昨今の人材難を受けて、多くの企業が受付システムの導入を進めています。
そのため、今回は、『法人(中小企業・零細企業)におすすめの受付システム4選。機能面でおすすめの受付システムはこれだ!』という記事のタイトルで、法人(中小企業・零細企業)におすすめの受付システムを4つ詳しく解説します。
法人(中小企業・零細企業)におすすめの受付システム4選。機能面でおすすめの受付システムはこれだ!
今回は、法人(中小企業・零細企業)におすすめの受付システムを4つ詳しく解説します。
今回、紹介するのは、以下の4つです。
- RECEPTIONIST(レセプショニスト)
- コンコンコール
- Smart at(スマートアット)
- ACALL (アコール)
①RECEPTIONIST(レセプショニスト)
1つ目は、RECEPTIONIST(レセプショニスト)になります。
RECEPTIONIST(レセプショニスト)は、ビジネスチャットやSMSを使って直接担当者を呼び出すクラウド型の受付システムです。
RECEPTIONIST(レセプショニスト)では、打ち合わせの前に必ず行う日程調整も、WEBの画面上から簡単に行えるため、煩わしいメールのやり取りが不要になります。
また、料金プラン複数から選べるので、安心です。
RECEPTIONIST(レセプショニスト)の導入企業は、以下の通りです。
- 株式会社wevnal
- 株式会社メタップス
- 株式会社アイスタイル
- ALH株式会社
- 株式会社Speee
- 株式会社オムニバス
- ユニファ株式会社
- 株式会社PR TIMES
- 株式会社ユーザベース
- 株式会社トレタ
- 株式会社アドウェイズ
- ランサーズ株式会社
- 株式会社フーモア
- 日本ネットワークイネイブラー株式会社
- 株式会社インサイト
- 株式会社U-NOTE
- ピクスタ株式会社
そして、料金体系に関してですがRECEPTIONIST(レセプショニスト)の料金プランは、以下の通りになります。
スタンダードプラン | エンタープライズプラン | プレミアムプラン | |
ビジネスチャット連携 | 8種類 | ○ | ○ |
メール通知 | ○ | ○ | ○ |
SMS通知 | × | ○ | ○ |
受付コード発行 | ○ | ○ | ○ |
Googleカレンダー連携 | ○ | ○ | ○ |
Office365カレンダー連携 | ○ | ○ | ○ |
Alive Monitoring機能 | ○ | ○ | ○ |
来訪者記録管理 | ○ | ○ | ○ |
調整アポ | ○ | ○ | ○ |
秘書/アシスタント通知設定 | × | ○ | ○ |
社員毎に来客通知先を指定 | × | ○ | ○ |
入館規約の同意表示 | × | ○ | ○ |
複数管理者設定 | × | ○ | ○ |
オフィス機能 | × | ○ | ○ |
ウェルカムテキスト設定 | × | ○ | ○ |
受付時間設定 | × | ○ | ○ |
待受動画再生 | × | ○ | ○ |
ホールディングス機能 | × | × | ○ |
オプション | iPad2台目以降の追加利用ライセンス 月10,000円/台 |
<RECEPTIONIST(レセプショニスト)機能一覧>
以下が、RECEPTIONIST(レセプショニスト)の機能一覧になります。
スタンダード
- ビジネスチャット連携:内線電話を一切使わず、ビジネスチャットで担当者に連絡。
- 受付コード発行(アポイントの事前登録):顧客が「受付コード」を入力するだけで、担当者の呼び出しと来訪者記録が完了。
- Googleカレンダー連携:登録したアポイントメントの情報がGoogleカレンダーに登録され、会議室の予約状況も確認可能。
- Office365カレンダー連携:登録したアポイントメントの情報がOffice365カレンダーに登録され、会議室の予約状況も確認可能。
- 来訪者記録管理:受付をしたお客様の情報はクラウド上で管理され、来客履歴の検索や来客動向の分析が可能。
- カスタムボタンでの呼び出し各企業の来客状況に合わせて、ボタンをカスタマイズして使用可能。
- 担当者の名前から呼び出し:担当者の名前で検索して呼び出すため、部署情報を都度更新する必要なし。
- 複数のエントランス対応:複数フロアや、複数のビルにオフィスが分かれていても、問題なく対応可能。
- OKボタン:Slackでの来訪通知はOKボタンを押すだけで通知。
- Alive Monitoring機能:iPadのWi-Fi接続状況に変化があった場合、チャットツールとメールで状況をお知らせ
- 期間指定で使える受付コード:定期的に来社され顧客に、期間中なら何度でも利用可能な受付コードを発行することが可能。
- 権限設定:全社員に来客情報を共有したくない場合は、権限設定で制限することが可能。
- 待受カスタマイズ:待受画面は自由にカスタマイズ可能で、メニュー画面を待受にすることも可能。
- 通知メッセージカスタマイズ:来客通知メッセージもカスタム可能。社内の雰囲気に合わせて来客対応も楽しくすることが可能。
- Outlookカレンダー連携:Office365のOutlookカレンダーと連携することで、アポイントメント登録と会議室予約が同時に可能。
- 再通知:Slackでの利用の場合、対応されていない来客を再度通知する設定が可能。
- 調整アポ:アポの調整から受付までのフローを効率化。
エンタープライズプラン
- 入館証シール印刷:シールプリンターと接続し、来訪者を区別するための入館証シールを発行。
- 秘書/アシスタント通知機能:担当者が来客通知に対応できない場合に備え、アシスタントや秘書に同時に通知することが可能。
- 社員毎に来客通知先を指定:来客数が多い企業でも、来客通知先を分散させることで、1つ1つの通知の見落としを防止可能。
- 入館規約の同意:入館規約への同意画面を受付の流れに追加することが可能。
- iPadの画面デザイン設定:コーポレートカラーやボタンシャドー、背景のぼかしなど細かい設定が可能。
- 受付時間設定:営業時間外は受付を行えなくすることや、バックライトをオフにすることが可能。
- カスタムボタンの階層化:カスタムボタンを押した先にさらにボタンを配置でき、最大4✕12=48個のボタンが用意可能。
プレミアムプラン
ホールディングス機能:1つのオフィスに複数の企業が入居している場合も、1台のiPadで受付可能。
<付属機能>
RECEPTIONIST(レセプショニスト)は、付属機能として、調整ツール「調整アポ」という機能があります。
以下の3つの特徴があります。
⑴日時と会議室の仮押さえ・削除が自動で実行:空いている日時・会議室を選択すると、自動で仮押さえ。その後、お客様が選んだ日時以外は自動で削除されるため作業はたったの1分で完了。
⑵届いたURLから空いてる日時を選ぶだけで、アポ調整:お客様宛にメールを自動送信するかURLを直接送り、届いたURLから空いている日時を選択すれば日程調整が完了。
⑶日程調整から受付完了までストレスフリー:お客様はストレスフリーで打ち合わせを始められ、来客時に、受付にあるRECEPTIONISTに届いた6桁の番号を打ち込むだけで受付完了。
②コンコンコール
2つ目は、コンコンコールなります。
コンコンコールは、タッチパネルの簡単操作で来訪者と担当者をつないでくれる受付システムです。
そして、コンコンコールは、大手企業である三菱電機エンジニアリングが提供しているサービスなため、安心して利用できます。
コンコンコールのプランは、以下の3つになります。
- プレミアムプラン:事前予約で2次元コードをメール配信。ワンランク上のビジネスシーンをサポートします。
- スペシャルプラン:お客様の来訪履歴、通話履歴、画像を記録。充実したお客様対応を実現します。
- レギュラープラン:イニシャルコストを抑えた、基本プランでスムーズな受付対応を実現します。
<コンコンコールの機能一覧>
以下が、コンコンコールの機能一覧になります。
機能の使用場面 | プレミアムプラン | スペシャルプラン | レギュラープラン | ||
セキュリティ 機能 |
来訪予約 | 来訪予約をしたい (お客様に知らせたい) |
● | ||
来訪履歴管理 | 来訪者の履歴を残したい | ● | ● | ||
通話履歴管理 | 通話履歴を残したい | ● | ● | ||
画像履歴管理 | 来訪者の画像を残したい | ● | ● | ||
名簿データ自動取り込み | 自動で人事データを変更したい | ● | ● | ||
自動ドア開錠 | 自動ドアを遠隔開錠したい | ● | ● | ||
入館票発行 | 入館票を発行したい | ● | |||
おもてなし 機能 |
自動転送 | 離席時に別の電話に転送したい | ● | ● | ● |
絞込み検索 | 検索を簡単にしたい | ● | ● | ● | |
受付アナウンス | 来訪者の到着が知りたい | ● | ● | ● | |
メッセージポップアップ | 訪問者の顔がみたい | ● | ● | ||
音声ガイダンス | 独自の音声でお知らせしたい | △ | △ | △ | |
インフォメーション画面追加 | 会社のPRをしたい | △ | △ | ||
コンテンツスケジュール変更 | 業務時間外でお知らせを表示したい | △ | △ | △ | |
ボタン配列変更 | ボタン配列を変更したい | △ | △ | △ | |
筐体色変更 | 筐体色を独自色に変更したい | △ | △ | △ |
③Smart at(スマートアット)
3つ目は、Smart at(スマートアット)になります。
受付ルールは会社によって様々だと思いますが、Smart at(スマートアット)では、豊富な切り替えオプションで、既存業務を変えることなく新しい受付を実現します。
実際の導入事例では、中小企業もSmart at(スマートアット)を取り入れているケースがあります。
<Smart at(スマートアット)の機能一覧>
以下が、Smart at(スマートアット)の機能一覧になります。
AI受付機能
- 音声認識:顧客が来訪された時、キーボードから名前や部署を入力することなく、受付機から音声による受付が可能。
- 学習機能:学習機能は過去に音声認識した情報を元に予測変換を行い、2度目からの検索精度が向上し、キーボード入力の煩わしさを軽減。(注意音声認識を利用する場合には、iOS10以上の環境が必要。)
AI機能icon呼び出し機能
- 名前、部署検索:名前、部署で来訪先を検索して担当者を呼び出し。
- 内線電話での呼び出し:既存PBXを利用して、内線電話で呼び出し、IP-PBXの場合は回線調査の必要の必要があり。
- メールでの呼び出し:QRコードの招待状を送った場合、来訪者が受付でQRコードを読み取らせた時にメールで通知。
- Slack、LINEWORKSで呼び出し:最近流行りのチャットツールにも対応。
icon入退出管理
- QRコード読み取り:招待状を使えば、あらかじめ来訪者の来訪時刻を通知。
- 受付番号機能:来訪時、受付番号の入力で受付可能。来訪予定作成時に、任意の受付番号を設定し来訪者へ送付。来訪者はQRコードをかざすほかに、送付された受付番号を入力することで受付が可能。
- 受付履歴管理:実際に受付に来られた来訪者と、来訪時刻のログを表示。
- ログイン履歴:受付システムの管理画面へのログイン履歴を表示。
- 予定登録とQRコード/受付番号を発行:標準カレンダーから来訪予定を登録し、QRコードもしくは受付番号を発行。
- Office365やG Suite対応:Office365やG Suiteで登録したカレンダーと連動。
- 来訪者一覧(受付担当者向けの機能):全社員の来訪予定から、来訪者を一覧で表示。
- Pepper連携:Pepperが来訪されたお客様の名前を呼んで出迎え。Smart at robo for Pepperと連動して、受付をにぎやかに演出。
④ACALL (アコール)
4つ目は、 ACALL (アコール)になります。
ACALL (アコール)は、タブレットやスマートフォンアプリなどのモジュールを組み合わせることで、様々な「場のデジタル化」を行ってくれる受付システムです。
そして、セキュアで快適な働く場を創造し、働き方の多様化の実現を応援してくれます。
また、ACALL (アコール)は、スタータープランからエンタープライズまで豊富なオプションを用意されており、30日間無料で使えるので、安心です。
<ACALL (アコール)の機能一覧>
以下が、ACALL (アコール)の機能一覧になります。
各プランの対応機能 | ||||||
スターター | ライト | スタンダード | プレミアム | エンタープライズ | シェアオフィス | |
作成 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
履歴閲覧期間 | 1ヶ月 | 6ヶ月 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
メールテンプレート追加 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
iCalendar(ics)ファイルの生成 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
メール自動リマインド | ○ | ○ | ||||
プライベート設定 | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
エクスポート | ○ | ○ | ||||
閲覧ポリシー設定 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
定期パス発行 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
会議室 | ||||||
会議室管理 | ○ | ○ | ○ | |||
会議室ステータス管理 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
デバイス使用数 | 無制限 (オフィス単位) |
無制限 (オフィス単位) |
無制限 (オフィス単位) |
|||
ドリンクオーダー機能 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
イベント | ||||||
イベント機能 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
通知方法 | ||||||
Chatwork | ○ | |||||
Google Hangouts Chat | ○ | ○ | ||||
LINE WORKS | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Microsoft Teams | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
Skype for Business | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Slack | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Workplace by Facebook | ○ | ○ | ○ | |||
メール | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
FaceTime | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
通知設定 | ||||||
CC通知 | ○ | |||||
再送回数/再送間隔設定 | ○ | ○ | ||||
カレンダー連携 | ||||||
サイボウズガルーン スケジュール | スケジューラのみ | スケジューラ +会議室 |
スケジューラ +会議室 |
スケジューラ +会議室 |
スケジューラ +会議室 |
|
Google カレンダー | スケジューラのみ | スケジューラ +会議室 |
スケジューラ +会議室 |
スケジューラ +会議室 |
スケジューラ +会議室 |
|
Outlook カレンダー | スケジューラのみ | スケジューラ +会議室 |
スケジューラ +会議室 |
スケジューラ +会議室 |
スケジューラ +会議室 |
|
ホスト | ||||||
ホスト管理 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
登録ホスト数 | 15名まで | 100名まで | 300名まで | 500名まで | 無制限 | 無制限 |
ホスト詳細設定 | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
インポート/エクスポート | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ゲスト | ||||||
ゲスト管理 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
ゲスト訪問時入力 | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
ゲスト嗜好項目設定 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
インポート/エクスポート | ○ | ○ | ○ | |||
デバイス | ||||||
デバイス追加 | ○ | ○ | ○ | |||
メニュー構成 | 3つまで | 4つまで | 6つまで | 6つまで | 6つまで | 6つまで |
メッセージボード | ○ | ○ | ||||
起動時間カスタマイズ | ○ | ○ | ||||
グループ | ||||||
グループ管理 | ○ | ○ | ||||
グループ表示名設定 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
グループ階層化 | ○ | ○ | ○ | |||
各グループの呼出可否 | ○ | ○ | ||||
インポート/エクスポート | ○ | |||||
セキュリティ | ||||||
入退館管理 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
入館証印刷 | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
生存監視 | ○ | |||||
入力情報同意取得 | ○ | ○ | ||||
管理画面IPアドレス制限 | ○ | ○ | ○ | |||
操作ログの出力 | ○ | |||||
対応言語 | ||||||
英語 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
エンタープライズ | ||||||
ActiveDirectory連携 | ○ | ○ | ||||
ステージングサーバー環境 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
マルチテナント機能 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
専任サポート機能 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
追加オプション
- SMS/音声通知連携(100件ごと):1,800円/月
- 内線電話連携 :3,000円/月
- クラウド内線連携 :4,000円/月
- 外線発信オプション :5,000円/月(300コール単位)
- 入館ゲート/自動ドア連携:50,000円/月
- ロボット連携:10,000円/月
- 自販機連携:10,000円/月
- エレベーター連携:50,000円/月
- AzureAD連携:15,000円/月
以下が追加オプションの注意点になります。
- ※指定受付用内線電話機は48,000円となります。
- ※「BIZTEL」「SmartCloud」に対応。
- ※外線発信オプション利用するには、クラウド内線連携の申し込みが必要。
今回、紹介した以下の4つの受付システムは、それぞれ違う特徴を持っているため、比較検討してから、導入することをおすすめします。
- RECEPTIONIST(レセプショニスト)
- コンコンコール
- Smart at(スマートアット)
- ACALL (アコール)
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、『法人(中小企業・零細企業)におすすめの受付システム4選。機能面でおすすめの受付システムはこれだ!』という記事のタイトルで、法人(中小企業・零細企業)におすすめの受付システムを4つ詳しく解説しました。
また、受付システムは、機能面だけでなく、料金面も大きく異なります、
そのため、導入に際しては、比較、検討してからすることをおすすめします。