EFOツールの意味とは?おすすめ6つを比較!無料でも十分?

そもそもEFOの意味とは?必要性・施策について解説!

まずはEFOの正確な意味を理解しておきましょう。EFOとは「Entry Form Optimization」の略称で、入力フォームを最適化する施策を意味します。

セールスを目的としたWebサイトには、入力フォームが設置されています。最終的なコンバージョンによって入力する情報はさまざまですが、一般的にフォームには、ユーザーの氏名や住所などの個人情報を入力していきます。請求が発生するものはクレジットカードの番号も必要になるでしょう。

フォームに情報を入力することで、会員登録や購買、資料請求などを行います。

Webサイトからの商品販売は、対面営業よりも、効率のよいセールスが可能になります。インターネットの普及に伴い、オンラインショッピングの市場も拡大しており、今やネットで物を買うことは当たり前の行動となっています。

しかし実は、多くのユーザーがフォームに情報を入力する段階で、サイトを離れてしまうことが判明しています。その割合は、80%にまで達すると言われています。100人が入力フォームのページまで辿り着いているのに、最終的に20人しか、入力完了に至らないのです。

これは企業にとっては多大な損失と言えるでしょう。なぜなら、入力フォームまで辿り着いているユーザーは、ある程度コンバージョン率が高いと考えられるからです。購入意欲が高く、実際に「買ってみよう」「登録してみよう」という段階に至ったユーザーなのです。

しかし、コンバージョン目前のユーザーのおよそ8割は、情報入力の途中で離脱してしまいます。

ユーザーの離脱は、入力フォームが最適化されていないことが原因で発生します。画面いっぱいに表示されたフォームを見て「入力が面倒だ」と感じたり、全角と半角が混在しているためエラーが表示されたという経験は、誰しも一度はあるのではないでしょうか。

ユーザーがストレスを感じてしまえば、その時点でコンバージョン率は大きく低下します。最適化されていないフォームは、ユーザーに過度な負担を強いることになり、結果として購買意欲を削いでしまうのです。

このような「途中離脱」を回避するためにも、あらかじめフォームを最適化しておく必要があります。この施策こそがEFO、入力フォーム最適化です。EFOとは、情報入力における煩わしさを徹底的に取り除き、ユーザーの負担・ストレスを減らすことであると言えるでしょう。

EFOの必要性

EFOは、売上アップには欠かせない施策です。コンバージョンを高めるためには、まずは集客数を増やすことが重要となります。検索エンジンからの流入を増やすために、コンテンツの作成やSEOの最適化、リスティング広告の出稿などが、具体的な施策として挙げられます。

しかし、最終的な売上をアップさせるためには、入力フォームにおける離脱率を可能な限り低くすることも欠かせません。

Web上でのセールスでは、CPAという考え方が用いられます。これは「Cost Per Aquaintation」の頭文字をとったもので、「1コンバージョンあたりどれくらいの費用がかかったか」を示す指標です。CPAは低いほど、生産性の高い施策を打つことができているということになります。

例えば、10万円の広告費をかけ、1,000人の流入を得られたとします。ユーザー1人あたり100円の費用がかかっています。この1,000人の内、100人が入力フォームまで到達したとしましょう。

このうち80%が離脱してしまえば、最終的なCPAは5,000円となります。しかし、離脱率を70%まで抑えることができれば、CPAは3,333円になるのです。同じ集客数でも、入力フォームの離脱率によって、一人あたりの売上にかかる費用は大きく変わります。

EFOは、集客数の向上と同じくらい重要な施策であると言えるでしょう。

EFOの具体的な施策例

EFOでは具体的に、以下のような施策を行います。

入力する情報を減らす

ユーザーが入力する情報量を、可能な限り減らします。名前を入力したら、フリガナまで自動入力されるなど、細かい配慮が欠かせません。また電話番号や郵便番号にハイフンが必要な仕様になっていると、ユーザーは手元でキーボードタイプの切り替えなどを行わなくてはならなくなります。

このような負担をなくすことが、EFOでは重要となります。

必須項目を減らす

必要な情報だけを入力してもらう仕様にすることも大切です。フォームが画面いっぱいにずらりと表示されれば「面倒だ」と思われてしまい、その段階で離脱の可能性は格段に向上してしまいます。ユーザーが煩わしいと感じる要素を、徹底的になくさなければなりません。

視認性の向上

どこに何を入力すればよいのか、ひと目見ただけでわかるようなレイアウトは欠かせません。必須入力の箇所は、色を変えたり、マークをつけるなど、視認性の向上もEFOの重要な要素です。

EFOツールとは?どんな機能がある?

EFOツールとは、EFO施策を行うための業務用ツールです。専門的な知識を必要とせず、自社のサイトに導入するだけで、入力フォームの最適化を実施することができます。

ユーザーをナビゲートする

ユーザーが入力を行う際に、ナビゲート(案内)する機能です。例えば、必須入力の項目の色を変えることで、目立たせます。するとユーザーは、「何を入力すればよいのか分からない」というストレスを抱えることなくなるので、スムーズに情報入力を進められます。

また、入力形式が間違っている場合、リアルタイムでアラートを出したり、エラーの内容を端的に表すなどを行い、ユーザーが何を間違えたのかをすぐに把握できるようにします。

フォームの数が多いと「あとどれくらい入力作業をすればよいのだろう」と、ユーザーがストレスを抱えてしまうこともあります。その場合は、残りの項目の数を表示するなど、進捗状況をリアルタイム表示するなどの工夫で、ストレスを軽減できます。

入力をサポートする

自動で入力をサポートする機能も重要です。例えば、郵便番号を入れれば、市区町村まで自動的に入力される機能などが挙げられます。さらに入力フォーマットが変換される仕組みもあるとよいでしょう。

カタカナ入力のフォームにひらがなで打ち込んでしまった場合も、自動で変換されれば、スムーズに入力を続けられます。

データを分析する

EFOツールの大きな特徴として、データ分析機能があります。これは、ページの離脱率や、フォームごとのエラー発生確率などを数値化して、レポートとしてまとめてくれるというものです。

データを分析することで、ページに潜在している課題を見つけ出すことができるでしょう。エラーが多発しているフォームを改修すれば、コンバージョンの改善も見込めます。

EFOツールのメリット・デメリットをまとめました!

EFOツールの、メリット・デメリットについて解説します。

メリット

まずは、EFOツールのメリットを見てみましょう。

コンバージョン率を向上できる

EFOツールは、コンバージョン率の向上に直結します。サイトのコンバージョンを上げるためには、「アクセスを増やす」「フォーム到達率を高める」「フォーム入力の完遂率を高める」のどれかを行う必要があります。

ただし、アクセス数を増やすためには、SEOや広告出稿などコストのかかる施策が求められますし、フォーム到達率を高めるにはサイト構造を変更するなど、大掛かりな改修を行わなければなりません。この中でも、もっとも費用対効果が見込めるのは「フォーム入力の完遂率を高める」なのです。

具体的には、ユーザーの手間を軽減することと、煩わしさを感じる要素を取り除くことが重要になります。EFOツールは、導入するだけでこれらを簡単に実現できるのです。

多くのアクセスを集められているのにもかかわらず、ユーザーが購入に至らないという課題を抱えている場合は、EFOツールの導入によって改善する可能性があります。むやみにアクセス数の向上を狙うよりも、入力フォームの段階での取りこぼしがないかを確認しておきましょう。

サイトの課題を発見できる

サイト運営者は、ユーザーの立場に立つ機会がないため、フォーム構成を客観的に判断することは難しいでしょう。しかし初見のユーザーにとっては、使いづらいと感じるレイアウトになっているということも珍しくはありません。

このような課題は、数値として表してみることで発見できます。EFOツールの導入により、ユーザーがどの部分でストレスと感じ、何が離脱の要因になっているのかを把握することが可能になります。

デメリット

次に、EFOツールのデメリットを紹介します。

導入コスト

EFOツール導入においては、費用対効果を見極める必要があります。EFOは、CPAを下げる効果がありますが、それ以上の膨大な費用がかかってしまっては、結果的にマイナスになってしまいます。

導入費用やランニングコストは、システムによって異なるので、導入前の時点で比較検討しておきましょう。

デザインの大幅な改修が必要となることも

ユーザー行動の分析の結果、フォーム画面のデザインを大幅に改修しなければならなくなるかもしれません。その場合は、さらに費用がかかることが考えられます。

EFOツールの選び方を解説!

EFOツールは、以下の点を基準に選定しましょう。

料金体制

EFOツールには、フォーム1つあたりに料金がかかるものや、アクセス数・ユニークユーザー数に応じて料金が変動するものがあります。どのような料金体制となっているかは、サービス次第です。

小規模のサイトでフォーム数が少ない場合は、フォーム1つあたりに料金がかかるものをおすすめします。また初期費用が無料であったり、基本料が安く機能を追加するごとに価格が変わるシステムもあるので、自社の形態に合わせた料金体制のものを選ぶようにしましょう。

モバイルファースト

スマートフォンの普及によって、パソコンからのアクセス数をモバイル端末からのアクセス数が上回るようになりました。Googleはモバイルファースト・インデックスという評価制度を導入し、スマートフォン向けにレイアウトが整ったサイトを優先的に上位表示する仕組みになっています。

入力フォームも、スマートフォンに適したレイアウトにするべきでしょう。パソコンからでは問題なく思えた画面でも、スマートフォンの小さな画面で表示すると、フォームごとの間隔が詰めすぎであったり、タップしづらいということも多々あります。

EFOツール導入の際は、スマートフォン向けのサイトに対応しているかどうかも確認しておきましょう。

必要なデータを取得できるか

コンバージョン率向上に必要なデータを取得できるかどうかも、選定のポイントです。「どのフォームで離脱が発生しやすいか」「離脱率はユーザーの属性によって異なるのか」などは、重要な指標となるでしょう。

課題が数値として把握できれば、PDCAサイクルを回し、サイトを改善することができます。

無料のEFOツールでも十分?

本格的にEFOを行いたいのであれば、無料のツールでは十分とは言えません。なぜなら、EFOツールを無料で使う場合は、何かしらの制限があるからです。

一般的には、利用可能期間が定められている場合がほとんどです。無料で利用するというよりは、試しに使ってみて価値がありそうならば導入するというイメージです。

できるだけ費用を抑えたいという場合は、まず月額利用料金が低いサービスを選定し、その中でも無料トライアル期間を設けているものを試しに導入することをおすすめします。

EFOツールのおすすめ6つを比較!

おすすめのEFOツールを紹介します。

初めてのEFOにおすすめ、Gyro-n EFO

Gyro-n EFOは、LPOやA/Bテストシステムに定評のある株式会社ユビキャストが提供するEFOツールです。最大の魅力は、徹底したサポートにあります。

初期設定はもちろん、導入後の改善についても、専門のスタッフによるアドバイスを受けることができます。初めてEFOツールを導入する企業におすすめです。

また無料トライアル期間も用意されているので、気軽に使い始めてみることができるでしょう。

Gyro-n EFO

タグを設置するだけでOK、GORILLA EFO

GORILLA EFOは、フォームのあるページにHTMLタグを貼り付けるだけで簡単に導入できるEFOツールです。入力フォームを改修する必要はなく、コンバージョン率の改善を行うことができます。

初期費用は30,000円、ランニングコストは5フォームまでであれば月額9,800円から利用できます。多機能でありながら費用をできる限り抑えることができ、高いコストパフォーマンスを発揮します。

GORILLA EFO

豊富な機能が魅力、エフトラEFO

エフトラEFOは、大手企業からベンチャーまで3,000社以上の導入実績があるEFOツールです。提供されている機能は19種類以上と、特に多機能なEFOツールであると言えます。

スマートフォンのキーボードを最適化したり、入力成功のチェックマークを表示したりする入力支援機能が充実しており、入力箇所に自動でフォーカスされるなど、細かい部分への配慮も徹底されています。

また高度なデータ分析も魅力的です。フォームごとのエラー発生率を期間や使用ブラウザ別に数値化し、入力フォームに潜む課題を導き出します。日付ごとのデータ分析も可能なので、A/Bテストを行い、もっとも効果的な施策を判定することもできます。

これらの分析機能を活用するうえで、複雑な設定は必要ありません。

エフトラEFO

導入実績多数、EFO CUBE

EFO CUBEは、金融からアパレル、小売業界まで、およそ3,800社以上に導入されているEFOツールです。改善実績も多数報告されており、ある宿泊申し込みサイトでは、EFO CUBEの導入後、申し込み率が24%向上したそうです。

ツール導入時だけでなく、運用・改善のサポートもついています。目に見える形で効果を実感したいという企業におすすめです。

EFO CUB

導入のハードルが低い、EasyEntry

EasyEntryは、導入ハードルの低さが特徴のEFOツールです。最大の魅力は料金体制にあります。EasyEntryは、アクセス数に応じて料金が決まる仕組みとなっており、最低1,000円から利用を始めることができます。

まずは導入してみて、どれほどの効果があるのか検証してみるのもよいでしょう。既存のフォームを修正することなく、ログの解析を行うことが可能なので、現状どの部分で離脱が起きているのかも簡単に測定することができます。

EasyEntry

プロによる徹底サポート、ナビキャストフォームアシスト

ナビキャストフォームアシストは、専門家によるコンサルティングサポートが魅力のEFOツールです。入力フォームの課題を導き出し、プロの視点から改善案を提案します。

一般的な解析ツールでは把握できないフォームごとの入力時間などまで、細かく分析できるので、より効果的な改善策を打つことができるでしょう。またフォームの改修も手軽に行えるのもポイントです。

CSSデザインは簡単なタグを追加するだけで、フォームのレイアウトを変更することができます。スマートフォン画面に合わせたレスポンシブデザインも手軽に実現でき、よりユーザビリティの向上が期待できるでしょう。

ナビキャストフォームアシスト

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