おしゃれなオフィス家具がもたらす効果
働き方やすい環境づくりとして、おしゃれなオフィス作りをすることはとても重要です。
おしゃれなオフィスを作る上では、どのようなオフィス家具を用いるかを考える必要があります。
しかしその前に、そもそも良いオフィス家具を揃えることで、働いている人にどのような効果があるのでしょうか。
この章では、おしゃれなオフィス家具がもたらす効果を以下の3つに絞って解説していきます。
- 作業の効率を高める
- コミュニケーションを活発化
- 居心地の良い場所
作業の効率を高める
業務に合わせたオフィス家具を揃えると作業の効率化が見込めます。
代表的な例は、作業している時に座っている椅子と作業デスクの高さの問題でしょう。
長時間の座りながらの作業ですと、どうしても腰や肩が疲れてきます。このような身体的な疲れによって集中力は低下し、生産性も下がってしまいます。
さらにオフィス家具の中には、長時間作業していても身体が楽になるように、人間工学に基づいて設計されているものもあるので、エンジニアが多い職場などでは導入されることも多いようです。
このように良いオフィス家具を揃えることで、作業の効率を高めることに繋がります。
コミュニケーションを活発化
話しやすいきっかけを生み出す空間を作ることで、社内のコミュニケーションの活発化が見込めます。
この空間というのは作業スペースだけに留まらず、多目的なものとして展開されてきています。
例えば、オフィス内に卓球台を置くことで、社内の人と卓球をしながらコミュニケーションが活発化する事例も多く挙がっています。
中にはオフィスに商談しにきた社外の人と、卓球を通してアイスブレイクをすることもあるそうです。
このように多目的な空間をオフィス家具によってデザインすることで、コミュニケーションの活発化を促すことができます。
居心地の良い場所
おしゃれで働きやすいオフィス環境は、社員の人が感じる居心地の良さにも繋がってきます。
作業する際にはカフェに行くという方も多いのではないでしょうか?
これは行きつけのカフェが、作業するのに集中ができる環境だと感じているからです。このようにオフィス環境が集中できると思える環境になれば、オフィスで作業をしたいと感じる人が増えていきます。
このような働きやすさや、居心地の良さは社員の定着率に繋がってきます。
オフィス家具のカテゴリをまとめました!
ここまでオフィス家具がもたらす社員への効果について解説してきました。
しかし実際にはオフィスデザインを考える上で、どのようなオフィス家具を配置していけば良いのかについて考える必要が出てきます。
そこでオフィス家具について、カテゴリ別にまとめました。
ここでは以下の4つのオフィス家具について紹介していきます。
- チェア
- デスク
- 収納家具
- OA什器
チェア
働く社員が最もよく利用するオフィス家具であるため、真っ先に検討項目に挙がるのがチェアです。
このチェアと言っても、用途によって様々な種類があります。
例えば、長時間座る作業用としてのチェアでは背もたれが高く、椅子の高さも自由に調節可能なものが一般的です。一方でミーティング用の椅子は数が多くなることもあり、折り畳み式のものあります。
また健康に良いとされているバランスボールを椅子として社員に提供している会社もあるようです。
デスク
次にオフィスで重要な役割となってくるのがデスクです。
個人デスクの場合や、フリーアドレス用の長デスクなど、会社の形態に合わせて幅広い種類のデスクが出てきました。
コミュニケーションの活発化や健康経営の一環として、立ちながらミーティングを行う会社も徐々に増えてきました。この場合、立ちながら作業することができる高さの机を探す必要が出てきます。
収納家具
ワゴンやキャビネット、ロッカーなどの収納家具もオフィスデザインを行う上で重要です。
デスクの脇に社員用の荷物を収納できるワゴンや、社内で本を共有する際に必要となるキャビネットについても、多彩なデザインなものを各社が提供しています。
機能性についても考慮していく必要がありますが、オフィスデザインに合わせたテイストを選ぶことで、より統一感のあるおしゃれな空間を演出することができます。
OA什器
現在では、ミーティングにおいてプロジェクターやスクリーンボードは欠かせないものになってきつつあります。
このようなOA什器は、働きやすい空間をデザインする上で重要なポイントとなります。
また自社でサーバーを取り扱っている会社は、耐震性のあるサーバーラックもありますので検討してみても良いでしょう。
オフィス家具におけるテイスト
オフィス家具にはどのようなテイストがあるのでしょうか。
ここでは、以下の4スタイルを説明していきます。
- 北欧風
- インダストリアル
- ポップ
- モダン
温かみのある北欧風
そもそも厳寒の地である北欧では日照時間が少ないので室内を明るい色で自然の温もりを感じられるインテリアを取り入れているようです。
オフィスに北欧テイストを取り入れる場合は、白を基調として木目調の家具などでそろえることで、オフィスが優しい雰囲気になります。差し色として観葉植物などをおくと温かみを感じさせます。
クールな空間にしたい時はインダストリアル
インダストリアルデザインとは、工場街をイメージさせる建築資材がむき出しで無機質なデザインをいいます。
打ちっ放しのコンクリートに手を加えない空間を、クールでかっこいいデザインとして取り入れるオフィスも多くなりました。
家具は、サビ加工してヴィンテージ感を出したり、スチールなどの無機質な金属家具などが合います。
明るく元気なオフィスにできるポップ
ポップテイストは、アメリカやイギリスで流行した美術様式です。
コントラストのはっきりした配色は、人の心を明るく元気にさせてくれます。
カラフルな空間になるので、配色選びにはバランスをとる注意も必要です。
高級感を出すモダンスタイル
モダンテイスト家具は、色味を抑えたブラウンやブラックで高級感を演出することができます。しかし、一つの色だけで統一すると雰囲気が重くなりがちです。
ウォールナット材などの素材にこだわったデスクや、レザーのチェアやソファーなどで高級感と重厚感な空間を作ることができます。
会社のスタイルに合わせたオフィス家具のインテリアテイストを意識することで、働きやすい快適なワークスペースの空間を作ることができます。
オフィス家具を選ぶ時のポイント
オフィス家具を選ぶ際、コスト面を重視しがちですが皆で使用する家具なので納得のいく家具を選びたいものです。
ポイントとなるオフィス家具は以下になります。
- デスク
- チェア
- 収納家具
それでは説明していきます。
デスクはサイズが重要
デスク選びで大切なのは、サイズです。一般的なサイズの幅としては120〜140cmで奥行きが60〜80cmのものがPCを使ったりする上で最適なサイズとなります。
外回りの営業職などは、ノートPCを利用できる60cmが使いやすいサイズです。
フリーアドレスデスクやスタンドデスクなどもありますが、オフィスのレイアウトにもよりますので、実際の使用シーンに合わせて選ぶと良いでしょう。
健康維持にはチェア
オフィスチェアは、デスクに合わせて形状や色などを選びます。
また、チェアは勤務時間の大半を座って作業する為、慎重に選ぶことが重要です。
質の悪いものや身体に合わないチェアを長時間使用することで、健康被害をもたらす可能性もあります。
動きやすく良いチェアを買うためには、高さ、座面の調整機能が付いていて、背もたれがしっかり支えられているかを確認して選ぶことがポイントとなります。
収納家具は、レイアウトに合わせる
オフィスに収納家具やキャビネットを配置する場合、レイアウトを決めて収納家具を選ぶことがポイントとなります。
オフィスの広さによりますが、デスクの後ろに収納家具を配置する場合、横開きの引き違い扉にすることで動線を確保することができます。
オフィス家具を入手する各方法のメリット・デメリット!激安で買う方法は?
ここでは、オフィス家具を入手する際、激安で購入できる方法のメリットやデメリットをまとめてみました。
各入手方法は以下のようになります。
- 通販
- 実店舗
- 新品
- 中古
- レンタル
- 自分で選ぶ、プロに任せる
通販のメリット・デメリット
通販のメリットは、サイトで安く商品を購入することで時間がない時など手軽に入手することができる点です。
ここでいう通販とは、ネットサイトから購入することです。
オフィス家具を取り扱う企業のHPから直接購入することもできますが、大手のECサイトでは、同じ商品でも値段の比較ができるようになっていますので、欲しい商品が安く入手できる可能があります。
サイズの展開や写真掲載なども豊富ですので、大体の商品のイメージは掴めます。
店舗に出向く必要がなく商品も最短で届いたり日付指定などもできたりするので、手軽さと安く購入できることがメリットとなります。
通販のデメリットはどうでしょうか。
欲しい商品が見つかったにも関わらず、サイズや色の在庫切れなどで入手できない場合もあります。
また、届いた商品の色や材質イメージが異なる場合もあります。
ネットでは、未使用であれば返品や交換も可能ですが、梱包して返品する作業や代金の返金手続きなどの手間がかかる場合もありますので注意が必要です。
実店舗のメリット・デメリット
オフィス家具の実店舗のメリットは、実際に欲しい家具を手に取って大きさや質感を確かめたり、色のイメージなどがはっきりとわかることです。
また、家具の機能などを店舗スタッフのアドバイスなどが受けられることが挙げられます。
店舗によっては、アフターサービスやお届け時の設置のサービスがあるというメリットもあります。
実店舗のデメリットは、一概にはいえませんが同商品がネットで売られている価格より高いことがある点です。
実店舗のメリットに店舗スタッフからのアドバイスが受けられると挙げましたが、やはり店舗を構えるには、立地代や人件費が必要だからです。
新品のメリット・デメリット
オフィス家具をそろえる際、新品か中古か迷う場合があります。
新品のメリットは、オフィスに新しい家具を置くことで気分もリフレッシュできる点です。また新しい家具を大事に使おうという気持ちも利用者に芽生えます。
新品の場合のデメリットは、欲しいと思った家具が予算オーバーになる場合あるという点です。
また、新品で購入した際、いずれは劣化していくので買い換える必要性が出てきます。
中古のメリット・デメリット
では、中古ではどうでしょうか。
中古では、まず値段が安いということがメリットになります。
オフィスの移転なども多く、買い替えのため売りに出す企業もあり、オフィス家具をリユースする実店舗も多くなっています。
中古とはいえ、ほつれなどは補修、殺菌、清掃しての販売になりますのでオフィスの雰囲気にあった家具が見つかればお買い得だといえるでしょう。
中古のデメリットは、手頃な価格で入手できる反面、設置後会社の雰囲気に合わなかったりする可能性がある点です。
入手の際に見落としていた傷などが使用していくうちに広がったりすると再度購入する場合もあります。
レンタルのメリット・デメリット
レンタルでオフィス家具を入手するメリットは、一定期間事務所を開業する場合などに利用すると初期導入費用などの資金が節約できる点です。
オフィス家具を購入した場合、長く使用していくうちに劣化していくので買い換える必要や、廃棄処分の費用がかかるため、レンタルでオフィス家具を利用している企業もあります。
レンタルだと人員の増減など状況に応じた対応ができることもメリットの一つです。
レンタルで入手するデメリットは、初期費用は抑えて入手できるものの長期にわたって使用すると月々の経費の合計が大きくなっていくことです。
また、使用していくうちに破損する可能性も考えられます。のちに買取になったり保証金などから引かれたりする可能性もあります。
自分で選ぶ、プロに任せるメリット・デメリット
オフィス家具を選ぶ際、自分で選んだ方が良いかプロに任せた方が良いか、どちらが良いのでしょうか。
自分で選ぶメリットは、好きなデザインや色、形状を自ら選んで決められることです。
プロに任せるメリットは、オフィス全体の雰囲気とその家具の特徴や長期間安心して使用できる家具を選んでくれることです。
単品を入手したいときは、自分で選ぶのも良いかと思いますが、オフィス全体の家具を買い替える場合は、プロによるアドバイスを受けた方がオフィス空間のバランスが整うかも知れません。
オフィス家具を自分で選んだ場合のデメリットは、オフィスインテリアに合わなかったり、使い勝手が悪かったり思っていたのと違ったりする場合があります。
一方、プロに任せたデメリットは、オフィスのインテリアに合わせて選んでくれますが、費用が高くなることが挙げられます。
それぞれのメリット、デメリットを考慮しながら自社の状況に合わせた方法を取ることで結果、安く入手できるのかもしれません。
オフィス家具の購入におすすめの通販サイト3選!
ここでは、オフィス家具の購入時におすすめの通販サイトを徹底比較していきます。
以下のおすすめ通販サイト3社に絞ってみました。
- オフィスコム
- LOWYA
- LOOKIT
オフィス家具がトータルで揃う品数豊富な オフィスコム
オフィスコムは、東京都千代田区に本社をおくオフィス家具やオフィス関連機器などを取り扱う総合通販会社です。
オフィスコムは、103,000点以上に及ぶオフィス家具が品数豊富に揃っています。
良心的な価格でありながら、デザイン性の高いデスクなどもあります。
注文後当日出荷で送料無料で配送してくれることが特徴となっています。
また、法人向けに特化しており代金の後払いや各帳票にも対応していることが魅力の一つです。
オフィスコムは、北海道と兵庫県に営業所があり、東京に3ヶ所、神奈川、大阪、愛知、福岡、宮城にそれぞれ1ヶ所ずつショールームを設けており、実店舗で商品を確認することができます。
オフィス家具をトータルで安く揃えるには、オフィスコムをおすすめします。
トレンド感のあるおしゃれな家具を取り入れるなら LOWYA
LOWYAは、株式会社ベガコーポレーションが運営するインテリア家具のECサイトです。
福岡県に本社をおく株式会社ベガコーポレーションは、インテリア家具のECサイトの他にインテリア雑貨のECサイトや海外ユーザーを対象とした日本製品を販売するECプラットフォーム事業を手がけている会社です。
LOWYAの特徴は、トレンド感のあるおしゃれなオフィス家具を低価格で提供しています。
北欧家具のオフィス用デスクなども揃っているのも魅力の一つです。
また、オフィスだけではなくエステサロンや商業施設などのあらゆる店舗にあったおしゃれな家具を揃えることができます。
オフィス家具のカテゴリーは、デスク、チェア、収納、雑貨、デスクライトなどの家電があります。
ホワイトボードは、これまでのイメージと異なり透明ガラス製で壁一体型の「アイディアボード」として美しいフォルムに仕上げています。
実店舗はなく、公式HPや数々の大手ECサイトで購入が可能となっています。
法人向けの決済方法や各種帳票にも対応しています。
トレンド感のあるおしゃれなオフィス家具を取り入れるには、LOWYAが良いでしょう。
オフィス家具の応接セットや備品が充実 LOOKIT
LOOKITは、株式会社Netforceが運営するオフィス家具の総合通販会社です。
リニューアルのオフィスやスタートアップ企業の立ち上げをサポートするというミッションの元、ECサイトでは良心的な価格で商品を提供しています。
楽しい時間と空間を共有したいという思いを経営戦略としています。
商品カテゴリーは豊富でデスク、チェア、ロッカーなどだけではなく、応接セットや会議テーブル、休憩室に置くソファセットなどオフィス家具が充実しているのが特徴です。
法人向けの後払い決済にも対応しています。
翌日配送やまとめて買うとお得な割引などもあり、急いで欲しいオフィス家具やこれから立ち上げる企業にとっては、サイトをチェックすると良いでしょう。
おしゃれなオフィス家具を良心的な価格で提供しているLOOKITは、大手ECサイトで人気のショップです。
オフィス家具の購入におすすめの実店舗ありの家具店2選!
オフィス家具をおすすめの実店舗で購入できる家具店を徹底比較していきます。
実店舗がある以下の家具店に絞ってみました。
- ニトリ
- イケア
品質と価格に定評がある ニトリ
全国に529の実店舗を持つニトリは、ネット販売の他に法人向けのオフィス家具法人事業部があります。
ニトリは、豊富なアイテムが揃っているのが特徴で、キャッチフレーズには「お、ねだん以上」とあるように品質と価格に定評があります。
オフィス家具のインテリアコーディネートや、オフィスのプランニング、施工もトータルで行なっています。
オフィス家具をニトリ通販サイトで検索して、店舗で質感などを手に取ったり座ったりして実際に確かめることができるのでイメージと違う商品を購入してしまうリスクは少なくなります。
また、組み立て家具などもありますが、サービスで行ってくれる場合と別料金がかかる場合がありますので、店舗で確認する必要があります。
買い替えのための不要なオフィス家具などは、有料で引き取るサービスもありますのでこちらも店舗スタッフに確認すると良いでしょう。
スタイリッシュな家具をオフィスに置きたい イケア
イケアは、スウェーデン発祥で世界各地に店舗を持つ世界最大の家具販売店です。
日本では、宮城、千葉、東京、神奈川、埼玉、愛知、大塚、兵庫、福岡と合計9店舗を展開しています。
イケアジャパンの中で、イケアビジネスを設立し法人向けのオフィス家具を販売しています。
イケアビジネスはメンバー限定のサービスとなりますが、入会金、年会無料でオフィスの空間づくりのサポートサービスを行なっています。
また、メンバーになるとさまざまなプレゼントキャンペーンやビジネスセミナーなどの特典も多いので、イケアでオフィス家具を購入を検討される方は、入会すると良いでしょう。
イケアの家具の特徴は、品質の良い素材を使用しながらも、低価格で実用的かつ機能的に設計されています。
イケアブランドは、スタイリッシュさを武器に世界中から支持されています。
まとめ
オフィス家具をスタイリッシュな家具で揃えることは、社員のモチベーションを上げる重要な要素ではありますが、自社のスタイルにあった家具を選ぶことが大切です。
また、価格を重視しながらも機能的な家具を選ぶことで効率の良い仕事ができます。
良いオフィス家具を選ぶことで、会社全体の雰囲気を変えると言っても過言ではないでしょう。