創業したばかりのあなたの会社がやるべき、マーケティングの基礎として重要なポイントをご紹介します!
前回の『格好良くても売れない。そんなマーケティングを続けていませんか?』という記事はご覧いただけたでしょうか? 今回は後編です。
内容をおさらいすると、中小企業は大企業と同じように『商品のイメージの向上』や『自社ブランドのイメージアップ』を目的とした、マーケティングは行ってはいけません。
中小企業がするべきマーケティングとは、売上アップに直結するマーケティングです。
今回は売上に直結するマーケティング手法として『ダイレクトレスポンスマーケティング』をご紹介します。
売上に直結する、効果が高いマーケティング手法なので、ぜひ実践してください。
計測、改善できることこそ、DRMの強み!
ダイレクトレスポンスマーケティング(以下DRM)とは、そもそもどういうマーケティングかを説明します。広告などこちらからの情報発信に対して、お客さまからの行動を促し、結果を直接計測できる仕組みを取り入れたマーケティング手法です。
このマーケティング手法のもっとも特徴的な点としては、商品のアピールなど、情報の発信だけをするマーケティング手法と違い、お客さまの行動を計測することで、広告に対してどれだけの反応があったのかを正確に計測できる点にあります。
例えば、もっとも手軽な導入事例としては、WEBサイトへの資料請求のフォームやメルマガへの登録フォームを設置するというものです。
WEBサイトを見たお客さんの数(アクセス数)に対して、資料請求などのアクション数が何個あったのかを計測することで、サイトでの情報発信が効果があったのか、それともなかったのか、正確にデータを測定することができるようになります。
ダイレクトレスポンスマーケティングの導入が売上アップに直結する理由とは?
DRMの導入によって、データが測定が可能となることが、どうして売上アップに直結するのか?
大きな理由は2つあります。
それは、
・反応率の計測で売上見込みを計画することが可能になる
というものです。
それぞれの理由に対して詳しく説明していきます。
ダイレクトレスポンスマーケティングで繰り返し改善すれば、必ず売上アップに直結する!
まずは『改善によって、お客さまに対して効果的な広告が可能になる』という理由についてです。
お客さまの行動を計測できるDRMですと、広告のパターンをいくつか用意することで、どの広告が効果的なのかを明確にすることができます。
例えば、100人が見た時にAの広告だと15人が資料請求をしてくれて、Bの広告だと30人の人が資料請求をしてくれたとします。
どちらの広告を使うか選ぶ時は確実にBの方を使うことでしょう。
データがあることでどっちの広告を使うのが良いかが明確に判断することができるのです。しかも、どんどん改善する度にデータを計測すうれば、その度に反応率を良くしていくことができます。
DRMでなかったとしたら、曖昧にこっちの方が良さそうなんていう判断で広告を作ることになるでしょう。広告の効果の改善は難しく、無駄なコストが多くなること確実です。
ダイレクトレスポンスマーケティングの結果で売上の見込みがたてば、投資も効率的にできる!
次に、『反応率の計測で売上見込みを計画することが可能になる』という理由についてお話します。
先ほどの1つ目の理由で紹介したように広告の効果測定ができることで、売上の予想が高精度でできるようになります。
例えば、100人のアクセスがあれば30人は資料請求をしてくれるとします。そして、30人の内5人は実際に買ってくれ、1人あたり3万円の利益があるとしましょう。
この場合、単純に1000のアクセスがあれば300人が資料請求をして50人は購入してくれそうで、150万円の利益が見込めますよね。
では、1000アクセスを集めるのに50万円の費用がかかるとしても、100万円の利益が予想できます。
いかがでしょうか?
100万円の利益があるなら、広告費に50万払っても全然大丈夫ですよね。このような判断がDRMを実践することでできるようになります。
これがDRMじゃなかった場合は広告費に50万つかっても回収できるかわからないわけですから、実施には踏み切れないことが多いでしょう。
DRMによって、高精度なデータが作れるようになるからこそ、安心して広告を掲載することが可能になり売上アップを成功させられるわけです。
DRM、絶対に始めた方がよいと思いませんか?
売上アップに直結するマーケティングを今すぐ始めよう!
今回は、創業したばかりの中小企業の経営者の方に、実践するべきマーケティング手法として『ダイレクトレスポンスマーケティング』をご紹介しました。この記事全体を要約すると、
・DRMとは、広告に対して見た人が資料請求などアクションを行うことができ、その数を計測することができる仕組みで行うマーケティングである。
・広告に対して実施の度に効果測定ができるため、改善をすることができ、かけた予算に対しての売上見込みも予測できる。
・予測できるからこそ、広告の効果を最大化して売上アップに直結させることができる。
以上が今回の要点となります。
あなたが、経営者で今後の売上アップのためにマーケティング方針を考えているのでしたら、今回紹介したDRMは絶対に実践すべきマーケティング手法です。ぜひ、今日すぐにでも取り入れて売上アップを実現させましょう。
今後、より実践的なダイレクトレスポンスマーケティングのテクニックなどもご紹介しますので、ぜひ見逃されないようにしてください!