エアペイの審査に落ちた?基準や期間の秘密を解説!

エアペイへ申し込む方法を解説!必要書類、審査の所要時間は?

エアペイとは、さまざまな決済にiPadやiPhoneとカードリーダーで対応することができるサービスのことです。

エアペイは株式会社リクルートが提供しています。

エアペイ一つを導入すれば、クレジットカードやSuicaなどの交通系電子マネー支払いに対応できます。

経済産業省によると、2025年のキャッシュレス決済比率は58.0%(162.7兆円)で、2030年までに65%という中間目標が掲げられています(経済産業省「キャッシュレス」、2026年9月19日確認)。決済手段が増えるほど、1台でまとめられるサービスの利点は大きくなります。

エアペイを申し込む方法を解説!

ではエアペイへ申し込む方法について解説します。公式ホームページから必要事項を記載することで、簡単に申し込むことが可能です。

申込画面では、個人か法人か、店舗が開店済みかどうかを選択します。ここで提出する書類が変わります。

2026年9月19日時点のAirペイ公式FAQでは、必要な書類が次のように整理されています。

図:申込みと審査に必要なもの(2026年9月19日時点)

口座情報ゆうちょ銀行以外の国内の金融機関で、口座名義に契約主体の名称(個人は代表者名、法人は法人名称)が含まれている口座。名義が一致しないと審査に時間がかかる。

本人/法人確認書類個人はマイナンバーカード、運転免許証、各種資格確認書、パスポート、住民票、在留カードなどのいずれか1点。有効期限内であること。

許可証/免許証業種によって必要になる。飲食や古物など、営業に許認可が要る業態は事前に用意しておく。

店舗確認書類店舗URLの有無と、開店済みかどうかで変わる。店舗URLがあり、そこに店舗名・住所・電話番号と取扱商品・価格が載っていれば、開店済みの常設店舗では店舗情報書類が不要になる。URLがない場合は、入口の画像、建物全体の外観画像、店内の内観画像、店舗情報が分かる資料、商品・価格が分かる資料の5点。

提出期限がある加盟店申込日から1カ月以内に審査書類を提出しないと、申込みはキャンセルされる。キャンセル後は新規で申し込み直しになる。

出典:Airペイ FAQ「申込みや審査に必要な情報・書類」(2026年9月19日確認)。

書類はすべて電子ファイル(JPG、PNG、PDF)でアップロードします。紙の原本を送る必要はありません。パスワード付きのファイルは受け付けられないため、設定を外してから提出してください。申込時に入力した法人名・代表者氏名・住所と、書類に記載された内容が一致している必要があります。

店舗が完成前の場合は、アップロード画面で「店舗が完成していない」を選ぶと、賃貸借契約書・オープン広告チラシ・求人広告のいずれかに差し替えられます。賃貸借契約書を使う場合は全ページが必要です。
必要事項も記載し、必要書類も提出すると、エアペイの申し込みは完了です。ここから審査に移ります。

公式サイトでは、申込みから利用開始まで2週間程度と案内されています。工程ごとの目安は次のとおりです。

Airペイのお申込みの流れを示した公式画面。お申込み10〜20分、審査は通常3日程度、配送は審査後2日〜4日、初期設定10〜20分、配送後1週間程度で利用開始と記載されている

出典:Airペイ「お申込みの流れ」(2026年9月19日取得)。公式サイトには「現在、多数の申込みをいただいており、審査に時間を要しております」という注記も出ています。

図:申込みから利用開始までの目安(2026年9月19日時点)

1. お申込み(通常10〜20分)店舗情報・口座情報・法人情報を入力し、審査書類をアップロードする。

2. 審査(申込み後 通常3日程度)結果はAirIDに登録したメールアドレスへ送られ、管理画面でも確認できる。

3. 配送(審査後 通常2日〜4日)カードリーダーが届く。

4. 初期設定(通常10〜20分)アプリを入れてカードリーダーを接続する。

5. ご利用開始(配送後 通常1週間程度)ここまでを合計すると、申込みから2週間程度が目安になる。

出典:Airペイ「お申込みの流れ」(2026年9月19日確認)。

ではエアペイの審査の流れを簡単にみていきます。

まずエアペイに申し込むとVASAとMastercard®が利用可能な店舗であるのか審査を受けることになります。

VASAとMastercard®の審査を通過した後にJCBやQR決済、ポイント決済など他の審査が開始されます。

そのため、申し込んだ決済手段のすべてが使えるようになるまでには、公式の目安である2週間程度を見ておくのが現実的です。開店日が決まっている場合は、さらに余裕をとってください。

エアペイに申し込む際の注意点をまとめました!

ではエアペイに申し込み際の注意点についてみていきましょう。エアペイを導入することによるデメリットはどのようなものがあるのでしょうか。

まず注意しておきたいのは、エアペイを導入し、使用するためにはiOSの端末、つまりiPhoneまたはiPadが必要であり、Android端末は未対応という点です。

日本ではiPhoneを使用している人も多いかと思われますが、事業で使用する場合には個人情報保護の観点などから別に端末を用意することがおすすめです。

もし使っていないiPhoneやiPadがあればそれを使用することは可能でしょう。予備のiOS端末がない、Androidしか使用したことのない人は、新たにiOS端末を購入する必要があります。

2つ目の注意点は、nanacoやWAON、楽天Edyなど主要な電子マネーが非対応という点です。Suicaなど交通系電子マネーは対応しています。

nanacoやWAON、楽天Edyは利用者が多いサービスです。そのためエアペイが対応していないのはデメリットと言えるでしょう。

今後の対応の方向性は示されていないため、現状対応していくかどうかは分かりません。

最後の注意点は、意外な盲点かもしれません。Wi-Fi環境が必要という点です。店舗によってはWi-Fi環境がない場合もあるでしょう。

そのためエアペイの導入準備をする段階でしっかりとWi-Fiの環境を整えておく必要があります。

エアペイの場合、導入時にルーターが付いてきます。このルーターとネット環境を接続する必要があります。

エアペイを導入する際にまず必要なのはiPhoneかiPadが必要となります。そしてWi-Fiなどのネット環境を整備する必要があります。

また、電子マネーではnanacoやWAON、楽天Edyが未対応のため、エアペイを導入したい場合は客層を見極めて導入したほうがいいでしょう。

エアペイにはどんな審査基準がある?審査のポイントは5つです!

ではエアペイの審査基準にはどのようなものがあるのでしょうか。ポイントは5つです。

クレジットカード使用状況

まず1つ目は、カード会社による申込み者のクレジットカード使用状況の照会です。

これは新たにクレジットカードを申し込む場合と同じで、過去の利用状況の良し悪しや延滞歴などを見られます。

銀行との取引状況

2つ目は銀行との取引状況も照会です。銀行との取引状況を見ることで経営状況を見ることができるからです。

あまりにも銀行との取引がない場合や、経営状況が悪いと判断される場合は審査に落ちてしまうこともあるようです。

事業年数

3つ目は、事業年数です。簡単に言うと事業年数が一年未満など極端に短い場合には審査に落ちてしまう可能性があるということです。

エアペイもクレジットカードや銀行の融資と同じく、金融事業であるため事業年数はとても重要視されるのです。

業種や事業形態

4つ目は業種や事業形態をチェックされます。金融サービスには、審査通過が難しい業種があります。

夜間営業の飲食店や水商売などの業種は、どんなに経営がよくても審査が通らないことがあります。

こうした業種の場合は事業年数が長いなどの特徴がないとエアペイの導入は厳しいようです。

実店舗の存在と情報

最後5つ目は、実店舗の存在と情報です。まず実店舗が存在していない場合は、審査を通過することは難しいです。

また、実店舗が存在していても店舗の情報を詳細に説明できないと審査通過は厳しくなるようです。

エアペイは実店舗がまだ存在していない、または開店前であっても申し込みことは可能です。

しかしまだ開店していない店舗の場合、今後その店舗がいい経営になるのか悪い経営となりすぐ潰れてしまうか判断するのは困難です。

そのため、未開店でエアペイも申し込んだとしても審査を通過することは難しいようです。

そのためエアペイの申し込みはまず店舗を開店し、ある程度経営が安定してからのほうがおすすめです。

エアペイの審査には以上の5つのポイントがあります。まずはクレジットカードの使用状況や銀行との取引状況を照会されます。

そして事業年数や業種、実店舗の存在も審査基準となってきます。ここまで聞いてエアペイの審査は厳しいのではと思った人もいるのではないでしょうか。

実際その通りで、エアペイの審査は厳しいということがよく言われています。

では次からは、エアペイの審査は本当に厳しいのかについて詳しく紹介していきます。

エアペイの審査は厳しいって本当?

ではエアペイの審査は本当に厳しいのでしょうか。結論から言うとエアペイの審査は厳しいようです。

ではなぜエアペイの審査は厳しいと言われているのでしょうか。

エアペイの審査が落ちた人の中には、他の金融関連の審査は落ちたことないのにエアペイは落ちたという人もいるようです。

ではなぜエアペイは審査が厳しいのでしょうか。これは先程お伝えした審査基準に理由があります。

エアペイは業種や扱っているサービスで審査に落ちる?

まず業種や実店舗で扱っている製品やサービスによって審査に落ちる場合があります。

エアペイは店舗で取り扱っている商品やサービスが加盟店規約に違反していないかを厳重にチェックしているのです。

まず夜間営業の飲食店や水商売は業種として一発で審査に落ちてしまう場合もあります。

また、学習塾や家庭教師、エステなども審査は通らないようです。これはエアペイの加盟店規約に違反しているためです。

なぜ加盟店規約に違反しているのでしょうか。加盟店規約には、特定継続的役務に関する項目があります。特定継続的役務には先程お伝えした学習塾や家庭教師、エステなどが該当します。

これらの業種は一定期間役務提供、つまり一定期間サービスの提供を受けないと効果があるのかが分からないものです。

例えば、学習塾の場合、いきなり1日塾で学んだからといって学力が上がらないことは理解できるでしょう。

このように一定期間、サービスを受けないと本当に効果が出ているのか分からない製品やサービスを取り扱っている場合は審査には通らないようです。

このようにエアペイを導入したい際には規約をしっかりと確認しないと、そもそも導入ができないのにエアペイに申し込んでしまう場合があるので注意が必要です。

エアペイの審査が厳しい理由はクレジットカードの信用情報の照会?

また、エアペイの審査厳しい、落ちてしまう理由としてはクレジットカードの使用情報の照会があります。

クレジットカードの信用情報に関しては支払いの滞納だけではなく、お客とのトラブル情報も照会されます。

お客とのトラブルの例として挙げられるのは、現金払いとは違う代金をクレジットカード払いに要求することなどです。

クレジットカードの支払う時に、手数料を要求されたことのある人もいるのではないでしょうか。

クレジットカードの信用照会では、このような請求をしていないか確認されるようです。

経営もまったく問題ないし、支払いの遅延も起こしたことがなくても審査に通らないのはお客とのトラブルが原因、という可能性もあります。

エアペイを申し込む場合は必要書類をちゃんと提出しよう!

単純に審査に必要な書類をすべて提出していない、または、提出書類に不備がある場合にも審査に落ちてしまいます。

提出書類が足りていない、指示どおりの書類を提出できていない場合は、審査に落ちたとしても再審査することで審査が通る可能性があります。

提出書類をちゃんと提出することで審査期間も短く済むので、提出前にはよく確認するようにしましょう。

エアペイの審査は厳しいと言われていますが、まずは提出書類をしっかりと準備し、不備のないように提出することが大切です。

クレジットカードの信用情報や業種などの理由で落ちる要因がなければ審査に通りやすくなり、審査期間も短くできる可能性があります。

またクレジットカードの信用情報に自信がない場合は一定期間置いた後に申し込むほうがいいでしょう。

金融サービス関連のブラックリストはだいたい5年で解消できると言われています。そのため5年間は問題ない状況を保つ必要があります。

残念ながら業種でそもそも規約に違反するものの場合はエアペイの申し込みは諦めた方がよいでしょう。

しっかりと自分のクレジットカードの信用情報や業種を調べ、無駄にエアペイに申し込むことのないようにしましょう。

エアペイの審査に落ちた場合の対処法と、代わりになるサービス

提出書類の不足が理由であれば、そろえ直して再度申し込むことで通る可能性があります。それ以外の理由の場合は、同じ条件で出し直しても結果が変わりにくいため、別のサービスを検討したほうが早く進みます。

エアペイが選べないのは、審査結果だけが理由とは限りません。Airペイ アプリはiPadとiPhoneのみの対応で、Android端末しかない店舗では申し込めません。また振込先にゆうちょ銀行を指定できないため、ほかに口座がない場合も条件に合いません(Airペイ「料金・必要機器」、2026年9月19日確認)。

代わりに検討できる主なサービス(2026年9月19日時点)

サービス初期費用・月額対応端末入金
Square初期費用0円・月額固定費0円iOS・Androidの両方に対応三井住友・みずほは翌営業日、その他は毎週金曜。振込手数料は無料
STORES 決済フリーは月額0円・端末27,720円(税込)/スタンダードは月額3,300円(税込)・端末1台無料専用の決済端末銀行を問わず最短翌々日
楽天ペイ(実店舗決済)QRコード決済は導入費用無料iOS・Androidの対応機種一覧を公開楽天銀行は無料、他行は1回300円(税抜)
UnivaPay(インバウンドPay)初期費用0円・月額費用0円・決済処理料0円iPhone・Android・iPadにアプリを入れて利用月2回(15日締め月末払い/末日締め翌月15日払い)

表:Square「決済手数料」、STORES「手数料率・初期費用・決済端末費用」、楽天ペイ「入金サイクルについて」、UnivaPay「インバウンドPay」より(2026年9月19日確認)。いずれも申し込みには審査があります。

Android端末しかない場合

エアペイが要件に合わない最も多い理由がこれです。Square、楽天ペイ(実店舗決済)、UnivaPayはいずれもAndroidに対応しており、手元の端末をそのまま使えます。端末の買い替え費用が発生しないぶん、実質の導入コストはエアペイより低くなることもあります。

訪日客の決済を優先したい場合

UnivaPayの「インバウンドPay」は、専用アプリ(UnivaPay Store App)が30種類以上の決済アプリに対応し、客が出したコードからどの決済アプリかを自動で判別する作りになっています。決済手数料はブランドによって2.5%から3.25%の範囲で、Alipay+ 傘下のウォレットは2.5%(税別)と案内されています。初期費用・月額費用・決済処理料・取消処理料はいずれも0円です。

入金は月2回(15日締めで月末払い、末日締めで翌月15日払い)です。エアペイの月6回・月3回と比べると回数は少ないものの、月1回のサービスよりは早く回ります。条件の詳細はUnivaPayの公式ページで確認してください。

カードや交通系電子マネーもまとめたい場合

Squareは対面決済でクレジットカード・電子マネー・QRコードに対応し、年間キャッシュレス決済額3,000万円未満かつ主要カードブランドの対面決済であれば2.5%〜、それ以外は3.25%〜の手数料です。STORES 決済はスタンダードプランでVisa・Mastercardが1.98%、JCBなどが2.38%まで下がります。どちらも振込のタイミングがエアペイより早い設計です。

サービスごとの条件はモバイル決済の種類とサービス比較に5社分をまとめています。エアペイ自体の料金と対応ブランドはエアペイの手数料と対応ブランド、訪日客の決済手段はアリペイ・WeChat Payの導入と手数料を参照してください。

まとめ

エアペイの審査は、リクルートグループが運営していることもあり、書類の不備や事業実態の確認で時間がかかることがあります。落ちた理由が書類の不足であれば再申し込みの余地がありますが、それ以外の場合は別のサービスへ切り替えたほうが確実です。

そもそもエアペイはiPadまたはiPhoneが必須で、振込先にゆうちょ銀行を指定できません。審査以前にこの2つで外れる店舗もあります。代わりの候補としては、Androidでも使えるSquareや楽天ペイ、インバウンド対応を重視するならUnivaPay、入金の早さを重視するならSTORES 決済が挙がります。いずれも申し込みの前に、公式ページで最新の条件を確認してください。

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