ANA法人カードのメリットデメリット。おすすめのANA法人カードとは?

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ANA法人カードを利用したいと考えている個人事業主の方や会社経営者の方も多いかもしれません。特にANA便に乗る機会が多い、という方にとっては欠かせないカードとなっているわけです。

法人ともなると出張に航空機を使うことも珍しいこともありません。特に海外へビジネスの商談などに行く機会が多い、という方も多いのではありませんか?そんな時にもANA法人カードは役立ってくれるわけです。

こちらでは各ANA法人カードのメリットとデメリットを紹介します。

Man
「それぞれのANAカードにはどんな特徴があるのでしょうか?」

「ANAカードをより詳しく理解し、自身にマッチしたものを選びたい」と考えている方は必見です。

ちなみにANA法人カードの法人カードには以下のものがあります。

  • ANA 法人カード 一般カード
  • ANA 法人カード ワイドカード
  • ANA 法人カード ワイドゴールドカード
  • ANAダイナースコーポレートカード

上記した3つのANA系法人カードのメリットとデメリットを徹底解説します。

※コーポレートカードとは法人カードのことを指しています。

ANA法人カードの注意点

こちらでは、全ANA法人カードに共通する注意点についてお伝えします。

国際ブランドの違いに注目

  • 使い勝手に違いあり
  • 年会費に違いあり
  • カード会社のポイントのマイル移行に違いあり

ANA法人カードですが、「ANA 法人カード 一般カード」「ANA 法人カード ワイドカード」「ANA 法人カード ワイドゴールドカード」に各カードには3つの国際ブランドが用意されています。

  • JCB
  • VISA
  • Mastercard®

3つの中から、好きな国際ブランドを選択できるといったメリットがあるわけです。ただし使い勝手には違いが出てくるので注意してください。

ちなみに国内利用であれば、JCBであったとしてもVISAであったとしても、Mastercard®であったとしても問題はありません。

海外の加盟店ですが、VISAとマスターカードであれば問題ありません。しかしJCBに関しては、使える店舗に限りが出てきてしまのです。使えない店舗も多くあるので、海外での利用を考えている方はJCBの選択については熟慮する必要があります。

ANAダイナースコーポレートカードの国際ブランドであるダイナースは、海外でもそれほど加盟店が多いわけではありません。セレブな国際ブランドなので高級店の加盟店は多いのですが、VISAやMastercard®に比べると加盟店はかなり少ないのです。

さらに国際ブランドによって、一部のカードにおいてではありますが、若干の年会費の違いを生むことになります。本会員カードについては、JCBの年会費のほうが低く、子カードの年会費については、VISAとMastercard®のほうが低い、といった特徴があるのです。

年会費に関しては、各カードのメリットとデメリットを紹介する時に詳しく解説します。

年会費については、毎年必ず発生するものでもあるので、申し込みをする前にかならず確認しておかなければなりません。

ANAカードを利用するということは、ANAマイルの獲得を目的としているのではありませんか?

法人カードであったとしても、ANAカードであればANAマイルが獲得できます。しかしクレジットカード会社のポイントの移行については、違いがあるのです。

  • JCBブランドのANA法人カード:カードのポイントをANAマイルへ移行可能
  • VISAブランドのANA法人カード:カードのポイントをANAマイルへ移行不可
  • Mastercard®ブランドのANA法人カード:カードのポイントをANAマイルへ移行不可
  • ANAダイナースコーポレートカード:カードのポイントをANAマイルへ移行可能

JCBブランドのANAカードであれば、カードのポイントをANAマイルへ移行することも可能です。

ダイナースブランドに関しても、マイルへ移行できるのです。ANAマイルが効率的に貯まることになるでしょう。

一方で、VISAやMastercard®ブランドに関しては、カードのポイントをANAマイルへ移行できません。

もちろんVISAブランドやMastercard®ブランドであったとしても、ボーナスマイルなどは獲得可能です。しかしカードショッピングで獲得したポイントが、ANAマイルへ移行できないわけです。

この点はブランド選択時に理解しておく必要があります。

ANA 法人カード 一般カードのメリット・デメリット

メリット2つ!

  1. 年会費が低く設定されている
  2. 追加カードが発行可能である

①コストがかかりにくいカードである

一般カードなので、高い年会費が徴収されるわけではありません。ANA法人カードの中では、もちろん最も低い年会費設定となっているのです。

さらに初年度年会費が無料である、というところにも注目しなければなりません。仮に初年度利用してイメージと「悪い意味」で異なっていた場合には解約をすれば良いのです。

初年度であれば年会費がかからないので、年会費ゼロで「ANA 法人カード 一般カード」を試せたことになります。

Man
「では実際に、ANA 法人カード 一般カードの年会費はどうなっているのでしょうか?」

ブランドごとに異なっているので、一つずつ確認してみましょう。

ANA 法人カード 一般カードの本会員カード年会費
  • JCBブランド:2,475円(税込み)(初年度無料)
  • VISAブランド:3,025円(税込み)(初年度無料)
  • Mastercard®ブランド:3,025円(税込み)(初年度無料)
ANA 法人カード 一般カードの子カード年会費
  • JCBブランド:1名追加ごとに825円(税込み)(初年度無料)
  • VISAブランド:1名追加ごとに440円(税込み)(初年度無料)
  • Mastercard®ブランド:1名追加ごとに440円(税込み)(初年度無料)

本会員カードの年会費と子カード年会費が異なっているので、少しわかりにくいかもしれません。どのブランドのほうが、年会費がお得といったことは少し判断が難しくなっているのです。

本会員カードはJCBブランドの年会費が安いので、比較的手が出しやすいようにも感じます。一方で、子カード年会費は、VISAブランドとMastercard®ブランドのほうがお得なのです。

よって、より子カードを多く発行する場合には、VISAとMastercard®の法がコストが低くなります。本会員カードだけの発行であれば、JCBブランドのほうがお得です。
年会費の割引システムあり
  • WEB明細の利用
  • マイ・ペイすリボに登録し年に1回以上利用する

上記の条件をクリアすると、年会費の割引となります(本会員年会費のみ)。まずは、WEB明細に登録すると550円の割引となります。

さらにマイ・ペイすリボに登録し、年に1回以上利用すると1,107円の年会費割引になるのです。

ただし、注意しなければならないことがあります。①と②の割引ですが、いずれか片方しか利用できません。よってマイ・ペイすリボ登録と利用のほうがお得です。

②ETCカードも子カードも発行できる

追加カードについても、問題なく発行可能です。ETCカードも発行できるので、陸の移動もお得になるわけです。子カードも発行できるので従業員に法人カードをもたせられます。

家族カード年会費については、前述したのでETCカードの年会費についてお伝えします。

ETC年会費はかかりません。発行手数料も無料です。

営業車などがある場合には、ぜひETCカードも発行しておきましょう。

デメリット4つ!

  1. 通常ポイント還元率が低めである
  2. 付帯サービスが手薄である
  3. ボーナスマイルが少額である
  4. 付帯保険の補償額が少額である

①ポイント還元率について

ポイント還元率については、それほど若い設定ではありません。1,000円につき1ポイントの付与となっており、基本的にポイント還元率は0.5%程度となっているのです。

ただし法人カードに関しては、ポイント還元率が低めに設定されているものも珍しくありません。よって、それほどがっかりする内容になっているわけではありません。

さらにポイント還元率を高める方法があります。ポイント特約店を利用するのです。

例えば、JCBカードであればOki Dokiランドを経由してインターネットショッピングをしましょう。VISAやMastercard®であれば、ポイントアップモールを経由してネットショッピングをすれば良いのです。

ポイント還元率が、通常の2倍や3倍になることも珍しくありません。

Expert
前年度のカードショッピングの金額によっても、ポイントの付与率がアップすることがあるのです。カードの高額利用を考えている方であれば、通常のポイント還元率の低さは気にならないかもしれません。
JCBブランドのランク制度
  • 年間50万円以上の利用(スターβ):翌年度のポイントが10%アップ
  • 年間100万円以上の利用(スターα):翌年度のポイントが20%アップ
VISA・Mastercard®ブランドのランク制度
  • 年間50万円以上の利用(V1):翌年度50万円の利用で+50ポイント、以降10万円ごとに10ポイント獲得
  • 年間100万円以上の利用(V2):翌年度50万円の利用で+75ポイント、以降10万円ごとに15ポイント獲得
  • 年間300万円以上の利用(V3):翌年度50万円の利用で+150ポイント、以降10万円ごとに30ポイント獲得

②付帯サービスが少ない

年会費が低いこともあり、それほど質の高いサービスが付帯しているわけではありません、さらにサービスの数も少なめに設定されているのです。

例えば、航空系カードの取得を考えている方の多くが気にしている「空港ラウンジ」系のサービスは付帯していません。空港ラウンジを無料利用はできないわけです。

もちろん一般カードなので、コンシェルジュ系のサービスを受けることもできません。何かしらの優待系のサービスも付いていないのです。

要は「クレジットカードとして利用でき、マイルの貯められればOK」という方向けのカードなのです。

ちなみに主な付帯サービスは以下の3つのみです(JCBカードの場合)。

  • JCB.ANA@desk
  • JCB de JAL ONLINE
  • エクスプレス予約サービス

③ボーナスマイルについて

高額のボーナスマイルが取得できるわけではありません。よってマイルが比較的たまりにくいカードとなっているわけです。

  • 入会ボーナスマイル:1,000マイル
  • 継続ボーナスマイル:(毎年)1,000マイル
  • 搭乗時ボーナスマイル:(搭乗ごとに)区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×10%

ボーナスマイルは獲得ができるわけですが、手薄な感は否めません。高額のANAマイルの獲得を目指している方にとっては物足りないでしょう。

特に搭乗時ボーナスマイルが低めの設定なので、空の移動が多いといった方は、残念にも感じるはずです。

④付帯保険と補償額

  • 海外旅行傷害保険:最高1,000万円(自動付帯:1,000万円)
  • 国内旅行傷害保険:最高1,000万円(自動付帯:1,000万円)
  • ショッピング保険:なし

海外旅行保険と国内旅行保険に関しては、自動付帯である点に関しては評価しなければなりません。

しかし海外旅行保険は、死亡後遺障害と救援者費用しか対応していません。国内旅行保険に至っては、死亡後遺障害のみです。

さらにショッピング保険がついていないので、高額の買い物には適していません。買い物でトラブルが発生したとしてもカードとして保証してくれないのです。

ANA 法人カード 一般カードの基本スペック

年会費 2,475円or3,025円(税込み)(※1)
子カード ETCカード(年会費無料)、子カード(440円or825円)(※2)
ポイント還元率 0.5%程度
ボーナスマイル 入会ボーナスマイル(1,000マイル)、継続ボーナスマイル(1,000マイル)、搭乗時ボーナスマイル(区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×10%)
海外旅行傷害保険 最高1,000万円(自動付帯)
国内旅行傷害保険 最高1,000万円(自動付帯)
ショッピング保険 なし
  • ※1:本会員年会費はJCBブランドは2,475円であり、VISA・Mastercard®ブランドは3,025円です。
  • ※2:子カード年会費はJCBブランドは825円であり、VISA・Mastercard®ブランドは440円です。

ANA 法人カード ワイドカードのメリット・デメリット

メリット5つ!

  1. 追加カードの年会費が低めである
  2. 付帯保険の補償額が魅力的である
  3. ボーナスマイルが魅力的
  4. ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)の取得が狙える
  5. Apple Payに対応している

①ETCカードの年会費と小カードの年会費について

まずはETCカードの年会費ですが、一切かかりません。永年年会費無料となっているのです。

一方で子カードに関しては、年会費がかかります。しかし子カードの年会費については、一般カードと違いはありません。

子カードに関しては、全く同じ年会費でANA 法人カード ワイドカードが利用できるわけです。

ANA 法人カード ワイドカードの子カード年会費
  • JCBブランド:1名追加ごとに825円(税込み)
  • VISAブランド:1名追加ごとに440円(税込み)
  • Mastercard®ブランド:1名追加ごとに440円(税込み)

②付帯保険の補償額について

付帯保険の補償額に関しても、ゴールドカード相当となっています。高額の補償額となっておるので、何かしらのトラブルが発生したとしても対応してくれるはずです。

ANA 法人カード ワイドカードに関しては、海外旅行小以外保険と国内旅行傷害保険、さらにはショッピング保険も付帯しています。

ただし航空機遅延保険については、付帯していないので注意しましょう。

ANA 法人カード ワイドカードの各種保険と補償額
  • 海外旅行傷害保険:最高5,000万円(自動付帯)
  • 国内旅行傷害保険:最高5,000万円(自動付帯)
  • ショッピング保険:海外(年100万円まで)、国内(年100万円まで)

ショッピング保険に関しては、補償額が少なめに感じてしまうかもしれません。しかし国内旅行保険も海外旅行保険も高額の補償をしてくれています。旅行中や出張中に怪我や病気にかかってしまったとしても、対応してもらえるわけです。

③ボーナスマイルについて

一般カードとは異なり、ボーナスマイルに関してはたくさん獲得できます。

  • 入会ボーナスマイル:2,000マイル
  • 継続ボーナスマイル:(毎年)2,000マイル
  • 搭乗時ボーナスマイル:(搭乗ごとに)区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×25%
Expert
特に搭乗時ボーナスマイルがたくさんもらえるので、1年間に何度もANA便などの対象便を利用する、という方であればマイルを多数獲得することも可能です。

ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)の取得について

ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)の一般カードであれば、無審査で移行できるようになります。

ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)とは、ANAマイレージクラブのプレミアムメンバーサービスとなっています。そのプレミアムメンバーサービスの利用がANA 法人カード ワイドカードを活用することで、将来的にできるかもしれないのです。

ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)を取得することで、フライトボーナスマイルの積算率が変わってきます。35%や40%になることもあるのです。

よりボーナスマイルを多く獲得したいという方は、ANA 法人カード ワイドカードを活用してANAスーパーフライヤーズカード(SFC)を狙いましょう。

ただしANAスーパーフライヤーズカード(SFC)の年会費については、カードの種類によってはかなり高額となるので注意してください。

例えば、ANAアメリカン・エキスプレス スーパーフライヤーズ・ゴールド・カードであれば、年会費は3万4,100円になります。ANAダイナーススーパーフライヤーズ プレミアムカードともなると、17万500円にもなるのです。

誰にでも、ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)がおすすめというわけではありません。

⑤Apple Pay決済ができる

クレジットカード決済が面倒な場面もあると思います。カード決済となるとサインをしたり暗証番号を入力するようなこともあるでしょう。

しかしApple Payで決済するん場合には、iPhoneを読み取り機にかざすだけです。たったそれだけで決済ができるわけです。

ANA 法人カード ワイドカードであれば、Apple Payに対応しています。カード決済だけではなく、スマホ決済にも対応しているカードなのです。

Expert
ただしApple Payで利用するためには、まずはApple Payにカード登録をしなければなりません。手続きを行った上で決済に利用しましょう。

デメリット3つ!

  1. 本会員年会費が高めに設定されている
  2. 付帯サービスが少ない
  3. ポイント還元率が低めである

①本会員年会費について

名称からすると一般カードにも見えるので、年会費はかかり高く感じるかもしれません。

しかしANA 法人カード ワイドカードに関しては、ゴールドカード相当になっているので、年会費が特別に高いわけではありません。その点を理解しつつ年会費をチェックしてみましょう。

ANA 法人カード ワイドカードの本会員年会費
  • JCBブランド:1万2,925円(税込み)
  • VISAブランド:1万3,475円(税込み)
  • Mastercard®ブランド:1万3,475円(税込み)

年会費が1万円をオーバーしてきます。毎年一定の年会費がかかり続けることになるわけです。

ANA 法人カード 一般カードのように、年会費が優遇される仕組みが用意されていないのかという部分に、注目しなければなりません。

残念ながら年会費が割引されるような、企画は実施されていません。初年度から1万円を超える年会費がかかってしまうのです。

仮にマイ・ペイすリボに登録して利用したとしても、年会費が優遇されることはないので注意しましょう。

②付帯サービスが手薄である

ANA 法人カード ワイドカードは、ゴールドカード仕様となっているわけですが、付帯サービスに関しては「一般カード」と大きな違いはありません。

そもそも空港ラウンジのサービスが付帯していないのです。年会費が1万円をオーバーしているのに、空港ラウンジのサービスが付帯していないというのは、かなり珍しいことでもあります。

海外に行く機会が多いという方には、ANA 法人カード ワイドカードはあまりおすすめできません。

主な付帯サービスとしては以下のものがあります(JCBカードのケース)。

  • JCB.ANA@desk
  • JCB de JAL ONLINE
  • エクスプレス予約サービス

前述した一般カード(ANA 法人カード 一般カード)と全く一緒です。

③ポイント還元率について

通常のポイント還元率は、0.5%程度となっています。

さらに年間利用額によってポイントの付与率が分かってくるのも一般カードと同様です。ポイント還元率については、一般カードと違いはないので、こちらでは割愛します。

ANA 法人カード ワイドカードの基本スペック

年会費 1万2,925円or1万3,475円(税込み)(※1)
子カード ETCカード(年会費無料)、子カード(440円or825円)(※2)
ポイント還元率 0.5%程度
ボーナスマイル 入会ボーナスマイル(2,000マイル)、継続ボーナスマイル(2,000マイル)、搭乗時ボーナスマイル(区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×25%)
海外旅行傷害保険 最高5,000万円(自動付帯)
国内旅行傷害保険 最高5,000万円(自動付帯)
ショッピング保険 海外(年100万円)、国内(年100万円)
  • ※1:本会員年会費はJCBブランドは1万2,690円であり、VISA・Mastercard®ブランドは1万3,230円です。
  • ※2:子カード年会費はJCBブランドは810円であり、VISA・Mastercard®ブランドは432円です。

ANA 法人カード ワイドゴールドカードのメリット・デメリット

メリット5つ!

  1. 文句なしの付帯保険
  2. 空港ラウンジが無料利用できる
  3. ボーナスマイルがたくさんゲットできる
  4. 各種優待サービスあり(JCBブランドのケース)
  5. ETCカードが無制限で発行可能

①付帯保険の補償額が素晴らしい

  • 海外旅行傷害保険:最高補償額:5,000万円(自動付帯)(※)
  • 国内旅行傷害保険:最高補償額:5,000万円(自動付帯)
  • ショッピング保険:海外(年500万円)、国内(年500万円)
※海外旅行保険については、筆頭会員である場合には、ANAが運行する航空便を利用した海外旅行の死亡保険金が1億円に増額されます。また障害による後遺障害に関しても最高1億円に増額されます。

付帯保険については、文句なしの内容となっています。海外旅行保険と国内旅行保険はすべて自動付帯となっており、旅行代金をカード決済して保険を付帯させるような必要はありません。

さらに注目してほしいのがショッピング保険です。法人のゴールドカードともなると高額の買い物をするケースも珍しくありません。そういった状況にも対応できるのがANA法人カード ワイドゴールドカードの大きな特徴なのです。

国内のショッピングでも海外のショッピングでも、それぞれ500万円まで保証してもらえます。カードショッピングでトラブルが発生したとしても問題ありません。

②空港ラウンジサービスについて

国内の主要空港、及びハワイのホノルル国際空港(ダニエル・K・イノウエ国際空港)のラウンジを無料利用できる特典が付帯しています。

ラウンジであれば軽食があったり、ドリンクであったりなどを利用できます。無料Wi-Fiもあるので、搭乗前に社員などとやり取りをすることも出来るわけです。ちょっとした机のある席などのスペースもあるので、仕事をこなすことも可能です。

ゴールドカードでもあるのでラウンジの利用に関しては問題ありません。

ただしプライオリティパスは付帯していません。よって無料利用できるのは、国内の空港ラウンジがメインとなっているわけです。

③ボーナスマイルについて

  • 入会ボーナスマイル:2,000マイル
  • 継続ボーナスマイル:(毎年)2,000マイル
  • 搭乗時ボーナスマイル:区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×25%

ボーナスマイルに関しては、たくさんゲットできる可能性があります。

特に搭乗時ボーナスマイルに関しては、乗るたびに獲得できるものなので、ANAマイルを貯めている方にとっては嬉しい内容となっています。

獲得したマイルは、無料航空チケットとも交換できるので、今後の出張や旅行などを節約することも可能です。

④質の良い優待サービスがある

※こちらではJCBブランドにおける優待サービスについて解説します。

ゴールドカードならではの各種優待サービスが付帯しています。

  • 人間ドック優待サービス
  • ゴルフ優待サービス
  • タスカリマックスなど

上記のようなサービスが用意されています。

人間ドック優待サービスであれば、各地域にある提携医療機関にて優待価格で人間ドックが受けれます。

Expert
健康状態が気になってきたら、ぜひカードの優待サービスを利用してみましょう。人間ドックの通常価格は数万円などとなっており高いわけです。しかしこちらのサービスを利用すれば割引してもらえます。

ゴルフ優待サービスにも注目しましょう。ゴルフが好きという方も多いでしょう。接待にゴルフを利用するケースも法人の場合は少なくありません。

ゴルフ優待サービスに関しては、全国の約1,200箇所ものゴルフ場の予約を手数料無しで代行してくれるのです。

それだけではありません。会員限定の優待プランも利用できます。通常よりも低価格でプレーを楽しめるのです。

タスカリマックスに関しては、オフィス用品を優待価格で購入できるサービスとなっています。通常価格からいつでも5%オフで買い物ができるのです。

オフィス用品にかかるコストも会社にとっては負担になります。少しでも安く購入したいのであれば、タスカリマックスの利用を検討しましょう。

⑤ETCカードの発行について

ETCカードの発行枚数に制限はありません。10枚でも20枚でも、それ以上の発行も可能とされているのです。

多くの営業車を利用している法人もあるでしょう。それら1台1台に対してETCカードを発行することも出来るわけです。

ETCカードを活用することで、有料道路の料金が割引されることもあります。節約につながってくるわけです。会社の業績にも大きな影響を与える可能性があります。

ETCカードの発行と利用に関しては、負担になることはありません。発行手数料も年会費も無料の設定になっているわけです。

デメリット4つ!

  1. 年会費が高く設定されている
  2. ポイント還元率が低めである
  3. 審査が若干厳しい
  4. ゴールドカードとしては限度額が低め

①年会費について

ゴールドカードでもあるので、年会費については高く設定されています。年会費が高いことによって、ステータスを維持している面もあるのですが、年会費が安くなるような仕組みもありません。

ちなみに個人カードのANAワイドゴールドカードに関しては、年会費を安くする方法もあります。しかし法人タイプには残念ながら用意されていないのです。

それでは、ANAワイドゴールドカードのブランドごとの年会費に注目してみましょう。

ANAワイドゴールドカードの本会員カード年会費
  • JCBブランド:2万900円(税込み)
  • VISAブランド:2万900円(税込み)
  • Mastercard®ブランド:2万900円(税込み)

ANAワイドゴールドカードに関しては、ブランドごとに年会費の違いはありません。どのブランドを選択したとしても2万900円となっているのです。

2万900円という年会費については、高いと感じる方もいるでしょう。しかしゴールドカードとしては一般的な金額でもあります。

一方で注意しなければならないのが、子カードの年会費です。

追加カードであるETCカードの年会費は発生しませんが、子カードの年会費は発生してしまいます。しかも比較的高額に設定されているのです。
ANAワイドゴールドカードの子カード年会費
  • JCBブランド:4,400円(税込み)
  • VISAブランド:4,400円(税込み)
  • Mastercard®ブランド:4,400円(税込み)

どのブランドであったとしても4,000円超の年会費がかかってしまいます。仮に5枚の子カードを発行すると、子カード年会費だけで2万2,000円もかかってしまいます。10枚発行すれば4万4,000円かかります。

多くの子カードを発行したいと考えている方は、まずは子カード年会費を確認しましょう。総額で年会費がいくら掛かるのかを把握し、その上でANAワイドゴールドカードを利用するか検討すべきです。

②ポイント還元率が低い

0.5%前後の設定となっています。ポイント目的として利用できるカードではありません。

ただしJCBブランドであれば専用ショッピングモールであるOki Dokiランドを経由して、ネットショッピングをすれば、最大で20倍のポイントが獲得可能です。

さらに、VISA・Mastercard®ブランドであればポイントアップモールを経由して買い物をすることで、ボーナスポイントを獲得できます。

Expert
ANA 法人カード ワイドゴールドカードは使い方によっては高ポイント還元率カードにもなるチャンスもあるので、ポイントアップにつながる使い方ができるかを確認しておきましょう。

ネットショップをよく利用する、という方は専用のショッピングモールを経由した買い物を検討すべきです。

ちなみにブランドによってポイント優待店は異なります。以下にJCBブランドにおけるポイント優待店と還元率設定をお伝えします。

ANA 法人カード ワイドゴールドカードのポイント優待店と還元率
  • スターバックス:ポイント5倍(還元率:2.5%程度)
  • イトーヨーカドー:ポイント3倍(還元率:1.5%程度)
  • セブン-イレブン:ポイント3倍(還元率:1.5%程度)
  • Amazon:ポイント3倍(還元率:1.5%)
  • 昭和シェル石油:ポイント2倍(還元率:1.0%程度)

スターバックスで年間10万円利用したとすると、2,500円程度のポイントを獲得できることになります。ポイント優待店を活用することで、高還元率カードにもなるのがANA 法人カード ワイドゴールドカードなのです。

③審査難易度について

ゴールドカードということで、上級カードに位置しています。よって審査難易度に関しては若干高くなってきます。ここまで紹介した「ANA 法人カード 一般カード」や「ANA 法人カード ワイドカード」と比較すると取得が難しいタイプなのです。

しかし個人信用情報や法人としての業績に大きな問題がなければ、取得できる可能性は高いです。一定の返済能力がある、と判断されれば良いのです。

年会費が2万円程度のクレジットカードなので、それほど間口を狭くしているわけではありません。問題がなければ取得できるわけです。

ちなみにANA 法人カード ワイドゴールドカードの申込み条件は以下のとおりです。

  • 年齢が18歳以上であること
  • 法人の代表者であるか個人事業主であること

さすがに10代での取得は難しいかもしれませんが、年齢時にも審査難易度が抜群に厳しい、ということは伝わってきません。年収などの条件も設定されていないのです。

Expert
確かに一般カードの法人カードよりは取得が難しいのは確かです。しかし諦める必要はありません。申込み条件のハードルは低いので、チャレンジしてみる価値のある法人カードです。

④利用限度額について

法人カードのゴールドカードなので、利用限度額に関しては200万円や300万円、さらにはそれ以上を狙っている方もいるでしょう。しかしANA 法人カード ワイドゴールドカードでは、高額の利用限度額は期待できない可能性が高くなっています。

ANA 法人カード ワイドゴールドカードは、カードとしての限界の限度額は設定していません。個別に決めるといった内容になっているのです。

しかし実際に利用している方の情報をチェックしてみると、100万円から200万円程度に設定されている方が多くなっています。

要はANA 法人カード ワイドゴールドカードでは「高額のカードショッピング利用ができない可能性が高い」ということになっているのです。

ANA 法人カード ワイドゴールドカードの基本スペック

年会費 2万900円(税込み)
子カード ETCカード(年会費無料)、子カード(年会費:4,400円)
ポイント還元率 0.5%程度
ボーナスマイル 入会ボーナスマイル(2,000マイル)、継続ボーナスマイル(2,000マイル)、搭乗時ボーナスマイル(区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×25%)
海外旅行傷害保険 最高5,000万円(自動付帯)(※)
国内旅行傷害保険 最高5,000万円(自動付帯)
ショッピング保険 海外(年500万円)、国内(年500万円)

※法人ワイドゴールドカードの筆頭会員であると、ANA運航便の海外旅行に限り最高補償額は1億円となります(死亡保険金&後遺障害保険金)。

ANAダイナースコーポレートカードのメリット・デメリット

メリット6つ!

  1. ボーナスマイルが魅力的である
  2. 付帯保険の補償額が高額である
  3. ポイントの有効期限がなし
  4. ポイント還元率が高い
  5. ダイナース独自のサービスあり
  6. Edyチャージでマイルが貯まる

①ボーナスマイルの内容について

  • 入会ボーナスマイル:2,000マイル
  • 継続ボーナスマイル:(毎年)2,000マイル
  • 搭乗時ボーナスマイル:区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×25%

ゴールドカードと一緒の内容になっています。入会ボーナスマイルや継続ボーナスマイルが2,000マイルなので、年会費のうち一定の金額に関しては、取り戻せることになります。

さらに搭乗時ボーナスマイルの比率も25%と高く設定されているので、ANA便やANA提携便に年間で複数回の乗る機会がある方であれば、ボーナスマイルだけで年会費を取り戻せるチャンスもあります。

ボーナスマイルをうまく活用してお得な法人カード利用をしていきましょう。

②付帯保険の補償額について

  • 海外旅行傷害保険:最高5,000万円(自動付帯)
  • 国内旅行傷害保険:最高5,000万円(利用付帯)
  • ショッピング保険:年間最高500万円

高額の異保険が付帯しています。ただし国内旅行保険に関しては、利用付帯となっているので注意してください。旅費をカードで支払わなければ、補償されないのです。

一方で補償額に関しては問題ありません。高い補償額となっているので、様々なトラブルに対応できます。特にショッピング保険の補償額が高額なので、高額のカードショッピングをしたとしても不安はありません。

③ダイナースクラブ リワードプログラムの有効期限なし

ANAダイナースコーポレートカードで獲得できるポイントプログラムは、ダイナースクラブ リワードプログラムといいます。カードショッピングをするとポイントが貯まるわけですが、ANAマイルへの以降もできるのです。

ダイナースクラブ リワードプログラムに関しては、焦ってANAマイルに移行する必要は一切ありません。永久不滅となっているのです。半永久的にポイントを貯めることも可能です。

さらにいつでも制限なしに、ANAマイルへ移行することも可能なのです。よってたくさんのポイントを一気にANAマイル並行する、といったことも可能です。

ちなみに移行手数料はかかりません。手数料無料でANAマイルへポイントを移行できるといったメリットは、マイラーの方には大きな魅力となります。

④ポイント還元率が高く設定されている

ここまで紹介してきたANA系の法人カードのポイント還元率は、0.5%程度に設定されています。法人カードとしては低いわけではありませんが、実はに関しては還元率が「1.0%」にもなっているのです。

100円のカードショッピングにつき1ポイントが獲得可能です。

ただし一部のカード利用に関しては、0.5%の還元率になることもあるので注意しましょう。水道やガスなどの公共料金の支払いであるとか、ふるさと納税、さらには電気料金や税期の支払いに関しては、還元率が0.5%の設定となっています。

獲得したダイナースクラブ リワードプログラムですが、1ポイントあたり1ANAマイルと交換できます。交換については損することもありません。還元率が高く交換レートも悪くないので、マイルを貯めている方には欠かせないカードです。

⑤ダイナースの高級サービスに注目

ハイステータスブランドである、ダイナースらしいサービスが用意されています。

  • エグゼクティブ ダイニング:コース料理1名分無料
  • ダイナースクラブ ごひいき予約:予約が難しい店舗の予約代行
  • 料亭プラン:予約が難しい料亭の予約を代行
  • 宿泊優待:ホテルや旅館を優待料金で利用可能
  • ツアー・航空券系優待:国内外のパッケージツアーが最大で5%割引になる
  • へルス・ビューティー系優待:スポーツクラブやスパ・エステなどを優待価格で利用可能
  • 名門ゴルフ場優待予約:予約が難しい名門ゴルフ場の予約代行
  • プライベートレッスン優待:ゴルフのプライベートレッスンが最大50%引き
  • 空港ラウンジの無料利用:国内主要空港・海外主要空港のラウンジが無料利用可能(同伴者は有料)

上記したのは一部の付帯サービスです。他にも様々なサービスがダイナースには用意されています。上記したものを有効活用すれば、年会費の高さも気にならなくなるでしょう。

グルメ系の優待もあれば宿泊系の優待もあります。ジムやゴルフなどのスポーツ系のサービスもあります。グルメ系やゴルフ系であれば接待にも利用できるでしょう。宿泊系であれば出張にも対応できるはずです。

ダイナースのサービスを上手く活用して、経営に活かすべきです。それだけの能力を秘めているのがANAダイナースコーポレートカードです。

⑥Edyのチャージとマイルの獲得について

カードでEdyのチャージが可能であり、チャージを実施すると200円につき1マイルが獲得できます。Edyを定期的に利用している方であれば、マイルを着実に貯めることも出来るわけです。

ただしEdyのチャージでは、ダイナースクラブ リワードポイントが積算対象外となっています。

デメリット3つ!

  1. 年会費が高い
  2. Apple Payが利用できない
  3. 利用できる店舗が少ない

①年会費について

本会員年会費は「2万2,000円(税込み)」となっています。

ANAダイナースコーポレートカードの年会費は高く設定されています。しかし仕方がない面もあります。

ANAダイナースコーポレートカードの名前からすると一般カードのように感じるかもしれません。しかしゴールドカード仕様となっているのです。

さらに国際ブランドのダイナースですが、ステータスのあるブランドです。そのステータスを維持する意味も含めて高年会費設定になっているわけです。

本会員年会費に関しては、前述したANA 法人カード ワイドゴールドカードと大きな違いがありません。しかし注意しなければならないことがあります。それは子カードの年会費です。

ANAダイナースコーポレートカードの子カードの年会費は、本会員年会費と全く一緒です。「2万2,000円」となっているのです。

使用者1名追加ごとに2万2,000円がかかってくるので、仮に子カードを5名に発行したらカードだけで年間11万円もの年会費を粗い払わなければなりません。大きな負担となってしまうわけです。

「子カードを多く発行しよう」と思っている方に関しては、かなりの負担を覚悟しなければならないのがANAダイナースコーポレートカードです。

②Apple Payの利用について

Apple Payは新しい決済方法として広まりつつあります。iPhoneだけで決済ができるのです。

しかし国際ブランドのダイナースに関しては、Apple Payへの登録ができません。よってANAダイナースコーポレートカードでは最新の支払い方法が利用できないのです。

厳密にはANAダイナースコーポレートカードで、Apple Payを利用できる方法もあるのですが、かなり難しいです。さらにポイントが取得できません。

ANAダイナースコーポレートカードでApple Payを利用するためには、JR東日本のiPhone用アプリである「Suica」を活用します。そのSuica会員登録時にダイナースを登録するのです。

そしてSuicaのチャージ画面でダイナースを選択すると、チャージができてApple Payが利用できるわけです。

かなり面倒であり、前述したようにポイントの獲得もできないので現実的なものではありません。よってApple Payの利用を望んでいる方には、ANAダイナースコーポレートカードはおすすめできないのです。

③ダイナース加盟店数に問題あり

クレジットカードはどの国際ブランドがついているかによって、使い勝手も大きく異なってしまうものです。ダイナースに関しては、加盟店数があまり多くありません。使い勝手に問題があるのです。

ただし国内に関しては、JCBと提携しているので、JCB加盟店であれば利用できます。国内利用に関しては大きな問題はおこらないでしょう。

ただし海外においては、加盟店数が極端に少ない地域もあり、うまく利用できないことも考えられるのです。

Expert
保有しているクレジットカードがダイナースブランドだけ、というのはかなり問題です。他のブランドのカードも保有しておきましょう。

サブカードとしてVISAやMastercard®ブランドの法人カードを取得しておくことをおすすめします。

ANAダイナースコーポレートカードの基本スペック

年会費 2万2,000円(税込み)
子カード ETCカード(年会費無料)、子カード(年会費:2万2,000円)
ポイント還元率 0.4%程度(※1)
ボーナスマイル 入会ボーナスマイル(2,000マイル)、継続ボーナスマイル(2,000マイル)、搭乗時ボーナスマイル(区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×25%)
海外旅行傷害保険 最高5,000万円(自動付帯)(※)
国内旅行傷害保険 最高5,000万円(利用付帯)
ショッピング保険 年間最高500万円

※1:マイル還元率は1.0% です。

まとめ

こちらでは、

  • ANA 法人カード 一般カード
  • ANA 法人カード ワイドカード
  • ANA 法人カード ワイドゴールドカード
  • ANAダイナースコーポレートカード

の4つのカードにおけるメリットとデメリットを確認してきました。各カードによって特徴が大きく異なることがわかったと思います。

年会費に関しても2,000円台から2万円台まであり、ボーナスマイルの額についても違いがあることがわかりました。

注意してほしいのが、年会費が高いカードになればなるほどボーナスマイルの額も大きくなる、ということです。

年会費とボーナスマイルに注目したカード選びをするのであれば、自身がどれだけANA便や提携便を利用するかで判断しましょう。少ない回数しか利用しないのであれば、年会費が低い「ANA 法人カード 一般カード」がおすすめです。

一方で多くの回数搭乗するのであれば、その他の3つのカードのほうが搭乗時ボーナスマイルの兼ね合いからもおすすめになってくるわけです。

サービスの比較も忘れてはなりません。法人カードなので法人系のサービスにも注目すべきなのです。

ANAカードに関しては、「それほど法人系のサービスには特化していない」といった特徴があるわけです。しかし「ANAダイナースコーポレートカード」であれば、ダイナースカードの特典として様々なサービスが付帯しています。サービス重視の方におすすめなのです。

Expert
法人カードとの付き合い方によっておすすめできるカードは異なってきます。今回紹介した4つのカードのうち、自身に最もマッチしたカードはどれであるかを想像してください。その上で申し込みを行うカードを決めるべきです。

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