はじめてのInstagram広告。種類・価格・出稿方法まとめ。

写真が主役のSNSとして独自の価値を築きあげてきたInstagramは、若年層を中心に重要なコミュニケージョンツールとなっています。一方で、世界中から寄せられる写真をただ眺めたいというだけの用途で使っているユーザーも多く、他のSNSにくらべると独特なユーザー層が形成されているといえるでしょう。
こうしたユーザーとの親和性が高い商品やサービスを告知するならば、やはりInstagramに直接広告を出稿するのがベストです。
そこで今回は、Instagram広告の種類や価格、出稿方法などをご紹介します。

Instagram広告とは

Instagram広告は、2015年から利用できるようになった広告です。当初は審査基準が厳しく、大企業以外はほとんど出稿できないという状況になっていましたが、今では中小企業であっても問題なく利用が可能です。
広告が表示されるのは、タイムライン上です。つまり、フォローしているユーザーの投稿と並んで一緒に表示されるインフィード型の広告だということになります。
Instagramは写真を眺めることがメインのSNSですから、出稿すれば少なくともユーザーの目には確実に触れるはずです。ユーザーの趣味や感性にうまく訴求することができれば、クリック率も上がるでしょう。
なお、InstagramはFacebook傘下のサービスなので、広告の予算管理や出稿方法等はFacebook広告と似ている部分が多々あります。Facebook広告を利用したことのある人であれば、さほど問題なく使いこなせるのではないでしょうか。

Instagram広告の種類

Instagram広告では、3つの広告スタイルが用意されています。

(1)写真広告

最もシンプルなInstagram広告です。通常の投稿と同じように、1枚の写真とコメントを掲載できます。通常の投稿と違うのは、外部サイトへ誘導するためのリンクを設定できる点です。Instagramの機能と魅力をそのまま利用していますから、ユーザーから見ても違和感がありません。

(2)動画広告

実際にInstagramを利用していればご存知のとおり、Instagramでは最大30秒までの動画を投稿することも可能です。動画広告はこの動画機能を利用したもので、やはり写真広告と同じように違和感なくタイムラインに現れてきます。

(3)カルーセル広告

少々特殊なのがこちらのカルーセル広告。1件の広告につき3~5枚程度の写真を掲載することができ、画面をスワイプすることでスライドショーのように写真を見せることが可能です。

Instagram広告の料金

広告料金の設定も、Instagram広告はFacebook広告に準じています。興味を持ってくれるであろう層にピンポイントで広告を配信することができるにもかかわらず、低予算からでもすぐにはじめられるのが魅力です。1,000円程度から出稿することが可能ですので、予算に応じて広告戦略を練りましょう。
1日あたりの予算を設定する「1日の予算」と、広告終了までの通算予算をあらかじめ設定しておく「通算予算」とがありますから、まずは予算に合わせて少額から試してみてもよいのではないでしょうか。

Instagram広告の出稿方法

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Instagram広告の管理は、Facebook上で行います。そのため、InstagramのアカウントがなくてもInstagram広告を打つことは可能ですが、Facebookアカウントは必須となります。事前にアカウントを作っておきましょう。出稿の流れは基本的にFacebook広告と変わりません。

(1)広告の目的を選択

Facebookの広告設定ツールであるパワーエディタを開き、Instagramアカウントを紐付けします。それから「キャンペーンを作成」をクリックすると、広告の基本設定を行う画面に移行します。
「ウェブサイトへの誘導」「コンバージョン」「アプリのインストール」などさまざまな目的のリストが羅列されていますので、そこから自身の目的と合致したものを選択しましょう。

(2)広告セットの設定

予算、掲載期間、ターゲットなどを設定することが可能です。告知したい商品やイベントに適したものを選びましょう。その後「配置」という画面が出てきますが、ここでは「Instagram」のみをチェックしておきます。

(3)リンク先およびアカウントの設定

最後に「広告の設定」画面が表示されます。ここで、広告を表示させたいInstagramアカウントを選択します。これで、あとはいつでも出稿できる状態となりました。

まとめ

ここまで見てきたように、Instagram広告は基本的にFacebook広告と似ている広告です。出稿方法や予算管理などについてはまったく同じ感覚で扱うことができるのではないでしょうか。
ただし、画像や動画が中心のSNSだけあって、広告画像の選定やターゲティングには少し工夫が必要です。Facebook広告ほど効果がはっきりと現れやすいものでもありませんので、まずは少額からはじめてコツを掴んでいきましょう。

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