個人事業主・自営業者の方の中には、海外との取引も積極的に行っているケースが珍しくなくなってきました。
為替による影響もあるので、中小企業の海外取引は避けられる傾向にあったのですが、現在ではビジネスチャンスを求めて海外企業との取引が積極的に行われ始めているのです。
グローバルな活躍を行っている経営者にとって欠かせないのが法人カードです。
特にマイルが貯まるかクレジットカードを望んでいる方も多いのではありませんか?
マイルが貯まるカードであれば、そのマイルを利用して無料航空チケットと交換することも可能です。今後の出張費用などを浮かせることまでできてしまうわけです。
しかしマイルが貯まれば、どんな法人カードでもよいのではありません。
もちろんちょっとしかたまらないカードよりも、たくさん貯まるカードのほうが良いに決まっています。
さらにマイルに関しては、移行して貯める、といった方法もあるのです。要はポイント還元率が高いカードであれば、たくさんのマイルに移行することも可能です。何もマイルは直接獲得しなければならないわけではありません。
こちらではマイルが貯まるおすすめの法人カードの選び方についてお伝えします。
という方は必見です。
マイルの基本、ANAマイルとJALマイルに互換性はなし
基本中の基本のお話をします。
国内のマイルといえばANAマイルとJALマイルですが、この2つは相互利用できるわけではありません。
争っているライバル同士であり、ANAマイルをJALで利用できませんし、JALマイルをANAで利用できないのです。
「法人カードでマイルを貯める」ということであれば、まずはどのマイルを貯めるのかを決めてください。そのマイルが貯まるカードを選ぶ、ということが大前提になってくるのです。
仮に誤って自分が貯めたいマイルが獲得できないカードを取得してしまえば、マイルを貯めるためといった目的を限定した場合には、利用価値がなくなってしまうわけです。年会費の分だけ損をすることになりかねません。
双方のマイルを貯めることはできますが、バラバラにためることになってしまい、結果として有効期限が過ぎて失効する恐れもあるのです。
一つに絞ることで「マイルが溜まりやすく使いやすい」といったメリットが生まれるわけです。
マイルが貯まるおすすめの法人カードの比較ポイントその1.マイル還元率が高いか?
マイル還元率を比較して選ぶのが基本!
マイルが貯まるカードを望んでいるのであれば、まず目を向けるべきなのがマイル還元率です。クレジットカードを利用するとどの程度マイルが付与されるのか、という部分をチェックしておかなければなりません。
マイルが貯まるカードを探している理由は何でしょうか?マイルを貯めたいからではありませんか?
非効率的なマイルのため方をしていることになるのです。なかなか無料航空チケットに交換できません。
0.3%のカードと1.0%のカードですが、マイルの貯まり具合が3倍以上も違う、ということになります。特に法人カードは様々な決済に利用するので還元率の差が結果として大きくなりやすいのです。
年間数百万円利用するケースも珍しくありません。
たとえば300万円利用してマイル還元率が0.3%であれば9,000マイルの獲得となります。しかし1.0%のマイル還元率のカードであれば、300万円の利用で3万マイルも貯まることになるのです。
法人カードは1年間だけではなく、5年間や10年間など長期間使い続けていくことになります。ここに紹介したのは極端な例ではありますが、ちょっとした違いであっても金額や期間によって差はより大きくなっていくわけです。
年会費にも注目すること
法人カードの多くは年会費が発生します。年会費に関しては、利用しようがしまいがかかってくるコストなので、前もって頭に入れておかなければなりません。
特にマイル還元率に注目して法人カードを選ぶときには、年会費との兼ね合いに注目すべきなのです。
例えばどんなにマイル還元率が高いカードであろうと、年会費が高ければ出ていくお金のほうが大きくなってしまいます。一方でマイル還元率が低かったとしても年会費が低ければ、すぐに年会費を上回るマイルをゲットできる可能性もあるわけです。
基本的には高額利用する予定であるなら、ポイント還元率が高ければ年会費はあまり気にしなくても構いません。
一方で少額のカードの利用しかイメージしていない方は、マイル還元率についてはそれほどこだわらなくてもOKです。マイル還元率よりも、年会費のほうが大事になってくるわけです。
実際に以下のカードで計算してみましょう。
- A法人カード:年会費は1万円でマイル還元率1.0%
- B法人カード:年会費は5,000円でマイル還元率0.3%
まずは年間30万円利用した場合です。A法人カードはマイル還元率が1.0%なので、3,000マイルとなります。1マイル1円相当とすると、3,000円マイナス年会費(1万円)といった計算式から7,000円のマイナスとなるわけです。
一方でB法人カードは30万円の利用で900マイルの獲得となります。900円マイナス5,000円となり。マイナス4,100円となるのです。B法人カードのほうが有利です。
A法人カードは10,000マイルの獲得となるので、年会費と相殺されます。
B法人カードは3,000マイル獲得となるので、3,000円マイナス年会費(5,000円)となりマイナス2,000円です。
いくつか候補の法人カードが発見できたら、とりあえずシミュレーションしてみましょう。それぞれのカードのマイル還元率と年会費、そして自身のだいたいの利用金額がわかればすぐに計算できるはずです。
マイルが貯まるおすすめの法人カードの比較ポイントその2.ANAマイルもJALマイルも獲得できるか?
ためたポイントの使いみちが自由であるか?
人それぞれによってためたいマイルは異なっています。
国内の方であれば「ANAマイル」か「JALマイル」をためたいと思うはずです。
しかしJALカードやANAカードなどの空港カードであると、他のマイレージサービスのマイルを貯めることはできません。制限を設けられてしまっているのです。
そもそもANA便を利用するか、それともJAL便を利用するか、という部分に、それほどこだわりを持っていない方がほとんどでしょう。
ですからANAマイルだけ貯められるカード、JALマイルだけを貯められるカードというものを利用するのは、おすすめではありません。
特に航空会社に関係なく空の旅をしているという方であれば、なおさらです。
もちろんポイント還元率も重要になってくることは確かです。
ポイントをマイルに交換すると還元率が下がる?
たしかにポイントを直接獲得するのではなく、ポイントを移行して交換するといったタイプのカードの還元率は、結果として下がってしまいます。
交換レートが悪いわけですが、要は手数料も含まれている状態なのです。交換レートの悪さについては、カード自体のポイント付与率を高めるといった、対処方法あります。
法人カードによっては、ステージ制やランク制などと呼ばれているものを設けているケースがあるのです。例えば前年度の利用金額によって上位のランクになり、その結果ポイントの付与率が上昇します。
ポイントの付与率が上昇すれば、効率的にポイントを獲得できるので、結果としてマイル還元率もアップすることになるのです。
マイル還元率が低い法人カードだからといって、深く調べもせずに見捨てないでください。
マイルが貯まるおすすめの法人カードの比較ポイントその3.ネットショッピング利用でマイルがお得にたまるか?
ネットショッピング利用でもマイルを獲得しよう
事業に必要な備品などを実店舗ではなく、ネットショップから購入する方も増えてきています。実店舗では品揃えに限りがあるので、ネットショッピングの方を重視しているという経営者の方も、少なくありません。
そこで注目すべきは、ネットショッピングの利用でマイルが効率的に貯められるカードはないのか、という部分です。もちろん答えはあります。
ただしネットショップの規模が小さければ意味がありません。自社で欲しい備品などが取り扱いされていないかもしれないのです。
できれば、巨大なネットショッピングモールの利用をしたいと考えている方も多いでしょう。
ということがこちらでのテーマになるわけです。
優待店扱いであるか?
ネットショッピングモールでの買い物でも、マイルが貯められるということであれば注目したいのが還元率です。
優待店扱いであれば通常の還元率よりも良くなります。
例えば通常のショッピングの還元率が0.5%であれば、優待店の場合は2倍の1.0%や3倍の1.5%になったりするわけです。
会社の備品の購入となると何回も行うことになります。なるべくマイルを効果的に貯めるためにも、ネットショッピングモールが優待店扱いになっているかを確かめましょう。
マイル還元率が高いおすすめの法人カード~セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード~
マイル還元率が驚異の1.125%
一つ理解してほしいのは、法人カードの多くは、
- マイル還元率が低い
- ポイント還元率が低い
ということです。
個人カードと比較して法人カードは利用金額が大きいので、カード会社としてもなるべく還元率設定に関しては、低くしてくる傾向にあります。
そんな状況にありながら、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードに関しては、マイル還元率が1.0%を超えているのです。極めてマイルがたまりやすいカード、といっても過言ではありません。
まずマイル還元率については、基本は1.0%となっています。1,000円につき10マイルが獲得できるのです。ただし「SAISON MILE CLUB」に登録することが条件です。
SAISON MILE CLUBは年会費4,000円がかかりますが、実はセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードであれば年会費はかかりません。
コストが全くかからずにマイル還元率が1.0%となっているのです。
そしてもう一つ注目してほしいのがポイントです。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードはカードショッピングを行うと、マイル以外にもポイントが獲得できるわけです。2,000円につき1ポイントが付与されます。
その獲得したポイントはマイルに交換できるのです。交換レートは200ポイントで500マイルとなっています。
1ポイントあたり2.5マイル相当となっています。よって2,000円につき22.5マイル獲得できる計算になります。
1,000円に直すと11.25マイルなのです。100円あたりで1.125マイルとなり、マイル還元率は1.125%になるわけです。
マイラーにとっては欠かせないカードです。
獲得出来るポイントの「セゾン 永久不滅ポイント」について
その名のとおりに、ポイントには有効期限はありません。
よってためてから一気に交換する、といったことも出来るわけです。何も小刻みに移行しなければならないわけではありません。
失効を恐れているのであれば、しばらくはセゾン永久不滅ポイントとして保有しておき、使う予定ができてから一気に交換するのが効率的でしょう。
SAISON MILE CLUBとは?
ショッピングでマイルを貯めるためには、SAISON MILE CLUBに加入する必要があります。貯まるマイルは「JALマイレージバンク」のマイルとなっています。
ちなみにSAISON MILE CLUBに関しては、ゴールドカードのものとプラチナ・カードのものに分かれています。
しかし機能としては違いはありません。双方ともに1,000円の利用につき10マイルが貯まります。
SAISON MILE CLUBに関しては、移行上限マイルが設定されています。年間で15万マイルまでとなっています。15万マイル、というのはかなり大きな数字となっているので特に気にする必要はありません。
前述したように通常の年会費は4,000円となっていますが、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードを保有している最中は、ずっと年会費無料で利用できます。
ただし利用するためには登録をしなければなりません。勝手に登録されるものではないのです。
プラチナカードとしては年会費がお得!
- セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの年会費:2万2,000円(税込み)
- 年間カードショッピング利用が200万円以上で次年度年会費が半額に(1万1,000円)
年会費は2万円を超えてくるわけですが、注目してほしいのが「プラチナ・カード」である、という部分です。プラチナ・カードは極めてステータスが高いものであり、年会費が高く設定されているものも少なくありません。
年会費の優遇サービスもあります。年間でカードショッピングを200万円以上行うと、通常の年会費が半額になります。1万1,000円(税込み)まで年会費が下がるのです。
カードショッピングを200万円以上というのは、ハードルに感じるかもしれません。しかし子カードのショッピング利用に関しても含められるのです。法人カードなので、200万円以上の利用に関してはそれほど難しくないでしょう。
年会費の半額の条件である200万円には、カードキャッシングと年会費に関しては含まれません。
年会費とマイル還元率の兼ね合いについて
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードにおける、年会費とマイル還元率の兼ね合いについて実際に計算して確かめてみましょう。
年間利用額 | マイル付与(1.125%) | 年会費 | 計算結果 |
---|---|---|---|
100万円 | 1万1,250マイル | 2万2,000円 | 1万1,250マイル-2万2,000円=(-)1万750円 |
200万円(※) | 2万2,500マイル | 1万1,000円 | 2万2,500マイル-1万1,000円=(+)1万1,500円 |
300万円(※) | 3万3,750マイル | 1万1,000円 | 3万3,750マイル-1万1,000円=(+)2万2,750円 |
500万円(※) | 5万6,250マイル | 1万1,000円 | 5万6,250マイル-1万1,000円=(+)4万5,250円 |
※前年度も200万円以上のカードショッピングをしたと仮定して、年会費を半額にしています。
まず確認してほしいのが、年会費が半額になることで、大きな利益につながってくるという部分です。
さらに確認してほしいのは、高額利用になると一気にマイルの付与が大きくなるという部分です。
500万円を利用すれば、なんと5万マイルを遥かに超えるマイルを獲得できるようになるわけです。様々な地域へ向かう無料空港チケットとも交換できます。往復分はもちろんですが、複数回の渡航にも利用できるほどのマイルとなります。
年会費とあわせて考えてみてもセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、マイルの獲得に極めて優れたカードです。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの基本スペック
年会費 | 2万2,000円(税込み)(年間200万円以上のカードショッピングで翌年の年会費が半額になる) |
---|---|
追加カード | 家族カード(年会費:3,300円)、ETCカード(年会費無料) |
マイル還元率 | 1.13% |
交換可能マイル | ANAマイル、JALマイル |
マイルの交換レート | ANAマイル:1ポイントあたり3マイル、JALマイル:1ポイントあたり2.5マイル |
電子マネー機能 | なし |
「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」の公式サイトはこちら
ANAマイルもJALマイルも獲得できるおすすめの法人カード~EX Gold for Biz M iD×QUICPay~
ANAマイルにもJALマイルにも交換できる
EX Gold for Biz M iD×QUICPayでは、まずはポイントを獲得します。「暮らスマイル」というものなのですが、マイルにするためにはオリコポイントに交換しなければなりません。
この時点であれば還元率は損するわけではありません。
そのオリコポイントからJALマイルやANAマイルに交換していくことになるわけですが、どちらのマイルに交換するかによってマイル還元率は若干異なっています。
ではANAマイルとJALマイルの交換レートについて詳しくお話していきます。
ANAマイルへの交換レート
暮らスマイル | 200スマイル |
---|---|
オリコポイント | 1,000オリコポイント |
ANAマイル | 600マイル |
JALマイルへの交換レート
暮らスマイル | 200スマイル |
---|---|
オリコポイント | 1,000オリコポイント |
JALマイル | 500マイル |
肝心な暮らスマイルの獲得レートですが、1,000円利用につき1.2スマイルとなっています。その1スマイルあたりのオリコポイントは、5ポイントになります。
ここまではANAマイルもJALマイルも交換レートは同じです。
オリコポイントからマイルへの交換に関しては、ANAマイルのほうが多少有利な設定となっており、マイル還元率は0.36%となっています。JALマイルに関しては0.3%となっているのです。
マイル還元率だけを聞くとあまりおすすめの法人カードだとは思えないかもしれません。
しかしEX Gold for Biz M iD×QUICPayに関しては、ステージ制があります。
ステージ制とマイルの獲得について
EX Gold for Biz M iD×QUICPayでは、4つのステージに分かれています。そのステージによって、スマイルの加算倍率が大きく異なっているのです。
さらにステージに関しては1年間の利用金額が大きく関わっています。
出典:「EX Gold for Biz M iD×QUICPay」
EX Gold for Biz M iD×QUICPayは法人カードであり、しかもゴールドカードであるということも考えると年間で100万円以上のショッピングや200万円以上のショッピングも難しいわけではありません。
ではそれぞれのステージのスマイル加算倍率を見ていきましょう。
ステージ | 加算倍率 | ポイント還元率(※) |
---|---|---|
ノーマルステージ | 1.2倍 | 0.60% |
ステージ50 | 1.7倍 | 0.85% |
ステージ100 | 1.9倍 | 95% |
ステージ200 | 2.2倍 | 1.10% |
※オリコポイントへの交換時の還元率です。
法人カードでありながら、ポイント還元率の時点で1.0%を超える可能性もあるのが、このカードのすごいところです。ただ気になるのが各ステージのマイル還元率でしょう。
ANAマイルのステージごとの還元率
ステージ | マイル還元率 |
---|---|
ノーマルステージ | 0.36% |
ステージ50 | 0.51% |
ステージ100 | 0.57% |
ステージ200 | 0.66% |
JALマイルのステージごとの還元率
ステージ | マイル還元率 |
---|---|
ノーマルステージ | 0.30% |
ステージ50 | 0.43% |
ステージ100 | 0.48% |
ステージ200 | 0.55% |
マイル還元率に関しては、0.5%以上になると良いとされています。EX Gold for Biz M iD×QUICPayであれば、ステージによっては、0.5%をANAマイルでもJALマイルでも超えてくるわけです。
EX Gold for Biz M iD×QUICPayの基本スペック
年会費 | 2,200円(税込み)(初年度無料) |
---|---|
追加カード | ETCカード(年会費無料) |
マイル還元率 | ANAマイル:0.3%~、JALマイル:0.25%~ |
交換可能マイル | ANAマイル、JALマイル |
マイルの交換レート | ANAマイル:1ポイントあたり0.6マイル、JALマイル:1ポイントあたり0.5マイル |
電子マネー機能 | iD、QUICPay |
EX Gold for Biz M iD×QUICPayにはその名のとおりに、電子マネーのiDとQUICPayが付帯しています。クレジットカード決済だけではなく電子マネー決済も出来るのです。
電子マネー利用時にも通常と同じスマイルが獲得できます。要は電子マネー利用に関してもマイルを貯めることが出来るわけです。
「EX Gold for Biz M iD×QUICPay」の公式サイトはこちら
ネットショッピングモールでお得にマイルが貯まるおすすめの法人カード~楽天ビジネスカード~
楽天市場が優待店である!
楽天ビジネスカードは、楽天が発行している法人カードです。実は楽天プレミアムカードの追加カードとなっています。まずは、楽天プレミアムカードを取得しておかなければなりません。
楽天系のサービスに強みを持っており、巨大ネットショッピングモールである「楽天市場」の利用で圧倒的にお得になります。
楽天市場には全国の約4万5,000店が出店しています。しかも取扱品目は2億を超えているのです。
それだけの巨大ショッピングモールが、法人カードでお得に利用できてしまいます。しかもポイント還元率が極めて高く設定されているのです。
楽天市場を利用するとマイル還元率はどのくらいになるのか?
2.5%になります。
マイルの移行に関しては、50ポイントにつき25マイルとなっています。要は100円につき2.5マイル相当となるので、還元率は2.5%になるのです。
誕生月はさらにポイントアップ!
楽天ビジネスカードでは誕生月に関わるお得なキャンペーンも実施しています。誕生月に利用すると、ポイントが1%プラスされるのです。
ですから楽天市場で利用すると通常の5%に1%が加算され、6.0%もの還元率になります。
楽天ビジネスカードの注意点
獲得できるマイルに制限があります。
JALマイルユーザーに対してはおすすめできないクレジットカードです。
楽天ビジネスカードの基本スペック
年会費 | 2,200円(税込み)(※1) |
---|---|
追加カード | ETCカード(年会費:550円)(※2) |
マイル還元率 | ANAマイル:0.5%~(※3) |
交換可能マイル | ANAマイル |
マイルの交換レート | ANAマイル:1ポイントあたり0.5マイル |
電子マネー機能 | なし |
(※1)この他に楽天プレミアムカードの年会費もかかります。(1万1,000円(税込み))
(※2)1枚目は無料であり、9枚まで発行可能(10枚目以降は楽天e-NAVIから申込可能)
(※3)楽天ビジネスカードの通常のポイント還元率は1.0%であり、マイルに関しては0.5%が基準の還元率となります。
「楽天ビジネスカード」の公式サイトはこちら
まとめ
マイルが貯まるおすすめの法人カードの比較ポイントを3つ紹介しました。
- マイルが効率的に貯められるか?(還元率が高いか?)
- ANAマイルとJALマイルの双方にポイントを交換できるカードなのか?
- 実店舗以外(ネットショップ)の利用でお得にマイルが貯まるのか?
マイルを獲得したいのであれば、やはり還元率には注目をしなければなりません。マイル還元率がどの程度に設定されているかを確認すべきなのです。
0.5%以上に設定されているものであれば、マイルの貯まり具合も早くなります。カードを利用する楽しさもでてくるはずです。
ANAマイルとJALマイルには互換性がありません。そこで注目すべきは、どちらのマイルにも移行できるクレジットカードを利用するということです。
個人事業主や自営業者、さらには法人ですが、何も実店舗でしか買い物をしないわけではありません。
そもそもネットショップでも事務用品などを取り扱っているのです。ネットショッピングモールなどと提携しており、しかもポイント優遇などの特典があるカードを利用する、ということもおすすめです。
マイルが貯まるおすすめの法人カードとして3つ紹介しました。
- マイル還元率が1.125%にもなる「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」
- ANAマイルにもJALマイルにもポイントが交換できる「EX Gold for Biz M iD×QUICPay」
- 楽天市場利用でマイル還元率が2.5%にもなる「楽天ビジネスカード」
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードに関しては、マイル還元率に関しては圧倒的です。他の法人カードを凌駕している、といっても過言ではありません。マイルを直接ゲットできるだけではなく、セゾン 永久不滅ポイントも同時取得が可能です。
さらにセゾン永久不滅ポイントもマイルに交換ができるので、結果として1.0%を超える驚異の高還元率となります。
EX Gold for Biz M iD×QUICPayに関しては獲得したポイントを、ANAマイルにもJALマイルにも交換できる、といったメリットがあるのです。双方の航空便を利用する機会がある、という方に適しているクレジットカードなのです。
ちなみにEX Gold for Biz M iD×QUICPayにはステージ制もあり、年間利用額によっては高マイル還元率にすることも可能です。
楽天市場は国内屈指のショッピングモールです。その楽天市場を有効活用できるのが楽天ビジネスカードなのです。楽天市場利用時のポイント還元率は5.0%であり、マイル還元率は2.5%となっています。
さらに誕生月の利用であれば+1.0%の設定になるので、マイル還元率も上昇します。楽天市場を利用する機会の多い方は楽天ビジネスカードの利用を検討すべきです。
マイルと一言でいっても様々な見方があるわけです。マイル還元率にマイルの種類、さらにはマイルがお得に獲得できるショップといったテーマからも法人カード選びはできます。
- あなたは還元率にこだわるでしょうか?
- マイルの種類にこだわるでしょうか?
- マイルが効果的に獲得できる店舗にこだわるでしょうか?
まずはどのようにマイルを貯めていきたいかをイメージしてください。人の評価ではなく「自分が望むカードとの付き合い方」から利用するカードを決めるべきです。