個人事業主・自営業者、さらには法人経営者は法人カードの作成を考えるべきです。利用することで経費の管理が圧倒的に楽になります。
しかし法人カードも数が多くなっているので、どのカードを選択したらいいのか頭を悩ませてしまうはずです。そこで注目してほしいのが、カードのグレードを前もって決めておく、というものです。
- ノーマルカード
- ゴールドカード
- プラチナカード
- ブラックカード
クレジットカードのグレードには上記したようなものがあるわけですが、まずはどのグレードのカードを狙うかを決めておきましょう。それだけでもクレジットカードをある程度絞ることにつながってくるわけです。
こちらでは上級のクレジットカードである「プラチナカード」系法人カードを比較するポイント、及び注意点についてお伝えします。さらにおすすめのプラチナ系法人カードも紹介していきます。
ノーマルカードやゴールドカードタイプの法人カードでは、物足りないと考えている方は必見です。
プラチナ系法人カードの比較ポイントその1.空港ラウンジサービス
プライオリティパスがついているか?
主要な国内空港のラウンジが利用できるというだけでは満足できないのが、プラチナカードです。
プラチナカードともなれば、やはりプライオリティパスが付帯しているものがおすすめ、ということになります。
特に海外旅行を年に複数回行う方や海外出張を行う機会が多いという方は、プライオリティパスが付帯しているクレジットカードを選択するべきです。
注目してほしいのが、海外から日本に帰ってくる時にも、空港ラウンジが利用できるのかという部分です。
韓国やハワイ以外の地域に海外旅行に行ったり出張に行ったりした場合には、帰りは無料でラウンジが利用できないといったと状態になってしまうわけです。ラウンジを利用するために、一定の費用を支払わなければなりません。
さらに年に10回や20回も海外にいっている方であれば、ラウンジを利用するだけでもかなりのコストが掛かってしまいます。
プライリティパスが付帯している法人カードであれば、世界各地にある航空のラウンジが利用できるようになります。
利用できるラウンジはアメリカやヨーロッパだけではありません。南米にも利用できるラウンジはありますし、アフリカや中東、そしてアジア各国にも点在しているわけです。
海外との取引をしている方も多いでしょう。特に貿易業の方は現地へ赴くことも多くなります。そういった方にもプライオリティパスが付帯している法人カードがおすすめなのです。
※国内にもプライオリティパスと提携しているラウンジがあります。成田空港や関西国際空港、さらには中部国際空港や福岡国際空港にもあります。
プライオリティパスの通常の年会費はいくらかかるのか?
プラチナカードにもなると、プライオリティパスの年会費が無料に設定されているものもあります。
そこで注目してほしいのが、クレジットカードを介さずにプライオリティパスの会員になるためにはどの程度の費用がかかるのか、という部分です。
ちなみにプライオリティパスには3つの会員ランクがあります。会員ランクによって年会費が異なります。一方で会員ランクによって、1回ことのラウンジの利用料金もかわってくるのです。
会員ランク | 年会費 | 1回ごとの利用料金 |
---|---|---|
スタンダード会員 | 99ドル | 27米ドル |
スタンダード・プラス会員 | 249米ドル | 10回まで無料、11回以降は1回あたり27ドル |
プレステージ会員 | 429米ドル | ずっと無料 |
プレステージ会員になれるサービスが付帯している法人カードを利用すれば、429米ドルがかかってきません。
4万4,000円程度も1年間で得することになります(為替は110円として計算しました(2018年8月現在))。しかも10回利用しようが20回利用しようが100回利用しようが、1回ごとの利用料金が全くかかりません。
1回あたり通常27米ドルかかるので、仮に10回利用すれば270米ドルが発生します。100回利用すれば2,700米ドルです。利用すればするだけプレステージ会員はお得になります。
プライオリティパスつきクレジットカードの注意点
プライオリティパス付きのクレジットカードのすべてが「プレステージ会員」に対応しているわけではありません。スタンダード会員に対応しているカードや、スタンダード・プラス会員に対応しているカードもあるのです。
仮にクレジットカードを利用してスタンダード会員になると、99米ドルの年会費はかかってきませんが、空港ラウンジ1回ごとの利用に27米ドルが発生してしまいます。
クレジットカードを利用してスタンダード・プラス会員になると、249米ドルの年会費はかかりませんが、11回目以降は1回あたり27米ドルかかってしまうのです。
年間で10回以内の利用であればコストは発生しませんが、多くの回数を利用すると考えられる時には、コストの面から考えてもプレステージ会員のほうがお得となるわけです。
もう一点注意してほしいのが「同伴者」についてです。
同伴者については、無料の設定がなく通常1回あたり27米ドルがかかってきてしまいます。しかしカードによっては同伴者は無料にはならないものの安く設定されているものであるので、誰かと一緒に空の旅をする予定であれば同伴者の空港ラウンジの利用料金が少しでも安くなるカードを選ぶことも大事になってきます。
同伴者料金が安いカード例
- セゾン・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード(2,200円)
- MUFGカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード(2,200円)
- JCBプラチナカード(2,200円)
空港ラウンジ基礎知識~ラウンジではどんな事ができるのか~
- ソフトドリンクが飲める
- アルコールドリンクが飲める
- ソファーでくつろいでいられる
- 軽食が出る(おにぎりやパンなど)
- Wi-Fiが利用できる
- ビュッフェ形式の食事ができることも
- シャワーが利用できる
- 新聞が自由に読める
- 雑誌が自由に読める
空港ラウンジであれば、上記のようなことができます。
基本的には航空機の搭乗を待っている時に利用するわけですが、ロビーであれば硬い椅子に座って待つことになります。
しかしラウンジであれば高級感のあるソファーが設置されており、そちらを利用してくつろぎながら時間が経つのを待っていられます。フカフカなのでお尻も痛くなりません。
飲み物や食事などのサービスもあります。ラウンジによってはアルコールドリンクが出てくることもあり、航空機の中での寝付きを良くするために飲む、という方も少なくありません。
ビジネスマンにとって重要なのが新聞や雑誌でしょう。様々情報を仕入れることで商談に活かすことも可能です。さらにWi-Fiが利用できるところにも注目しておきましょう。
他にもシャワーなどがあるので、気持ち良いリラックスした状態で登場を待つことも可能です。
ラウンジでは至れり尽くせりなサービスが受けられます。一般のロビーで待っているのとは大違いなのです。
特にビジネスのための出張である場合には緊張感もあるでしょう。少しでも緊張を和らげてリラックスすることも重要です。ビジネスのためにも、空港ラウンジを有効活用しましょう。
プラチナ系法人カードの比較ポイントその2.利用可能枠
高額の利用ができるのか?
プラチナ系の法人カードを欲する理由は様々あると思います。その一つとして「利用可能枠」をあげる方は多いのではありませんか?
ノーマルカードであると、利用可能枠の上限が100万円程度に設定されていることも珍しくありません。100万円程度だと、法人カードを高頻度に利用する会社であれば、すぐに限度まで達してしまいます。
ゴールドカードであったとしても300万円程度を限度としているカードは少なくありません。
300万円であったとしても、法人カードの使い方によっては限度額がいっぱいになってしまうこともあるのです。
機械設備等をクレジットカードで購入した場合には、それだけで300万円程度になってしまうかもしれません。
そこで出番になるのがプラチナ系の法人カードです。
基本的には限度枠が300万円から500万円程度に設定されているものが多くなっています。さらに利用限度枠に優れたカードになると、「一律の設定がない」というものも存在しているのです。
利用限度枠に一律の設定がないとは?
要はカード会社として、利用限度枠を決めていないということです。
もちろん各利用者に対する利用限度枠は決めます。しかし前もって500万円までとか700万円までという決め方はしていません。
極端な話をすれば、信用できる経営者であれば5,000万円でも1億円でも設定するわけです。逆にそれほど信用ができないと判断した場合には、100万円や200万円が設定されることもあります。
利用可能枠を少しでも高く設定するためにはどうしたら良いのか?
なかなか難しいところではありますが、まずは「返済能力が高い」ということを証明しなければなりません。
例えば年収が高い、ということもかかわってきます。会社の業績が良ければ、返済能力が高い、ということになるでしょう。
会社の規模も大きく関わってきます。会社の規模が大きければ、それだけ大きなお金を生む事業を行っている、ということになります。カード会社としても高く評価するのです。
ちなみに法人カードとはいえ、一応は個人に対して発行します。よって個人のクレジットヒストリー(利用実績)も重要になってくるわけです。クレジットカードやカードローンの利用で問題をおこしていなければ高く評価されることになります。
たとえば返済日を守り、返済金額も守っているという状況であれば、審査は圧倒的に有利になります。
返済能力という部分では、現状の借金額も大きく関わってきます。多額の借金を抱えており、多数の会社から借り入れを実施しているということであれば、返済能力は低いと判定されてしまうのです。
プラチナ系法人カードの比較ポイントその3.出張系サービス
出張がお得になるサービスが付帯しているのか?
法人カードの利用目的の一つに、出張がお得になる、というものもあります。そもそも出張にかかる費用を法人カードで支払うだけでもコスト管理が楽になります。
例えば宿泊費用が優待料金になるものもあるのです。スイートルームを利用すると大幅な値引きになることもあります。
社員旅行を計画している会社もあるでしょう。社員旅行に活用できるサービスが付帯しているのもプラチナ系法人カードの強みなのです。
パッケージツアーや航空チケットを優待価格で手配してくれるサービスが付帯しているものもあります。
例えば通常の出張にかかる宿泊費用が年間で50万円かかったとしましょう。カードの優待サービスが利用できたことで10%引きになったとします。それだけで5万円も支払額が少なくなるのです。
会社としては大助かりになることは間違いありません。
レンタカーサービスにも注目しよう
都会に出張する分には鉄道で行動すれば良いかもしれません。しかし地方への出張となると、車がなければ移動がしにくい、というケースも珍しくありません。
そこで注目すべきがレンタカーサービスです。レンタカーが利用できれば自由に行動できるわけですが、問題は費用です。
コンパクトタイプの自動車であったとしても。1日あたりで6,000円から7,000円もかかります。追加1日の価格でも5,000円となります。(価格はオリックスレンタカーを参考にしました。)
数日間利用するような出張であれば、レンタカーだけでも数万円のコストがかかってしまうわけです。
法人プラチナカードの中にはレンタカーサービスが付帯しているものもあります。優待価格でレンタカーが利用できるわけです。10%オフなどの設定にされているケースも珍しくありません。
空港ラウンジでおすすめの法人プラチナカード~MUFGカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード~
「プレステージ会員」のプライオリティパスが付帯している
MUFGカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードであれば、プライオリティパスが付帯しているだけではありません。最上級会員である「プレステージ会員」に無料でなれるのです。
プレステージ会員の年会費は429米ドルかかりますが、その年会費を1円も支払わないで利用できる、といった特徴があるわけです。
ちなみにMUFGカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードにはプライオリティパスとは関係なく、無料で利用できる空港ラウンジがいくつかあります。国内の主要空港であればラウンジが無料利用できるのです。
さらに海外ではハワイの「ダニエル・K・イノウエ国際空港」(ホノルル国際空港)を無料利用できます。
海外といえばハワイ程度しか行かないという方であれば、クレジットカードの空港ラウンジサービスだけでも事足ります。もちろん年会費は発生しないので、プライオリティパスについては申請して利用できるようにしておきましょう。
MUFGカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、空港ラウンジサービス以外にも空港系サービスをいくつも用意しています。空の旅に特化しているクレジットカードといっても、過言ではありません。
その他の空港系サービスとは?
- 空港手荷物宅配サービス
- 空港手ぶらチェックインサービス
- 空港クロークサービス
ラウンジサービス以外には、上記の3つのサービスが付帯しています。それぞれの特徴について明らかにしましょう。
空港手荷物宅配サービスとは
スーツケース1個限定となりますが、カード会員1名に付き自宅と空港間の往復を無料で配送してくれるサービスとなっています。
「お土産などでスーツケースが重くなり自宅まで持っていくのが面倒。」
上記のケースに有効活用できるわけです。ただし対象空港が限られているので注意してください。
空港手荷物宅配サービスの対象空港
- 羽田空港(国際線のみ)
- 成田国際空港
- 中部国際空港
- 関西国際空港
上記の4つの空港のみの対応となっており、その他の国内の空港には対応していません。
空港手ぶらチェックインサービスとは
自宅でまずは荷物を預けます。そして海外の到着空港でその荷物を受け取ることができるサービスとなっているのです。
自宅から手ぶらで海外まで行けるといったサービスになっているわけです。
大事な荷物を預けるのはおすすめできませんが、どうしても持っていく荷物が多くなってしまった場合には活用してみましょう。
ちなみにこちらは利用できる対象便が限られています。
空港手ぶらチェックインサービスの対象便
- 日本航空国際便であること
- ただしグアム・ハワイを含む米国路線ならびに米国経由便、さらに他社運航コードシェア便(共同便)はサービスの対象外
対象便についてはこまかくきまっているので、利用する前に必ず確かめておきましょう。
空港クロークサービスとは
衣類などを空港のサービスカウンターで預かってもらえます。帰ってきた時に衣類を受け取れるわけです。
たとえば日本が冬の時期に、赤道直下の常夏の地域に行くとします。コートやダウンジャケットなどはそれらの地域では必要ありません。
しかし国内では寒いので空港までは暖かい衣類を着ていくことになります。それらの衣類は海外では不必要となりますし邪魔にもなるので、空港に預けるわけです。
MUFGカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの基本スペック
年会費 | 2万2,000円(税込み) |
---|---|
追加カード | 子カード、ETCカード |
プライオリティパス | プレステージ会員 |
電子マネー機能 | なし |
ポイント還元率 | 0.4%(※) |
ショッピング利用可能枠 | 100万円から500万円まで |
海外旅行傷害保険 | 最高1億円(うち利用付帯5,000万円) |
国内旅行傷害保険 | 最高5,000万円(自動付帯) |
ショッピング保険 | 国内&海外:最高300万円 |
※Tポイント、楽天ポイント、ポンタポイント、dポイント、WALLETポイントに交換した場合
「MUFGカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」の公式サイトこちら
利用可能枠でおすすめの法人カード~アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナカード~
利用可能枠に一律の制限なし
実際に500万円や1,000万円と高額の設定をされている方も少なくありません。国内の経営者であっても、実際に数千万円の限度額設定がされている方も多いのです。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナカードの利用限度枠ですが、ずっと同じ設定がされ続けるわけではありません。カードの利用実績によっては徐々に上昇していくこともあります。
最初は500万円程度の利用限度額であったものが、最終的には1,000万円の利用限度額になった方もいます。
最初は少額であったとしても、高頻度で利用し、利用額も高額であればカード会社としても高額の設定にしたほうが儲かるわけです。よって利用限度枠のアップをしてくれるのです。
利用限度枠を超える利用が可能になる方法あり
「事前承認手き」と呼ばれるサービスを実施しています。簡単に言ってしまえば、デポジットシステム(事前入金システム)です。
極めて珍しいシステムであり、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナカードを取得している方にもあまり知られていません。
そのシステムを利用すると、利用限度枠を超えるカードショッピングもできてしまいます。
事前にアメリカン・エキスプレスの口座にお金を振り込んでおきます。例えば5,000万円を事前に入金しておけば、利用限度額が500万円であり、すでに限度額いっぱいまで使っていたとしても、5,000万円までカード決済に利用できるということになるわけです。
いくらお金を持っていても何千万円も持ち歩くのは、何があるかわからないのでおすすめできません。
しかし事前入金をしておけば、札束を持ち歩く必要もありません。カードで簡単に利用限度枠を超えてカードショッピングが楽しめるわけです。
デポジットシステムの利用に関しては注意しなければならないこともあります。
デポジットシステムの利用方法
まずはアメックスに対して電話してください。電話番号は「0120-106-165」となってます。フリーダイヤルなので通話料は無料となっています。
通話可能時間帯は、午前9時から午後5時までとなっており、平日のみの対応となっています(土曜日、日曜日、祝日は休み)。
電話をするとアメックスの振り込み先などを教えてもらえます。
また高額の利用となるので、不安なこともあるでしょう。電話で直接尋ねてみるのもおすすめです。不安は全て取り除いた状態でデポジットシステムは利用すべきです。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナカードの取得の注意点
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナカードは勝手に申し込みはできません。
そもそもアメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナカードはステータスが極めて高いカードとなっています。ステータスが維持されているのも、インビテーションによるところが大きいです。
インビテーションされるためにはどうしたら良いのか?
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードを利用しなければなりません。まずはアメックスのビジネスゴールドカードを取得して利用することから始めるわけです。
インビテーションが来る目安に関しては個人差があることは確かです。しかし様々な経験談をチェックしてみると、
- 「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードの年間利用額が200万円以上であること」
- 「200万円以上の利用が2年間以上続いていること」
の2つが必要になってくることがわかります。もちろん支払いに遅延がないことも条件となっています。
また細かな決済にカードを利用することも忘れないでください。「高頻度で利用する」ということもインビテーションをもらう一つのコツになっているのです。
月に1回程度しか利用しない、ということであればインビテーションがくいる確率は下がってしまいます。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナカードの基本スペック
年会費 | 14万3,000円(税込み) |
---|---|
追加カード | 子カード、ETCカード |
プライオリティパス | プレステージ会員 |
電子マネー機能 | なし |
ポイント還元率 | 0.3%から1.0% |
ショッピング利用可能枠 | 一律の設定なし |
海外旅行傷害保険 | 最高1億円(うち利用付帯5,000万円) |
国内旅行傷害保険 | 最高5,000万円(自動付帯)(家族特約:1,000万円) |
ショッピング保険 | 国内&海外:最高500万円 |
「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナカード」の公式サイトはこちら
出張系サービスでおすすめの法人カード~三井住友ビジネスカード(プラチナ)~
三井住友ビジネスカード(プラチナ)には様々な出張に役立つサービスが用意されています。
- エアライン&ホテルデスク
- JR東海エクスプレス予約サービス
- Visaプラチナトラベル(海外)
- プラチナホテルズ
- VJタクシーチケット
- レンタカーサービス
- 法人カード会員専用「じゃらんnet」
- プラチナグルメクーポン
エアライン&ホテルデスクとは
国際航空チケットと世界各地のホテルの予約手配がしてもらえます。海外出張などの時に役立つサービスとなっているわけです。
海外の場合は、土地勘もなくどのようなホテルが有るのかもわかりません。そこでエアライン&ホテルデスクの力を借りるわけです。
JR東海エクスプレス予約サービスとは
東海道・山陽新幹線のネット予約ができるサービスとなっています。さらにチケットレスとなっている点にも注目しましょう。
東京と博多間を新幹線移動する機会が多い、という方におすすめできるサービスとなっています。
Visaプラチナトラベル(海外)とは
JTBの海外パッケージツアーが優待価格で利用できます。空港チケットに関しても優待価格となるのです。
通常20万円するパッケージツアーが5%引きになるだけで1万円もお得になる計算です。
プラチナホテルズとは
国内の約50のホテルと約15の旅館で行われているサービスとなっています。
優待料金で宿泊利用ができるようになります。さらに料理や部屋のアップグレードも出来るようになります。
国内の約15のホテルに至っては、スイートルーム料金が50%オフにもなるサービスも実施されているのです。
VJタクシーチケットとは
タクシーチケットが発行できるようになります。
商談などを行った取引先に対してタクシーチケットを渡す、といったことを行っている会社にとっては欠かせないサービスとなっています。
こちらのサービスを利用すると、20枚綴りのタクシーチケットを1回の申し込みにつき2冊まで発行ができるのです。
レンタカーサービスとは
海外のレンタカーサービスであるハーツレンタカーが優待価格で利用できるようになります。
10%オフの価格設定となっており、お得にレンタカーが利用できるようになるのです。
海外出張や海外旅行でかかるレンタカー費用を少しでも抑制したい、と考えている方は利用を計画しましょう。
法人カード会員専用「じゃらんnet」
「じゃらんnet」で通常提供されている宿泊プランも利用できますが、法人カード会員限定の宿泊プランも利用できます。
国内宿泊施設の予約サービスとなっており、出張などに大いに活用していきましょう。
プラチナグルメクーポンとは
レストランを利用した際に、料金がお得になるサービスとなっています。
対象の店舗は東京都大阪を中心に約80店舗となっています。その対象の店舗で2名以上にてコース料理をt利用した場合に、会員1名分が無料となります。
コース料理金額が1万5,000円であれば、1万5,000円が値引きされるシステムとなっているわけです。もちろん接待などにも利用できるので、経費の削減に役立ってくれるはずです。
三井住友ビジネスカード(プラチナ)の基本スペック
年会費 | 5万5,000円(税込み) |
---|---|
追加カード | 子カード、ETCカード |
プライオリティパス | プレステージ会員 |
電子マネー機能 | なし |
ポイント還元率 | – |
ショッピング利用可能枠 | 一律上限設定なし ※ご利用枠は弊社にて設定させていただきます。ご希望に沿えない場合もございます。 |
海外旅行傷害保険 | 最高1億円(自動付帯) |
国内旅行傷害保険 | 最高1億円(自動付帯) |
ショッピング保険 | 国内&海外:最高500万円 |
※VJAギフトカードにポイントを交換した場合
「三井住友ビジネスカード(プラチナ)」の公式サイトはこちら
まとめ
プラチナ系の法人カードの比較ポイントを3つ紹介しました。
- 空港ラウンジ系サービス
- 利用可能枠
- 出張系サービス
プラチナカードならではのサービスとなってくるのが空港ラウンジ系のサービスです。特に注目すべきはプライオリティパスです。
しかしプライオリティパスがついても無料会員になれるものが異なっているので注意しましょう。もちろん最上級会員である「プレステージ会員」になれるカードがおすすめです。
利用可能枠も重要です。そもそもプラチナカードですが、利用可能枠が少しでも高いほうが良いから取得を目指しているのではありませんか?限度額が低く設定されてしまえば、カードの利用にも制限が出てきてしまいます。
なるべく高額に設定されるカードを選びましょう。
最後に出張系サービスも比較ポイントとして解説しました。ビジネスを行う上では出張もかかせません。その出張をお得にしてくれるカードも重要なのです。
出張が多い方は、移動のチケットが取りやすかったり、宿泊費用がお得になったりするカードを選びましょう。
おすすめのプラチナ系法人カードは3つ紹介しました。
- 空港ラウンジ系サービスに優れる「MUFGカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」
- 利用限度額に一律の設定がない「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナカード」
- 出張系サービスが多彩な「三井住友ビジネスカード(プラチナ)」
MUFGカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードであれば、年会費が2万円台でありつつもプレステージ会員になれます。空港ラウンジサービスだけでも年会費のもとが完全に取れてしまうお得なクレジットカードです。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナカードは利用限度額が高額に設定されやすいカードです。一律の設定がないので、高額の利用限度額が設定されるチャンスもあるのです。
さらに前もってデポジットシステムを利用すれば、利用限度額を超える利用までできてしまうすごい機能を持ったクレジットカードなのです。
三井住友ビジネスカード(プラチナ)には宿泊系・鉄道系・航空系・食事系のなどの出張に活用できる優待サービスが付帯しています。
それぞれのテーマでおすすめのカードを紹介しました。あなた自身がどのテーマを重視するかによっておすすめできるカードは大きく変わってきます。
- 空港ラウンジを重視しますか?
- 利用可能枠を重視しますか?
- 出張系サービスを重視しますか?
どのテーマが気になっているかをじっくり考えてください。その上で自身に適したプラチナ系法人カードを選びましょう。