今回は【10分で生涯使えるDMの基本パターンが身に付くDMの教科書がこちら!①】の後半の内容となります。まだ、①をご覧いただいていないようでしたら、そちらからご覧ください。
DMの9つのポイントからなる基本パターン
・悩みの明確化
・解決策の提示
・さらなるベネフィットの提示
・悩みが解決する根拠 ←今回はこちらからのお話です。
・オファーの紹介
・お客様の声や推薦者
・保証
・最後のひと押し
それでは、さっそく続きをお話していきます。
悩みが解決する根拠を明かす
欲しい気持ちが強くなったお客さんは次に「本当に買っても大丈夫なのか?」を気にするようになります。そこで、悩みの解決にサービスが役立つ根拠を紹介します。
例えば「弊社ではこれまでの豊富な人脈、そして顧客募集のノウハウによって、これまで100社以上の売り上げアップに貢献してきました。業種も幅広く対応しています。とある小売業の会社さんは見込み客のリストを購入されることで、前年比300%の売り上げを達成することができました」
このように、悩みを解決できる根拠を提示することでお客様に安心していただきます。
オファーを紹介して、第一のクロージングを行う
安心して頂いた所で、オファーを紹介してサービスの購入を勧めます。ここはシンプルに「今なら特別価格でご提供中です! お申し込みはこちら」とオファーを紹介します。
ここで購入を決める方もいらっしゃいますが、大抵の場合、1回目のオファーでは購入を渋るお客さんの方が多いです。それを見越してのテストクロージングがこの部分になります。
なので、ここではすぐに次のパーツへとつないでいきます。
それがお客様の声や推薦者からの言葉です。
第三者からのおすすめがお客さんの背中をポンと押す!
購入を迷っているお客さんには他のお客さんの体験談だったり、著名人からの推薦文というのが、かなり心に刺さります。
例えば
「見込みリストを購入するなんて、コストの無駄遣いにならないか心配でしたが、購入したリストのお客さんに営業したら面白いぐらい決まるんです。自分で集めるよりはるかに質の高い見込み客がみつかりますよ!」といった体験談などを書いていきます。
最近では、直筆の体験談をお客さんに書いてもらってそれを掲載している会社さんも出てきています。それだけ、第三者の声というのは説得力があるからです。
お客さんの声を積極的に集めて、体験談を紹介しましょう。
ダメ押しの保証で断る理由を無くす!
お客様や推薦者の声で信頼度を高めたら、ダメ押しで保証を紹介します。一番メジャーなのは返金保証です。試してみてもダメならば、料金を返金するというものです。
保証をつけることで、お客さんはいよいよ断る理由がなくなります。
ここまでで、悩みを深刻に解決したくて、その解決策が目の前にある上に、ほかの人も口々に良かったと言っているわけです。
そのうえで損をしない保証まであるなら、買わない理由がなくなりますよね。断り文句を防ぐために、保証というのは非常に効果的です。
最後の最後に買ってくださいの一押しが大事!
そして、最後の最後にクロージングをもう一度行います。
例えば、「見込み客リストを購入するということは、初めての人にとっては、戸惑いも多く、無駄だったらというリスクから踏み出しにくいものだと思います。ですが、ぜひ信じて一歩踏み出してください。保証もあるので、申し込まないのはもったいないです! 今日、今すぐ申し込んでください!」
と申し込みをおすすめしていきます。
よく、保証まではつけるのに、最後の一押しを「よければ、考えてみてください」と弱気になってしまいできない方がいらっしゃいます。ですが、本当にこれはもったいないです。最後の一押しがあるかないかで購入率は大きく変わりますから。
強く強く、買ってくださいと言うようにしましょう。
DMに限らずセールスの現場で売り上げている人は、ほぼ100%例外なく最後の一押しをしています。
売り上げをあなたも上げたいなら、絶対に忘れてはいけないパーツですよ。
生涯使えるDMの基本パターンは読んで終わりじゃ損!
今回は前後編で生涯使えるDMの基本パターンに関してご紹介しました。
DMだけではなく、すべてのセールスにおいて役立つノウハウです。
だからこそ、ここまで1度読んだからそれで終わり……。そんな風にはしないでください。
このパターンを身につければ、それこそどんなものでも売れるようになります。セールスの原則と言ってもいいぐらいでしょう。人の心理に沿っているからこそ、今後何十年と使えること間違いありません。
ぜひ、今日からすぐに実践して役立ててください!