DMの基本的な書き方を紹介した、前回の記事はご覧頂けたでしょうか？
今回は競合他社と差をつける為に役立つ、DMの最も力を入れる部分と実際に売り上げアップに役立つDMのコツをご紹介します。
読まれるかどうか、9割はココで決まる！
人は見た目が9割という言葉はご存知でしょうか？同名の本が大ヒットしたことがあるので、聞き覚えがある方も多いかと思います。
これは、話し方や表情で人の印象の9割は決まり、話の内容自体は1割しか影響しないという心理学の研究結果から来ています。
実は、DMも同じです。DMが読まれるかどうかはサービス内容の素晴らしさはほとんど影響しません。
DMがきちんと読まれるかは第一印象、つまり出だしのキャッチコピーで9割決まってしまいます。
だからこそ、キャッチコピーの作り込みは売り上げアップの為に何よりも重要です。
ハートをガッチリ掴むキャッチコピーはココが違う！
それでは、実際キャッチコピーを作りこむにはどんなポイントに気を付ければ良いのでしょう。見込み客のハートをガッチリ掴んで離さないキャッチコピーをあなたが今日から作れるようになる為のコツをご紹介します。
あなたのサービスを今欲しいお客さんにターゲットを絞る
まず、１つ目のコツはターゲットを限定することです。特に狙うべきは、今すぐあなたのサービスを欲しがるだろうお客さんです。
例えば、試験対策の教材を販売する場合、１年後の試験を考えている人と１か月後に試験が控えている人だったら、どっちが切羽詰っているでしょうか？
当然、１か月後の人ですよね。
そんな人向けに≪まだ間に合う！ １か月で○○に合格する最速勉強法！≫といったキャッチコピーのサービスがあれば、飛びつきたくなること間違いありません。
さて、このように今すぐ欲しがっているお客さんにターゲットを絞ると、それ以外のお客さんを逃してしまうことを心配される方が多くいらっしゃいます。
ですが、意外に思うかもしれませんが、今すぐ欲しがっている人に効果が高いキャッチコピーというのは、これから購入を考えている見込み客に対しても高い効果が発揮されることが多いんですよ。
だから安心して、今すぐ欲しがっている人の心に訴えかけられる内容を考えていきましょう。
数字は信憑性を増す、黄金のツール
２つ目のコツは数字を入れることです。数字はキャッチコピーの信頼度を一気にアップさせます。
数字の力がよくわかる実例をご紹介しましょう。
ある育毛剤の販促を行った時の話です。
はじめのＤＭでは、≪利用者の大部分が効果を実感！≫
といったキャッチコピーだったのですが、そこに数字を加えて修正した結果、なんと販売数が約1.5倍（1.43倍）へと大幅アップしたのです。
その変更内容は≪100人中84人が7日で髪が元気になったと実感≫
というものでした。
利用者の大部分という部分に100人中84人と具体的な数字を入れて、そのうえで効果が実感できる日数を7日と入れたのです。
修正前と比べて、あなたも後者の製品のほうが効果がありそうに感じませんか？
このように、数字を入れることで格段にキャッチコピーの信頼度を高めることができるのです。
この手法は至る所で利用されています。映画などで≪全米○○人が泣いた！≫とかも数字の力を活用している一例です。
あなたのサービスを見せる上で使えそうな数字はありませんか？
あれば、キャッチコピーにどんどん取り入れるようにしていきましょう！
難しいことと簡単なこと、どっちがお好き？
今回ご紹介する最後のコツは、簡単だと感じられる文言を入れることです。
先にご紹介したコツを実践していれば、①今すぐ欲しい人に②具体的に効果がありそうなキャッチコピーが書けるようになります。
ここまででも、漠然とキャッチコピーを書いていた時とは天と地ほどの差があるでしょう。ですが、ここに最後のコツを入れることで売上が入れない時と比べて2倍になるといっても過言ではありません。
それだけ高い効果があります。
人は誰しも、楽してよい結果が欲しいと思うものです。10日で楽々10万稼げる方法と10日苦労して10万稼げる方法なら、当然前者の方法を知りたがります。
だからこそ、最後に簡単に自分でもできると思える文言を加えるだけで、購入者は格段に増えるんです。
①今すぐ欲しいと思っている人に、②確かな効果があるものを③簡単に実践できると背中を押して興味を持たせるわけです。
さっそく実践して、売り上げアップにつながるキャッチコピーを作ろう！
今回はＤＭの売り上げアップにつながる、キャッチコピーのコツについてご紹介しました。ポイントをまとめると以下のようになります。
・売れるキャッチコピーのコツは３つ
・今すぐ欲しがるお客さんをターゲットにすること
・数字を入れて信頼度をアップさせること
・簡単にできると背中を押してあげること
以上の5つが今回のポイントです。
これからＤＭを書く時には、今回ご紹介したコツを実践して競合他社に負けないＤＭを作って売り上げアップを実現させましょう！
