ダイナースブランドの法人カードのメリットデメリット。おすすめのVISA法人カードとは?

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クレジットカードの国際ブランドの中でも人気が高いのが「ダイナース」です。世界で初めて、クレジットカードを作成したブランドであるということも広く知られています。

さらに憧れられているブランドの一つでもあります。以前は国際ブランドの中でも、最もステータスがあるとされていました。

現在ではアメリカン・エキスプレスにその座を奪われてしまいましたが、それでもステータスの高さは相変わらずです。

こちらでは、まずはダイナースブランドの特徴について徹底解説します。さらにダイナースの法人カードである「ダイナースクラブ ビジネスカード」のメリットとデメリットに迫ります。

ダイナースブランドの法人カードを持ちたいという方は必見です。

最後におすすめのVISA法人カードについて紹介します。ダイナースブランドの法人カードとの違いなどに注目して、どちらのカードが良いかを確認してみましょう。

ダイナースブランドの特徴とは?

国際シェアは第6位である

クレジットカードの国際ブランドとしてのシェアですが、ダイナースに関しては低くなっています。

銀聯やアメリカン・エキスプレス、さらにはJCBよりもシェア率が低いとされているのです。それほど多くの方に利用されているわけではない、といった状態になっているわけです。

順位 ブランド名 シェア率
第1位 Visa 58%
第2位 Mastercard® 26%
第3位 銀聯(UNION Pay) 10%
第4位 アメリカン・エキスプレス 3%
第5位 JCB 1%
第6位 ダイナース 1%

出典:NILSON REPORT「2015年調べ」

シェア率については、VisaとMastercard®だけで8割を超えているのが現状なのです。

国内ではJCBの加盟店が多く、クレジットカードの発行枚数も多いのですがあくまで日本発の国際ブランドなので世界的に広まっているわけではありません。

銀聯は中国のブランドとなっており、発行枚数としては圧倒的です。今後の中国の発展次第では、Mastercard®を脅かす存在になるでしょう。一方で、アメリカンエキスプレスとダイナースはシェア率は低めです。

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「シェア率が低いと駄目なのでは?」

と思っている方もいるかも知れません。必ずしもそうとは言えないのです。

ダイナースはシェア率が低いのですが、それには裏があります。そもそもダイナースは、誰にでもカードを発行しているわけではありません。

発行する相手を選んでいるのです。要は「審査が厳しくなっているからこそシェア率が低い」といった見方もできるわけです。

そこで気になるのが「なぜ審査難易度を高くしているのか」という部分でしょう。

ステータスがある

前述したようにシェア率は低いわけですが、実はステータスを維持するためでもあるのです。

誰にでもカードを発行していたら、もちろんシェア率は高くなるでしょう。多くの方が保有すれば利用してもらえるチャンスもあるわけです。

しかしそれでは、ダイナースの特色の一つであるステータスがなくなってしまうのです。

ダイナースのカードは、持っているだけでも自身のステータスになります。多くの方が簡単には取得できないカードとなっているからです。

ダイナースのクレジットカードですが、年会費を調べてみましょう。どのダイナースブランドのカードも年会費が高めに設定されていませんか?

1万円や2万円以上に設定されているものも珍しくありません。それ以上の年会費に設定されているカードもあるわけです。

ダイナースのプロパー系個人カードである「ダイナースクラブカード」は、一般カードでありながら年会費は税込みで2万4,200円となっています。

年会費を高くする理由は2つあります。

  • ステータスを維持するため
  • 質の高いサービスを実施するため

ステータスに関してですが、そもそも年会費が高いカードを取得したい、という方は数が限られるわけです。

年会費が高くなればなるほど取得を希望する方は少なくなります。要は年会費を高くすることによって自動的にふるいにかけているわけです。

年会費が高いカードに申し込みが出来る方は、それなりの収入がなければなりません。ダイナースとしてもステータスを維持するために、年会費を高くしているのです。

もう一つの理由となっているのが、サービスの維持というものです。

そもそもダイナースのカードは、質の高いサービスを実施しています。例えば空港ラウンジサービスがあります。ダイナースのカードを持っていると、国内主要空港などのラウンジが無料利用できるようになります。

他にも、ホテル優待や飲食店優待なども用意されているわけです。様々な店舗の利用でお得になるのがダイナースです。

しかしそれらのサービスの維持にも一定のコストが掛かります。

例えば、海外旅行保険や国内旅行保険の最高補償額は、1億円に設定されていることもあります。補償の付帯に関してもカード会社としては一定のコストが発生するわけです。

Expert
ダイナースは、クレジットカードブランドの中でも極めてサービスが良いとされています。そのサービスの質を維持するためにもやはり年会費は高く設定しなければ対応できないのです。

ダイナースの入会資格とは?

クレジットカードにもよるので、個別に確認する必要があります。入会資格の目安は以下のものになります。

  • 年齢が20代後半以上であること(27歳以上であること)
  • 世帯年収が400万円以上であること

少なくても上記の2つをクリアしていなければ、ダイナースのカードの取得は難しいわけです。

ちなみに以前のダイナースの入会資格はかなり厳しいものでした。年齢が33歳以上であり持ち家であること、さらに勤続年数が10年以上とされていたのです。

よって以前のダイナースのカードのオーナーは、会社の経営者や役員、さらに管理職や弁護士や医師、そして大学の教授といった方たちばかりだったのです。

しかし現状では審査難易度はだいぶ下がり、一般の方でも十分に取得できるようになりました。法人カードであれば、個人事業主や自営業者でもOKとされ始めているのです。

ダイナースの使い勝手について

国内利用については全く問題ありません。

ダイナースは、主に高級ホテルや高級レストランなどの高級店での利用に適しています。

一方で一般的な店舗では利用できないこともあり、使い勝手はそれほど良いとは言えません。

一方でアメリカやカナダでは、Mastercard®と提携を結んでいた時期もありました。北米であれば使い勝手が良かったのですが、2010年までの提携となっており、北米でも現在はあまり使い勝手が良いとは言えません。

国内ではダイナースとJCBが提携を結んでいます。

要はJCB加盟店でもダイナースクラブカードでの決済ができるのです。よって国内の使い勝手に関しては全く心配はありません。JCBの加盟店は国内では極めて多いからです。

ダイナースブランドの法人カードのメリット9つ!

ダイナースの法人カードは、「ダイナースクラブ ビジネスカード」しかないので、こちらでは「ダイナースクラブ ビジネスカード」のメリットを紹介します。

  1. 子カードの年会費がかからない
  2. ビジネスに役立つサービスがたくさん付帯している
  3. 空港で様々なサービスが受けられる
  4. 宿泊系サービスが充実している
  5. 飲食系サービスが充実している
  6. キャッシングが利用可能である
  7. ショッピング枠には一律の利用制限なし
  8. カードショッピングでポイントが獲得できる
  9. 各種保険サービスが充実している

1.子カードの年会費について

ダイナースクラブ ビジネスカードは、年会費が高く設定されているクレジットカードとして広く知られています。

しかし子カードの年会費に関しては、心配ありません。何枚発行したとしても年会費は無料の設定になっているのです。

子カードを5枚発行しても子カードの年会費は1円もかかりません。子カードを10枚発行したとしても年会費は発生しないのです。

ダイナースクラブ ビジネスカードの本会員カードに関しては、年会費が3万円程度もしてしまいます。その点については負担に感じる方もいるかも知れません。

しかし従業員分のカードも発行しようと思っている場合には、結果として本会員カードの負担は軽くなります。

例えば本会員カード1枚と子カード3枚であれば、合わせて4枚のカードで年会費は3万円程度となるわけです。子カードを10枚発行した場合には、あわせて11枚のカードで年会費は3万円のままです。

本会員カードの年会費が低かったとしても、子カードの年会費も、一定額がかかってくるといった法人カードも存在しています。

Expert
結果としてダイナースクラブ ビジネスカードのほうが、お得になるということも十分に考えられるわけです。

2.ビジネス系サービスについて

ダイナースクラブ ビジネスカードは法人カードなので、ビジネス系のサービスもしっかりと付帯しているわけです。

ダイナースクラブ ビジネスカードは一般タイプの法人カードですが、そのサービス内容はプラチナカード並み、といっても過言ではありません。

例えばクラウド会計ソフトの優待サービスがあります。クラウド会計ソフトの「freee」が2ヶ月分無料で利用できるのです。

法人にとっては、会計についてはかなり悩ましい問題です。

時間がかかる業務になってしまうわけですが、freeeであれば特別な経理や簿記の知識がなくても問題ありません。簡単に会計帳簿を作れるのです。

しかしfreeeは、もちろん有料のサービスです。コストが大きな問題になるのですが、ダイナースクラブ ビジネスカードであれば、通常12ヶ月の契約のものが14ヶ月の契約を結べます。

料金は12ヶ月分のみとなるので、2ヶ月分は無料となるわけです。

ビジネス系の相談サービスにも力を入れているのが、ダイナースクラブ ビジネスカードです。「法律相談」と「税務相談」にも対応しています。

まずは顧問弁護士サービスの「リーガル プロテクト」が優待価格で利用できます。通常は月々3,980円(税込み)かかるものが月々3,480円(税込み)で利用可能となっているのです。

税務相談ですが、税理士法人である「辻・本郷 税理士法人」の優待サービスが用意されています。実は初回の相談料が無料になっているのです。

税金に関しては、特にベンチャーなど創業したての方はわからないことだらけ、ということもあるでしょう。悩んでいないで専門家に相談すべきです。

相談した上でサービスを利用するか判断すればよいのです。相談を受けたからと行って必ず契約しなければならないわけではありません。

引っ越しサービスも付帯しています。オフィスの移転などを考えている時には活用しましょう。

実はサカイ引越センターにて優待割引が受けられるのです。しかも基本料金が20%オフという優待なので、大きなコストカットも狙えるわけです。

オフィスのリフォーム系の優待もあります。くらしテルの法人向けオフィスリフォーム工事の代金が5%オフで対応してもらえるのです。

オフィスを快適にすることで仕事も効率化します。業績のアップにつながるかもしれないわけです。

Expert
オフィスに問題がある方は、ダイナースクラブ ビジネスカードの優待サービスの利用を検討しましょう。

3.空港系サービスについて

  • 空港ラウンジサービスあり
  • 空港手荷物宅配サービスあり
  • 空港送迎タクシーサービスあり
  • 空港パーキングサービスあり
  • 海外Wi-Fiレンタルサービスあり

海外旅行に行く機会が多い、海外出張に行く機会が多い、という方もいるのではありませんか?

そのような方に適したサービスを実施しているのがダイナースクラブ ビジネスカードなのです。

空港系サービスは多種多彩となっています。うまく活用することで海外旅行や出張が楽になることは間違いありません。

空港ラウンジサービスであれば、国内主要空港とハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル国際空港)、さらには韓国の仁川国際空港のラウンジが無料利用できるのです。

航空機に乗る前にリラックスした空間で待っていられます。ドリンクや軽食も利用可能ですし、シャワーが浴びられるラウンジも存在しています(シャワーは有料)。

手荷物宅配サービスが海外から帰国の際に空港から自宅に対して、スーツケース1個を無料で配送してくれます。

お土産などで重くなってしまった荷物を家まで運ぶのは大変です。手荷物宅配サービスを活用しましょう。

送迎タクシーサービスは、条件付きで利用が可能になります。

トラベルデスクにて1回の購入金額が50万円以上の海外パッケージツアーを利用しているか、日本発の海外航空チケットを成約すると、自宅から対象の空港までのタクシーを優遇料金で利用できるようになるのです。

空港パーキングサービスもトラベルデスクにて1回の購入金額が50万円以上の海外パッケージツアーを利用しているか、日本発の海外航空チケットを成約すると利用できるようになります。

旅行期間中の駐車料金が無料になるのです。ただしサンパーキングの場合は30%オフの設定となっています。

海外Wi-Fiレンタルサービスについては、国内の主要な空港にてグローバルWi-Fiレンタルが優待価格で利用できるのです。20%オフになります。

空港で様々な優待サービスが受けられるのも、ダイナースクラブ ビジネスカードの大きなメリットとなっています。

4.宿泊系サービスについて

  • ホテル宿泊優待サービスあり
  • Hotels.comの利用可能
  • ホテル内フィットネス優待サービスあり

旅行や出張で、ホテルに宿泊するということもあるでしょう。そういったケースにも対応できるサービスがダイナースクラブ ビジネスカードでは複数用意されています。

ホテル宿泊優待サービスに関しては、対象の海外クラブホテルズや国内の旅館やホテルが優待価格で利用可能となります。旅行代金などを結果的に低く抑えることが出来るわけです。

Hotels.comを利用して宿泊の部屋予約を実行すると、合計室料が8%オフになります。仮に10万円の室料であれば、8,000円も割引になるわけです。

ホテル内フィットネス優待サービスは、ホテルに付属しているフィットネスが優待価格で利用できる、といったものになっています。

ハイアット リージェンシー東京 スパ&ウェルネスである「ジュール」が優待価格で利用できるのです。旅行中は食べてばかりで、運動不足になることもあります。

フィットネスで汗を流したいという時に、活用できるサービスなのです。

5.飲食系サービスについて

  • エグゼクティブダイニング
  • おもてなしプラン
  • 料亭プラン
  • 飲食店優待サービス

飲食系サービスも数多く取り揃えてあります。飲食を少しでもお得においこないたいということもあるでしょう。

特に法人カードを利用している場合には、接待で飲食店を利用するということも、珍しいわけではありません。ダイナースクラブ ビジネスカードのサービスを有効活用して、接待をお得に行いましょう。

エグゼクティブダイニングですが、コース料金が割引になるサービスとなっています。

対象のレストランで決められているコース料金から2名以上で1名分が無料になります。さらに6名以上であれば2名分が無料になるのです。

1名分の価格が1万5,000円である場合には、6名以上で利用したケースであれば3万円も割引されることになります。

おもてなしプランは、会員限定の優待サービスが対象のレストランで受けられます。無料でワンドリンクサービスされたり、割引価格で利用できたりするのです。

料亭プランに関しては、一見さんお断りのような予約が極めて難しい高級料亭の予約を行ってくれるサービスです。ダイナースクラブが予約をしてくれるので、一見さんお断りのお店でも利用できます。

飲食店優待サービスに関しては、国内外のデュカス・パリのレストランが優待価格にて利用できるのです。対象の銀座のBAR・CLUBに関しても、優待価格で利用できます。

Expert
もしかすると、普段から利用している店舗が優待の対象になっている可能性もあるので確認してみましょう。

6.珍しい!キャッシングサービスについて

そもそも法人カードの多くは、キャッシングサービスが付帯していません。ショッピング機能しかないものばかりなのです。

しかしダイナースクラブ ビジネスカードに関しては、キャッシング利用もできます。お金に困ったときなどはダイナースクラブ ビジネスカードを利用してお金を確保できるわけです。

ただし入会時に関しては、50万円がキャッシング枠の限度となっています。高額の借り入れができるわけではないので注意しましょう。

もしも50万円を超えるキャッシング枠を希望する場合には、別個で申し込みを行わなければなりません。

ダイナースから入会時に資料が送られてくるのです。そちらに申込用紙があるのです。その申込用紙の必要事項に記入し、さらに年収証明書類のコピーを同封してください。

7.高額のショッピング枠が設定されることもある

ダイナースクラブ ビジネスカードのショッピング枠の額に関しては、個別に判断されることになります。要は一律の利用制限がありません。

例えば利用限度枠が300万円という方もいれば、1,000万円超に設定される方もいるのです。

基本的にクレジットカードは利用可能枠の限度を設けています。300万円や500万円などと決まっており、その額が設定されることになるのです。

しかしダイナースクラブ ビジネスカードはその限度がありません。返済能力が高いと判定される場合には、高額の利用限度枠が取得できるチャンスもあるのです。

8.ポイント獲得について

ダイナースクラブ ビジネスカードでは、カードショッピング100円毎に1ポイントが獲得できます(ダイナースクラブ リワードポイント)。

法人カードの中には、ポイントが獲得できないものも珍しいわけではありません。ダイナースクラブ ビジネスカードに関しては、ポイントを貯める楽しみもあるカードなのです。

ポイント還元率については、0.4%となっておりそれほど高いわけではありません。そこで注目してほしいのが専用ショッピングモールです。

「ダイナースクラブポイントモール」といったダイナース専用のショッピングモールが用意されており、そちらを経由してカードショッピングを行った場合には、通常のショッピングポイントにボーナスポイントが加算されたり還元率に応じたキャッシュバックが受けられるのです。

ダイナースクラブポイントモールで注目してほしいのが、ポイントの加算とキャッシュバックが同時に受けられる、というものです。

例えば5,000円につき50ポイントが加算され、さらにキャッシュバックが1.0%受けられる、というようなものまであるのです。

ダイナースクラブポイントモールの登録に関しては、一切費用は発生しません

ダイナースクラブ ビジネスカードを取得したら、すぐにダイナースクラブポイントモールに登録しましょう。

そしてネットショップを行う時には、ダイナースクラブポイントモールを経由するわけです。

9.保険サービスの内容について

  • 海外旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯:5,000万円)
  • 国内旅行傷害保険:1億円(利用付帯)
  • ショッピング保険:海外:500万円、国内:500万円
  • ゴルファー保険:最高1億円

上記したように高額な補償がついています。特に注目すべきは、海外旅行傷害保険でしょう。

5,000万円は自動付帯となっているので、旅行費用をカードで支払っていなかったとしても補償される仕組みとなっているのです。

さらに、ショッピング保険も国内海外ともに高額なので、安心してショッピングが楽しめます。ゴルファー保険といった珍しい保険がついているところにも注目でしょう。

ダイナースブランドの法人カードのデメリット3つ!

ダイナースの法人カードは「ダイナースクラブ ビジネスカード」しかないので、こちらでは「ダイナースクラブ ビジネスカード」のデメリットを紹介します。

  1. 年会費が高い
  2. 発行までに時間がかかってしまう
  3. ポイントのマイルへの移行にコストが発生してしまう

1.年会費について

ダイナースクラブ ビジネスカードの年会費は、税込みで2万9,700円となっています。3万円ほどもしてしまうのです。仮にカードを有効活用できなかったとしても、毎年3万円は自動的に支払わなければなりません。

そこで一つ考えなければならないのが、毎年の年会費が3万円もかかるカードを利用し続ける意味はあるのか、という部分です。年会費分程度は有効活用できなければ損をすることにもなりかねません。

そもそも法人カードは個人カードほど年会費が無料になるものは多くありません。

しかし「ライフカードビジネス(スタンダード)」や「ビジネクスト・法人クレジットカード」といった永年無料タイプの法人カードもあるのです。

有名法人カードの「JCB法人カード」の年会費は1,375円(税込み)(初年度無料)であり、「三井住友ビジネスカード(クラシック)」の年会費は1,375円(税込み)となっているわけです。

年会費が低いカードもあるので、必ず自身の利用をイメージして年会費が高いカードを利用するメリットがあるのか、という部分を考えてください。

何も無理をして年会費が3万円もかかる法人カードを利用することはありません。自身にとって魅力的なサービスがあれば取得を考えればよいのです。

2.発行期間について

ダイナースクラブ ビジネスカードの申込みから発行までの期間は、通常であれば2週間から3週間となっています。

即日発行には対応していません。取得までには時間がかかってしまうのです。

そもそもダイナースクラブ ビジネスカードに関しては、カードカウンターが設置されていません。よってその場で受け取ることができないのです。

郵送でカードが送られてくることになり、カードを受け取って初めて利用できるようになるわけです。

ダイナースクラブ ビジネスカードの発行期間が長くなっている理由としては、審査難易度があります。

ダイナースは審査が難しくなっており、申込者の情報を精査しているのです。審査に時間がかかり、結果として発行までに時間を要する事になります。

3.ポイントのマイルへの移行にかかるコストについて

年会費が別個に発生します。

ダイナースクラブ ビジネスカードで獲得するポイントは、「ダイナースクラブ リワードポイント」といいます。

ダイナースクラブ ビジネスカードは、ANAマイル・スカイマイル・マイレージプラスに交換可能です。しかしポイントを交換するためには、年会費が発生するシステムとなっているのです。

「ダイナースグローバルマイレージ参加費」というものが発生することになり、年間6,600円(税込み)となります。

移行した年に発生するので、毎年小分けに移行していると損するような状況になってしまうことも考えられるので注意しなければなりません。

ただし交換レートについては悪いわけではありません。ダイナースクラブ ビジネスカードでは、100円につき1ダイナースクラブ リワードポイントが取得できます。

その1ダイナースクラブ ビジネスカードは1マイルと交換できるのです。要は100円利用につき1マイルなので、マイル還元率から見ると、それほどマイナスではありません。

おすすめのVISA法人カード~三井住友ビジネスカード for Owners ゴールドカード~

年会費がダイナースと比較して低めである

  • 年会費:1万1,000円(税込み)(初年度無料)
  • 子カード年会費:2,200円(税込み)

本会員年会費に関しては、ダイナースの法人カードと比較して約3分の1の設定となっています。少しでも法人カードの年会費を抑えたいという方に適しているわけです。

ただしダイナースクラブ ビジネスカードと比較すると、子カード年会費に問題があります。こちらは子カードに年会費が発生してしまうのです。

例えば子カードを10枚発行すると、子カードだけで年会費は2万2,000円です。本会員年会費をプラスすると3万3,000円となります。

Expert
ダイナースクラブ ビジネスカードよりもオーバーしてしまうので、子カードの発行枚数が多くなる予定の方は注意しましょう。

空港ラウンジサービスあり

国内の主要空港のラウンジが無料利用できます。

ただし海外の空港には一つも対応していないので、行きだけしか空港ラウンジが利用できない、ということになってしまうわけです。

ダイナースクラブ ビジネスカードと比較すると空港ラウンジサービスは多少手薄、といった状態になっています。

各種ビジネス系サービスあり

三井住友ビジネスカード for Owners ゴールドカードには「Visaビジネスオファー」と「ビジネスサポートサービス」が付帯しています。

グルメ系のサービスであったりトラベル系のサービスであったりオフィスサプライであったりなど、ざまざまな優待サービスがあります。

引っ越し割引サービスやレンタカー優待サービス、さらにはオフィス用品のデリバリーサービスも行っているので、ダイナースクラブ ビジネスカードのビジネスサービスと比較しても見劣りはしません。

ポイントあり

三井住友ビジネスカード for Owners ゴールドカードにてカードショッピングを行うと「Vポイント」が獲得できます。

200円につき1ポイントの獲得となり、ポイント還元率は0.5%となっています。

専用のショッピングモールである「ポイントUPモール」も用意されています。三井住友のショッピングモールであり、経由して買い物をするだけで2倍から20倍のポイントが獲得できるのです。

さらに実店舗の中にもポイント特約店があります。

  • 大丸:ポイント3倍(還元率:1.5%)
  • 松坂屋:ポイント3倍(還元率:1.5%)
  • 高島屋:ポイント3倍(還元率:1.5%)

ボーナスポイントシステムにも注目しましょう。年間のカードショッピングで獲得したポイントが、1,000ポイントを達成すると300ポイントがボーナスとして配布されるのです。

一方でマイルへの交換システムはありません。マイルの獲得を目指している方には適していない法人カードです。

保険の内容について

ダイナースクラブ ビジネスカードには劣るものの、重要な保険についてはしっかりと付帯しています。

  • 海外旅行傷害保険:最高5,000万円(自動付帯:1,000万円)
  • 国内旅行傷害保険:最高5,000万円(利用付帯)
  • ショッピング保険:海外:300万円、国内:300万円

海外旅行保険の自動付帯額は多少少ないですが、ショッピング保険もついており、もしものときにも対応してもらえます。ゴールドカードとしては平均的な補償額、といっても良いでしょう。

三井住友ビジネスカード for Owners ゴールドカードの基本スペック

年会費 1万1,000円(税込み)(初年度無料)
追加カード ETCカード(年会費:550円)(※1)、子カード(年会費:2,200円)
ポイント還元率 0.5%(※2)
電子マネー なし
入会資格 20歳以上であること、法人の代表者か個人事業主であること(学生可)
最高利用限度額 300万円
専用ショッピングモール あり(ポイントUPモール)
海外旅行傷害保険 最高5,000万円(自動付帯:1,000万円)
国内旅行傷害保険 最高5,000万円(利用付帯)

※1:ETCカードは年に1回以上の利用で、翌年の年会費は無料になります。
※2:獲得したポイントをVJAギフトカードに交換した場合の還元率

三井住友ビジネスカード for Owners ゴールドカード」の公式サイトはこちら

まとめ

ダイナースブランドの法人カード(ダイナースクラブ ビジネスカード)のメリットとデメリットについて解説しました。

ダイナースクラブ ビジネスカードのメリット
  • 子カードの年会費がかからない
  • ビジネスに役立つサービスがたくさん付帯している
  • 空港で様々なサービスが受けられる
  • 宿泊系サービスが充実している
  • 飲食系サービスが充実している
  • キャッシングが利用可能である
  • ショッピング枠には一律の利用制限なし
  • カードショッピングでポイントが獲得できる
  • 各種保険サービスが充実している
ダイナースクラブ ビジネスカードのデメリット
  • 年会費が高い
  • 発行までに時間がかかってしまう
  • ポイントのマイルへの移行にコストが発生してしまう

ダイナースクラブ ビジネスカードのメリットとして注目すべきは、対応しているサービスの多さです。

空港ラウンジはもちろん、ビジネス系サービス・旅行系サービス・飲食系サービス・宿泊系サービスが充実しています。

それらのサービスを有効活用できれば、年会費の3万円程度はすぐに取り戻せるでしょう。特にホテルの宿泊費系の優待に関しては割引金額も高額になります。

デメリットで注目すべきは年会費です。

ダイナースなので仕方がないところではありますが、そもそもダイナースクラブ ビジネスカードに、年間で3万円の価値があるかどうかは人それぞれです。

もしも年間で3万円の価値がないと判断した場合には、年会費が低めであり同じようなサービスが付帯している、三井住友ビジネスカード for Owners ゴールドカードの利用を検討しましょう。

もちろんダイナースクラブ ビジネスカードのほうが、サービスの量などは多くなっています。

Expert
しかしそれほどサービスを活用しない方にとっては、年会費が約3分の1の三井住友ビジネスカード for Owners ゴールドカードのほうが負担が少なく済むことになるのでおすすめなのです。

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