法人(中小企業・零細企業)におすすめの工程管理システム3選。機能面でおすすめの工程管理システムはこれだ!

特に、製造業に関わる企業で人気が出てきている工程管理システム。

そのため、今回は、『法人(中小企業・零細企業)におすすめの工程管理システム3選。機能面でおすすめの工程管理システムはこれだ!』という記事のタイトルで、法人(中小企業・零細企業)におすすめの工程管理システムを3つ詳しく解説します。

法人(中小企業・零細企業)におすすめの工程管理システム3選。機能面でおすすめの工程管理システムはこれだ!

今回は、法人(中小企業・零細企業)におすすめの工程管理システムを3つ詳しく解説します。

今回、紹介する工程管理システムは、以下の3つです。2026年10月17日に各社の公式サイトで提供会社・現行の製品名・提供状況を確認しました。3つのうち LotViewer は後継製品へ切り替わっており、残る2つも製品名と公式サイトが変わっています。

システム 提供会社 2026年10月17日時点の状況
TIMETRACKER NX 株式会社デンソークリエイト 現行製品は TimeTracker RX。1ライセンス月1,623円(年払い・税込)と金額を公表
DIRECTOR6(ダイレクターシックス) 株式会社シムトップス 提供中。製品サイトが director-scheduler.jp へ移り、本記事が案内していた旧URLは証明書の期限切れでブラウザが警告を出す
LotViewer(ロットビューワー) 東芝デジタルソリューションズ株式会社 製品ページは2022年9月30日に閉鎖。後継は「MESソリューション Meister MES」
  1. TIMETRACKER NX
  2. DIRECTOR6(ダイレクターシックス)
  3. LotViewer(ロットビューワー)

①TIMETRACKER NX(現行は TimeTracker RX)

1つ目は、IMETRACKER NXになります。

IMETRACKER NXは、工数入力を1分ででき、データを改善活動に活用することができる工程管理システムです。

実際、TimeTrackerは、NXWebアプリケーションとは思えない軽快な使い勝手を実現しています。

現場で生まれ現場で鍛えられたツールだからこその完成度で、工数管理やプロジェクト管理、そして見える化の実現まで、使いやすいからこそ使い続けられます。

IMETRACKER NXのメリットは、他にもいくつかあり、以下の点がIMETRACKER NXのメリットと言えます。

  • ドラッグ&ドロップで工数入力
  • 現場志向のプロジェクト計画
  • リアルタイムな進捗管理
  • Excel帳票と簡単連携
  • プロジェクト横断で可視化

<IMETRACKER NXの機能一覧>

以下が、IMETRACKER NXの機能一覧になります。

工数入力・工数管理

カテゴリ 機能 Std Pro
工数入力 ドラッグ&ドロップでの工数入力 ○ ○
メモの入力 ○ ○
進捗の報告 ○ ○
工数を工程分類・作業分類で細分化 ○ ○
入力支援 グループウェアからの予定インポート ○ ○
ショートカットからの工数入力 ○ ○
親アイテムをドラッグして工数入力 ○ ○
プロジェクト画面から自分の工数を直接入力 ○ ○
タスクツリー表示順序のカスタマイズ ○ ○
フィルタリングと検索 ○ ○
実績時間の自動調整 ○ ○
休憩時間の設定と休日のカラー表示 ○ ○
プロジェクト編集 工数入力画面でアイテムのフィールド更新 ○ ○
工数入力画面で複数アイテムのフィールドを一括更新 ● ●
工数入力画面でサブタスクの追加 ○ ○
作業に対するコメント(報告)を入力 ○ ○
クイックレポート プロジェクト別に工数を集計 ○ ○
アイテム別に工数を集計 ○ ○
工程や作業の分類別に工数を集計 ○ ○
リアルタイムにグラフ化 ○ ○
任意の集計軸で独自のレポートを作成 ○ ○
クイックレポートのPDF出力 ○ ○
その他 実績工数データのエクスポート ○ ○
実績コストデータのエクスポート ○ ○
他ユーザーの実績の閲覧・入力 ○ ○

計画実行機能

カテゴリ 機能 Std Pro
計画 作業構造(WBS)の定義 ○ ○
テンプレートからWBSを作成 ○ ○
フィールドを指定してテンプレートからWBSを作成 — —
稼働日考慮のスケジューリング ○ ○
タスクのリーダー割り当て ○ ○
下位ノードへのリソース割り当てのコピー ○ ○
グループ単位のユーザー管理 — ○
ガントチャートで直感的にスケジューリング ○ ○
シンプルに始めて必要なだけWBSを詳細化 — ○
現場志向の多彩なリンクと納期固定 ○ ○
クリティカルパスで重要タスクを識別 ○ ○
使用するフィールド(管理項目)をカスタマイズ — ○
フィールド値算出方法をカスタマイズ △ ○
プロパティの画面レイアウトをカスタマイズ — ○
プロジェクトの各種設定をプロファイルとして一括適用 △ ○
チェックアイテムで細かい作業項目を管理 ○
WBSはシンプルに、工数は細かく管理 ○ ○
プロジェクト個別のセキュリティ設定 ○ ○
編集支援 複数メンバーによるプロジェクト同時編集 ○ ○
プロジェクトの更新内容をリアルタイムで反映 ○ ○
リーダーとして設定されたアイテムの更新通知 ○ ○
複数アイテムのフィールドを一括更新 — —
プロジェクト間でのWBSのコピー — —
アイテム情報をテキスト形式でコピー — —
多彩なフィルタ機能 ○ ○

モニタリング機能

カテゴリ 機能 Std Pro
モニタリング 工数の入力状況を毎日確認 ○ ○
プロジェクトや工程別にアカウントの工数をグラフ化 ○ ○
プロジェクトや工程別にアカウントの工数推移をグラフ化 ○ ○
アイテム件数をステータスや作業分類別にグラフ化 — ○
アイテム件数の推移をステータスや作業分類別にグラフ化 — ○
ウィジェットをページごとに整理して管理 — ○

プロジェクト管理機能

カテゴリ 機能 Std Pro
プロジェクト横断管理 複数プロジェクトのガントチャートを並べて表示 — ○
プロジェクトを任意にグループ化しガントチャートを表示 — ○
プロジェクト横断で担当アイテムを一覧化 — ○
プロジェクト横断の担当アイテム一覧から直接工数入力 — ○
組織横断の負荷管理 メンバーの業務量や負荷を確認 — ○
ピボット分析 ドラッグ&ドロップで工数データを自在に集計 — ○
実績工数だけでなく計画工数も自在に集計 — ○
コストの予実も自在に集計 — ○
プロジェクトWBSの階層に基づくデータ集計 —
プロジェクト横断や組織単位のデータ集計 — ○
複数プロジェクトの工数・コストをカテゴリ別に集計 — —

管理機能

カテゴリ 機能 Std Pro
セットアップ 専門知識不要でデータベースを簡単に作成 ○ ○
マスター設定 使用可能な機能をユーザー単位で制限 ○ ○
機能単位でアクセス可能範囲を設定 ○ ○
ユーザーの所属組織履歴を管理 ○ ○
ユーザーのコスト単価履歴を管理 ○ ○
プロジェクトを分類するためのカテゴリを定義 — —
ステータスをシステム全体で定義してプロジェクトに適用 △ ○
独自の管理項目をカスタムフィールドとして定義 — ○
実績工数を工程別に細分化するための工程分類を定義 ○ ○
実績工数を作業種別で細分化するための作業分類を定義 ○ ○
システム設定 Active Directory連携でWindowsとパスワードを同期 ○ ○
計画工数・実績工数の入力粒度を指定 ○ ○
システム管理 サーバーメンテナンス時にサービスを安全に停止 — —
その他 1サーバーで3000人規模まで対応 ○ ○

②DIRECTOR6(ダイレクターシックス)

2つ目は、DIRECTOR6(ダイレクターシックス)になります。

産業機械・生産設備・試作・工機・金型など個別受注生産工場の悩みを解決してくれるのが、DIRECTOR6(ダイレクターシックス)です。

DIRECTOR6(ダイレクターシックス)は、産業機械・生産設備・試作・工機・金型などの業界で多く導入されている工程管理システムで、例えば、トヨタ自動車などの大企業もDIRECTOR6(ダイレクターシックス)を導入しています。

個別受注生産において、工程管理から原価管理までカバーしたシステムを導入したいと考えている方は、是非、DIRECTOR6(ダイレクターシックス)をおすすめします。

<DIRECTOR6(ダイレクターシックス)の機能一覧>

以下が、DIRECTOR6(ダイレクターシックス)の機能一覧になります。

⑴個別受注生産専用で、『見える化』を実現

  • 個別受注生産工場の日程、負荷、進捗、実績、原価をリアルタイム連携し、トータルに管理する『見える化』のしくみを構築
  • 個別受注生産専用の有限負荷スケジューリング、それと完全連動した工程管理、原価管理として開発

⑵個別受注生産専用の工程管理&生産スケジューラ

  • 個別受注生産の製造現場における様々な制約に対応する豊富なスケジューリングロジックを持つ高速・高機能スケジューリングエンジンで、設変、飛び込みなどの変更にも容易に再計画が可能。
  • 生産スケジューラと完全連動した工程計画機能で都度発生する設計変更、仕様変更による計画の変更に簡単に対応。
  • 期間の制約がない負荷シミュレーションや受注検討用の大中日程スケジューラと、機械や作業者への作業指示差し立て用の小日程スケジューラの二つのスケジューラを標準で装備。
  • 個別受注生産専用の見える化を追求したプロジェクト型オーダガントチャート、資源別ガントチャート、各種の多次元負荷山積グラフ・集計表などで計画をわかりやすく見える化。

⑶ビジュアル表示で遅れ進みや現場の問題がすぐわかる、作業実績進捗管理、工数管理、稼働管理、不良管理

  • ベースライン計画・最新計画・実績進捗などを対比表示するガントチャートビューワ、オーダ別進捗状況照会、遅れ、進みなど現場の作業実績進捗状況の信号表示などによる一目でわかる作業実績進捗管理
  • 画面からの直接マウス入力、作業指示票とバーコードによる入力、作業日報形式での入力など製造現場の状況に応じて使い分けが可能な多様な実績入力形態を用意。
  • 機械工数と作業者工数をベースライン基準計画・最新計画・実績進捗・最新予測の各フェーズで比較することが可能。

⑷計画・実績と完全連動した、製番別の個別原価管理

  • 製作途中での実行予算に対する実際原価をトップオーダ別、オーダ別に原価費目別、原価工程別、部品別、作業工程別、作業明細別の段階でのドリルダウン分析が可能。
  • 予実対比原価をタイムリーに見える化することにより早期にコストダウン対策が実行可能。

⑸他システムとの連携可能な各種標準インターフェース

  • 他の生産管理システムと連携することを前提にIN、OUTともに各種インターフェースを標準で装備。
  • CADとの部品表インターフェース、CAMやDNCとの工数インターフェース、MC-Web CONTROLLERインターフェースなど製造現場の周辺システムとのインターフェースも、各種装備。
  • お客様で簡単にいろんな情報を画面から必要な項目のみを必要な順番で簡単にCSV出力及びEXCELへの読み込みが可能。

⑹豊富な納入実績、サポートを通した機能強化

  • 主要な自動車メーカの金型、工機、試作部門をはじめ、個別受注生産の各種業界で利用実績あり。
  • 導入後に高い評価をいただき、他部門、系列会社に展開する形で採用実績あり。
  • 導入のお客様からのご要望の機能を製品に常にフィードバックし、年間保守サポート契約により定期的な バージョンアップにより機能強化を継続中。

③LotViewer(ロットビューワー)── 2022年9月30日に製品ページ閉鎖、後継は Meister MES

3つ目は、LotViewer(ロットビューワー)です。2026年10月17日時点で、この製品の案内ページは残っていません。東芝デジタルソリューションズの現行ページには「本ページは2022年9月30日に閉鎖させていただきました」と掲示されており、後継製品として「MESソリューション Meister MES」が案内されています。以下は本記事の公開当時に確認した内容です。

MESソリューション LotViewer 閉鎖のお知らせ|東芝デジタルソリューションズ株式会社
LotViewer(ロットビューワー)は、製造現場での工程進捗管理による効率化とデータの傾向管理による歩留まり改善、装置異常の早期発見、仕掛品のフィードバックなどのニーズに対応した工程管理システムです。

実際、LotViewer(ロットビューワー)は、関連製品との連携を含めたトータルソリューションとして、製造現場のインフラ環境構築をサポートしてくれ、貴社の製造工程の効率化してくれること間違いなしです。

<LotViewer(ロットビューワー)の機能一覧>

以下が、LotViewer(ロットビューワー)の機能一覧になります。

ロット進捗機能

機能 概要
投入 ロットの情報を生成。
投入+払出 投入工程にて処理を実施しない場合は、ロット情報を生成して 次の工程へ進捗。
投入+工程変更 受入前(搬送中)のロットを工程に受け入れ。(途中工程投入)
受入
  • 受入前(搬送中)のロットを工程に受け入れ
  • 工程への受入時から処理開始までのロットの滞留時間の明確化
処理開始
  • ロットと装置を指定して処理を開始。
  • 処理開始による、装置の状態更新。
バッチ処理開始 複数のロットと装置を指定して処理を開始。
処理開始(部材) ロットで使用する部材の使用量および装置を指定して処理を開始。
処理終了
  • ロットを指定して、処理を終了。
  • 処理終了により、装置状態の更新も実行。
処理終了(検査入力) 検査装置での処理終了時に検査結果の入力を実行。
処理終了+払出 ロットを指定して、処理終了と同時に次工程への進捗を実行。
処理終了+払出(検査入力) ロットを指定して、検査結果入力および処理終了と次工程への進捗を実行。
処理終了+ウェハ倉入
  • ロットを指定して、処理終了と同時に出荷前の状態に更新。
  • ロットがウェハ単位の管理の際に使用。
処理終了+ロット倉入
  • ロットを指定して、処理終了と同時に出荷前の状態に更新。
  • ロットがロット単位の管理の際に使用可能。
リワーク開始
  • ロットを指定して、リワーク開始を行う。
  • マスタに登録されているリワークフローに自動で載せ替える。
リワーク終了 リワーク中のロットを指定して、リワークフローから元の製造フローへ自動で載せ替えを実施。
払出 ロットを指定して、次工程への進捗を実施。
払出(検査入力) ロットを指定して、検査結果を入力して次工程への進捗を実施。
払出+受入 ロットを指定して、次工程への進捗および次工程への受入を同時に実施。
ウェハ倉入 ロットがウェハ単位管理の場合に出荷前の状態へ更新。
ロット倉入 ロットがロット単位管理の場合に出荷前の状態へ更新。

ロット操作機能

機能 概要
検査入力 ロットを指定して、検査結果を入力し検査結果履歴として保存。
ウェハ廃棄 ロットがウェハ単位管理の場合に、ロット、ウェハおよび理由指定して廃棄を実施。
ロット廃棄 ロットおよび理由を指定して、ロットの廃棄を実施。
工程変更 ロットを指定することで、ロットの加工フローを表示し、指定工程、指定処理区分への移動を実行
製品変更 ロット、変更先製品を指定して、ロットの製品コードを変更。
保留 ロット、理由を指定して、ロットを保留(進捗不可能な)状態に変更。
保留解除 ロットで使用する部材の使用量および装置を指定して処理を開始。
ウェハチップ数変更 ロット内のウェハ毎の良品数を変更。
ロットチップ数変更 ロット内の良品数を変更。
ウェハ統合 統合元ロットおよび統合するウェハの指定、統合先ロットを指定して統合元ロットの指定ウェハを統合先ロットへの移動。
ウェハ分割 分割元ロットおよびウェハ指定し、分割先ロットへの移動を実施。
ロット統合 統合元ロットおよび数量を指定し、統合先ロットへ指定数量を移動。
ロット分割 分割元ロットおよび数量を指定し、分割先ロットへの移動を実施。

情報検索機能

機能 概要
ロット一覧 製品、工程などの条件指定により、指定されたロットの在庫情報を表示。
ロット履歴 指定ロットの操作履歴情報を表示。
装置履歴 指定装置の加工履歴・状態変更履歴を表示。
装置稼動モニタ
  • 各装置の状態、加工中ロット、加工待ちロットを表示。
  • 指定装置の状態の変更を実施。
ロット検査履歴 指定ロットの検査履歴を表示。

今回、紹介した以下の工程管理システムは、機能面だけでなく、もちろん料金面も異なるため、注意が必要です。

  1. TIMETRACKER NX
  2. DIRECTOR6(ダイレクターシックス)
  3. LotViewer(ロットビューワー)

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、『法人(中小企業・零細企業)におすすめの工程管理システム3選。機能面でおすすめの工程管理システムはこれだ!』という記事のタイトルで、法人(中小企業・零細企業)におすすめの工程管理システムを3つ詳しく解説しました。

今回紹介した3つの工程管理システム(TimeTracker RX(旧 TIMETRACKER NX)、DIRECTOR6(ダイレクターシックス)、LotViewer(ロットビューワー))は、上記で解説したように、それぞれ違う特徴を持っています。

また、機能面だけでなく、料金の示し方も異なります。金額を公表しているのは TimeTracker RX(1ライセンス月1,623円・年払い税込)だけで、DIRECTOR6 は資料請求、LotViewer は後継製品への問い合わせになります。

2026年10月17日にこの記事を見直したところ、3つのうち1つは製品ページが閉鎖され後継製品に切り替わっていました。工程管理システムは製品名ごと変わることがあるため、提供元の公式サイトで現在の製品名と提供状況を確かめてから問い合わせてください。

在庫の管理まで含めて考える場合は在庫管理システムの機能比較、出荷と倉庫の運用も見るなら倉庫管理システムの機能比較を併せてご覧ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です