メール配信サービスは忙しいあなたの代わりに、プロモーションやコラム等を盛り込んだメールを顧客向けに配信してくれます。しかし、「メール配信サービスにはどんなものがあるの?」と悩む方も多いでしょう。
メール配信サービスを選ぶ際のポイントとしてmarkelogでは以下のポイントを重視していますので、以下項目で特徴を比較していきます。
- 初期費用や月額利用料はいくらか
- 最短導入日数は
- デバイスやキャリアにはどの程度対応しているか
- 配信できるメールコンテンツの種類はどのくらいあるのか
- クリックカウンターやヘルプデスクなどサポート機能はあるか
- ユーザーが思わず参加したくなるサービスは提供しているか(くじやアンケートなど)
それではメール配信サービスをいくつか紹介していきましょう。
1.Benchmark Email
- 特徴:9カ国語にてサービス展開、世界で10万社が利用する実績です。
- 料金:初期費用0円、月額1200円~ 年間契約すると15%割引で無料トライアルは30日間適用されます。
- 最短導入日数:当日
- サポート:「電話」「メール」「チャット」の3種類があり、説明から運用まで相談に乗ってくれます。
- 管理画面:使いやすくかんたんに作成可能です。
- 効果測定:開封・クリック数から開封・クリック者特定まで対応しています。
- マルチデバイス対応:タブレットやスマートフォンに対応しています。
- ソーシャルメディア連携:Twitter・Facebook等です。大手ソーシャルメディアと連携しているため、広範囲にわたる拡散が見込めるでしょう。
- 筆者のコメント:ローコストで手頃ながらも、最短で当日に導入できるというスピーディさを持ったサービスです。加えて、マルチデバイスも対応しており、サポートスタイルも幅広いので困ったときにはすぐに聞けるのが強みでしょう。
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2.NEO
- 特徴:創業は2000年で「メール」に関するあらゆる知識とサービスを提供しています。主力製品は、自分の希望に合わせて選べる「NEO」(3種類)です。
- 料金:月額500円からになります。また、無料試用期間が30日間ありますので、どのような形か試してみることができます。
- 最短導入日数:最短で当日ですが、導入するタイプによって変わります。
- 「NEO」のアピールポイント: メール関連では、複数の言語を交ぜたメール配信、エラーになってしまったアドレスの処理、メール入稿や空メール登録、ステップメール、他にはURLクリックくじやポイント管理機能などが存在します。
- サポート・アフターケア:クリック計測やクリックカウンター、メール原稿添削やメールによるマーケティング講座も行っています。
- 筆者のコメント:無料試用期間が長いため、安心して使い方を学べるでしょう。肝心のメールでは、多言語対応、入稿や登録、ステップメールの利用可など欲しい機能がそろった上に、くじやポイント管理とユーザーに楽しんでもらえる機能まで搭載されています。
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3.オレンジメール エンタープライズ版
- 特徴:10年以上の歴史のある老舗メール配信システム。14,000社以上への導入実績で鍛えられたサービスは成果重視。
- 料金:エンタープライズ版は月額30,000円~ですが、無料試用期間が60日間あります。その期間の解約料はゼロ円。また、60日間使っても売上がアップしなかったら1円も払わず解約できます。
- 最短導入日数:最短で5日。
- 「オレンジメール エンタープライズ版」のアピールポイント:IPウォームアップ・IPクリーニング等の最新の技術を導入し、業界最高の到達率を実現。
- サポート・アフターケア:メール配信に必要な機能は、すべて標準装備。バックアップ体制もメール、電話で手厚く行われています。
- 筆者のコメント:月額料金が少々高めですが、60日間売上がアップしなかったら返金ありのシステムなので、試しに使って見る価値は大いにあります。これだけで条件を設定しているということは、自信の表れなのでしょう。現状の売り上げが伸び悩んでいるEC事業者は、検討してみてください。
4.betrend
- 特徴:主力製品のクラウド型高速メール配信システム「betrend」は、およそ2500社から導入されています。
- 料金:初期設定費用は無料、月額利用料金は1万円からとなっていて非常にローコストです。
- 最短導入日数:1営業日です。
- 機能:キャリアやデバイスに対応&最適化されており、最大100万通という高速配信も可能なのに配信回数は無制限です。また、使えるメールの種類が多く、絵文字・デコメール、バースデー等の記念日メール、ステップメールやHTMLメールと多彩です。予約配信や抽出配信、クリックカウントを利用した効果測定やデータベース連動も可能です。
- サポート:社内で用意されたヘルプデスクを利用できます。オプションサービスですが、メール配信代行サービスも利用可能です。
- 筆者のコメント:ほぼ全てのデバイスやキャリアに対応していながら、大量のメールを高速に配信することも可能なサービス。デコメールなども使える上に、記念日メールなどもあるため、より多くの顧客のハートをつかんでくれそうです。
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5.Synergy!360
現在は、サービスを終了しています。
- 特徴:主力製品となる クラウド型メール配信システム「Synergy!」「Synergy!360」は、4000件以上から導入された実績を持っている大型サービスです。
- 料金:初期費用150000円、月額費用は25000円からです。
- 最短導入日数:1営業日です。
- 機能: 絵文字やデコメールに対応し、予約配信機能やどの時間帯が良いか効果に沿って配信する「おまかせ配信」と多彩です。もちろん、どのくらい開封されたか、どのくらいクリックされたか等のカウント機能も用意されています。さらにフォームの管理・データベース等の機能も提供しています。
- サポート: マーケティング運用支援からコンサルティングまで幅広いサポートを行ってくれます。
- 筆者のコメント:最適な時間帯に自動で配信してくれる「おまかせ配信」は、どのくらいの時間がよいのか調べたり設定したりする時間が少ないときにぴったりでしょう。また、ここからは「顧客に一番良い時間帯」を知ることも出来ますから、今後のマーケティングにも活用できます。
6.ワイメール
- 特徴: 配信数無制限、読者登録数無制限、メルマガ・ステップメール作成数無制限、ステップメールストーリー(シナリオ)作成数無制限。
- 料金:月額4,980円。初期費用10,500円。
- 最短導入日数:即日OK
- 機能:多言語対応、予約配信、ステップメール、HTMLメール、、、など60の機能を揃えており、欲しい機能はほぼ揃えた優秀なサービスです。
- 筆者のコメント:読者登録数、配信メール数、ステップメール作成数など無制限で料金が定額なのが非常に嬉しいサービス。自由度も高く、専用IPアドレス・独自ドメイン利用OKです。
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まとめ
メール配信サービスといってもさまざまですが、もし迷った時はどうしたら良いでしょう? それでは今一度下記のチェックポイント6点を見てみましょう。
- 初期費用や月額利用料はいくらか
- 最短導入日数は
- デバイスやキャリアにはどの程度対応しているか
- 配信できるメールコンテンツの種類はどのくらいあるのか
- クリックカウンターやヘルプデスクなどサポート機能はあるか
- ユーザーが思わず参加したくなるサービスは提供しているか(くじやアンケートなど)
そして、自身の予算や利用した機能に沿ったものがどれか照合し、より希望に沿ったサービスを選ぶと良いでしょう。