【2019年版】定額動画配信サービス7選。それぞれの特徴と選び方

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つい数年前までは「ごく一部の人が利用しているだけ」というイメージの強かった定額動画配信サービスですが、今や映像コンテンツは定額見放題が当たり前の時代となりました。まだ利用したことがない人であっても、一度くらいは導入を検討したことがあるのではないでしょうか?
markelogでも、2015年11月に定額動画配信サービスについての記事を掲載しています。しかしあれから2年以上の歳月が経ち、動画配信をめぐる状況は大きく変化しました。そこで今回は、2018年春の視点であらためて動画配信サービスの選び方や特徴を紹介していきます。

主要動画配信サービス5種類の特徴

2018年3月現在、日本国内で提供されている定額動画配信サービスは20種類以上にも上ります。あまりに選択肢が多すぎて、かえって選び方がわからないという人もいるかもしれません。
ただし、そのうちの多くはジャンル特化型の専門動画サービスです。映画やドラマを中心にさまざまなジャンルのコンテンツを満遍なく見たいと考えているのであれば、事実上選択肢は次の5つに絞られるでしょう。

1. dTV


・月額料金:550円(税込)
・コンテンツ数:12万本以上
・画質:SD/HD/4K
dTVはNTT docomoが運営するサービスで、国内最大級の会員数を誇ります。初期はdocomoユーザーしか利用することができませんでしたが、現在は誰でも会員登録が可能となっています。
12万本以上というコンテンツ量もさることながら、月額500円とコストパフォーマンスに優れているのが特徴です。また、国内企業が完全に国内向けに提供しているサービスですので、日本人好みのコンテンツが多いというのも強みでしょう。そのためジャンルとしては邦画に強く、J-POPのライブ生配信なども行われています。

2. Hulu



・月額料金:933円
・コンテンツ数:4万本以上
・画質:HD
海外ドラマの人気をベースに定額動画配信サービスを定着させたといえるのが、こちらのHuluです。もともとはアメリカ発のサービスでしたが、日米ユーザーの嗜好の違いから当初は伸び悩み、現在は国内向け事業に関しては日本テレビ傘下で独自の発展を見せています。
そのため、提供コンテンツは海外ドラマ以外に日本国内のテレビ番組にも強いという独特のラインナップになっています。「ウォーキング・デッド」と「笑点」の両方を見られるのはHuluぐらいのものでしょう。また、追加料金が必要なコンテンツはなく、全映像を完全定額で閲覧できます。

3. U-NEXT


・月額料金:1990円
・コンテンツ数:11万本以上
・画質:フルHD/4K
U-NEXTは、映画ファンに適した動画配信サービスです。コスト面では月額1990円と、けっして安いとはいえません。コンテンツ数も豊富ではありますが、そうはいってもdTVと同程度に過ぎません。しかしながら、ほかにない特徴として、国内外の新作映画の配信が非常に早いという点を挙げることができます。
さらに、サービス内で獲得したポイントを映画館の鑑賞券に引きかけることも可能です。新しい映画を少しでも早く観たいという人にとっては、とても使い勝手のよいサービスではないでしょうか。

4. Netflix

netflix
https://www.netflix.com/jp/
・月額料金:650円/950円/1450円
・コンテンツ数:非公開
・画質:SD/HD/4K
動画配信サービスに戦国時代が到来したのは、Netflixの日本上陸からだといえます。全世界で1億人ものユーザーがいるというNetflixは、2015年秋から日本でのサービスを開始しました。国内では後発のサービスですが、吉本興業やソフトバンクなどと提携することで着実にユーザーを増やしています。
Netflixの強みはなんといってもオリジナル作品の充実度でしょう。オリジナルドラマだけにとどまらず、ドキュメンタリーやバラエティなどもコンスタントに制作されていますので、ここでしか楽しむことのできないコンテンツが豊富です。また、プランを3種類から選ぶことができるのも特徴のひとつといえます。

5. Amazonプライムビデオ

prime
Amazon Prime Videoはこちら。
・月額料金:325円(年会費3900円)/400円
・コンテンツ数:3万以上
・画質:SD/HD/4K
Amazonプライムビデオは、その名のとおりオンライン通販大手のAmazonが提供している動画配信サービスです。年額制で支払えば1月あたり325円と、主要な動画サービスの中では最安値を記録しています。
なお動画コンテンツの数は少ないように思えるかもしれませんが、この料金は映像だけでなく、Amazonミュージックやお急ぎ便といったほかのサービスも含めた包括的な料金です。日頃からAmazonを活用していたり、音楽も大好きだという人にとっては非常に割安なプランだといえます。

映画・ドラマ以外の主要サービス

映画やドラマをメインで見たいのであれば上記5種類で充分ですが、それ以外のコンテンツに興味があるという人も少なくないでしょう。先ほど紹介した5種類以外でピックアップしておきたいのは、次の2つです。

6.DAZN

dazn
https://www.dazn.com/
・月額料金:950~1750円
・コンテンツ数:20競技以上を毎日生配信
・画質:フルHD
スポーツ観戦が好きな人であれば、もはや選択肢はほかにないかもしれません。2017年に日本に上陸したDAZNは、Jリーグや海外サッカー、テニス、モータースポーツなどさまざまなスポーツ中継を網羅していることで話題をあつめました。
さらに2018年からは、競合していたスポナビライブが撤退したことで、日本プロ野球(NPB)やメジャーリーグ、ボクシング、Bリーグなどもラインナップに加わりました。BSやCSのスポーツパックよりもお得ですし、今後の拡張性という意味でも期待のできるサービスといえるでしょう。

7.観劇三昧


・月額料金:980円
・コンテンツ数:全国270劇団900作品以上
・画質:作品による
演劇が好きな人にとって忘れてはならないのが、こちらです。ソフト化されないような中小劇団の作品も多く取り扱われているため、とにかくたくさんの演劇を観たいという人には最適です。
ただし、映像はテレビ局や制作会社によるものではなく、各劇団から提供されたものとなります。そのため画質や編集にはクオリティの差がありますので、Blu-rayやDVDを観るような感覚でいると肩すかしをくってしまうかもしれません。

まとめ

以上、2018年3月現在での定額動画配信サービスの特徴を見てきました。まとめると、選び方は以下のようになります。
・映画をとにかくたくさん観たいのであればU-NEXT
・海外ドラマが好きならHulu
・オリジナルコンテンツの豊富さではNetflix
・コストパフォーマンスを重視するならdTV
・音楽も定額で聴きたいならAmazonプライム
この5種類のうちのどれかに、興味次第でDAZNや観劇三昧といったサービスを加えてみたり、あるいはAbemaTVやGYAOなどの無料サービスも組み合わせてみると、充実した動画鑑賞ライフを楽しめるのではないでしょうか。

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