コイニーの手数料・評判はどう?対応サービス・電子マネーはこれ!

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そもそもコイニーとは?運営会社はどこ?

コイニーとは、コイニー株式会社がリリースしているマルチ決済サービスです。導入することで店舗決済やオンライン決済を簡単に対応することができます。

コイニー株式会社は2012年創業のベンチャー企業であり、「非効率な日本の決済環境を変えたい」というスローガンを持ち、スマホ決済を日本で初めて導入した会社です。

「サインレス」というサービスで、日本のキャッシュレス化を先導してきました。その実績が評価され、2015年に日本ベンチャー大賞「経済産業大臣賞(女性起業家賞)」を受賞するなど勢いのある企業です。

コイニーはどの決済サービスに対応している?電子マネーは使える?

コイニーとは、マルチ決済サービスなので多様な決済に対応しています。決済方法が多いと顧客が支払い方法を選べるので、顧客満足度の向上に繋がります。

逆に支払い方法が限られると購入意欲があったとしても、購入しない判断に繋がることもあるので数多くの決済方法を押さえておく必要があるのです。

コイニーでは以下の4つの決済方法が可能です。

  • クレジットカード決済
  • QRコード決済
  • 電子マネー決済
  • オンライン決済

それでは1つずつ詳しく見ていきましょう。

クレジットカード決済

コイニーでは、クレジットカード決済に対応しています。

使えるクレジットカードは他社の決済システムと比較しても最多で、「VISA/Mastercard®/SAISON CARD/JCB/American Express/Diners/Discover」という7つのカード会社で対応可能です。

他社の決済システムだと多くても6つまでなので、幅広く対応ができます。

QRコード決済

コイニーでは、中国で主流のQRコード決済にも対応しています。中国で使用率の高いWeChat Payに対応しており、インバウンド対策として非常に有能です。

日本ではまだあまり浸透していないQRコード決済ですが、中国では当たり前のように普及しています。デパートやコンビニはもちろん、個人がやっている夜店などでも導入しています。

そのためQRコード決済ができないお店では買わない中国人も多いのが実態です。

電子マネー決済

コイニーでは、電子マネー決済にも対応しています。PASMO、Suica、ICOCAなどのICカード全般を店舗での決済手段として使えるようになったのです。

さらに今後はApple PayやVISA payWaveといったICカードも随時対応可能になっていくので、さらに便利になっていきます。

交通機関の電子マネーは日本人のほとんどが持っているので、電子マネー決済ができることは店舗にとって大きなアドバンテージになるのです。

オンライン決済

コイニーでは、オンライン決済にも対応しています。そのため顧客がいつでも好きなタイミングでクレジットカード払いが可能です。

オンライン決済の場合はサービスを提供する前に料金を払ってもらうこともできるので、店舗側としてもありがたいことが多いでしょう。

コイニーと連携サービス一覧はこちら!

コイニーでは他のサービスと連携することにより、さらに便利に活用することができます。

それが以下の2つです。

  • POSシステム
  • 会計ソフト

面倒だったアナログ作業をコイニーが自動でしてくれるので、時短に繋がります。

それでは詳しく見ていきましょう。

POSシステム

コイニーはPOSシステムと連携させることにより、レジに入力した金額を決済端末に打ち直す必要をなくすことができます。

連携できるPOSシステムは10種類ほどで、iPadレジ「ユビレジ」や美容室などのシステム「Bionly(ビオンリー)」など、店舗の利用率が高いPOSシステムはほとんど連携可能です。

面倒な事務作業を減らすことができるので、その時間を他の業務に割くことができます。

会計ソフト

コイニーは会計ソフトと連携させることにより会計ソフトへのデータ移行や手入力をなくすことができます。

いままで面倒だった会計処理の手間を省くことができるので大変便利です。「freee」や「MFクラウド会計」といった会計ソフトと連携ができます。

店舗で使っている会計ソフトがコイニーと連携可能か調べてから導入を検討しましょう。

コイニー3つの独自サービス、スキャン・ペイジ・ターミナルとは?

今までコイニーというマルチ決済サービスについておおまか説明してきましたが、それはコイニーの中の3つの独自サービス「スキャン・ペイジ・ターミナル」についての説明でした。

店舗により3つ全てのサービスを導入したら良い場合と1つだけで良い場合があるので、注意が必要です。そのため今一度頭の中を整理するために1つずつ詳しく見ていきましょう。

コイニースキャン

コイニースキャンはQRコード決済ができるサービスです。

タブレットやスマートフォンに専用アプリをダウンロードするだけで、WeChat Payに対応することができます。

WeChat Payは中国版のLINEとも言えるWeChatが提供している決済サービスです。

中国では100万店舗がWeChat Payを導入しており、顧客もWeChat PayのQRコード決済を普段から使っています。

中国人観光客をターゲットとするなら導入しておきたいサービスです。

コイニーペイジ

コイニーペイジはオンライン決済ができるサービスです。

顧客に決済用のページをメールで送ることによりそこからクレジット払いで決済ができます。場所や時間を選ばず顧客のタイミングで支払いが出来るので顧客満足度の向上に繋がるのです。

また店舗側も請求書の作成や入金確認の手間が省けるので大変便利なサービスになります。

さらに英語対応はもちろんのこと、韓国語、タイ語などにも幅広く対応するので、訪日外国人に対しても心配なく利用することができるのです。

タブレットやスマートフォン端末があれば操作可能なので、外出先でも使えるのもおすすめポイントのひとつになります。

コイニーターミナル

コイニーターミナルはコイニーの専用端末を使い、クレジッドカードと電子マネーの両方に対応する決済サービスです。

2020年の5月31日までの導入であれば、端末代金の19,800円が無料になり、決済手数料と振込手数料のみで利用することができます。

もし導入検討中であれば今のキャンペーンが終了するまでに導入した方がお得です。

コイニーのメリットをまとめました!

今激戦が繰り広げられている決済システムですが、その中でもコイニーが優れている点を紹介します。

それが以下の2つです。

  • 決済サービスが豊富
  • クレジットカードの決済手段が最多

それでは詳しくみていきましょう。

決済サービスが豊富

先ほども説明しましたがコイニーには3つのサービスがあり、ほぼ全ての決済サービスに対応しています。

コイニーターミナルでクレジットカードと電子マネーによる決済ができ、コイニースキャンにてQRコード決済、コイニーペイジにてオンライン決済に対応しているのです。

これだけ数多くの決済に対応できるので、顧客も自分の使いやすい決済方法で支払いをすることができます。

特にQRコード決済は外国人観光客に喜ばれるので、インバウンドをターゲットにしている店舗には、かなり便利なサービスです。

クレジットカードの決済手段が最多

使えるクレジットカードの種類が他の決済システムと比べて一番多いと先ほど紹介しましたが、クレジットカードの決済手段も最多です。

支払いのときに「1回払い」「2回払い」「リボ払い」と選ぶことができます。状況に合わせて決済手段を変えることができるので、顧客満足度の向上に繋がるのです。

コイニーの導入費用、決済手数料、運用コストはそれぞれいくら?

コイニーの導入を検討している方も多いと思うので、導入費用・決済手数料・運用コストを各サービスごと(スキャン・ペイジ・ターミナル)で説明します。検討材料の参考にしてください。

スキャン

コイニースキャンの導入費用は0円です。

お手持ちのタブレットやスマートフォンにて利用します。そのためもし手元にタブレットやスマートフォンが無い場合はそれらの購入代金が必要です。

決済手数料は3.24%で、運用コストは振込手数料の200円(10万円以上の振込の場合は無料)になります。

ペイジ

コイニーペイジの導入費用も0円です。

お手持ちのパソコン、タブレットやスマートフォンにて利用します。そのためもし手元にパソコン、タブレットやスマートフォンが無い場合はそれらの購入代金が必要です。

決済手数料も3.24%で、運用コストは振込手数料の200円(10万円以上の振込の場合は無料)になります。

ターミナル

コイニーターミナルの導入費用は19,800円です。2020年の5月31日までの導入であればキャンペーンにて導入費用を0円にすることができます。

決済手数料も3.24%で、運用コストは振込手数料の200円(10万円以上の振込の場合は無料)になります。

しかしクレジットカードのJCB/Diners/Discoverの場合のみ3.74%の手数料なので注意が必要です。

コイニーを導入したい場合に必要な書類

もしここまで読んでコイニーを導入したい場合は本人確認書類事業内容が分かる資料を用意しましょう。

本人確認書類は運転免許証、パスポート、住民票などです。

事業内容がわかる書類は取り扱っている商材・店舗住所・販売、集客方法の記載があるものです。事業計画書があれば間違いありません。

こちらの二点を用意してウェブサイトから申し込みをしましょう。最短2日で導入することができます。

コイニーにはどんな類似サービスがある?

最後に多々ある決済サービスの中でおすすめの決済サービスを紹介します。決済サービスは似たようなものが多いですが、実は少しずつ中身が違うのです。

今回は特にオススメの3つを集めました。

  • Univapay
  • 楽天ペイ
  • AirPAY

それでは詳しく見ていきましょう。

Univapay(ユニヴァペイ)

UnivapayはAlipay、WeChatpay、d払い、PayPayなどに対応した決済サービスで、インバウンド対応したい店舗をはじめとして一番おすすめの決済サービスです。

導入費用が無料であり、審査も通りやすく審査が完了してすぐにタブレットやスマートフォンにて利用が可能になります。

ネットショップ向けのオンライン決済サービスとして、クレジットカードが使えない人のために銀行口座から直接お金を引き落とす機能もあるのです。何らかの理由ありクレジットカードが作れない人でもネットショッピングを楽しめます。

さらにはコンビニ決済にも対応しており、近場のコンビニにて手続きができるのも嬉しい点です。もちろん電子マネーにも対応しているので使い勝手は抜群でしょう。

一番の特徴は幅広くQRコード決済に対応しており、Alipay・WeChatpayはもちろんのことAlipayHK、Kakaopayにも対応しています。

AlipayHK、Kakaopayは日本ではあまり馴染みがありませんが、AlipayHKは香港、Kakaopayは韓国で一番使われている決済システムです。

ちなみに訪日外国人数ランキングにて1位は中国、2位は韓国、4位は香港となっているので、Univapayを導入するだけでその全てに対応することが可能になります。

今後さらに訪日観光客が増加していくことが予想されているため、Univapayを導入することで売り上げアップに繋がるでしょう。

UnivaPay

Univapayへの加盟店申込みはこちら

楽天ペイ

楽天ペイとはスマートフォン1つでクレジットカード決済ができるサービスです。

決済手段は他のペイサービスと同様に多いのですが、一番の特徴は365日いつでも翌日無料入金ができるところと言えます。

このサービスは他の決済システムにはなく楽天ペイのみです。通常のサービスでは翌月入金が普通なので、キャッシュが手元に無い場合にとても助かります。

注意点としては楽天銀行の入金のみ手数料が無料なので、他の銀行への入金の場合は手数料として210円かかります。楽天銀行を使っている人にはオススメの決済サービスです。

他にはauPAYにも対応しており、auユーザーの囲い込みも期待できます。

楽天ペイ

AirPAY(エアペイ)

AirPAYはリクルートが提供する決済サービスです。他の決済サービスと同様に様々な決済手段に対応しています。

AirPAYの一番の特徴は手数料が無料ということです。

しかも指定の銀行などはなく、どの銀行に入金しても振込手数料が一切かかりません。そのため決済システムを導入する際に新しく銀行口座を開く必要がないので、すぐに導入することができます。

そのほかにも導入店舗へのサポートが充実しており、サポート体制が万全です。

電話、メール、FAQシステムはもちろん、動画マニュアルまであります。かなりわかりやすく丁寧に説明してある動画なので、導入後の不安も少ないです。

政府のキャッシュレス推進の恩恵を受けよう

2019年10月1日の増税に合わせて政府は日本のキャッシュレス化を進めるために様々な施策を打ち出しています。

それが以下の2つです。

  • 決済手数料を2.16%に引き下げ
  • キャッスレス支払いをした消費者に5%の還元

この施策を2020年6月30日まで続けるのです。

増税にて消費税が8%から10%になりましたが、キャッシュレス決済をするだけで実質、消費税が5%になるので、今後キャッシュレス派の日本人が増えていくでしょう。

その時にキャッシュレス対応のできていない店舗は売上に大きく響くはずです。そのため早急にキャッシュレス決済システムの導入を検討するべきでしょう。

もちろん店舗側も決済手数料が低くなるメリットがあり、各システム会社は導入費用が0円のキャンペーンも行なっているのでおすすめです。

決済システムを導入するときのポイント

今回は数ある決済システムの中からコイニーについて説明しました。

決済システムは今どこも利用ユーザーを増やすために必死です。そのため会社ごとでキャンペーンを打ったり、会社独自の差別化を測ろうと努力をしています。

決済システムのサービスとしてはどこも似たようなところが多いので迷うかもしれませんが、少しずつ特徴が違ったりするので状況に応じてメリットのある決済システムを導入しましょう。

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