WEBマーケティング業界では毎年のように手法にトレンドがあり、マーケターはそのトレンドを常に追いかけて情報を収集し続けなければなりません。
２０１３年以降徐々に日本でも認知されてきた「オウンドメディアマーケティング」ですが、これもWEBマーケターにとって覚えておきたい必須の手法と言えるでしょう。２０１５年は企業のコーポレートサイトのオウンドメディア化が爆発的に進む年となるのではないでしょうか。
そこで、今回は企業のコーポレートサイトに集客力を持たせオウンドメディアマーケティング化した事例をご紹介したいと思います。
ここでは、コーポレートサイトをオウンドメディア化した事例のみに特化してご紹介しているため、コーポレートサイトとオウンドメディアを切り離している事例はご紹介していません。
１．LIG
＞＞http://liginc.co.jp/
台東区上野にあるWEB制作会社のオウンドメディアです。WEBマーケターの中でもオウンドメディアマーケティングの成功事例として浸透している事例でしょう。WEB制作やライフハック、おもしろコンテンツを中心にデイリー3記事以上発信しており、大量のPVを獲得。
オウンドメディアにより、問い合わせの獲得のみでなく広告掲載による売上や企業のブランディングにも寄与している。
２．INFOBAHN
＞＞http://www.infobahn.co.jp/
オウンドメディアマーケティング導入を支援する企業。パララックスやフラットデザインを採用したデザインは最近のトレンドを捉えており、http://www.infobahn.co.jp/ib_columnにてブログも運営している。
３．IMJ GROUP
＞＞http://www.imjp.co.jp/
グリッドデザインとナビゲーションをサイドに配置した「脱コーポレートサイト」と言えるような、デザインが特徴。UIもシンプルで明瞭なため分かりやすく見やすい。IMJレポート（http://www.imjp.co.jp/report/）ではブログも配信している。
４．メンバーズ
＞＞http://www.members.co.jp/
ソーシャルメディア運用、スマホサイト・アプリ構築、WEBサイト構築・運用等のサービスを展開する企業。コラム（http://blog.members.co.jp/）ではブログ配信も行っている。
５．トライベック・ストラテジー
＞＞http://www.tribeck.jp/
オウンドメディアコンサルティング、オウンドメディア効果測定パッケージ等のサービスを展開する企業。同社の強みにもあるように「コーポレートサイト＝カタログサイト」というイメージからの脱却を図るを意識したデザインが特徴。
６．コクヨファニチャー株式会社
＞＞http://www.kokuyo-furniture.co.jp/
コクヨファニチャーが取り扱う製品やソリューションの紹介やオフィス周りのコラムを掲載。UIやデザインもシンプルで分かりやすい。
７．イノーバ
＞＞http://innova-jp.com/
コンテンツマーケティングの導入支援のリーディングカンパニー「イノーバ」のコーポレートサイト。ブログ（http://innova-jp.com/media/）では約３年にわたってコンテンツを発信し続けている。
８．株式会社SRE
※現在、サイトの閲覧ができません。
WEBサイトの制作やソーシャルメディアを活用した採用活動を支援するサービスを提供する企業。ブログでは開発関連のコンテンツを中心に発信し続けている。
９．コムニコ
＞＞http://www.comnico.jp/
ソーシャルメディアの開設・運用を主に展開する企業。ブログは全部で４つ（社長ブログ/エンジニアブログ/ソーシャルメディア活用関連ブログ/広報的ブログ）運営しているのも注目・参考にしたい点。
１０．マーケティングエンジン
＞＞http://www.mktgengine.jp/index.html
アメリカHubspot社の認定パートナーとしてインバウンドマーケティングをワンストップで支援する企業。ブログ（http://info.mktgengine.jp/weblog）では、インバウンドマーケティングに関するコンテンツを発信している。
１１．日本コカ・コーラ
＞＞http://www.cocacola.co.jp/
コカ・コーラのオウンドメディア。「告白成功まちがいなし！彼＆彼女をとろけさせる「魔法の言葉」」「1000回の「お断り」を経験した起業家が教える1001回目には「OK」をもらう方法」・・など、一見コカ・コーラとは何の関係も無さそうなコンテンツではあるが、あえて広いターゲットに向けてコンテンツを発信し続けることで広いターゲットに向けてブランディング効果を狙っている。
最後に
企業のコーポレートサイトをオウンドメディア化した事例をご紹介してきました。
「オウンドメディアマーケティング」を進めていないマーケターは２０１５年は検討するべきでしょう。
多くの事例をご紹介してきましたが、参考になるようなオウンドメディア事例はありましたでしょうか。この中から御社のオウンドメディアマーケティングの助けとなるような事例が見つかれば幸いです。
