき」です。

カードのポイントですが、買い物1回毎につくわけではありません。1ヵ月利用分の合計にポイントが付与されるのです。

例えば1,000円に1ポイントが加算されるカードであったとします。1回の買い物が1,000円未満であったとしても、1ヵ月利用分にポイントが付与されるので細かい買い物も最終的にはポイントとなるわけです。

数百円などの決済にカードを使うのは面倒かもしれません。しかしポイントを効率的に貯めるには必要なことなのです。

専用のショッピングモールを利用すること

多くのクレジットカード会社では専用のショッピングモールを持っています。

オリコカードのオリコモールや楽天カードの楽天市場、さらにはJCBカードのOki Dokiランドがその代表格です。

専用のショッピングモールを経由して買い物をすることで、ポイントが通常よりも高い設定になってくるわけです。ショップによっては、「10倍や15倍のポイント」が獲得できる可能性もあります。

追加カードを発行すること

法人カードを一人で利用していても、利用額は高くなりません。結果的に獲得できるポイントも少なくなってしまうのです。

そこで注目してほしいのが追加カードを発行する、ということです。追加カードを発行することで、従業員にも会社の経費の決済に利用してもらえます。

カードの利用金額が増えることにより、結果として多くのポイントが獲得できるようになるわけです。
Expert
法人カードによって追加カードの発行可能枚数には差がありますが、中には数百枚発行できるものもあります。社員が多いのであれば、発行可能枚数が多いカードを選択する、ということも考えておきましょう。

まとめ

ポイント還元率については人それぞれ様々な考え方があると思います。利用方法によって評価が異なってくることも事実です。

こちらでは法人カードの中で最もポイント還元率が高いのは「楽天カード」としました。

その理由としては、

  • 無条件でポイント還元率が1.0%である
  • 楽天市場の利用分のポイント還元率が5.0%である
  • 誕生月に利用するとポイント還元率が1.0%加算される

の3つがあります。

まずは標準的なポイント還元率の高さに注目しなければなりません。

EX Gold for Biz M(ID×QUICPay)のようにクラスステージの結果、ポイント還元率が1.0%を超えるものもあります。しかしあくまで条件付きなのです。楽天ビジネスカードは、無条件でポイント還元率が1.0%となっているわけです。この点を高く評価させてもらいました。

楽天市場のポイント還元率が5.0%であるところも魅力的です。楽天市場では様々な商品を取り扱っています。事業に利用するような工具や器具なども販売されているのです。

さらに獲得できるポイントが、楽天市場での買い物に1ポイントあたり1円で利用できる点にも注目しなければなりません。楽天市場を定期的に利用している方にとっては、無くてはならないカードなのです。

誕生月にポイントが1.0%加算されるところも注目しなければなりません。買い物を誕生月に集中させれば、ポイントがよりたくさんもらえるわけです。

Expert
法人カードの中でポイント還元率的に最も魅力的なのは「楽天ビジネスカード」です。年会費もカードスペックも申し分ありません。

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