ひかりクラウド スマートスタディの料金ページには、金額が2つしか載っていません。初期費用5,500円、月額198円。どちらも税込で、プランの枝分かれもありません。ただし「誰が課金対象なのか」「解約した月はどう計算されるのか」といった条件は、料金ページではなく利用規約とよくある質問に書かれています。ここでは公式のサービス紹介、料金ページ、利用規約(別紙1の料金表を含む)、マニュアルのよくある質問、提供条件のページを突き合わせ、見積もりと稟議に必要な順番で並べ直します。
費用は初期費用5,500円(1契約ごと)と月額198円(受講者ID 1つごと)の2本立てです。いずれも税込で、利用規約の料金表では税抜180円と記載されています。
課金されるのは受講者IDだけです。管理ユーザーIDは課金対象外で、登録数の制限もありません。受講者IDの登録上限も設けられていないと回答されています。
月額利用料に日割り計算はありません。月の途中で契約しても解約しても、その月は1か月分です。
現在の新プランは定額制です。ストレージや配信量に応じた従量課金がある旧プランは、2021年4月15日に新規申込の受付を停止しています。
提供会社と契約の単位
ひかりクラウド スマートスタディを提供しているのは、東日本電信電話株式会社(NTT東日本)です。利用規約の第1条で、同社がこの規約を定めてサービスを提供すると明記されています。
契約の単位も規約に書かれています。第4条は「当社は、1の契約者IDごとに1のひかりクラウド スマートスタディ契約を締結します」とし、続けて「ひかりクラウド スマートスタディ契約は、法人に限り締結することができます」と定めています。個人事業主や個人での契約は想定されていません。
1つの会社が複数の契約を結ぶことも可能です。ただしよくある質問には、契約ごとに初期費用が発生し、契約ごとに請求書が発行されるため1つにまとめられない、という注意が添えられています。部署ごとに分けたいだけであれば、ユーザーグループ管理やコース管理でコンテンツを分ける方法も案内されています。この場合、コンテンツ登録権限を持つ管理者であれば他部署の登録したコンテンツも管理画面から閲覧・編集できる点が明示されています。

料金は初期費用と受講者ID単価の2つだけ
料金ページの掲示は、初期費用が基本機能5,500円(税込)/契約、月額利用料が基本機能198円(税込)/受講者IDです。注記として「月途中のご契約並びにご解約の場合においても、月額利用料の日割計算はいたしません」と「ご利用には、フレッツ光などによるインターネット接続環境が必要です」の2つが添えられています。
利用規約の別紙1にある料金表は、同じ金額を税抜で記載しています。基本利用料が1の受講者IDごとに180円(税込198円)、初期費用が1契約ごとに5,000円(税込5,500円)です。さらに手続きに関する料金として、譲渡承認手数料が1契約ごとに800円(税込880円)と定められています。料金ページには載っていない項目なので、契約の譲渡を検討する場合は規約側を見ることになります。

課金されるのは受講者IDだけ
マニュアルのよくある質問には、請求されるID数のカウントに管理ユーザーIDが含まれるかという項目があります。回答は「含まれません。管理ユーザーIDは課金対象外となります」です。
管理ユーザーの登録数にも制限はありません。「管理ユーザーは複数登録することができ、制限はございません」と回答され、課金対象外である旨が再度注記されています。受講者IDについても「登録利用ID数の上限はありません」と明示されています。
この2点は、運用の設計に直接効きます。人事部と各部署の担当者をそれぞれ管理者として登録しても費用は増えません。受講管理を分担したい組織にとっては、管理者を絞る理由がなくなります。
人数別に1年目の総額を出す
掲示されている2つの金額だけで、初年度の費用は計算できます。受講者の人数ごとに並べると、初期費用の影響がどの規模で薄まるかが見えてきます。
| 受講者ID数 | 月額の合計 | 年額(12か月) | 初年度総額 (初期費用込み) | 初年度の1人あたり月額 |
|---|---|---|---|---|
| 10ID | 1,980円 | 23,760円 | 29,260円 | 約244円 |
| 30ID | 5,940円 | 71,280円 | 76,780円 | 約213円 |
| 50ID | 9,900円 | 118,800円 | 124,300円 | 約207円 |
| 100ID | 19,800円 | 237,600円 | 243,100円 | 約203円 |
| 300ID | 59,400円 | 712,800円 | 718,300円 | 約199円 |
公式に掲示された初期費用5,500円・月額198円(いずれも税込)をもとにした計算値です。端数は四捨五入しています。2年目以降は初期費用がかからないため、1人あたりは198円に戻ります。
10IDでも初年度の1人あたりは月244円ほどで、掲示されている198円との差は46円です。初期費用が5,500円と小さいため、少人数でも単価がほとんど崩れません。契約の下限が設けられていないことと合わせると、小規模から始めやすい料金の形です。
日割り計算がないことの意味
料金ページと利用規約の料金表の両方に、日割り計算をしない旨が書かれています。よくある質問でも「月末締めとなり、日割り請求はございません」と回答されています。
利用規約の第18条は、支払い義務の範囲を定めています。提供を開始した日から契約の解除があった日までの期間について利用料金の支払いを要し、提供開始日と解除日が同じ日であっても1日間として扱うという内容です。
1
月初に契約しても月末に契約しても、その月は1か月分の料金がかかります。
2
解約する月も同じです。月の初日に解約してもその月は満額です。
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研修の実施月に合わせて開始と終了をそろえると、無駄が出にくくなります。
支払い方法は契約時期によって分かれます。よくある質問によると、2023年8月16日以前の契約は口座振替・クレジットカード支払い・請求書支払いの3つ、2023年8月17日以降の契約はクレジットカード支払いと口座振り込みの2つです。クレジットカード払いは翌月10日に決済、口座振り込みは翌月10日に請求書がメールで送付され、届いた月の末日までに指定口座へ振り込む流れと案内されています。
新プランと旧プラン。従量課金は受付停止している
利用規約の別紙1には、新プランと旧プランの料金表が並記されています。旧プランは2021年4月15日に新規申込の受付を停止しており、これから契約する場合の対象は新プランだけです。両者の違いは、課金の考え方そのものです。
| 区分 | 新プラン(現行) | 旧プラン(2021年4月15日に新規受付停止) |
|---|---|---|
| 基本利用料 | 受講者ID 1つごとに180円(税込198円) | 受講者ID 1つごとに100円(税込110円) |
| ビデオ授業利用料 | なし(定額) | 配信流量1GBごとに75円(税込82円) |
| 学習ストレージ加算料 | なし(定額) | 学習管理用ストレージ1GBごとに100円(税込110円) |
| ビデオ授業ストレージ加算料 | なし(定額) | ビデオ授業用ストレージ1GBごとに150円(税込165円) |
| 初期費用 | 1契約ごとに5,000円(税込5,500円) | 学習管理プラン5,000円/ビデオ授業5,000円(いずれも税込5,500円) |
出典:ひかりクラウド スマートスタディ利用規約 別紙1(最終改定:令和8年9月1日)。
旧プランの基本利用料は税込110円で、新プランの198円より安く見えます。ただし旧プランでは、動画の配信量とストレージの使用量に応じた加算料が別にかかる設計でした。動画を多く置いて多くの社員が視聴するほど請求が伸びる形です。
新プランはこの3つの従量項目を持ちません。動画をどれだけ置いても、何回視聴されても、受講者IDの数だけで請求が決まります。動画中心の運用で費用が読みにくいという、eラーニング導入でよく挙がる懸念に対しては、この点が最も大きな差になります。
なお規約には、旧プランから新プランへ移行する場合は新プランの初期費用が発生しないこと、ただし旧プランでライブ授業を利用していなかった契約者が移行時にライブ配信機能の利用を希望する場合は別途ライブ機能初期費用が発生することも書かれています。
教材を作って配り、評価するまでの機能
サービス紹介ページは、機能を3つの段階に分けて説明しています。
を作る
研修で使っているスライドや動画をそのまま使う
すでに研修で活用しているスライド資料や動画教材をアップロードし、受講内容を自由に組み合わせてオリジナルの学習コースを作成できると説明されています。
強化する
ドリルの自動採点・添削・アンケート・修了証
確認ドリルは自動採点が可能です。提出された課題には管理者からフィードバックを返せます。アンケートで受講者から意見を集め、コースを修了した受講者には修了証を発行できます。
近づける
学習履歴・リマインド・質問メッセージ
進行状況やパフォーマンス、学習パターンを可視化し、CSV形式でエクスポートできます。未完了の受講者へ管理者からリマインドを送る機能と、受講者から管理者へ質問を送る機能も用意されています。
コンテンツの解放順も制御できます。よくある質問では、コンテンツの完了を条件として次のコンテンツが解放される設定について「はい、可能でございます。ボックス・アイテムの開始条件を設定することができます」と回答されています。段階を踏ませる研修設計に対応しているということです。
用途としては、自社社員・関係者向けの研修、他社への研修コンテンツ提供、個人向けオンラインコースの提供の3つが挙げられています。2つ目は、コンテンツと管理用アカウントを提供して社外の管理担当者が配信やユーザー管理を行う形です。自社で使うだけでなく、教育コンテンツを外部に売る基盤としても想定されています。
動画は「90%視聴」で完了になる
動画の扱いは、受講管理の厳密さに直結します。よくある質問には具体的な数値が書かれています。
| 項目 | 掲示されている内容 |
|---|---|
| 完了の判定 | 動画全体の90%以上まで視聴すると「完了」、90%未満は「実施中」 |
| しきい値の変更 | 動画が「完了」となる視聴時間率は変更できる(デフォルト90%) |
| スキップした場合 | シークバーを操作しスキップした場合でも同じステータスになる |
| 早送り禁止 | 管理ユーザー画面で設定可能(root権限のある管理ユーザーのみ)。初回のみ禁止で、完了後の2回目以降は早送りできる |
| 早送り禁止時の表示 | シークバーと10秒送りが非表示、全画面再生が不可。新レイアウトは再生速度とチャプターも非表示 |
| 推奨する動画形式 | MPEG-4(H.264 AAC)形式 |
出典:ひかりクラウドスマートスタディマニュアル「よくあるご質問」。90%という設定については「動画最後の余韻が長い動画を考慮しています」と説明されています。
公式には、視聴時間を重視する場合の設定としてヒントも示されています。動画の初回早送りを禁止する、再生速度を等倍のみにする、完了率を90%以上に設定する、という3つです。そのうえで「受講ユーザーによる不正は弊社では保証致しかねます」とも明記されています。厳密な本人確認や不正防止が要件に入る場合は、この一文をどう扱うかを先に決める必要があります。
ドキュメントについては、PDF・pptx・docx・zipに対応し、1ファイル200MBまでという上限が示されています。pptxとdocxはシステム側でPDF化されて配信されます。学習履歴の抽出はCSV形式です。
多言語対応はレイアウトによって範囲が違う
多言語対応についての回答は、新旧のレイアウトで分かれています。受講ユーザー向けの画面は、新レイアウトが英語のみ、旧レイアウトが英語・ベトナム語・韓国語・中国語(繁体字/簡体字)・スペイン語・タイ語・ビルマ語・フランス語に対応すると書かれています。
ただし注意書きが2つあります。ドキュメントやドリルなどのコンテンツ内容はデフォルトでは多言語変換されないこと、ドキュメントについては事前に翻訳したものを登録しておけば受講者が表示言語を英語にしたときに翻訳済みドキュメントを表示できる機能があること、です。画面のUIが多言語でも、教材そのものは自社で用意する必要があります。
海外での利用はサポート対象外
海外利用については、よくある質問に明確な回答があります。「契約は日本法人に限ります。PC/スマホ・タブレットとインターネット環境があればご利用頂けますが、海外の場合はサポート対象外です」という内容です。続けて「ご利用上の品質は現地におけるインターネット環境及び端末のスペックに依存します」とも書かれています。
海外拠点の研修に使う計画がある場合、この1行は事前に社内で共有しておきます。技術的に接続できないという意味ではなく、問い合わせ窓口の対応範囲に入らないという意味です。
現地で表示が崩れる、動画が止まるといった事象が起きたとき、カスタマーサポートに解決を求められない前提になります。国内の受講者を対象にした研修から始めるのが、掲示された条件に沿った使い方です。
動作確認環境
提供条件のページには、受講ユーザーと管理ユーザーそれぞれの動作確認環境が掲載されています。2025年3月現在という時点表示が添えられています。
| 区分 | 端末 | OS | ブラウザ |
|---|---|---|---|
| 受講ユーザー | パソコン | Windows 11/Mac OS 15 | Google Chrome/Microsoft Edge/Safari |
| スマートフォン | Android 14・15/iOS 18.3.1・iOS 17.7 | Google Chrome/Safari | |
| タブレット | Android 14・15/iPadOS 18 | Google Chrome/Safari | |
| 管理ユーザー | パソコンのみ | Windows 11 | Google Chrome/Microsoft Edge |
出典:ひかりクラウド スマートスタディ「提供条件」(2025年3月現在の掲示)。

管理ユーザーの動作確認環境がパソコンのみである点は、運用の前提になります。外出先のスマートフォンから受講状況を確認したい、といった使い方は想定されていません。また「機種により正常に動作しない場合があるため、事前にご利用予定機種にて動作確認を行うことを推奨します」とあり、その確認には無料トライアルを使うよう案内されています。
2週間の無料トライアルと契約への引き継ぎ
無料トライアルは2週間です。契約時との機能差分について、よくある質問では「カスタマーサポートへの問い合わせができません」「一部登録数に制限がございます」の2点が挙げられています。
作ったものが無駄にならない点も明記されています。「トライアル環境の情報をそのまま利用頂くことが可能です。トライアル終了日までに契約手続きを行うと、トライアル環境のコンテンツやIDなどを契約時も利用頂くことが可能です」という回答です。ただし条件はトライアル終了日までに契約手続きを行うことなので、社内の決裁に2週間を超える時間がかかる場合は、期間の設計を先に相談することになります。
申し込みの流れは、Webからのトライアル申し込み、必要に応じたサポート・ヒアリング、Webでの契約手続き、利用開始という順に案内されています。
障害が起きたときの賠償の範囲
利用規約の第29条は、責任の制限を定めています。読み方によって期待値が大きく変わるため、契約前に確認しておきたい条文です。
賠償される場合
- NTT東日本の責めに帰すべき理由で提供がなかったとき。
- 全く利用できない状態を同社が知った時刻から起算して、24時間以上その状態が連続したときに限り賠償されます。
- 賠償額は、その状態が連続した期間に対応する利用料金が上限です。
賠償されない場合
- 24時間未満で復旧した障害。
- サーバ装置その他の電気通信設備に蓄積されたデータの滅失・毀損・漏洩、本来の利用目的以外の使用によって生じた損害。
- ただし同社の故意または重大な過失による場合は、これらの制限は適用されません。
出典:ひかりクラウド スマートスタディ利用規約 第29条(責任の制限)。
蓄積データの滅失について責任を負わないと定められているため、重要な受講記録は定期的にCSVで書き出して自社側にも持っておく運用が現実的です。学習履歴のCSV出力機能があることは前述のとおりです。
もうひとつ、よくある質問にはIT導入補助金についての項目があります。回答は「本サービスはIT導入補助金に対応しておりません。補助金の対象となるツールは、事前に経済産業省の事務局が審査し、リスト化されています」というものです。補助金の活用を前提に稟議を組む場合は、この点が計画に直接ひびきます。
他のeラーニングシステムと比べた強みと弱み
同じ条件で並べると、スマートスタディの位置がはっきりします。掲示されている料金から、受講者100人・12か月で概算した額を添えました。
| サービス | 課金の単位 | 初期費用 | 契約の下限 | 100人・12か月の概算 |
|---|---|---|---|---|
| ひかりクラウド スマートスタディ | 受講者ID 1つごと | 5,500円(税込) | 掲示なし | 243,100円(税込・初年度) |
| learningBOX | 100アカウント毎 | 掲示なし | 100アカウント | 33,000円(税込・年間契約のスターター) |
| AirCourse | 1ライセンス毎 | 0円 | 帯の下限は1 | 掲示は1〜99ライセンスで月300円/ライセンス(税抜・年間契約一括) |
| Schoo for Business | 1ID毎 | 110,000円(税抜) | 20ID | 2,090,000円(税抜・初年度) |
| グロービス学び放題 | 1ID毎 | なし | 10ID | 2,090,000円(税込・12カ月プラン) |
各社公式サイトの掲示(2026年9月18日時点)をもとにした概算です。税の表示区分は各社の掲示どおりで、そろっていません。後ろの2サービスは既製の授業が料金に含まれ、前の3サービスは自社で教材を用意する前提です。同じ金額として比べられるものではありません。
強み
- 契約の下限が掲示されていません。10人でも契約でき、初年度の1人あたりは月244円ほどです。
- 管理ユーザーIDが課金対象外で、登録数に制限もありません。受講者IDの上限もありません。
- 現行の新プランは定額で、動画の配信量やストレージに応じた従量課金がありません。
- 初期費用が5,500円と小さく、試しに始めやすい構造です。
- 2週間の無料トライアルで作ったコンテンツとIDを、契約後もそのまま使えます。
- 提供元がNTT東日本で、利用規約に賠償の条件や料金表が明文で公開されています。
弱み
- 既製の研修コンテンツは料金に含まれません。教材は自社で用意します。
- 日割り計算がなく、月の途中の開始・終了でも1か月分かかります。
- 海外での利用はサポート対象外です。契約できるのは日本法人に限られます。
- 管理ユーザーの動作確認環境はパソコンのみです。
- 賠償は24時間以上連続して全く使えなかった場合に限られ、蓄積データの滅失については責任を負わないと定められています。
- IT導入補助金には対応していません。
- 利用には、フレッツ光などによるインターネット接続環境が必要と案内されています。
自社で教材を作る前提という点では、learningBOXの料金と契約条件が最も近い位置にあります。既製の授業をまとめて使いたいなら、Schoo for Businessの料金と契約条件やグロービス学び放題の料金と契約条件が比較の相手になります。受け放題の動画研修を1ライセンス単位で足していく形であれば、AirCourseの料金と機能が近い設計です。
向いている会社・向いていない会社
向いている
- すでに研修用のスライドや動画があり、配信と受講管理の器だけを用意したい会社
- 10人前後の小さな単位から始めて、様子を見ながら広げたい会社
- 動画を多く置く予定があり、ストレージや配信量で費用が膨らむのを避けたい会社
- 受講管理を複数の部署で分担したい会社(管理者を増やしても費用は変わりません)
- コンテンツを社外へ提供する事業を持つ会社
向いていない
- 既製の研修動画をすぐに配りたい会社
- 海外拠点の社員を主な対象にしたい会社
- 管理者がスマートフォンやタブレットから運用したい会社
- IT導入補助金の活用を前提に予算を組む会社
- 受講者の本人確認まで含めた厳密な不正対策が要件になる会社
- 短い研修期間に合わせて月の途中で開始・終了し、日割りで精算したい会社
よくある質問
契約に人数の下限はありますか
公開されている料金ページと利用規約に、受講者ID数の下限は掲示されていません。登録できるID数の上限もないと回答されています。
管理者の分も課金されますか
されません。管理ユーザーIDは課金対象外で、登録数の制限もないと明記されています。
月の途中で解約したら日割りになりますか
なりません。料金ページと利用規約の両方に、月額利用料の日割計算をしない旨が書かれています。
個人事業主でも契約できますか
利用規約の第4条で、契約は法人に限ると定められています。
海外の拠点でも使えますか
契約は日本法人に限られます。インターネット環境と端末があれば利用できるとしながら、海外の場合はサポート対象外と明記されています。
無料トライアルで作ったコースは契約後も使えますか
トライアル終了日までに契約手続きを行えば、トライアル環境のコンテンツやIDをそのまま使えると回答されています。
IT導入補助金は使えますか
対応していないと明記されています。
まとめ
ひかりクラウド スマートスタディの見積もりは、次の順番で組むと崩れません。
1
受講者の人数を数えます。管理者は数に入れません。
2
初年度は「5,500円+198円×受講者ID数×利用月数」で計算します。
3
開始月と終了月を、研修の実施期間に合わせます。日割りがないため、月の区切りで損得が出ます。
4
教材を誰がどれだけ作るかを決めます。本体料金にコンテンツは含まれません。
5
海外の受講者がいるか、管理者がパソコンを使える環境かを確認します。
6
学習履歴をCSVで書き出して保管する運用を、最初から手順に入れておきます。
掲示されている単価はID課金型のなかでも低い水準で、下限もありません。そのぶん、配るものは自社で用意することが前提です。手元に研修資料がすでにあり、それを止めずに回す仕組みだけが欲しい、という状況にはよく合います。ほかのサービスの条件と並べて確認したい場合は、eラーニングシステムの比較ページに5サービス分をまとめています。
参照した一次情報:NTT東日本「ひかりクラウド スマートスタディ」「サポート情報」、ひかりクラウド スマートスタディ「料金」「提供条件」、ひかりクラウドスマートスタディマニュアル「よくあるご質問」、ひかりクラウド スマートスタディ利用規約(最終改定:令和8年9月1日)(いずれも2026年9月18日に表示を確認)。

