ビジネスのあらゆる場面でコミュニケーションは重要です。ちょっとしたコミュニケーション能力の差で、得られる結果が大きく変わってくることに対して異論を挟むことが出来る人はごく少数でしょう。
営業マンであれば営業成績も上がりやすいでしょうし、会議の場で気の利いた一言が言えれば一目置かれます。また、経営者や管理職であれば、職場のコミュニケーションを円滑にするようにデザインすることで業績アップも狙うこと可能です。
今日はコミュニケーション能力をアップ・改善を目的とした本を紹介します。これらの本から知識やテクニックを学び、よりよいコミュニケーションに役立てていただければ幸いです。
1.誰とでも 15分以上 会話がとぎれない!話し方 66のルール
全ての人に役立つ雑談本。ただ会話を途切れさせないということにフォーカスするのではなく、そこからもう一歩踏み込んで相手の気持ちを理解しながら会話を進めていくための方法が紹介されています。
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〔kindle版〕誰とでも15分以上 会話がとぎれない!話し方66のルール 【会話がとぎれない!話し方シリーズ】
2.伝え方が9割
2013年に発売されて以来、ベストセラーを続けている一冊。伝え方を工夫することでコミュニケーションをより円滑にするための方法論を学ぶことが出来ます。続編や関連本も多く出版されているので、自分にあった一冊で読んでみてください。
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〔kindle版〕伝え方が9割 【「伝え方が9割 2」試読版付き】
コミック版もあります。
〔amazon〕まんがでわかる 伝え方が9割
3.超一流の雑談力「超・実践編」
50万部を売り上げた「超一流の雑談力」の実践編。前著「超一流の雑談力」をブラッシュアップし、ビジネスの現場などで結果を出せる雑談のテクニックを学ぶことが出来ます。読者からは「前作以上に内容が豊富ですぐに使える」と評判です。
〔amazon〕超一流の雑談力「超・実践編」
〔kindle版〕超一流の雑談力「超・実践編」
4.「おもしろい人」の会話の公式 気のきいた一言がパッと出てくる!
まわりに「その人がいると会話が盛り上がる」って人、いませんか?本書は、仕事やプライベートで会話が盛り上がるためのちょっとしたコツを学ぶことのできる一冊です。具体的な場面でどのように行動・発言すればいいかを教えてくれるので大変実践的です。
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〔kindle版〕「おもしろい人」の会話の公式 気のきいた一言がパッと出てくる!
5.職場のストレスが消える コミュニケーションの教科書―上司のための「みる・きく・はなす」技術
経営者・管理職必読の一冊。著者は1万人以上と接してきた産業医の方で、その経験から部下に対する「聞き方」「伝え方」「ほめ方」「怒り方」を分かりやすく教えてくれます。部下とどう向き合ったらいいかという心構えの大切さに改めて気づかされます。
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〔kindle版〕職場のストレスが消える コミュニケーションの教科書 上司のための「みる・きく・はなす」技術 (きずな出版)
6.職場のコミュニケーション 改善の処方箋
職場の人間関係は会社の業績を左右します。ハラスメントやいがみ合いが起きている現場は、当然生産性も低いですよね。本書はそのような問題を改善させるための方法を学ぶことが出来る一冊です。少々固そうな本ですが、人事・総務関連の担当者は必読です。
〔amazon〕職場のコミュニケーション 改善の処方箋
7.“勝ちグセ社員”は知っている! 職場の心理学 (日経BPムック スキルアップシリーズ)
職場のコミュニケーションに起因する様々な問題に、いかに対処して結果を出すかということにフォーカスした一冊。書かれている方策を知っておくと心に余裕が出来るかもしれません。100ページ程度なので、仕事の移動中などにすぐに読むことが出来ます。
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〔kindle版〕“勝ちグセ社員”は知っている! 職場の心理学 日経BPムック
8.職場に活かすベストコミュニケーション―ゴードン・メソッドが仕事を変える
アメリカの臨床心理学者であるトマス・ゴードン博士のコミュニケーション本。職場のメンバーとのコミュニケーションを円滑にし、より働きやすくするための処方箋を学ぶことが出来ます。職場をよりよい場にするという前向きな姿勢が共感を呼んでおり、多くの国で読まれている良書です。
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9.会話がはずむ雑談力―――10秒でコミュニケーション力が上がる
ベストセラー「雑談力が上がる話し方―30秒でうちとける会話のルール」の著者でメディアへの露出も多い齋藤?孝さんの関連本。職場や生活などあらゆる現場で必要なコミュニケーション力のつけ方を手軽に学ぶことが出来ます。雑談の始め方、終わり方、続け方など、今まで考えたことが無かった内容まで網羅されていて参考になります。
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〔kindle版〕会話がはずむ雑談力―――10秒でコミュニケーション力が上がる
10.タイプがわかればうまくいく! コミュニケーションスキル
本書は人のタイプを4つに分類し、それぞれのタイプに応じた適切なコミュニケーションの取り方を教えてくれる一冊です。職場や取引先などでどうしても苦手意識を持ってしまう人っていると思いますが、そんなときには一読をおすすめします。
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11.なぜ、この人と話をすると楽になるのか
ニッポン放送のアナウンサーとして活躍されている吉田尚記さんのコミュニケーション本。一般的にコミュニケーションのプロのイメージがあるアナウンサーですが、吉田さんは実はコミュ障だったそうです。本書は、コミュ障の彼が20年かけて編み出した実践的な会話の技術を学ぶこと出来ます。「優位に立たないですむ技術」は参考になります。
〔amazon〕なぜ、この人と話をすると楽になるのか
〔kindle版〕なぜ、この人と話をすると楽になるのか
12.コミュ障は治らなくても大丈夫 コミックエッセイでわかるマイナスからの会話力 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
上で紹介した吉田さんの本の内容を(そのままではありませんが)コミック仕立てにした一冊。彼が失敗しながら学んだコミュ障の人なりのコミュニケーションのテクニックを学ぶことが出来ます。全体的にはコミュ障の人向けの応援歌となっており、勇気づけられたという声も多数あります。
〔amazon〕コミュ障は治らなくても大丈夫 コミックエッセイでわかるマイナスからの会話力 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
〔kindle版〕コミュ障は治らなくても大丈夫 コミックエッセイでわかるマイナスからの会話力<コミュ障は治らなくても大丈夫>
13.“内向型”のための雑談術―自分にムリせずラクに話せる51のルール
自分がいわゆる内向型と自覚している人に向けたコミュニケーション本。特に営業職など初対面の人と接する機会が多い人にはおすすめです。雑談の仕方など具体的な対応策も示されていますので実践向きです。
〔amazon〕“内向型”のための雑談術―自分にムリせずラクに話せる51のルール
〔kindle版〕“内向型”のための雑談術 自分にムリせずラクに話せる51のルール (大和出版)
まとめ
それぞれの状況や性格によって、求めるコミュニケーションスキルは異なると思いますが、自分の状況に合わせて本を選んでみてください。