エアペイへ申し込む方法を解説!必要書類、審査の所要時間は?
エアペイとは、さまざまな決済にiPadやiPhoneとカードリーダーで対応することができるサービスのことです。
エアペイはリクルートグループの株式会社リクルートライフスタイルが運営しています。
エアペイ一つを導入すれば、クレジットカードやSuicaなどの交通系電子マネー支払いに対応できます。
東京オリンピックの影響もあり、キャッシュレス化の動きは今後も活発になることでしょう。
キャッシュレス化が進めば決済方法も多種多様になります。エアペイは多くの決済方法に対応しているため、今とても注目され導入する店舗も増えているサービスです。
エアペイを申し込む方法を解説!
ではエアペイへ申し込む方法について解説します。公式ホームページから必要事項を記載することで、簡単に申し込むことが可能です。
まず、個人または法人なのか、そしてもう店舗が開店済かどうかを選択します。
店舗が完成している場合と未完成の場合で審査に必要な書類が異なります。しっかり確認しましょう。
店舗が完成している場合は5つの必要書類の提出が必要です。店舗が未完成の場合は4つの必要書類の提出が必要です。
まず、店舗の完成、未完成に関わらず共通して必要な書類が2つあります。「店舗名と合わせて店舗住所、店舗電話番号が確認できる書類」、「取り扱う商品、サービス、価格が確認できる書類」の2つです。
店舗は完成している場合には共通の必要書類の他に3つ書類の提出が必要です。「店舗名を含む店舗入口の写真」、「店舗建物全体の写真」、「取り扱い商品やサービスを確認できる店内の写真」の3つです。
店舗がまだ完成していない場合は共通書類の他に1つの必要書類があります。「店舗の賃貸借契約、オープン案内、求人情報のいずれかが確認できる書類」です。
必要事項を記載したら、必要書類はウェブ上でアップロードする必要があるため、画像などのデータで準備をする必要があります。
必要事項も記載し、必要書類も提出すると、エアペイの申し込みは完了です。ここから審査に移ります。
審査にかかる時間はだいたい1〜2週間程度と考えておきましょう。ではエアペイの審査の流れを簡単にみていきます。
まずエアペイに申し込むとVASAとMastercard®が利用可能な店舗であるのか審査を受けることになります。
VASAとMastercard®の審査を通過した後にJCBやQR決済、ポイント決済など他の審査が開始されます。
そのためすべての決済が使用できるようになるためには1~2週間程度の時間を要することになるのです。
エアペイに申し込む際の注意点をまとめました!
ではエアペイに申し込み際の注意点についてみていきましょう。エアペイを導入することによるデメリットはどのようなものがあるのでしょうか。
まず注意しておきたいのは、エアペイを導入し、使用するためにはiOSの端末、つまりiPhoneまたはiPadが必要であり、Android端末は未対応という点です。
日本ではiPhoneを使用している人も多いかと思われますが、事業で使用する場合には個人情報保護の観点などから別に端末を用意することがおすすめです。
もし使っていないiPhoneやiPadがあればそれを使用することは可能でしょう。予備のiOS端末がない、Androidしか使用したことのない人は、新たにiOS端末を購入する必要があります。
2つ目の注意点は、nanacoやWAON、楽天Edyなど主要な電子マネーが非対応という点です。Suicaなど交通系電子マネーは対応しています。
nanacoやWAON、楽天Edyは利用者が多いサービスです。そのためエアペイが対応していないのはデメリットと言えるでしょう。
今後の対応の方向性は示されていないため、現状対応していくかどうかは分かりません。
最後の注意点は、意外な盲点かもしれません。Wi-Fi環境が必要という点です。店舗によってはWi-Fi環境がない場合もあるでしょう。
そのためエアペイの導入準備をする段階でしっかりとWi-Fiの環境を整えておく必要があります。
エアペイの場合、導入時にルーターが付いてきます。このルーターとネット環境を接続する必要があります。
エアペイを導入する際にまず必要なのはiPhoneかiPadが必要となります。そしてWi-Fiなどのネット環境を整備する必要があります。
また、電子マネーではnanacoやWAON、楽天Edyが未対応のため、エアペイを導入したい場合は客層を見極めて導入したほうがいいでしょう。
エアペイにはどんな審査基準がある?審査のポイントは5つです!
ではエアペイの審査基準にはどのようなものがあるのでしょうか。ポイントは5つです。
クレジットカード使用状況
まず1つ目は、カード会社による申込み者のクレジットカード使用状況の照会です。
これは新たにクレジットカードを申し込む場合と同じで、過去の利用状況の良し悪しや延滞歴などを見られます。
銀行との取引状況
2つ目は銀行との取引状況も照会です。銀行との取引状況を見ることで経営状況を見ることができるからです。
あまりにも銀行との取引がない場合や、経営状況が悪いと判断される場合は審査に落ちてしまうこともあるようです。
事業年数
3つ目は、事業年数です。簡単に言うと事業年数が一年未満など極端に短い場合には審査に落ちてしまう可能性があるということです。
エアペイもクレジットカードや銀行の融資と同じく、金融事業であるため事業年数はとても重要視されるのです。
業種や事業形態
4つ目は業種や事業形態をチェックされます。金融サービスには、審査通過が難しい業種があります。
夜間営業の飲食店や水商売などの業種は、どんなに経営がよくても審査が通らないことがあります。
こうした業種の場合は事業年数が長いなどの特徴がないとエアペイの導入は厳しいようです。
実店舗の存在と情報
最後5つ目は、実店舗の存在と情報です。まず実店舗が存在していない場合は、審査を通過することは難しいです。
また、実店舗が存在していても店舗の情報を詳細に説明できないと審査通過は厳しくなるようです。
エアペイは実店舗がまだ存在していない、または開店前であっても申し込みことは可能です。
しかしまだ開店していない店舗の場合、今後その店舗がいい経営になるのか悪い経営となりすぐ潰れてしまうか判断するのは困難です。
そのため、未開店でエアペイも申し込んだとしても審査を通過することは難しいようです。
そのためエアペイの申し込みはまず店舗を開店し、ある程度経営が安定してからのほうがおすすめです。
エアペイの審査には以上の5つのポイントがあります。まずはクレジットカードの使用状況や銀行との取引状況を照会されます。
そして事業年数や業種、実店舗の存在も審査基準となってきます。ここまで聞いてエアペイの審査は厳しいのではと思った人もいるのではないでしょうか。
実際その通りで、エアペイの審査は厳しいということがよく言われています。
では次からは、エアペイの審査は本当に厳しいのかについて詳しく紹介していきます。
エアペイの審査は厳しいって本当?
ではエアペイの審査は本当に厳しいのでしょうか。結論から言うとエアペイの審査は厳しいようです。
ではなぜエアペイの審査は厳しいと言われているのでしょうか。
エアペイの審査が落ちた人の中には、他の金融関連の審査は落ちたことないのにエアペイは落ちたという人もいるようです。
ではなぜエアペイは審査が厳しいのでしょうか。これは先程お伝えした審査基準に理由があります。
エアペイは業種や扱っているサービスで審査に落ちる?
まず業種や実店舗で扱っている製品やサービスによって審査に落ちる場合があります。
エアペイは店舗で取り扱っている商品やサービスが加盟店規約に違反していないかを厳重にチェックしているのです。
まず夜間営業の飲食店や水商売は業種として一発で審査に落ちてしまう場合もあります。
また、学習塾や家庭教師、エステなども審査は通らないようです。これはエアペイの加盟店規約に違反しているためです。
なぜ加盟店規約に違反しているのでしょうか。加盟店規約には、特定継続的役務に関する項目があります。特定継続的役務には先程お伝えした学習塾や家庭教師、エステなどが該当します。
これらの業種は一定期間役務提供、つまり一定期間サービスの提供を受けないと効果があるのかが分からないものです。
例えば、学習塾の場合、いきなり1日塾で学んだからといって学力が上がらないことは理解できるでしょう。
このように一定期間、サービスを受けないと本当に効果が出ているのか分からない製品やサービスを取り扱っている場合は審査には通らないようです。
このようにエアペイを導入したい際には規約をしっかりと確認しないと、そもそも導入ができないのにエアペイに申し込んでしまう場合があるので注意が必要です。
エアペイの審査が厳しい理由はクレジットカードの信用情報の照会?
また、エアペイの審査厳しい、落ちてしまう理由としてはクレジットカードの使用情報の照会があります。
クレジットカードの信用情報に関しては支払いの滞納だけではなく、お客とのトラブル情報も照会されます。
お客とのトラブルの例として挙げられるのは、現金払いとは違う代金をクレジットカード払いに要求することなどです。
クレジットカードの支払う時に、手数料を要求されたことのある人もいるのではないでしょうか。
クレジットカードの信用照会では、このような請求をしていないか確認されるようです。
経営もまったく問題ないし、支払いの遅延も起こしたことがなくても審査に通らないのはお客とのトラブルが原因、という可能性もあります。
エアペイを申し込む場合は必要書類をちゃんと提出しよう!
単純に審査に必要な書類をすべて提出していない、または、提出書類に不備がある場合にも審査に落ちてしまいます。
提出書類が足りていない、指示どおりの書類を提出できていない場合は、審査に落ちたとしても再審査することで審査が通る可能性があります。
提出書類をちゃんと提出することで審査期間も短く済むので、提出前にはよく確認するようにしましょう。
エアペイの審査は厳しいと言われていますが、まずは提出書類をしっかりと準備し、不備のないように提出することが大切です。
クレジットカードの信用情報や業種などの理由で落ちる要因がなければ審査に通りやすくなり、審査期間も短くできる可能性があります。
またクレジットカードの信用情報に自信がない場合は一定期間置いた後に申し込むほうがいいでしょう。
金融サービス関連のブラックリストはだいたい5年で解消できると言われています。そのため5年間は問題ない状況を保つ必要があります。
残念ながら業種でそもそも規約に違反するものの場合はエアペイの申し込みは諦めた方がよいでしょう。
しっかりと自分のクレジットカードの信用情報や業種を調べ、無駄にエアペイに申し込むことのないようにしましょう。
エアペイの審査に落ちた!対処法、代わりになるサービスとは?おすすめはUnivapay(ユニヴァペイ)です
では最後にエアペイの審査に落ちた場合の対処法について紹介していきます。エアペイの審査に一度落ちた場合はエアペイの申し込みは諦めたほうがいいでしょう。
一部の提出書類が未提出だったためにエアペイの審査に落ちた場合は、再提出を行えば審査に通る可能性があります。このような場合は再チェレンジしてもいいでしょう。
しかしその他の理由でエアペイの審査に落ちた場合は、よっぽどの理由がない限り再審査で通ることはありません。
ではエアペイの審査に落ち、エアペイの申し込みを諦めたとして代わりとなるサービスはあるのでしょうか。
エアペイに審査落ちしても大丈夫!Univapay(ユニヴァペイ)を導入しよう!
エアペイの代わりにおすすめのサービスはUnivapay(ユニヴァペイ)です。ではUnivapayの内容について紹介し、おすすめする理由について紹介していきます。
まず、Univapayの基本的なサービスについて紹介していきます。Univapayはエアペイと同じくマルチ決済アプリです。
Univapayは決済サービスを主な事業としている株式会社ユニヴァ・ペイキャストが提供しています。
株式会社ユニヴァ・ペイキャストはペイメントサービスの他に業務基幹システムやマーケティングツールを提供するIT企業です。
Univapayはアリペイやウィーチャットペイなど中国で大きなシェアを誇るモバイルペイメントに対応しています。
ネットショップの場合、楽天EdyやBitCash(ビットキャッシュ)など代表的な電子マネー、コンビニ決済やクレジットカード決済、デビットカードなどの銀行口座、銀行振込決済にも対応しています。
もちろん最近話題となっているPayPay(ペイペイ)やNTTドコモが運営するd払いにも対応しています。
エアペイも様々な決済手段に対応しておりますが、Univapayは中国向けのモバイルペイメントにも対応している点がメリットです。
Univapay(ユニヴァペイ)がおすすめな理由3選!
では、Univapayがなぜおすすめなのかについて紹介していきます。おすすめする理由は3つです。
導入がとても簡単かつ無料!
まず1つ目は、導入がとても簡単で、そして導入料金がかからないことです。Univapayを導入するにはどうすればいいのでしょうか。
Univapayの導入するためにはエアペイと同じように申し込みを行い、審査に通過する必要があります。審査に無事通るとUnivapayを導入することができます。
UnivapayはUnivaPay StoreAppと言われるアプリをインストールすることでQR決済に対応することが可能となります。
Univapayはエアペイとは違い、iPhoneやiPadだけでなく、Androidにも対応しています。そのためお手持ちのスマホやタブレットで決済が可能となります。
このように申し込み、審査通過後にアプリをダウンロード、インストールし、設定を完了するだけで、Univapayを使用することが可能となります。
申し込みの際に審査に必要な書類の提出するだけで、導入費用はかからず、簡単に導入することができるのはおすすめポイントです。
審査が早い!
ではおすすめするポイントの2つ目です。それはエアペイと比べると審査が早いという点です。審査が早いということは導入までの時間が短いということです。
各決済方法により、審査の期間に違いはあるものの、1週間ほどで審査結果が出ます。
そのため早くマルチ決済のシステムを導入したいと思っている人にはとてもUnivapayはおすすめと言えます。
インバウンド対応による売上アップ!
最後はインバウンドでの売上アップを狙えるという点です。最近では中国をはじめとするアジア圏の観光客が日本にたくさん来ています。
日本では東京オリンピックに向けてキャッシュレス化を推進していますが、まだまだ利用者は少ないのが事実です。
しかし中国でのキャッシュレス化は日本よりもとても進んでいます。そのためアリペイやウィーチャットペイなどを使用している人が多くいます。
また日本の店舗でアリペイやウィーチャットペイに対応している店舗は大手のチェーン店ぐらいでまだまだ導入店舗は少ないのです。
そのためUnivapayを導入することでアリペイやウィーチャットペイを使用できるということを中国人にアピールすることができます。
そのため、Univapayを導入し、アリペイやウィーチャットペイを使用可能にすることで一気にインバウンドでの売上アップを期待できるでしょう。
そのためよくアジア圏の観光客、特に中国の方々が多く来ているような地域に店舗を構えている人はUnivapayはエアペイよりおすすめと言えるでしょう。
エアペイの審査に落ちた場合は、Univapayを検討してみましょう!
今回はエアペイへの申込み方法や審査期間から申し込みの注意点や審査が厳しいことを紹介しました。
エアペイは便利であることは確かでありますが、リクルートグループが運営していることもあり、審査が厳しいことがあるようです。
しかしUnivapayであれば、審査期間も短いことも多く、導入に関してもお手持ちのスマホやタブレットにアプリをインストールするだけで使用することが可能になります。
またUnivapayはアリペイやウィーチャットペイにも対応しているため中国人観光客などのインバウンドの売上をアップさせることも期待できます。
ぜひエアペイに審査は落ちてしまい、マルチ決済のシステムを導入したい方はUnivapayを検討してみるのはいかがでしょうか。