評判で選ぶリスティング代行・運用会社ランキング!費用相場はどれくらい?

リスティングにおける内製・外注のメリット、デメリットをまとめました!

Webマーケティングにおいて、リスティング広告は重要な施策ですが、Webマーケティングを支援する会社の中にはリスティング広告の運用代行する会社もあります。

リスティング広告運用を、内製化、外注化するのにはそれぞれメリット・デメリットがあります。それぞれどのようなメリット・デメリットがあるのかを比較します。

比較ポイント1:運用に必要な費用

外注すると運用する際に運用会社に手数料を支払わなければならないデメリットが発生します。後で詳しく説明しますがリスティング広告を外注すると、運用金額の10~20%を手数料として外注先に支払わなければなりません。

広告費用が100万円以上になるケースも少なくないので、そういった場合の外注先に支払う費用は膨大になります。一方で、社内の既存人材が運用する場合は、リスティング広告の運用費用は発生しません。運用費用を少なくするという点では内製化する方が、メリットがあります。

比較ポイント2:運用にかかる手間

内製化すると運用に費用が発生しない反面、社内で運用の手間を抱えるデメリットが発生します。しばらく運用して実績が安定してからであればそれほど手間はかかりませんが、新規で広告を運用しだす際には広告やクリエイティブの設定に色々と手間がかかります。

外注した場合はこの手間をすべて運用会社が負担してくれるので、社内のリソースを使用しなくて良いというメリットが発生します。

比較ポイント3:広告のコストパフォーマンス

リスティング広告は運用の仕方によって、コストパフォーマンスが変わります。一般的には外注した方が内製化するよりも広告のコストパフォーマンスが良くなると言われています。

広告のコストパフォーマンスが悪くなりがちなのが内製化のデメリット、良くなりやすいのが外注するメリットです。

ただし、外注先と内部のマーケターのレベル、広告の対象となる事業によっても効果は変化します。あまりにも単純なリスティング広告の場合は外注でも内製でもほとんど効果が変わらないこともあります。

比較ポイント4:ノウハウの蓄積

運用代行会社に広告運用を委託すると社内にリスティング広告に関するノウハウが蓄積されないデメリットが発生します。一方で内製化すると社内に広告運用に関するノウハウが蓄積されるメリットがあります。

ずっとリスティング広告を外注し続ける予定ならば問題ありませんが、ゆくゆくはWebマーケティングをすべて内製化しようとしているのであれば、最初はコストパフォーマンスが悪くても社内でノウハウを蓄積するために初期から内製化に挑戦した方が良いでしょう。

リスティング代行会社にはどんな種類がある?

リスティング広告運用の委託先は大手広告代理店からフリーランスのWebマーケターまで幅広い選択肢があります。運用代行をしている企業の種類について紹介します。

広告代理店

テレビCMや電車広告のような他の広告も含めて総合的に広告を扱っている広告代理店にはWeb広告も取り扱っている会社があります。

ただし、すべての広告戦略に関わるので、Web広告だけピンポイントで運用してくれるかは、その代理店次第ですし、予算規模も比較的大きくなると考えられます。さらに広告代理店からWeb広告運用会社に委託されるケースもあるので運用手数料は割高になりがちです。

リスティング広告専門の代行会社

リスティング広告を中心にWebマーケティングの代行をしている会社があります。広告予算が少額でも請け負ってくれますし、リスティング広告に関して一番知識が豊富であると考えられるので高い成果が出せる可能性があります。

ただし、代行会社によってノウハウはピンキリで細かい調整は行わない、業種に詳しくなくて的外れな広告出稿を行う場合もあります。

他の種類の代行会社にも共通して言えることですが、信頼できる会社なのかきちんとチェックしてから運用を委託しましょう。

Web制作会社の代行会社

Web制作会社がサイト運用の一環として、リスティング広告の運用代行をしている会社もあります。サイト制作も広告運用も同じ会社に依頼できると発注者にとっては楽ですし、クリエイティブと集客が一貫しているので成果が出せる可能性があります。

ただし、Web制作のノウハウはあっても、広告運用のノウハウは無い会社もありますし、別の会社に再委託している可能性もあります。

フリーランス

最も広告の運用代行費用を安くしたいのならば、フリーランスに委託するのが良いでしょう。リスティング広告の運用代行をしているフリーランスはクラウドソーシングを利用すればすぐに見つけられます。

ただし、Web広告運用代行会社やWeb制作会社よりもさらに当たり外れが激しいですし、ドタキャンなども考えられます。

信頼できるフリーランスかを良く見極めてうえで、いざとなれば自分で運用できるという位のノウハウを持っているのであれば依頼してみても良いでしょう。

リスティング代行の費用相場はどれくらい?

リスティング広告運用代行を利用する場合は代行会社に手数料を支払わなければなりません。リスティング広告運用代行にかかる費用の相場について紹介します。

基本は広告運用金額の10~20%

基本的には運用する広告費用の20%が手数料の目安となります。ただし、安いことをウリにしている代行会社だと運用手数料を10%程度にしている会社もあります。10~20%の間で手数料が発生すると考えておけば良いでしょう。

また大抵の場合、運用手数料には最低金額が設定されています。最低の手数料は5~10万円程度に設定していることが一般的です。

例えば、毎月の広告運用費が20万円、手数料率が20%であれば、代行会社に支払う手数料は4万円のはずですが、最低手数料が5万円に設定されていれば、代行会社に支払う費用は5万円となります。

手数料によって広告のパフォーマンスが変わる

運用代行を利用するうえで、運用手数料は重要な指標となります。

例えば、50万円の広告費で100件の問い合わせが発生している場合、問い合わせ一件あたりの獲得コストは5,000円となります。しかし、外注していて手数料が20%掛かっているのならば、実質的な一件あたりの広告費用は、5,000円×120%=6,000円となります。

自分たちで同じく広告を運用して、月間50万円の90件の問い合わせだと、1件当たりの獲得コストは5,556円となります。

単純に問い合わせ獲得コストだけ比較すると、5,556円>5,000円なので、外注した方がコストパフォーマンスは良くなりますが、実質的なコストは5,556円<6,000円なので手間を考慮しなければ自社で運用した方が広告のコストパフォーマンスが良いことになります。 手数料は広告のコストパフォーマンスに大きな影響を与えるので、きちんと手数料を考慮して広告の運用委託先を考えましょう。

定額課金、作業課金の広告代理店もある

基本的には運用する広告費用によって手数料は決定されますが、例外的に毎月定額の費用、発生した作業量に応じて課金するタイプの代行会社も存在します。

サンプルが少なく、見積もりを公開していない会社も多いので相場は不明ですが、「設定は単純なのに1アクセス獲得の単価が高いので広告費用が高くなる会社」、「初期設定を行ってもらえれば後は自社でリスティング広告を運用できる会社」はこのようなタイプの会社を使用した方が便利なこともあります。

リスティング代行会社の選び方を解説!

リスティングの運用代行はシステムを導入するのとは異なります。システムは導入したときの効果を想像しやすく、必要な機能が揃っていればどのシステムを採用しても一定の効果が期待できます。

しかし、リスティング広告の運用代行はいざ運用してみないと成果がわからないので、よく検討せずにノウハウのない会社に委託するとかえって広告のコストパフォーマンスが悪くなる可能性があります。

信頼できるリスティング代行会社の選び方について解説します。

外注化すべきかを考える

まず、そもそも外注すべきかを検討しなければなりません。運用代行をすると手数料の分だけ実質的な広告のコストパフォーマンスが悪くなるので、外注してもほとんど成果が変わらないのならばわざわざ外注する必要はありません。

ランディングページ1ページだけで広告予算も少なく狙うべきキーワードが限られている場合は、わざわざ外注しなくても社内で運用した方が良いこともあります。反対に大規模な通販サイトに対する広告で何千ページ分の広告を管理しなければならない場合は、外注した方が効率的です。

代行会社の比較の仕方

外注することを決定すれば、まずは見積もりをとる代行会社をピックアップします。代行する会社の基準は各会社によって異なりますが、「費用・契約期間」「運用対象」「得意な業界」「レポーティング方法」「アカウント管理」の5つはチェックしておいた方が良いでしょう。

費用・契約期間

まず比較するべきは代行にあたって発生する費用と契約期間です。費用は上で説明した通り、最低期間は大抵3か月、あとは1か月の自動更新となっている場合が多いです。ただし、代行会社によっては6か月、1年を最低契約期間にしている場合もあります。

さらに運用手数料に加えて、初期費用が必要になる代行会社もあります。運用手数料は広告のコストパフォーマンスに大きく影響するので、比較する上で重要な指標となります。

運用対象

リスティング広告だけではなく、DSP広告、SNS広告なども運用してくれる広告会社もあります。せっかく外注するのであれば、Web広告を一括で外注してしまった方が社内の業務が効率化できます。

リスティング広告の他にどのような広告運用も代行できるのか確認してください。

得意な業界

代行会社によって得意な業界、実績のある業種があります。もちろん、自社の業界・業種に近い企業の広告運用で成果を上げている企業の方が、自社の広告運用で成果を上げる可能性が高いです。

レポーティング方法

レポーティングの頻度や打ち合わせ方法についてもチェックしてください。

具体的な広告運用は任せた方が良いかもしれませんが、「今月はこの商品にアクセスを集中させたい」、「この問い合わせはCPO○○○円以下にしたい」などの判断は自社にしかできません。

レポーティングや打ち合わせの機会が少ないと自社の広告運用に対する方針が実際の運用に反映されないことも考えられます。

アカウント管理

広告を運用するアカウントについても確認してください。

代行会社のアカウントで広告管理をする場合、契約終了後にアカウントが引き継がれないケースも考えられます。アカウントが引き継がれないと一から広告運用をやり直さなければなりません。

また、既に存在する自社アカウントで運用する場合は、あまり代行会社が手入れをせずにほとんど成果が変わらないことも考えられるので、運用後はよくチェックした方が良いです。

ヒアリングで聞いておくべきこと

候補の代行会社に問い合わせを行うと、大抵の場合はいきなり導入ではなく、まず打ち合わせを行います。事前にリスティング広告でアクセスを増やしたいWebサイトを指定すれば、代行会社の営業がリスティング広告の運用により予想される効果をシミュレーションしてプレゼンしてくれます。

シミュレーションはあくまでもシミュレーションなので、代行会社を選択する際にはあまり決定的な理由にはなりません。

代行会社の営業が訪問してきたときに聴くべきことは、上であげた5つの項目です。Webサイトに書いていないことが多いのが、得意な業界、実績などです。特に同業界・同業種の広告を運用してどの位の成果をあげた実績があるのかを聞いておいた方が良いでしょう。

また、運用体制についても公開されていないことが多いので確認してください。広告を運用する人が一人当たり30アカウントも50アカウントも運用しているとしっかりと広告運用に時間を掛けられない場合もあります。

さらに、いずれ契約を終了して自社で広告を運用することを念頭に置くならば、アカウント管理についても確認してください。

リスティング代行会社を変更する時の注意点とは?

リスティング広告で成果をあげられていない場合は、代行会社を変更したくなりますが、変更にはリスクもあります。代行会社を変更する際の注意点について紹介します。

変更すれば成果があがるとは限らない

まず、変更すれば成果があがるとは限りません。他の代行会社に変更することによりかえってコストパフォーマンスが悪くなるケースも考えられます。

他の代行会社のシミュレーションの方が良い場合でも、その成果が保証されているわけではないので、コストパフォーマンスが悪くなる覚悟をした上で代行会社を変更しなければなりません。

これまでの運用データは引き継げるのかチェック

代行会社を変更する場合は、元のデータを次の代行会社に引き継げるのかを確認してください。

自社広告アカウントにログインして代行会社に運用してもらっている場合は、スムーズに切り替えられますが、代行会社のアカウントで運用している場合は注意が必要です。

Google、Yahoo共にリスティング広告の設定は引き継げますが、Yahooはリマーケティングのリストを引き継げないので、移行すると一からリスト情報を蓄積しなおすことになります。

最初の数か月は安定しない

アカウントを切り替えると品質スコアがリセット、Yahooのリマーケティングのリストもゼロからになるので最初の1か月は前の代行会社よりも成果が落ちる可能性があります。

3か月程度経ってから、代行会社を変えた方が良かったのかについて検証した方が良いでしょう。

評判で選ぶリスティング代行・運用会社のおすすめ5選!

リスティング代行・運用会社の中で評判が良い業者を5つピックアップして紹介します。

中小・ベンチャーに特化して広告を運用する「ソウルドアウト」

Webマーケティングサービスのオプトグループで中小・ベンチャー企業に特化してマーケティング支援を行っている会社です。

Google、Yahoo、Indeed、LINEなどからの受賞歴があり、SEOなど他のWebマーケティングサービスも含めて3,000社以上との取引があります。

ソウルドアウト

Yahoo、Googleからの表彰多数「グラッドキューブ」

広告運用からサイト制作、SNS対策などWebマーケティングに関するサービスを一気通貫で行っています。

Yahoo、Googleの広告代理店として認定、表彰を受けているのはもちろんのこと、Facebook広告代理店プログラムにも選出されています。

クライアント1社に対して最低2名の担当+サブがついており、問い合わせがあれば24時間以内にメールや電話で返答します。

グラッドキューブ

チームで広告を運用する「リスティングプラス」

1クライアントにつき1つの運用チームを結成しています。チームにはマネージャーを中心に、運用担当、分析担当、サポート担当などが参加し、一丸となって広告運用を成功に導きます。

リスティング広告だけではなく、DSP、SNS広告の運用も代行可能で、ランディングページの修正についても広告手数料の範囲内で対応してくれます。

リスティングプラス

少額の広告予算でも依頼できる「カルテットコミュニケーションズ」

通常、広告の予算が少額だと最低手数料の関係で代行業者に依頼するのが割にあわないことが多いです。カルテットコミュニケーションでは広告費20万円以内の運用手数料は25,000円と運用手数料がリーズナブルに設定されています。

リスティング広告だけではなく、DSP広告、Facebook、Instagram、Twitter、indeed、LINEなどのSNSへの広告出稿にも対応しています。

カルテットコミュニケーションズ

改善率95%、継続率94%の「アドリスティング」

アドリスティングは広告の改善率95%、継続率94%を誇る運用代行会社でYahoo、Googleの代理店に選ばれています。

1社につき運用担当者1名、アシスタント1名がつき、土日祝日を含めて365日体制でアカウントを管理しています。アルバイトや自動ツールによる運用は行わずに、リスティング広告の運用について実績を積み、講師をできるレベルの人材が広告運用を行います。

アドリスティング

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