ホットプロファイルの料金と条件|価格ページに金額はないが、名刺の機能はEntryで全部そろう【2026年】

ホットプロファイルのEntryとSalesの2プランを並べたアイキャッチ画像。Entryに名刺データ化・名寄せなど6項目、SalesにEntryの全機能と商談プロセス管理など5項目が記載

ホットプロファイルは、株式会社ハンモックが出している「クラウド型名刺管理・営業支援ツール」です。価格ページを開くと、載っているのは金額ではなく機能の表です。2つのプランのどちらにも金額の表示がありません。それでも、何がどちらのプランに含まれるのかは印で細かく示されており、セキュリティについては認証番号まで公開されています。2026年9月22日に公式サイトで確認できた範囲を整理します。

先に結論

プランはEntryとSalesの2つ。金額は非公開で、導入の流れのページに「ご利用人数や利用する機能により料金が変わります」と書かれています。人数と機能の2軸で決まる形です。

名刺管理として見ると、必要な機能はEntryの時点でそろっています。名刺データ化/名寄せ、オンライン名刺交換、人脈可視化、企業属性情報の自動付与、人事異動/企業ニュース、CSV取り込みの6項目すべてに、Entryから印が付いています。Salesで増えるのは案件や商談の管理で、名刺まわりではありません。

提供会社と受付状況

提供会社は株式会社ハンモック(フッター表記はHammock Corporation)です。自社を「法人向けソフトウェアメーカー」と位置づけ、『セキュリティ、営業支援、業務効率化』の3領域で製品を出していると説明しています。ホットプロファイルは営業支援の領域にあたります。

表1 ホットプロファイルの基本情報(2026年9月22日に公式サイトで確認)
項目公式サイトの記載
サービス名ホットプロファイル
提供会社株式会社ハンモック(Hammock Corporation)
位置づけ売上アップのためのセールスDXを実現するクラウド型名刺管理・営業支援ツール
金額非公開。利用人数と利用する機能により変動
プランEntryとSalesの2つ
受付状況無料トライアル、資料ダウンロード、電話、問い合わせフォームの4つの入口
電話0120-922-786(携帯電話からは03-5291-6121)/平日9:00〜12:00・13:00〜17:00、休業日を除く
問い合わせ時の注意【企業名・氏名・製品名】を伝えるよう案内されている

電話の受付時間に昼休みが入っている点は、急いで確認したいときには覚えておく価値があります。12時から13時は受付外です。

価格ページに金額がない

ホットプロファイルの価格ページに掲載されたEntryとSalesの機能比較表。顧客管理の6項目は両プラン、商談プロセス管理や案件・商談管理などの営業支援はSalesのみに丸が付いている
出典:ホットプロファイル「価格」(2026年9月22日に表示を確認)。

ページのタイトルは「Price 価格」ですが、表の上に置かれているのは「複数ツールを組み合わせるよりも低コスト、効果的。」という一文だけで、金額はどこにもありません。費用の説明は導入の流れのページにある「ご利用人数や利用する機能により料金が変わります」に集約されています。

この書き方から読めるのは、1人あたりの単価を決め打ちしていないということです。使う機能の組み合わせで見積もりが変わるため、先に「どの機能を使うか」を決めてから問い合わせるほうが、話が早く進みます。

EntryとSalesの差は営業支援まわりに集中している

表2 プランで印が分かれる機能(公式機能表より)
区分機能EntrySales
営業支援商談プロセス管理−●
営業支援案件/商談管理−●
営業支援営業アプローチリスト−●
営業支援レポート−●
営業支援タスク管理−●
営業支援目標管理−●
営業支援自動割り当て機能−●
マーケティングHOT通知−●
マーケティングWeb行動把握(企業/個人)−●

差が出る9項目のうち7つが営業支援、2つがマーケティングです。名刺に関わる行はひとつも含まれていません。名刺を集めて共有することだけが目的なら、Entryで機能は足ります。

表3 EntryとSalesの両方に印が付いている機能
区分機能
顧客管理名刺データ化/名寄せ、オンライン名刺交換、人脈可視化、企業属性情報の自動付与、人事異動/企業ニュース、CSV取り込み
営業支援営業報告
マーケティングオートメーションメール配信、メール開封/URLクリックログ
システム連携API
セキュリティIPアドレス制御、端末制限

APIが両プランに付いている点は、比較した8サービスの中では目立ちます。外部システムとつなぐために上位プランへ上げる必要がないという読み方になります。ただしSalesforce連携とkintone連携は、後述のとおり別立ての有料オプションです。

両プランとも「オプション」と書かれている5項目

機能表には、丸でも横棒でもなく「オプション」と書かれた行が5つあります。どちらのプランを選んでも追加になる機能です。

EntryとSalesの両方で「オプション」の機能

Webフォーム/LP作成 問い合わせフォームやランディングページを作る機能です。

スコアリング 見込み客の確度を点数にする機能です。

シナリオ設計 配信や通知の流れを組む機能です。

セミナー管理 セミナーの申し込みや参加状況を扱う機能です。

キャンペーン管理 施策単位で成果を追う機能です。

5つとも、マーケティングオートメーションの区分に並んでいます。名刺を集めたあとに「配信して反応を見る」ところまで広げようとすると、オプションの相談が必要になるという構造です。

別立てで掲示されている有料オプション機能

表4 価格ページの下部に「有料オプション機能」として並んでいるもの
オプション説明として書かれていること
Salesforce連携顧客情報の登録・更新を自動化
Kintone連携顧客情報の登録・更新を自動化
AI議事録AIが商談内容を自動で要約・整理
日経人事情報連携人事異動情報を強化
地図連携地図上でお客様を俯瞰
GPS報告社外活動を可視化
マーケティング見込み客の受注確度をあげる

金額はいずれも公開されていません。ただし並びを見ると、このサービスが名刺管理を入口に営業活動全体へ広げる設計であることが読み取れます。AI議事録や日経人事情報連携は、名刺管理の枠を明らかに超えた機能です。

会社情報が自動で更新される仕組み

名刺管理として使う場合、いちばん効く機能はデータクレンジングかもしれません。公式サイトの説明はこうです。「ホットプロファイルに顧客情報を登録しておくだけで、社名変更・合併等があった際に『会社情報を自動更新』します」。

続けて、「顧客情報のメンテナンス作業削減だけでなく、社名変更等の自動通知により『営業アクションのきっかけ』もご提供します」とあります。変わったことを知らせてくれるという点が、単なる自動更新とは違う部分です。

さらに、システム連携について「法人番号や業種などの企業属性も自動で追加されるため、顧客情報の精度が高まり、業務効率が向上します」と説明されています。法人番号が自動で付くなら、他システムと突き合わせるときの鍵として使えます。

反社チェックという珍しい項目

機能の一覧に「反社チェック」という項目が独立して置かれています。名刺管理システムの機能名としては珍しい部類です。

名刺は取引先の入口です。受け取った名刺の会社を取引先として登録する前に確認するという流れを想定していると読めます。コンプライアンス部門が関わる審査を営業の現場で済ませたい、という需要に対応する位置づけでしょう。

ただし、この記事で確認したのは機能の存在と名称までです。どのデータベースを参照するのか、Entry/Salesのどちらに含まれるのか、オプションなのかは、価格ページの機能表には行がありません。名刺管理を選ぶ理由としてこの機能を重視するなら、問い合わせで確かめる項目になります。

二要素認証は標準機能として搭載

セキュリティのページに、認証まわりの説明があります。「二要素認証を標準機能として搭載」という見出しで、「IDとパスワードの入力に加え、認証アプリから生成される認証コード(ワンタイムパスワード)を入力することで、セキュリティを強化」と書かれています。

価格ページの機能表とセキュリティページで、書かれている項目が違う

価格ページの機能表のセキュリティ欄には、IPアドレス制御と端末制限の2行しかありません。二要素認証の行はそこにはなく、セキュリティのページで「標準機能として搭載」と説明されています。どちらも同じ公式サイトの記載です。この記事では両方をそのまま載せますが、プランごとの扱いを確定させたい場合は問い合わせで確認してください。

基盤についても書かれています。「信頼できるサービス提供のため『AWS』を採用」とあり、強固なセキュリティ、トラフィックの増大にあわせたスケール、柔軟性・拡張性の3点が理由として挙げられています。IPアドレス制限については「許可しているIPアドレス以外からの接続を拒否することが可能です」と説明されています。

取得している認証を番号まで公開している

表5 公開されている認証情報
認証公開されている内容
ISO27001(ISMS)取得年月日2016年4月3日/取得機関 株式会社ハンモック/認証番号 RB-IS15014/認証範囲「営業支援システムの開発および運用業務」
プライバシーマーク2009年9月4日付で一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)より認定/認定番号 第10823385号
経済産業省のガイドライン『クラウドサービス利用のための情報セキュリティマネジメントガイドライン改訂版』で定義されている要件を満たすため、継続的にセキュリティ対策に投資していると説明

認証範囲まで書かれているのは、社内の審査を通すときに効きます。ISO27001の認証範囲が「営業支援システムの開発および運用業務」と明示されているので、対象がこの製品を含むかどうかを読み手が判断できます。

加えて、「クラウドサービス利用上のセキュリティについて関係各所にご説明が必要な場合は、ホットプロファイルのセキュリティ対策チェックシートをもとに、セキュリティ対策についてまとめた資料をご提供いたします」とも書かれています。稟議のための資料を出してもらえるという案内です。

導入の流れと所要日数

公式サイトが示す4段階

Flow 01

無料トライアル 「無料のデモデータ入りのトライアル環境をご用意しています」。申し込み後にメールで案内されるログイン情報ですぐに試せると書かれています。自社のデータを入れる前に画面を触れる形です。

Flow 02

契約プランの決定 目的や必要となる機能に応じてプランを選びます。ここに「ご利用人数や利用する機能により料金が変わります」という説明が置かれています。

Flow 03

ご契約 担当から案内される見積書を確認し、申し込み書を送る流れです。

Flow 04

納品(ご利用開始) 「通常、ご発注より約5〜7営業日でご利用を開始いただけます」と日数が明記されています。導入作業の支援が必要な場合は導入支援メニューも用意されているとされています。

デモデータ入りの環境を最初に渡す進め方は、検討の順番を変えます。見積もりを取る前に画面を見られるため、社内で共有してから金額の話に入れます。金額が非公開のサービスでは、この順番が取れるかどうかで検討の速さが変わります。

発注から約5〜7営業日という数字も、比較の材料になります。他社ではCAMCARD BUSINESSが最短3営業日、SKYPCEは日数の記載がありません。日数を出しているかどうかは、スケジュールを引くときの確かさに直結します。

機能一覧は4つのかたまりに分かれている

サイトのナビゲーションに並ぶ機能名を数えると、20を超えます。区分ごとに整理すると、この製品が名刺のどこから先まで面倒を見ようとしているかが見えます。

表6 公式サイトのナビゲーションに並ぶ機能名
かたまり並んでいる機能名
名刺まわり名刺管理/オンライン名刺交換/データクレンジング・名寄せ/名刺データ化・自動整理/人脈可視化/ニュース通知/反社チェック
顧客と商談お客さまカルテ/顧客深耕/報告管理・リアルタイム報告/案件管理/タスク管理/営業アプローチリスト/予実管理
外回りの記録地図連携/チェックイン・アウト/HOT通知
集客と配信営業メール配信/Webフォーム・LP作成/ターゲティングメール配信/セミナー管理

名刺まわりだけで7つあります。人脈可視化とニュース通知が独立した機能として立っているのは、名刺を貯めるだけでなく、そこから関係と動きを読むところまでを製品の範囲に入れているということです。

ナビゲーションにはもうひとつ、「ホットプロファイル for Salesforce」という名前も並んでいます。Salesforceを軸に使う場合の別の形が用意されている、という位置づけに見えますが、本体との違いや料金の扱いは今回確認できませんでした。

この一覧を名刺管理システムとして読むと、判断はひとつに絞れます。名刺まわりの7機能だけを使うのか、顧客と商談まで含めて置き換えるのか。前者ならEntry、後者ならSalesという対応になり、見積もりの規模もそこで変わります。

他商品と比較した強み・弱み

公開情報から見たホットプロファイルの位置

強み

  • 名刺管理に必要な6機能がEntryからすべて使える
  • APIがEntryから両プラン対象
  • 二要素認証を標準機能と説明している
  • ISO27001とプライバシーマークを認証番号・認証範囲まで公開
  • 社名変更や合併があると会社情報を自動更新し、通知もする
  • 法人番号や業種などの企業属性が自動で付く
  • デモデータ入りの無料トライアル環境をすぐ使える
  • 発注から約5〜7営業日という日数が明記されている

弱み

  • 金額が一切公開されていない
  • 人数と機能の両方で料金が変わるため、総額の見当を付けにくい
  • マーケティング系5機能が両プランともオプション
  • Salesforce連携とkintone連携は別立ての有料オプション
  • 二要素認証が価格ページの機能表には載っていない
  • 反社チェックのプラン別の扱いが機能表にない
  • 契約期間や解約の条件が公開されていない

Knowledge Suiteと並べたときの分かれ目

どちらも名刺管理を単体で切り出さず、営業支援まで含む製品です。違いは金額の見せ方にあります。Knowledge Suiteはユーザー数無制限の定額として55,000円〜/月という下限を公開しています。ホットプロファイルは下限すら出していません。

課金の考え方も逆向きです。Knowledge Suiteは人数で課金しないと明言し、ホットプロファイルは人数で料金が変わると書いています。人数が多い組織ではKnowledge Suiteのほうが読みやすく、使う機能を絞りたい組織ではホットプロファイルのほうが調整の余地があるという関係になります。

Sansanと並べたときの分かれ目

どちらも金額非公開ですが、前提が違います。Sansanは全社員利用が前提で、専用スキャナを全拠点・全フロアに設置する必要があります。ホットプロファイルにはそうした前提の記載がありません。部門単位で始められるかどうかという点で、条件が分かれます。

認証の見せ方も対照的です。Sansanはプライバシーマークの取得年(2007年)と全社員への個人情報保護士資格取得義務を挙げています。ホットプロファイルはISO27001の認証番号と認証範囲、プライバシーマークの認定番号まで出しています。どちらも材料は出していますが、粒度が違います。

向く利用者と向かない利用者

公開条件から見た向き・不向き

向く:名刺管理から始めて、あとで営業支援へ広げたい Entryで名刺管理、Salesで案件・商談管理という2段構成です。

向く:顧客情報のメンテナンスが負担になっている 社名変更や合併で会社情報が自動更新され、通知も届きます。

向く:社内の審査で認証情報を求められる ISO27001の認証番号と認証範囲、プライバシーマークの認定番号が公開されています。

向く:契約前に画面を触っておきたい デモデータ入りのトライアル環境が用意されています。

向かない:今日その場で総額を計算したい 金額は下限も含めて公開されていません。

向かない:メール配信の高度な機能まで標準で使いたい スコアリングやシナリオ設計は両プランともオプションです。

向かない:Salesforceとの連携を前提に単価を比べたい 連携は別立ての有料オプションです。

解約・返金の条件

契約期間、自動更新の有無、途中解約の可否、返金の条件は、価格ページ・導入の流れ・セキュリティのいずれのページでも確認できませんでした。公開されているのは、見積書を確認して申し込み書を送るという契約の手順までです。

データの持ち出しについても、明確な記載を見つけられませんでした。機能表にはCSV取り込みの行がありますが、これは入れる側の機能です。書き出しの可否と形式は、契約前に確認する項目として残ります。APIが両プラン対象である以上、技術的な手段は存在すると読めますが、そこまでの確認になります。

サポートについては、導入の流れのページから「サポート内容」へのリンクが置かれており、導入作業の支援が必要な場合は導入支援メニューがあるとされています。費用の有無はこの位置には書かれていません。

この記事で確認できなかったこと

  • EntryとSalesの金額。人数あたりの単価も含めて公開されていません。
  • オプション(Webフォーム/LP作成、スコアリング、シナリオ設計、セミナー管理、キャンペーン管理)の単価。
  • 有料オプション機能(Salesforce連携、Kintone連携、AI議事録、日経人事情報連携、地図連携、GPS報告)の単価。
  • 反社チェックがどちらのプランに含まれるか、オプションかどうか。
  • 二要素認証のプランごとの扱い。
  • 契約期間、自動更新、途中解約、返金の条件。
  • 名刺データの書き出し方法と形式。
  • 無料トライアルの期間。

よくある質問

表7 ホットプロファイルについてよくある質問(公式の記載より)
質問公式情報にもとづく答え
料金はいくらですか公開されていません。「ご利用人数や利用する機能により料金が変わります」と説明されています
プランはいくつありますかEntryとSalesの2つです
名刺管理だけならどちらですか名刺に関わる6機能はEntryからすべて印が付いています
Salesで何が増えますか商談プロセス管理、案件/商談管理、営業アプローチリスト、レポート、タスク管理、目標管理、自動割り当て、HOT通知、Web行動把握の9項目です
APIは使えますか機能表ではEntryとSalesの両方に印が付いています
二要素認証は使えますかセキュリティのページに「標準機能として搭載」と書かれています
認証は取得していますかISO27001(認証番号RB-IS15014)とプライバシーマーク(認定番号第10823385号)を公開しています
無料で試せますかデモデータ入りのトライアル環境があります。期間の記載はありません
申し込んでからどれくらいで使えますか通常、発注から約5〜7営業日で利用開始と明記されています
Salesforceと連携できますかできますが、別立ての有料オプション機能として掲示されています

出典

料金と条件は改定されることがあります。掲載している条件は2026年9月22日に公式ページで確認したもので、問い合わせの前には必ず公式サイトで最新の内容を確認してください。他のサービスとの並びは名刺管理システム比較8選、同じく営業支援を含む商品はKnowledge Suiteの料金と条件とSansanの料金と条件で扱っています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です