発想の転換!冷やし中華に学ぶ省エネ売上アップの方法とは?

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暑い日が続いて冷やし中華など冷たいものが美味しい季節ですね。最近は冷やし中華だけでなくぶっかけうどんをはじめとした、色々な冷製麺がコンビニで売られています。実際に食べられたことがある方も多いでしょう。
さて、種類が色々とある冷製麺ですが、これが実はあなたの会社で売上アップを実現するのに役立つマーケティングの考え方を教えてくれるといったら、驚きじゃありませんか?

今回は、冷製麺の種類の豊富さに学ぶ、省エネ売上アップの方法をご紹介いたします。

「売上アップ」=「今ある商材の販売数アップ」という固定概念

ほとんどの場合、売上アップを考える時、今ある商材の販売数をアップさせる方法を考える人が大部分かと思います。

例えば、今毎月100個売れてる商材が150個、200個と毎月売れるようになる方法を探すという感じです。

これを縦型売上アップのモデルと私は考えています。
とってもシンプルで分かりやすい売上アップのモデルですよね。

ですが、あなたの会社の売上をアップさせる方法は本当にこの縦型モデルしかないのでしょうか? 

縦型売上アップのモデルに訪れる限界とは?

なぜ、縦型モデルの売上アップだけを考えてはいけないのか。
その理由は単純です。今ある商材の売上をアップさせることを考えた場合、必ずと言っていいほど壁にぶつかってしまうからです。

それが、集客力の限界という壁です。

口コミ、チラシ配り、ダイレクトメール、WEBマーケティング、メルマガ発行……etc。色々な手法で商材に興味を持ちそうなお客様を探していった時、「これ以上は新しいお客様を見つけられない!」そんな状況になってしまいます。

お客様が見つからないという状況までは行かないにしても、販売数を伸ばすためにかける労力に対して販売数の伸びが割に合わなくなるラインに到達することは多いです。

1万円の売上アップの為に1週間以上かかってしまう……。そんな状況になったらとてもじゃないですが割に合わないですよね。
販売数アップだけでは売上アップに限界が訪れる
それよりも、省エネで大きく売上がアップ出来る方法の方が断然実践したくありませんか?

横展開することで、新たな販売層を獲得できる!

省エネで売上アップする方法。それこそが、今回一番のポイント。横展開していくという考え方です。

冒頭の話に戻ると、冷やし中華だけを売っていたら冷やし中華の気分じゃない人には売れないですよね。POPをつけてアピールなんかをしても、販売数は頭打ちになってしまうこでしょう。
ですが、そこにぶっかけうどんや冷製パスタ、ざるそばといった大きなジャンルは同じだけど、ちょっと違う商材があればどうなるでしょうか?
冷やし中華は気分じゃないけど、ざるそばなら食べたい。そんなお客様に販売することが可能となります。

このように、今ある商材に関連してちょっと違う商材を用意することが横展開という考え方です。

全てのジャンルで横展開は考えられる!

この横展開という考え方をご紹介すると「でも、冷やし中華とかとウチが取り扱っている商材のジャンルは全然違うし……」とおっしゃられる方がいらっしゃるでしょう。

ですが、横展開というのは全てのジャンルで考えられる普遍的なマーケティング方法です。

例えば、パソコン講座を扱っていたある会社はビジネスマン向けの既存の講座に加えて、ショートタイム式の講座だったり、年配層向けの講座だったりを打ち出すことで、売上アップを成功させた事例もあります。
このように物品の取り扱いではない、講座などセミナー・コンサルティングビジネスの方でも横展開はいくらでも可能です。

このように、横展開することで販売層を広げることができます。縦型モデルでひとつの商材の販売数を必死に伸ばすより、はるかに省エネで売上アップを目指せますよ。

横展開で売上がグーンとアップ

取りこぼしていたお客様をすくい上げるチャンスも!

また、横展開を行い商材の幅を広げることはもうひとつのメリットがあります。
それが、既存の見込み客に対して切り口を変えてのアプローチができることです。
先ほど例で紹介したパソコン講座を扱う会社さんでは、ショートタイム式の講座を打ち出した結果、興味を持っていたけど時間の都合で申し込みを検討していた見込み客が多く成約へと繋がりました。
このように、今あなたが持っている顧客に対しても横展開することで売上へとつなげるチャンスを増やすことが可能です。

販売数を伸ばすことに必死になってたなら今すぐ実践!

今日ご紹介した内容をまとめます。
この記事では冷やし中華やざるそばなど、色んな種類がある冷製麺から横展開というマーケティングの手法をご紹介しました。

・販売数をアップする縦型モデルの手法には限界があること
・限界とは、集客にかかる費用対効果のバランスが崩れること
・商材の横展開を行うことで、販売層を広げられること
・横展開の方が集客のコストより省エネで成果があること
・横展開を行うと見込み客止まりの人へも再アプローチができること

以上が今回のお話の要点となります。
最後になりますが、売上アップをしたいとご相談を受ける時、本当に多くの方が今ある商材だけでなんとかしようとされることが多いです。ですが、同じ商材でも打ち出し方を少し変えるだけで立派に新しい商材へとなります。
横展開での売上アップは中小企業でも十分実現可能なので、ぜひ参考にして実践してください!

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