経営者が教える「お得」でおすすめの法人カード3選!お得な法人カードを比較するポイントと注意点

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Man
「少しでもお得な法人カードを利用したい!」

といった希望を持っている方は多いでしょう。しかしすべての法人カードがお得というわけではありません。

利用してみると年会費ばかりがかかってしまい、うまく活用できない事例も多くなっているのです。逆に年会費は、低いけど使いみちがないというカードも存在しています。

事業を行っていくのであれば、事業の助けになるような法人カードを利用していかなければなりません。

こちらでは、お得な法人カードの比較ポイントをお伝えします。さらにそのポイントごとに特に優れている法人カードも紹介していきます。

法人カード選びで失敗してしまった経験がある方は必見です。

お得でおすすめな法人カードの比較ポイントその1.コストパフォーマンスに優れているか?

ステータスと年会費のバランスに注目すること

Man
「何をもってコストパフォーマンスを測ればよいのでしょうか?」

クレジットカードのコストパフォーマンスに注目するときには、「ステータス」と「年会費」に注目してください。

例えば、年会費が高いカードでステータスが高いということであれば当たり前です。それなりの費用を払っているので、ステータスは高くなってしかるべきです。

一方で、年会費が低いカードがステータスが低いというのも当たり前です。年会費が低いのでカードは、サービスが良くありません。よってステータスも高くはならないのです。

そこで重要になってくるのが「年会費が低いにもかかわらずステータスが高い」というものです。

年会費にコストがかかっていないにもかかわらず、ステータスが高いということになれば、まさにコストパフォーマンスに優れた、お得なクレジットカードということになるでしょう。

ただし問題があります。

Man
「どのような基準でステータスが高いカード、と判断すればよいのでしょうか?」

ステータスの高いカードの見分け方

  • カードのグレードに注目すること
  • 国際ブランドに注目すること
  • 年会費に注目すること
  • プロパーカードであるか?提携カードであるか?

ガードのグレードとステータスの関係性

クレジットカードのグレードには以下のようなものがあります。

  • ノーマル(一般)
  • ゴールド
  • プラチナ
  • ブラック

最もステータスが低いのがノーマルであり、次にゴールド、プラチナ、ブラックとステータスが上がっていきます。

ここで注意したいのが、いきなりプラチナカードやブラックカードを取得することは難しいということです。

プラチナカードやブラックカードに関しては、インビテーション(招待)がなければ取得できないことが多くなっています。

もちろん「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」のように、プラチナカードでありながらインビテーションがなくても申し込みができるものもあります。

しかし基本的には、まずゴールドカードを利用します。ゴールドカードの利用実績が高まったらプラチナカードへのインビテーションが来ます。

プラチナカードの利用実績が高まったら、ブラックカードへのインビテーションが来るといった流れになっているわけです。

まずはノーマルカードか、ゴールドカードを利用することが必要になるのです。よってステータスの高いカードを望んでいるなら、ゴールドカードからスタートするということになります。

カードの国際ブランドとステータスの関係性

クレジットカードの国際ブランドには以下のようなものがあります。

  • Visa
  • Mastercard®
  • JCB
  • アメリカン・エキスプレス
  • ダイナースクラブ
  • 銀聯
  • ディスカバー

上記の7つのブランドが、世界的に有名な国際ブランドですが、このうち銀聯とディスカバーに関しては、国内ではほとんど見かけないので除外しても良いでしょう。

注目してほしいのが、残りの5つの国際ブランドです。それらのブランドのうち、特にステータスが高いとされているのが「アメリカン・エキスプレス」と「ダイナースクラブ」です。

残りの「Visa」「Mastercard®」「JCB」に関しては、ステータスは高くはありません。

Man
「ではなぜ、アメリカン・エキスプレスとダイナースクラブは、ステータスが高いブランドなのでしょうか?」

まずは年会費があります。

アメリカン・エキスプレスとダイナースクラブのクレジットカードは、法人カードに限らず年会費が他のブランドよりも高く設定されています。

ノーマルカードでありながら、年会費が20,000円前後に設定されているものもあるほどです。そのステータスはノーマルカードでありながら、ゴールドカード並みとさているのです。

もう一つは審査基準です。

アメリカン・エキスプレスとダイナースクラブですが、誰にでもカードを発行しているわけではありません。審査基準が高く設定されており、選ばれた方にしかカードを発行していないのです。

例えば「年収500万円以上」が必須であったり、「年齢が20代後半以上」が必須であったり、といった基準があります。それらをクリアしていなければ、申し込んだとしても審査落ちになってしまいます。

他のブランドでは、年収や年齢についてはもう少し条件が緩和されています。

他のカードでは審査を問題なく突破できていたとしても、アメリカン・エキスプレスやダイナースクラブの審査では落ちてしまう、といった現象が起きてくるわけです。

利用できる店舗の違いもブランドのステータスに関わってきます。ダイナースクラブとアメリカン・エキスプレスの加盟店ですが、VisaやMastercard®と比較すると圧倒的に少ないのです。

ダイナースクラブとアメリカン・エキスプレスの加盟店は、主に高級店が多くなっています。

例えば高額決済が多い宝飾品の店舗であるとか、高級ホテル、さらには高級エストランなどが加盟店の多くを占めています。

利用できる店舗の違いという部分に関しても、ステータスに大きく関わってくるわけです。

カードの年会費とステータスの関係性

年会費が高いカードはステータスも高く、年会費が低いカードはステータスも低い、ということになります。

年会費はステータスに直結してくるわけです。そもそも年会費が高いということは、自動的に申込者を絞ることになります。

法人カードへの申込みを考えている方ですが、年会費については「〇〇〇〇円まで」といった、大体の目安を設けているのではありませんか?

その目安を大きく超えているものに関しては、申込みの検討もしないはずです。

年会費が高ければステータスは自動的に高まるわけですが、こちらでは「お得」なカードを探しています。よって年会費が高いカードというものは、除外しなければなりません。

プロパーカード・提携カードとステータスの関係性

  • プロパーカード:ステータスが高くなる
  • 提携カード:ステータスが低くなる

プロパーカードとは、国際ブランド自体が発行しているカードを指しています。

提携カードとは国際ブランドがライセンスを発行しているだけで、基本的には発行会社のクレジットカード、ということになります。提携カードは提携先が主なサービスを提供することになるのです。

プロパーカードに関しては、国際ブランド自体が発行するカードなので審査難易度は高めに設定されます。

要は多くの加盟店で高額の利用をしてくれそうな方にしか、発行しないのがプロパーカードなのです。

提携カードに関しては、提携先にとって上客であれば問題ありません。要は自社の売上に貢献してくれそうな方には、積極的に発行するのです。

提携カードの中でも有名なのが楽天カードでしょう。

楽天カードは、自社のサービスである楽天市場や楽天ブックスなどを利用してほしくて発行しています。要は自社の利用をしてもらうことで、利益を高めようとしているのです。

他にも提携カードにはYahoo!Japanカードがあります。自社が行っているYahoo!ショッピングやヤフオクなどのサービスを利用してほしくて発行しているわけです。

ステータスの高いカードまとめ

ステータスの高いカードの判断基準を4つ紹介しましたが、すべてをクリアしているカードはほとんどありません。よってこの中から、どれを最も重視するのかが問題になってくるわけです。

そもそもステータスの高さをアピールする時は、接待などをする時にカードで支払いを行うような状況でしょう。接待相手に対してカードを見られた時に、どのような印象を与えるかが重要なのです。

そこで注目してほしいのがカードのカラーです。

カードのカラーが「ゴールド」であれば、ひと目で「ゴールドカード」であることがわかります。接待相手にステータスの高いカードを利用していることがアピールできるのです。

Expert
よってこの4つの判断基準の中で最も重要視すべきなのは、「カードのグレード」ということになります。

もちろんカラーが「ブラック」であれば言うことはありませんが、ブラックカードを取得できる層は限られてしまいますし、年会費も10万円以上してしまうことが珍しくないので、お得なカードとしてはあまりおすすめできません。

お得でおすすめな法人カードの比較ポイントその2.ポイント(マイル)還元率が高いか?

見返りがしっかりとあるか?

法人カードですが、個人カードと同様にポイントやマイルが付与されることもあります。

法人カードの場合には、それほどポイントやマイルに力を入れているわけではありません。しかし探せばしっかりと付与されているカードも見つけられるのです。

「お得」ということを考えると、やはり見返りには注目をしなければなりません。

特に法人カードに関しては、子カードを数十枚や100枚前後発行することもあるのです。会社の経費の決済に利用することになるので、月に10万円を超えるような高額利用も珍しくありません。

高額利用をするとなると、ポイント還元率が高ければそれだけ多くの見返りが発生することになります。ポイントがたくさん獲得できれば、商品券や様々なグッズとも交換できます。獲得したポイントを他社のポイントサービスやマイルに交換することだって出来るわけです。
Expert
特にカードにて高額利用を考えている方は、還元率には注目しましょう。たった0.1%の違いであったとしても、年間で考えてみると大きな違いになることも考えられます。

10年間や20年間といったさらに長い期間で考えると、膨大なポイント数の差になるかもしれないわけです。

ポイントのマイル移行には注意すること

  • 移行レートに気をつけること
  • 移行手数料に気をつけること

移行レートについて

多くのクレジットカードで獲得したポイントは、マイルへ移行可能です。しかし必ずしもお得にマイルを移行できるわけではありません。

実は各ポイントサービスによって「移行レート」が異なっているのです。

そもそもカードによって1ポイントあたりの価値も異なります。1ポイントあたり1円相当のこともあれば0.5円相当なこともあります。1ポイントあたり5円相当であることもあれば、10円相当なこともあるのです。

さらにマイルによっても移行レートが異なります。

例えばANAマイルとJALマイルへの移行ですが、2つとも同じレートに設定されているわけではありません。カードによってはANAマイルが有利であったり、JALマイルが有利であったりしているわけです。

仮にポイントをマイルに移行したいと考えているのであれば、移行レートに注目してください。貯めたいマイルにお得に移行できるポイントプログラムが用意されている法人カードを選ぶべきなのです。

移行手数料について

クレジットカードのポイントをマイルに移行するときには、手数料が発生することもあります。

個人向けカードではありますが、例えば「三井住友ANA VISA 学生カード」や「三井住友ANA VISA 一般カード」の場合には、ポイントをマイルを移行すると6,000円以上も移行手数料がかかってしまいます。

移行手数料がかかるとなると、前述した移行レートが良かったとしても損してしまう可能性があります。貯めてから交換するなど、対策を練らなければならないわけです。

ただしポイントに関しては有効期限もあります。失効してしまえば意味がありません。有効期限内に移行しなければならないといった制約も考慮しつつ、移行手数料についても考えていかなければならないわけです。

ポイント(マイル)還元率に優れている法人カードの基準とは?

還元率が「0.5%」以上に設定されているものがお得となります。

個人カードであれば「1.0%」が一つの基準となりますが、法人カードに関してはポイント還元率が抑えられてしまっているのです。よって低い基準となってしまいます。

ポイント還元率ですが、通常の還元率以外にも注目しましょう。例えばポイント優待店利用で、どの程度の還元率になるのかということは、調べておくべきです。

Expert
また年間利用額などによって、クラス分けがされるカードもあります。年間利用額が高くなれば、還元率がアップしたりボーナスポイントが付与されるものも珍しくありません。

航空カードのボーナスマイルにも注目

法人カードに関しても、ANAカードやJALカードといった航空カードも存在します。

航空カードに関しては、利用方法によってはボーナスマイルも獲得できるので結果的にマイルがたくさんゲットできるチャンスがあるのです。

  • 入会ボーナスマイル
  • 初搭乗マイル
  • 継続ボーナスマイル
  • 毎年初搭乗ボーナスマイル
  • 区間ボーマスマイル

航空カードには、上記したようなボーナスマイルが用意されています。

すべて用意されているわけではなく、例えば入会ボーナスマイルと初搭乗ボーナスマイルは、どちらか片方が設定されることになります。

継続ボーナスマイルと毎年初搭乗ボーナスマイルに関しても、どちらか片方が設定されるわけです。

航空カードはマイルをたくさんゲットできるチャンスがあるわけですが、問題点もあります。航空カードの多くは、年会費が高く設定されているものが多いというものです。

年会費をマイルで取り戻すのは簡単ではありません。よほど空の旅を多くしている方でなければ難しいのが実情なのです。

お得でおすすめな法人カードの比較ポイントその3.プライオリティパスのプレステージ会員に無料でなれるか?

世界を飛び回っている方は必見!

商談のためであるとか、旅行のためであるとか、空港をよく利用している方にとって、利用できるとありがたいのが空港ラウンジです。

通常は搭乗までにロビーの中で待っていることになります。人通りも多く騒音も大きいのでリラックスはできません。しかし空港ラウンジであれば、静かでラグジュアリー(贅沢で豪華)な空間でリラックスして待っていられます。

その空港ラウンジを利用できるサービスが、法人カードに付帯しているのです。

特に注目すべきはプライオリティパスです。プライオリティパスの会員であると、世界中の1,200箇所ものラウンジが利用できるようになります。

世界を飛び回っている、という方には欠かせないサービスなのがプライオリティパスなのです。

プレステージ会員の資格が得られることが大切

プレステージ会員になれば、プライオリティパスの提携空港のラウンジが、何回利用しても無料です。

年間に10回利用しても、100回利用しても無料なのです。一方で年会費は通常米ドルで399ドルもかかります。その年会費がクレジットカードによっては無料になるわけです。

一方でプライオリティパスには、「スタンダード会員」と「スタンダード・プラス会員」もあります。

スタンダード会員は年会費が99ドルであり、1回の提携ラウンジ利用ごとに27ドルかかります。

スタンダード・プラス会員は年会費が249ドルであり、年間で10回の提携ラウンジ利用までは無料です。しかし11回以降に関しては1回あたり27ドルかかってしまうのです。

ここで注目してほしいのが、プレステージ会員の年会費です。通常は429米ドルですが、法人カードによっては、無料でその資格を得られます。なのに法人カードの年会費が40,000円を切っていることもあるのです。

プレステージ会員の年会費よりも安い年会費で提供している法人カードは、「お得」と判断できるわけです。
Expert
もちろん空の旅をしない方には関係ないことではありますが、ラウンジを定期的に利用している方、または利用すいる予定である方であれば、プライオリティパスのプレステージ会員資格が付帯している法人カードを選ぶべきです。

コストパフォーマンスに優れているおすすめの法人カード~EX Gold for Biz M iD×QUICPay~

ゴールドカードでありながら年会費が2,000円台!

EX Gold for Biz M iD×QUICPayは、紛れもなくゴールドカードとなっています。券面もゴールドとなっているので、接待の時に取引先に対してアピールできるのです。

一方で、ゴールドカードでありながら年会費は極めて低い設定となっています。初年度年会費は無料であり、2年目以降の年会費は税込みで2,200円となっています。

一般カードとほとんど変わらないような年会費で、ゴールドカードが利用できるのです。

コストパフォーマンスに優れており、年会費から見ても審査難易度は、それほど高くないと判断できます。

Expert
設立してからあまり時間がたっていなかったとしても、審査を突破できた事例はたくさんあります。最初の法人カードとしてもおすすめなので、多くの方にとって相棒として活躍してくれるカードです。

ポイントプログラムも魅力的なEX Gold for Biz M iD×QUICPay

通常のポイント還元率は「0.5%」となっています。

通常のポイント還元率だけを見ると、あまり魅力的には感じないかもしれません。しかしカードとの付き合い方によっては、さらにたくさんのポイントが貯められるチャンスが有るのです。

要は、見返りがあるカードということになります。

実はゴールドカードの特典として、通常のポイント還元率から1.2倍の設定となっているのです。

ですから厳密にはポイント還元率は「0.6%」となります。法人カードの多くはポイント還元率が0.5%以下に設定されているので、通常のポイント還元率だけでもお得になります。

さらにEX Gold for Biz M iD×QUICPayには、ポイント還元率が高くなる可能性があります。

前年度のカードショッピングの金額によって、当年のポイント還元率が決まります。最大で通常のポイント還元率が「1.1%」になる可能性もあるのです。

出典:EX Gold for Biz M iD×QUICPay

まずはノーマルステージからの開始となります。前述したようにゴールドカードなので、ポイント還元率が1.2倍となります。いきなり0.6%の還元率で利用できるのです。

さらに注目すべきは、年間50万円以上利用するケースです。年間50万円以上利用すると、ポイント還元率がさらに高まります。

クラステージが「ステージ50」になるとポイントが1.7倍になります。「ステージ100」になると1.9倍になり、「ステージ200」になると2.2倍にもなるわけです。

ちなみに0.5%が基準となっています。ですからステージ200で2.2倍になった場合には、「0.5%×2.2」となるので、ポイント還元率は「1.1%」となるわけです。

仮にポイント還元率が1.1%であると仮定しましょう。

EX Gold for Biz M iD×QUICPayを年間で500万円利用したとすると、5万5,000円分ものポイントを獲得することになります。10年間で55万円になり、30年間で165万円分ものポイントを取得することになります。

仮に0.5%のポイント還元率のカードを利用したとすると、年間500万円利用したとしても2万5,000円分のポイント獲得となります。

10年間で25万円分のポイントの獲得となり、30年間で75万円分のポイント獲得となります。

1.1%のポイント還元率のほうが圧倒的に「お得」となるわけです。

電子マネー決済も利用可能である

EX Gold for Biz M iD×QUICPayでは、2つの電子マネーが利用できます。

  • iD
  • QUICPay

電子マネーが利用できるから、お得というわけではありません。

要は、一つのカードでカード決済と電子マネー決済が出来るという部分が、お得なのです。1枚のカードで2役となっているわけです。

そもそもカードショッピングをするにしても、少額のものはカード決済を利用するのが面倒に感じてしまうこともあるでしょう。

そんなときには、電子マネーのiDかQUICPayを利用すればよいのです。決済方法の選択肢があるという部分も、注目しなければなりません。

ちなみにEX Gold for Biz M iD×QUICPayにて電子マネーをチャージした場合に関しても、ポイント付与対象となります。ポイント還元率的にも損することはありません。0.6%が基準となっており、クラステージにも対応しています。

EX Gold for Biz M iD×QUICPayの基本スペック

年会費 2,200円(税込み)(初年度無料)
追加カード ETCカード(年会費無料)
カードのグレード ゴールドカード
電子マネー iD、QUICPay
ポイント還元率 0.6%(※1)
ショッピング利用枠 300万円まで
ショッピングモール あり(オリコモール)
交換可能マイル ANAマイル、JALマイル

※1:獲得したポイントをベルメゾンポイント、ちょコムポイント、オリコポイント、京王グループ共通ポイント、マックカードなどに交換した場合の還元率です。還元率はクラステージにより変動します。

EX Gold for Biz M iD×QUICPay」の公式サイトはこちら

ポイント(マイル)還元率に優れているおすすめの法人カード~セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード~

JALマイルの還元率が1.125%になるカード

JALマイルを貯めたい方にとっては、欠かせないカードといっても過言ではありません。法人カードでありながら、JALマイルの還元率が1%を超えるクレジットカードなのです。

ではなぜセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードを利用すると、JALマイルの還元率が1.0%を超えてくるかを徹底解説します。

  • SAISON MILE CLUBが無料登録できる
  • セゾン 永久不滅ポイントをマイルに移行できる

SAISON MILE CLUB(セゾン マイル クラブ)について

SAISON MILE CLUBを利用すると、1,000円のカードショッピングごとに10マイルが獲得できるようになります。SAISON MILE CLUBの利用だけで、マイル還元率が1.0%になるのです。

ただし獲得できるポイントは、JALマイルに限られるので気をつけてください。

SAISON MILE CLUBに関しては、別途登録が必要です。しかしセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの会員であれば、無料登録ができるのです。

通常年会費は税込みで4,400円かかります。すべてのセゾンカードが年会費無料で登録できるわけではありません。

またSAISON MILE CLUBで獲得できるマイル数には上限があります。年間で15万マイルまでとなります。

しかし15万マイルの移行については、年間で1,500万円カードショッピングしなければなりません。流石に1,500万円のカードショッピングを法人カードで行う方は少数ではありませんか?

移行上限マイル数に関しては、あまり気にしないで良いでしょう。

カードのポイントをマイル移行できる

1.125%の還元率のうち1.0%については、SAISON MILE CLUBで獲得できることが明らかとなりました。残りの0.125%の還元率について確認していきましょう。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードに関しては、通常利用時に「セゾン 永久不滅ポイント」が獲得できます。そのポイントをJALマイルへ移行できるのです。

ポイントの付与は2,000円につき1ポイントとなっています。そのポイントは200ポイントで500JALマイルと交換できるのです。

交換レートは1ポイント当たり2.5マイルとなっています。要は1,000円につき1.125マイルの獲得となります。

前述したSAISON MILE CLUBによる1,000円あたり10マイルの獲得と、1,000円あたり1.125マイルの獲得を合わせると、1,000円あたりで11.125マイルの獲得となるのです。

以上が、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードでJALマイルの還元率が1.125%になるからくりとなっています。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの年会費に注意すること

年会費は税込みで2万2,000円となっています。かなり高額に感じてしまうかもしれません。

しかし年会費が2万円をオーバーしてしまうのは仕方のないところでもあります。セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは「プラチナカード」なのです。

問題は、マイルの獲得で年会費を取り戻せるのかという部分でしょう。

前述したようにマイル還元率は1.125%となっています。

年会費は2万1,600円なので、仮にマイルで年会費を取り戻すためには、年間192万円のカードショッピングが必要ということになります。ひと月あたり16万円の利用が必要になるわけです。

  • 「年間で200万円程度のカードショッピングをする予定はあるでしょうか?」
  • 「ひと月あたり16万円程度の利用をする予定はあるでしょうか?」

該当する方はマイルで十分に年会費を取り戻せるので、「お得」なクレジットカードとなります。

Expert
もしもマイルで取り戻せない場合には、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードのポイント以外のサービスで魅力的なものを発見し、それが「年会費を超えるほど魅力的ある」という場合には申し込みを検討しましょう。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの基本スペック

年会費 2万2,000円(税込み)(※1)
追加カード ETCカード(年会費無料)子カード(年会費:3,240円)(※2)
カードのグレード プラチナカード
電子マネー なし
ポイント還元率 0.5%(※3)
ショッピング利用枠 審査による
ショッピングモール あり(セゾンポイントモール)
交換可能マイル ANAマイル、JALマイル

※1:年間200万円以上利用すると翌年の年会費は半額(1万1,000円)
※2:子カードは4枚まで発行可能
※3:「セゾン 永久不滅ポイント」のみの還元率

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」の公式サイトはこちら

プライオリティパスのプレステージ会員が付帯しているおすすめの法人カード~JCBプラチナ法人カード~

カード年会費がプレステージ会員の年会費を下回っている!

  • JCBプラチナ法人カードの年会費:3万3,000円(税込み)
  • プライオリティパスのプレステージ会員の年会費:429米ドル(約4万4,289円※)

※2018年9月の為替レートより(1ドル=111円として)

プライオリティパスのプレステージ会員になるためには、年間で4万4,000円以上も支払い続けなければなりません。しかしJCBプラチナ法人カードであれば、その年会費を一切支払わなくてもOKです。

さらにJCBプラチナ法人カードに関しては、年会費がその会員費用よりも低く設定されています。

要は自分で年会費を支払ってプレステージ会員になるよりは、JCBプラチナ法人カードを取得して、プレステージ会員になったほうがお得となるのです。

国内主要空港のラウンジはプライオリティパスに関係なく利用可能

JCBプラチナ法人カードに関しては、なにもプライオリティパスだけで空港ラウンジのサービスを行っているわけではありません。

国内の主要空港に関しては、プライオリティパスなしでも無料利用可能です。

国内の主要空港だけではなく、ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル国際空港)のランジも無料利用できる機能が付帯しています。

ラウンジ系のサービスに関しては、JCBプラチナ法人カードには全く問題がありません。

ラウンジを利用したことがなかった方もJCBプラチナ法人カードを取得したら、一度体験してみましょう。シャワーや軽食などのサービスも利用可能です。

コンシェルジュデスクも利用可能

JCBプラチナ法人カードほどの上級カードになると秘書サービスも付帯しています。コンシェルジュデスクが利用できるのです。

JCBプラチナ法人カードのコンシェルジュデスクですが、24時間365日対応となっています。国内外のホテルの予約や列車の予約、さらにレンタカーの手配も可能です。

チケット代金などの実費は発生しますがコンシェルジュデスクの利用料金はかかりません。上級カードだからこそ付帯しているお得なサービスなのです。

ポイント優待店あり

  • 昭和シェル石油:ポイント2倍
  • オリックスレンタカー:ポイント6倍
  • Right-on:ポイント3倍
  • 福田屋百貨店:ポイント3倍
  • バリューゴルフショップ:ポイント5倍
  • JCBトラベル パッケージツアー予約:ポイント3倍~10倍

上記のようなポイント優待店が数多く設定されています。ここに紹介したのは一部であり、普段利用している店舗が対象になっている可能性もあります。

Expert
ポイント的にもお得なカードを探しているという方は、JCBプラチナ法人カードの利用も考えておきましょう。

JCBプラチナ法人カードの基本スペック

年会費 3万3,000円(税込み)
追加カード ETCカード(年会費無料)子カード(年会費:6,480円)
カードのグレード プラチナカード
電子マネー なし
ポイント還元率 0.47%(※1)
ショッピング利用枠 審査による
ショッピングモール あり(Oki Doki ランド)
交換可能マイル なし

※1:ポイントをJCBギフトカードに交換した場合

JCB法人カード」の公式サイトはこちら

まとめ

お得でおすすめできる法人カードの比較ポイントを3つ紹介しました。

  • コストパフォーマンスに優れているか?
  • ポイント(マイル)還元率は高いのか?
  • プライオリティパスのプレステージ会員資格が付帯しているか?

お得を考えるうえでは、コストパフォーマンスは欠かせません。要は年会費とステータスのバランスが重要になってくるわけです。

もちろん年会費が低くてステータスが高い、というカードがお得になります。カードのグレードや国際ブランドに注目して比較していくべきです。

ポイントやマイルの還元率もお得には大きく関わってきます。確かに法人カードはポイント還元率的に優れたものは少なくなっています。

しかし中には1.0%を超えるものもあり、特に高額利用を考えている方は還元率に注目して法人カードを選ぶべきです。

空港ラウンジの利用回数が多くなりそうな方はプライオリティパスのプレステージ会員資格に注目しましょう。

通常年会費が429米ドルかかるものが、法人カードによっては無料で会員資格が得られるのです。それだけでも年会費の額以上がお得になるケースも珍しくありません。

お得でおすすめできる法人カードとして3つ紹介しました。

  • 年会費が低いのにゴールドカードである「EX Gold for Biz M iD×QUICPay」
  • マイル還元率が1.0%超えの「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」
  • カード年会費がプレステージ年会費を下回る「JCBプラチナ法人カード」

EX Gold for Biz M iD×QUICPayであれば、ステータスを確保できます。券面のカラーがゴールドとなっており、アピールが出来るわけです。さらにゴールドカードでありながら年会費は2,000円ちょっとと低価格です。コストパフォーマンスに優れたカードなのです。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードはJALマイルを集めている方にとっては欠かせないカードです。マイル還元率が1.125%になるので、ザクザクとたまります。しかもマイルの移行に関しても費用が発生しません。

JCBプラチナ法人カードはカード年会費が3万2,400円なのに、プライオリティパスのプレステージ会員(429米ドル)の資格が得られます。さらにシェルジュデスクなども利用できるなど、サービス的にかなりお得な法人カードなのです。

Expert
「お得」という観点でカード探しをする方は多いと思います。しかし単に「年会費」だけで選ぶのは厳禁です。「〇〇+年会費」といったテーマでカードは選びましょう。

例えば、

  • 「ステータスが高いのにもかかわらず年会費が低い」
  • 「良いサービスが付帯しているにもかかわらず年会費が低い」
  • 「ポイントやマイルなどの見返りが大きいにもかかわらず年会費が低い」

といったカードを選択していくべきなのです。

年会費だけに注目してしまうと、全く機能がない法人カードを選んでしまうかもしれません。それではあなたに役立ってくれるカードとは言えないのです。

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