以前、訪日外国人がチェックする観光情報サイトの特集をしましたが、併せて日本の素晴らしい資源を紹介したジャンル特化型のサイトもどんどん増えています。クールジャパン系の代名詞と言われているものから、意外なジャンルまで多くの個人・企業・団体が情報発信をしています。
今回は、ジャンル特化型の日本の情報発信サイトを紹介します。そのジャンルを深く知りたいと思った訪問者にとっては、有益な情報源となっています。
まずは、どのようなサイトがあるのか、チェックしてみてください。(今回は、観光系の総合サイトは省いています)
1.TOKYO OTAKU MODE
http://otakumode.com/
ネットビジネスをしている方であれば、知らない人はいないほど有名なサイト。主に日本のポップカルチャーを海外に発信しているサイトです。クールジャパン機構の出資を受けています。Facebookのいいね!1800万超と爆発的なメディア発信力を誇る。越境ECやクリエイターサポート機能も装備しています。
2.Tokyo Girls Update
http://tokyogirlsupdate.com/
博報堂系のオークブルーが運営している日本のアイドルをはじめとしたガールズポップカルチャーに特化した情報発信サイト。国内で活動しているモデルやアイドルビジネスのマネタイズを支援して
います。
3.Anime News Network
http://www.animenewsnetwork.com/
1998年からアニメ及びその周辺情報を発信している北米最大の老舗サイト。Anime News Network社が運営。
4.アニメ・漫画の日本語
http://anime-manga.jp/index.html
アニメや漫画に出てくる日本語を学ぶことが出来るサイト。国際交流基金関西国際センターが運営しています。切り口がユニークですね。このサイトの海外アニメファンを多い事でしょう。
5.SAKETIMES
http://en.sake-times.com/
日本酒及びその周辺情報のサイトを運営する株式会社clearの海外向けサイト。海外でも愛好家が増えている日本酒についての情報をその文化的背景も踏まえて発信しています。
6.JAPAN ATTRACTIONS
http://japan-attractions.jp/
日本中で行われているあらゆるイベントを紹介したサイト。北海道・東京・神奈川・京都・大阪・福岡など地域ごとに見ることが出来ます。情報のごった煮感が楽しいです。
7.Tofugu
http://www.tofugu.com/
日本文化の紹介に特化したサイト。日本人でも知らなかったような日本文化に関する知識を学ぶことが出来ます。記事がハイクオリティで、知識レベルの高い人が読んでも十分に堪え得る内容です。
8.呦嘻印(ユウシイン)
http://www.youxiyin-otc.com/youxiyin/#!startPage
日本のOTC医薬品の情報を中国語(簡体字)で閲覧できるサイト。株式会社ズーが運営しています。中国人の爆買いのアシストしている優良コンテンツです。
9.washoku.guide
日本の和食に特化した情報サイト。クックパッドが運営しています。約2万品のレシピと、和食の最新トレンドや海外現地情報を発信。
10.WASHOKU Explorer
和食に特化した越境ECサイト。日本に来ないと手に入れられなかった質の高い日本の食べ物を購入出来ます。日本での体験を現地でも味わいたい外国人には持って来いです。
11.YUNOMI
日本茶に特化した情報・ECサイト。日本茶の栽培を学びにくる外国人が後を絶たない位海外でもファンの多い日本茶に関する情報を発信しています。お茶文化の理解や最新情報の取得には持って来いです。
12.VISIT JAPANESE WINERY
http://visitjapanesewinery.com/
世界的な評価を徐々に受けはじめてますが、まだまだ知名度の低い日本のワイナリーに関する情報発信サイト。日本各地に点在するワイナリー情報を得ることが出来ます。
13.SAKAI FORGED KNIVES
http://www.sakaiknife.com/index.asp
世界的にも評価の高い大阪堺市の刃物に関する情報を発信するサイト。包丁は世界中の料理人の支持を得ています。海外に縁の薄かった商品の情報発信は大変意味がありますね。
まとめ
海外に人気とされているアニメや漫画などの発信は根付いてきた感はありますが、それ以外のものも徐々に発信されて来ています。
今後もこの傾向は拡大していくでしょうから、御社の商品やサービスが海外もターゲットにしているなら、施策のひとつとして考慮しておいてもよろしいかと思います。
ビジネスなどの次のアクションに繋げるためには、まず質の高いコンテンツを投入して、訪問者を喜ばせるというコンテンツマーケティングの基本はもちろんのこと、ユーザーの声を類推しながら、より精度の高い仮説を立てるスキルが必要です。
必要に応じて外部の力を借りながら、いかに多くのノウハウを蓄積出来るかが今後の鍵となるでしょう。
(編集部より)
上記以外で海外向けに日本の文化を発信しているサイトがございましたら、ご連絡ください。随時追加していきたいと思っています。