SFA(営業支援システム)は、案件管理機能や営業活動を記録・報告する機能などが備わっており、実際の業務で使用すれば、多くの場合生産性を高めることができます。
しかし、一方で、なかなかSFA(営業支援システム)の強みを生かせず、解約してしまう企業も多々あります。
そのため、今回は、『法人(中小企業・零細企業)におすすめのSFA(営業支援システム)4選。機能面でおすすめのSFA(営業支援システム)はこれだ!』というタイトルで、中小企業や零細企業におすすめのSFA(営業支援システム)を4つ紹介します。
法人(中小企業・零細企業)におすすめのSFA(営業支援システム)4選。機能面でおすすめのSFA(営業支援システム)はこれだ!
法人(中小企業・零細企業)におすすめのSFA(営業支援システム)を4つ紹介します。
今回紹介する法人(中小企業・零細企業)におすすめのSFA(営業支援システム)は以下の4つになります。
- eセールスマネージャーRemix
- ワンズ営業日報
- UPWARD(アップワード)
- ネクストSFA
①eセールスマネージャーRemix
まず、1つ目は、eセールスマネージャーRemixになります。
eセールスマネージャーRemixは営業シーンでの使いやすさを追求し、ユーザー評価No.1(株式会社ESP総研調べ)を獲得したSFA(営業支援システム)になります。
eセールスマネージャーRemixは、専任コンサルタントにより、営業課題に合わせて導入から定着までのサポートを行い、定着率が96%を誇るため、非常に信頼できるSFA(営業支援システム)と言えます。
eセールスマネージャーRemixの導入企業は5,000社を超え、業種業態を問わず大手から中小に至るまで様々な企業の営業改革を支援していると言えます。
<eセールスマネージャーRemixで利用可能な機能>
eセールスマネージャーRemixで利用可能な機能は、以下の一覧になります。
営業支援部門
- 案件管理(案件ごとに顧客、営業担当者、客先担当者、商品、代理店、見積、売上金額など必要な情報を紐づけて管理することができ、表示項目も自由に設定可能。)
- 商品別案件管理(複数商材を扱う場合の案件管理を簡略化し、納品後のフォロータイミングを自動通知するなど、継続的な企業接点の維持や商談発掘をサポート。)
- 案件シナリオ(受注までのベストシナリオを設定しタスク管理できる機能)
- 商談管理(訪問日や面談者、商品や活動内容など現在どのような商談を行い、どのような進捗があるかが一目で把握で、表形式、文章形式で切り替えも可能。)
- スケジュール管理(社内やチームでスケジュール情報を共有することで、部下の活動状況の把握や上司の同行スケジュール調整などを行う機能)
- 日報管理(営業マンが外出先でスマホやPCから活動報告をするだけで、マネージャーのタイムライン(社内SNS)に知らせが自動投稿されるため、リアルタイムで部下の活動内容を把握することが可能。)
- 予実管理(営業プロセス毎に受注予定金額を積み上げて可視化することができ、グラフからドリルダウンして気になる案件情報の詳細まで深堀分析することが可能。)
- 地図機能(ルート営業や既存顧客深耕を行う様々な業種業界に最適です。地図上で1クリックでの活動報告もできるので、訪問件数が多い営業現場での使いやすさも特長の機能。)
- 顧客情報管理(顧客情報を見るだけで、現在どのような活動が行われどういった進捗にあるのかなど必要な情報を一目で把握することが可能。)
名刺・人脈管理部門
- 名刺OCR・デジタル化(スマホで名刺を撮影するだけで、名刺情報がテキスト化され登録され、面倒な名刺登録の手間を省き、業務効率化をはかることが可能。)
- 人脈管理(名刺情報の管理だけでなく、まだ会えていない人も見える化することができます。次に誰に会わなければならないのかが一目瞭然にすることが可能。)
- タイムライン社内SNS(リアルタイムに情報共有ができるため、上司は部下に迅速な指示出しが可能になり、ネクストアクションに繋げることが可能。)
マーケティング部門
- ターゲティング(各営業担当者の行動量を顧客ランク別にグラフ化できます。戦略通り行くべきところに行っているかの現状把握ができ、改善指示が出しやすくすることが可能。)
- リードナーチャリング(マーケティングから営業活動のデータ連携で、営業の進捗に応じた最適な情報発信ができるようになります。マーケティングと営業活動の最適化を実現することが可能。)
BI部門
- アナリティクス分析(蓄積された顧客や案件、営業活動データ、基幹システムの売上やWeb解析ツール上にあるリードデータなどのさまざまなデータを好きなように組み合わせ分析することが可能。)
ワークフロー部門
- ワークフロー機能(顧客情報、案件情報等のデータを基に各種申請業務が分断されることなく、シームレスにワンシステムでつながったワークフローとなっており、手間が多かった「申請」「承認」「閲覧」の作業工数を大幅に削減することが可能。)
スマホアプリ部門
- スマホアプリ機能(営業現場での使いやすさが特長のスマホアプリ「eセールスマネージャーRemix Mobile」が標準で利用することが可能。)
システム・データ部門
- システム・データ機能(基幹システム・Excel連携バッチ連携モジュールを活用することで、容易に基幹システムと連携することが可能。)
- セキュリティ機能(セキュリティ権限設定やデバイスの端末認証、クラウドで利用の場合の安全性を担保。)
連携ソリューション部門
- マーケティングオートメーション(マーケティングオートメーションMAと連携でき、マーケと営業の連携強化しリードの育成と営業活動の効率化を実現可能。)
- BI(BIツール世界シェアNo.1のTableauと連携できます。様々なシステムのデータを組み合わせて誰でも簡単に分析できるようになることが可能。)
- ストレージサービス(boxやDropboxと連携でき、提案書や画像、動画など容量の大きい情報共有も簡単に行うことが可能。)
- 経費精算(訪問スケジュールから自動で交通費を精算できます。面倒な事務作業の時間を削減し営業コア業務に集中できることを可能にする。)
- ワークフロー(見積書や稟議書の作成、承認申請が案件情報画面から簡単に行えるようになります。金額や案件名などの2重登録をする必要もなく業務効率化の実現が可能。)
- CTI(コールセンター/CTIシステムと連携することで顧客との通話・接点履歴を自動共有でき、リアルタイムに確認できます。営業対応のスピードUPや共有・2重登録などの手間を削減することが可能。)
- スケジュール(さまざまなグループウェアと連携でき、それぞれのシステムに2重登録する必要性をなくせる。)
- 名刺管理システム(sansanとの連携ができ、名刺情報を活用した更なる営業力強化が可能。)
- 手書き入力(手書き入力機能を日報や活動報告に使え、タブレットでプレゼンした際でも、訪問先でのメモをテキスト化し簡単に取り込み可能。)
②ワンズ営業日報
2つ目は、ワンズ営業日報になります。
ワンズ営業日報は、一般的な営業日報・SFA機能はほぼ全てを網羅するSFAになります。
特に、任意のExcel雛形にシステム内のデータを出力することが可能で、システム導入後も今までと変わらない形で出力ができる点、専門的な知識は不要で簡単に報告書が作成できる点は魅力といえます。
ワンズ営業日報の価格は3,600円~/月(1ユーザー)になります。
<ワンズ営業日報で利用可能な機能>
ワンズ営業日報で利用可能な機能は、以下の一覧になります。
スケジュール管理機能
- 月、週、日表示
- ビューユニットによるグルーピング表示
- 表示件数制限
- 予定、ToDo入力
- 商談報告、営業日報入力
- 独自アプリ入力
- 訪問済み予定の表示
- 予定の時刻前にメールで通知
- 状況マスタ凡例表示
顧客情報の管理機能
- 検索
- 顧客情報の追加、変更、削除
- 顧客データのExcel出力
- ファイル添付
- リピート商品管理
- 閲覧制限
- 顧客マスタの変更履歴
- 顧客情報のインポート
- 一括データ更新
- 一括データ削除
情報共有機能
- 商談報告の受信
- 営業日報の受信
- 未読・既読整理
- 報告先の未読・既読の確認
- 掲示板
- 単方向型、双方向ディスカッション型未読既読管理
- ファイルキャビネットのバージョン管理、ダウンロード状況
- メール連絡の応答の強制、コメントBCC
検索機能
- 商談報告検索
- 商談報告画像検索
- 営業日報検索
- リピート商品検索
- 独自アプリ検索
- カスタマイズレポートによる検索
商談報告・営業日報機能
- 入力、報告
- 案件の継続入力
- 商談履歴
- 画像表示
- ファイル添付
- 閲覧者履歴
- 閲覧制限
- 次回予定の作成
- コメント入力
- 報告先へのお知らせメール
メール本文へのリンク挿入 - 撮影ロケーションの画像割当(商談)
③UPWARD(アップワード)
3つ目は、UPWARD(アップワード)になります。
UPWARD(アップワード)は、Salesforce.comのマルチテナント型クラウドプラットフォーム「Force.com」を基盤として採用したクラウドサービスです。
また、世界で15万社以上が利用されているSFAであり、SFAのグローバルスタンダードと言えます。
UPWARD(アップワード)は、外部システム同士がデータで連携しているわけではなく、アプリケーションそのものがSalesforce上で動作しているため、拡張性や柔軟性に優れており、多くのセールスフォースユーザに選ばれているサービスとも言えます。顧客情報を管理するクラウドCRMと地図・位置情報(GPS)を連携させることで、訪問営業の生産性を向上させることができます。
<UPWARD(アップワード)で利用可能な機能>
UPWARD(アップワード)で利用可能な機能は、以下の⑴〜⑺の機能です。
⑴スケジュール作成機能
フィールドセールスに欠かせない”訪問する”業務。簡単に効率的なルートで訪問計画を立てられる機能がUPWARDサジェストです。単純なルート検索ではなく、CRMの顧客情報と連携し、顧客の属性などによってあらかじめ訪問先を絞り込んで、 優先度 と 移動時間”を考慮した計画を作成することができます。
⑵現在地の把握
メンバー機能を利用すれば、担当者の最新の位置情報と活動のステータス状況を確認することができます。お客様から問合せがあった場合に、近くの担当者を確認して、対応を依頼することができます。
⑶Chatter連動
顧客訪問の結果はChatter(社内SNS)に連動し共有されます。共有の手間を省くだけでなく、お客様訪問結果や相談事に対して、フィードバックを交換する場としてコミュニケーションを活性化します。
⑷エリア分析
エリア単位での集計結果を地図上で可視化。売れ筋商品構成や、数値傾向などを把握することができます。データが持つ属性を視覚的に表現できるので、地域的な特性をみながら簡単に営業計画を立てることができます。
⑸ジオコーディング
登録された住所情報は、定期的なジオコーディング処理により、自動的に緯度・経度変換処理が行われ、そのまま地図に表示することができるようになります。レコード数が数万レベルでも短時間での処理が可能です。
⑹セッション制御
スマートフォン・タブレットから利用する場合、特定のIPアドレスからのみに制限することができます。VPN網と組合せることで、支給済みの端末からのみアクセスできるようにしてセキュリティを強化できます。
⑺データ更新
別システムで管理している情報もCSV形式のファイルをブラウザ上で、簡単にUPWARDに取り込むことができます。またCSVやExcelなどにデータを吐き出すことができ、情報の有効活用ができます。
④ネクストSFA
4つ目は、ネクストSFAになります。
ネクストSFAは、シンプルなインターフェイスで入力しやすく、営業履歴から次の最適なアプローチをサポートし、タイミングを逃さない提案を可能してくれるSFAで、登録している端末でれば、いつでもどこでもリアルタイムに情報が確認できます。
また、ネクストSFAはエンジニアを使った初期構築など、複雑な設定は必要なく、必要書類だけ準備できれば、簡単なユーザー登録等を済ませてすぐに使用することができます。
運用が定着するための使い方説明会、運用相談など、利用状況にあった内容でサポートしてくれるため、初心者にはおすすめのSFAです。
<ネクストSFAで利用可能な機能>
ネクストSFAで利用可能な機能は、以下の一覧になります。
行動管理系
- 行動予定、タスクをスケジューラーで一括管理
- 月間行動量の予定とその実績の進捗を一覧で確認
- お知らせ、タスク登録もファイルとともに可能
案件管理系
- 案件のフェーズ別の売上予想をタイムリーに把握
- 見積書などのファイルもラクラク一緒に管理
- コメント機能でスピーディな意思決定を実現
受注管理系
- 受注案件の継続状況、トータル売上などを簡単に把握
- 案件化から受注までの行動量の履歴をグラフで確認
- 受注情報として必要な項目を自由に追加可能
アプローチ管理系
- 現在の新規開拓状況が一目で分かる
- マイルストーン形式で、アプローチの状況が一目でわかる
- 条件を細かく絞ってデータ出力が可能
日報・報告書系
- 1日何をしたのか自動で報告書が出来上がる
- ファイル添付やコメントを付けて共有することが可能
- 特定の日にちのデータを生成することも可能
データ分析系
- 常に見たいデータの固定が可能
- 見たいデータのみを並べて分析が可能
- 条件を細かく絞ってデータ出力が可能
メール一括配信系
- 設定した特定のリストに対して一括でメール送信可能
- メールの開封率や開封者情報を取得可能
- 効果的なメールマーケティングをサポート
マイページ系
- よく見るデータやよく使う機能等を自分のマイページに設定可能
会計ソフト連携系
- 提案している商材の見積書を作成可能
- 受注した案件の請求書を作成可能
- 作成した請求書を元に、入金や消込の管理が可能
名刺管理ツール連携系
- 名刺管理ツールのデータをそのままSFAに取り込み可能
- 取り込んだ担当者データを一覧で表示可能
Google Calendar連携系
- 簡単な連携設定
- SFAで登録したデータをGoogleカレンダーにも反映
Gmail連携系
- 簡単な連携設定
- SFAを開かずにメールの履歴を登録可能
セールスマップ機能系
- 訪問すべき企業が簡単に検索・マッピング可能
- 地図上からすぐに活履歴登録が可能
Microsoft Outlook 連携系
- ネクストSFAに登録するだけでOutlook予定表にも反映
- ネクストSFAを開かずにOutlookメールの履歴を登録可能
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、『法人(中小企業・零細企業)におすすめのSFA(営業支援システム)4選。機能面でおすすめのSFA(営業支援システム)はこれだ!』という記事のタイトルで、法人(中小企業・零細企業)におすすめのSFA(営業支援システム)を4つ紹介しました。
今回、紹介した4つのSFA(営業支援システム)はそれぞれ、違う機能を持っていることがわかっていただけたと思いますが、機能面だけでなく、もちろん料金なども異なります。
そのため、自社でSFA(営業支援システム)の導入を考えている場合は、機能面を中心に様々な視点からSFA(営業支援システム)を比較し、検討することをおすすめします。